かしこいお水の飲み方&選び方

かしこいお水の飲み方&選び方

使い方次第で、アンチエイジングやダイエットも可能!

~頑固なむくみ解消編~

 

トータルケアリストのトパーズ谷川です。

皆さん、お水は好きですか?そして、お水を上手く健康活用していますか?

実はお水は、飲み方や選び方をちょっと工夫するだけで、身体に素晴らしい変化をもたらしてくれるのです。

 

そんな賢いお水の飲み方&選び方。

今回はお悩みの方多いむくみ解消についてご紹介いたします。。

 

実はむくみは『水分不足』が原因だった!?

ここで一つ、皆さんに質問ですが、そもそもむくみの原因ってなんだかご存知ですか?

 

甘い物の食べ過ぎ?
塩分の摂り過ぎ?
お酒の飲み過ぎ?

いえいえ、実は一番の原因は『水分不足』なのです!

 

では何故、水分不足がむくみの原因になるのか?まずはむくみのメカニズムについて、簡単にお話ししましょう。

 

 

身体がむくむメカニズム

身体がむくむ原因、それは「細胞の代謝が悪くなっている」ため。

本来ならば汗や尿として排出されるべき老廃物が、身体の至るところに蓄積したまま、とどまってしまっている状態なのです。老廃物は、読んで字の如く身体の廃棄物。
それらは本来、体内水分と一緒に流される物なのですが、身体が水不足状態だと排出はできません。

私達の身体にとって水分は命の源ですから、水分が足りなけれは身体は水分を確保しようとします。
もし体内に汚れた水しかなければ、その水は再利用されてしまうのです。

つまり水分不足になると、汗や尿などの老廃物にまみれた汚水が、全身を駆け巡ることになるのです!

ちょっと考えるだけでも、ゾッとしますよね?

 

一番水分不足が起きやすいのは、大量にお酒を飲んだ時です。

お酒には利尿作用が多く含まれてます。それだけではなく、お酒を分解排出するにも、大量の水分を使用します。

よく、「お酒を飲んだらその倍の量のお水を飲め」と言われていますが、まさにそれくらい飲まないと、身体はあっという間に水分不足状態に陥るからなのです。

 

ここまでくれば、何故お酒を飲んだ次の日、身体がむくむのかがわかります。

もちろん、お酒だけではなく、お酒に合うおつまみには塩分が高いものも多いため、塩分過多でむくんでいる場合も多いです。塩分を多く摂ると身体がむくむのは、身体には塩分濃度を一定に保つ働きがあるから。

この場合は、塩分が余計な水分を蓄えてしまっている状態です。余計な水、つまりいらない老廃物という名の水分ですね。

 

更に、筋肉量が少ない人ほど、水分を蓄えることができません。これは組織によって蓄えられる量が異なるから。

ちなみに組織ごとの蓄えられる量は、筋肉は約75~80%、皮膚でも72%、しかし脂肪はとなると、たった10~30%しか蓄えられないのです。

 

男性に比べて女性がたくさん水を飲むのも、むくみやすいのも納得ですよね。

 

 

むくまない身体をつくるお水の飲み方&選び方

お水は、必ずナチュラルミネラルウォーターと書かれたものを選んでください。

残念ながら、水道水を飲むのはお勧めしません。その理由は、水道水には腸内細菌を殺してしまう塩素が、大量に含まれているからです。

一度加熱沸騰させれば大丈夫!と思われがちですが、残念ながら沸騰させてしまうと更に塩素濃度が上がり、一緒に大切な酸素なども無くなってしまいますので、却って危険です。

非加熱であることも必須条件ですので、ナチュラルミネラルウォーターを選びましょう。

 

 

むくまない身体をつくるお水の種類

むくまない身体をつくるお水は、ずばり!『血流を良くするお水』です。そんなお水あるの!と驚かれる方がいるかもしれませんがあるんです。

それは、カルシウムやサルフェートを多く含むナチュラルミネラルウォーター。

大体100~300mg/lの中硬水が良いです。

カルシウムには、血管を柔らかくして血流を良くしてくれる効果。サルフェートには老廃物の排出を促してくれる力が強いため、むくみには最適のお水なのです。

ここで一つ注意なのが、サルフェート300mg/l以上の硬度があるお水になると、利尿作用が働き過ぎて逆効果になりますので、お気を付けください。

 

日本のナチュラルミネラルウォーターよりも、フランスなど海外のナチュラルミネラルウォーターに含まれていることが多いです。

もちろん日本にも存在していますが、自動販売機やコンビニなどで容易に買えるのは、海外の中硬水です。

気になりましたら、ぜひ検索してみてください。

 

 

一日に適正な水の量

体調や体質にもよりますが、大体1.5~3Lまで。もともと水を飲む量が少ない方は、500mlずつ様子を見ながら、少しずつ増やして下さい。

3L以上飲むことは、あまりお勧めしません。水分過多な生活をすると、体液や血液が薄まり、命の危険がありますのでご注意を。

 

 

飲む時間帯

一番最適なのは、朝一番の起き抜けから夕方くらいまで。

夜20時以降は、身体がお休みタイムに入る時間なので、中硬水ではなく軟水をお勧めします。

何故なら、中硬水~硬水は覚醒作用があるため、よく眠れなくなってしまう場合があるからです。

 

 

一回に飲む最適な量

コップ一杯、約200mlくらいをこまめに飲む。

一気にがぶ飲みしてしまうと腎臓に負担を強いてしまい、せっかく飲んでも身体を巡る前に排出することになります。

一番は、とにかくちょこちょこ飲むこと!

私は食前食後、トイレに行った後など、必ず飲むようにしています。

仕事中は、ふと顔を上げた直後などですね。

常にデスクやテーブルに、ペットボトルやミネラルウォーターを入れたコップを置いておくと、こまめに飲めるようになります。

 

 

飲み方を注意する必要がある人

腎臓に疾患がある方、もしくは医師に水分摂取量を制限されている人は、お気を付けください。

むくみは、腎臓機能の低下によっても起こります。

腎臓の弱い方が、ミネラル含有量が豊富なお水を飲むと、却って負担になってしまいます。

お水を飲んでいても一向にむくみが取れない場合は、一旦飲むのを止めて、速やかに一度お医者さんへ行って検査をすることをお勧めします。

 

 

お水以外の水分はNG!

残念ながら、お茶もコーヒーもジュースも、体内に入ったら、一度『分解』する必要があります。その際、必ず体内水分が使われてしまうのです。

よく、友人と楽しくお喋りをしながらお茶を何杯も飲んでいるのに、何だか喉が渇いたまま癒されない…なんて経験、ありませんか?

まさにその瞬間、身体は水分を取っているのに水分不足という、本末転倒な状態に陥っているのです。

けれど、お水は『分解』という工程が行われないため、速やかに身体に吸収され、排出されます。

身体に負担を掛けないためにも、普段からお水をたくさん飲んで、お茶やジュースは嗜好品としてお楽しみくださいね♪

 

 

まとめ

  • お水は非加熱の『ナチュラルミネラルウォーター』を選ぶ
  • 一日2L~3L飲む習慣をつける
  • お水はなるべくすいぶんかうんとしな中硬水を選ぶ
  • お茶やジュースは嗜好品として適度に楽しむ

 

お水は私たちにとって、生命維持にも欠かせない、とても大切なもの。

毎日飲むものだからこそ、ちょっと飲み方を気を付けてみたり、自分の体質に合ったお水を選んでみると、身体にどんどん変化が出てきます。

 

まずは一か月間、試してみてください!

nana
トパーズ谷川
心身トータルケアリスト