食べないと太る!?しっかり食べて痩せるダイエット方法

食べないと太る!?しっかり食べて痩せるダイエット方法

ヘルスボディデザイナーの宮澤です。

私はトレーナーとしてフィットネスクラブで日々多くの方のカウンセリングを行っています。

ダイエットを志して来られる方の多くが、今まで自己流で何かしらのダイエットを試みたことがある。という方が多いですが、その中でも【食事を抜く】いわゆる食べないダイエットをしていた方たちがとても多いです。

実はこの食事を抜くダイエットというのは、最もリバウンドを招き、失敗に終わってしまうダイエット方法なのです。

 

何故リバウンドしてしまうのか?

人の体は、日々活動をする際には糖質(炭水化物)をエネルギー元にして動いています。

車で例えると、走るにはガソリンがいるのと同じです。

その活動する際に必要なエネルギーの

糖質が体に入ってこなくなると、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出します。この筋肉が分解されてしまうというのが、ダイエットをする時に一番避けたいところなのです。

筋肉は体の脂肪燃焼工場のような役割をしており、筋肉の量があればある程代謝は高く、脂肪の燃やしやすい体、食べても太りづらい体になります。その筋肉が分解されて減ってしまうということは、脂肪燃焼工場が小さくなり、以前の体よりも代謝が低い体になってしまうのです。

代謝が低くなっている状態ですから、以前と同じ量の食事を食べただけでも太りやすくなってしまいます。

ではどうしたらよいのでしょうか?

 

食きちんと食べる

食事を一食抜いたりせずに朝、昼、晩と3食なるべく食べましょう。3食食べることで上記のような筋肉を減らしてしまうことを避けられます。

食事のバランス

以下の食材が、1食の中でテーブルに1品ずつあるような食事が理想です。

  • 体のエネルギー元になるお米やパン、麺類などの炭水化物。
  • 筋肉の元になる鶏や牛肉、豚肉、魚などのタンパク質。
  • 体調や肌の調子などを整えてくれる野菜類のビタミン・ミネラル。

 

焼き魚定食のようなものをイメージしてもらえると良いです。おにぎりだけとか、野菜だけ、にならずにバランス良く食べることが健康的にダイエットをしていく上での土台になります。

 

体重計に毎日乗る

バランス良く食べることを意識した上で、ダイエットですので脂肪の量を減らしていかなければなりません。

脂肪を減らすには自分のカロリー収支がどうなっているのかを意識することが必要です。

 

「食べたカロリー < 消費したカロリー」 になっていると脂肪は減っていきます。

カロリー収支がどうなっているかを計算するのは面倒なので、オススメのやり方は毎日体重計になることです。(朝測ること)

ここ数日間で体重が変わっていないのであれば、あなたのカロリー収支は、

食べたカロリー = 消費カロリー

体重が増えていれば、

食べたカロリー > 消費カロリー

体重が減っていれば、

食べたカロリー < 消費カロリー

の状態です。

朝測った体重を手帳や、カレンダーなどに記録しておくことをオススメします。

最初は少し億劫かもしれませんが、毎日記録をしていくと、自分がどれだけの量を食べたら体重が増えて、どれだけ減らしたら減っていくということがだんだんと見えてきます。

 

好きな物も食べられる

人の代謝は一日の中で変化します。朝の日の出とともに昼に向けて徐々に高まっていき、夜日没すると代謝も低くなります。

つまり同じ物を食べても、太りやすい時間と太りづらい時間があります。

ラーメンや、揚げ物などお好きな方も多いかと思いますが、

一般的にはダイエット中にNGなこういった食事も、代謝の一番高い昼の時間帯ならたまには食べても大丈夫です。

また夜は代謝が一番低い時間帯で、これから寝るだけという場合は、活動するためのカロリーはたくさんは必要ないので食事の量も少なめ、特に炭水化物の量を減らすとダイエットは上手くいきやすいです。

 

 

いかがでしたか?

ダイエットに緊急性があったり、ストイックに頑張ってしまう方ほど食事を抜いて痩せようとしてしまう。

それで苦しんでしまう方にたくさん出会ってきたので、今回は健康的にダイエットをしていく第一歩として、食べるダイエットのオススメでした。

是非やってみてくださいね!

nana
宮澤 誠治
ヘルスボディデザイナー