朝、起きて「体が重い」「だるい」と感じたことはありませんか。その原因は「むくみ」かもしれません。しかし顔や手足にむくみがあっても、そのまま放置する方も多いのではないでしょうか。
「そのうち治るだろう」と放置しがちなむくみですが、そのままにしておくと血流が滞り皮膚トラブルや代謝の低下など体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。むくみは放置せずにその日のうちに解消できるよう心掛けましょう。
むくみに困っている方におすすめなのは「昆布水」です。この記事では「むくみ」とは何か、むくみの原因とメカニズムを解説し、解消するためにおすすめの昆布水について紹介しています。昆布水の作り方や飲み方・おすすめのタイミングを知り、ぜひむくみ解消方法の参考にしてみてください。
むくみとは?原因とメカニズムを知ろう
むくみとは、皮膚の下に余分な水分が蓄積された状態のことです。むくみの原因は生活習慣や食生活などさまざまです。
体の中では動脈から出た水分がリンパ管を通って静脈に回収されます。しかし、何らかの原因で処理がうまくいかずに体の水分のバランスが崩れると「むくみ」として表れます。これがむくみを作るメカニズムです。
そもそも「むくみ」とは何か
むくみとは「浮腫」とも呼ばれ、皮膚の下に水分が溜まり内側から押されて膨らんだ状態を指します。一般的には腫れているような状態で、顔や腕・手指・ひざ下からつま先によく見られます。重力の影響があるため、膝より下は特に発生しやすい部位として挙げられます。
主な原因は水分・塩分・血行不良
むくみを引き起こす主な原因は、水分不足・塩分過多・血行不良が考えられます。
- 水分不足
一見、水分を摂りすぎるとむくみを起こすと思われがちですが、実は水分不足が原因とされています。体の水分が不足すると脱水症状になり、細胞が水分を溜めこもうと働くためにむくみを引き起こしてしまいます。 - 塩分過多
食事から塩分を過剰に摂りすぎることも原因の1つです。体内には塩分を一定に保つ機能があります。そのため塩分を多く摂取すると、体内バランスを整えるために塩分を薄める反応が起こり水分を溜めこむようになります。 - 血行不良
長時間同じ姿勢で過ごすことや、冷えが原因で血流が悪くなることもむくみの原因となります。筋肉の動きによって促進される血流は、動かないと滞ります。また、冷えからの血管の収縮で血行不良が見られることもあります。
これらから静脈がせき止められて血管の圧力が上昇し、細胞へと染み出す水分量が増加することによってむくみが発生します。
日常でできるむくみの予防法
前述の通り、むくみには食生活や生活習慣が大きく関わっています。
日常の中でできるむくみの予防法として、水分不足にならないようにこまめに水分補給をすること、塩分を摂りすぎているときは減塩を心掛けることが挙げられます。
また、立ち仕事やデスクワークなど同じ姿勢で過ごす時間が長い場合、定期的にストレッチをして筋肉を伸ばすことでむくみを解消できます。
むくみに効く食べ物・飲み物とは
食材の栄養素からむくみを解消する方法もあります。こちらではむくみに効くカリウム・マグネシウムなどや、それを含む食べ物・飲み物について具体的に紹介します。
カリウム・マグネシウムなどの栄養素
塩分を摂りすぎてむくみがある場合、カリウムやマグネシウムなどの栄養素が効果的です。カリウムには体内のナトリウム(塩分)や水分を排出する作用があり、むくみ解消に役立ちます。
マグネシウムは体内のナトリウム量を調整し、血液循環を正常に保つために余分な水分を排出する利尿作用があります。その他、たんぱく質やビタミンB群にも体内水分の代謝を助ける働きがあります。
むくみ解消に効果的な食べ物・飲み物
カリウムは野菜や果物に多く含まれています。マグネシウムは海藻類・ナッツ類・魚介類から摂ることができます。ビタミンB群が摂れる肉・魚などのたんぱく質や、豚肉・卵もむくみ解消におすすめの食材です。
また、水分補給として白湯やホットレモンウォーターを用いると代謝の促進が期待できます。その他にカリウムを含む豆乳・牛乳、利尿作用のある緑茶・紅茶もむくみ解消に効果的です。ただしカフェインの過剰摂取はむくみの悪化につながる可能性があるため、適切な量を飲むことが大切です。
そして、むくみに効果のある食材として「昆布」もおすすめです。昆布はカリウムを豊富に含み体内の水分バランスを整えます。「昆布水」にすると利尿作用の働きも発揮します。
昆布に含まれる栄養素と効果
身近にある昆布ですが、実は豊富な栄養素とさまざまな健康効果を持っています。実際にどのような栄養素が含まれていてそれによる健康効果とは何か、こちらで詳しくお伝えしていきます。
昆布に含まれる主な栄養素とは
- 食物繊維
昆布にはアルギン酸やフコイダンという食物繊維が含まれており、体内のコレステロールや血糖値の上昇を抑制し、緩やかにする働きがあります。また、整腸作用があるため腸の働きを活発にして腸内環境を整えることにより便秘の解消や予防にも役立ちます。 - ミネラル
昆布に含まれるヨウ素は新陳代謝を促す栄養素で、肌の健康や美容に効果があります。カリウムはむくみを解消するため、高血圧の予防につながります。カルシウムも含まれており骨や歯の健康を維持します。 - その他
昆布の中のラミナランという栄養素は美肌効果や免疫向上に作用します。また、旨み成分であるグルタミン酸は、食欲増進だけでなく消化も助ける役割があります。
昆布の栄養による健康効果とは
- 生活習慣病の予防
昆布に含まれる栄養素により高血圧・糖尿病・高脂血症など生活習慣病の予防に効果が期待できます。 - ダイエットなどの美容効果
低カロリーで歯ごたえのある昆布は、よく噛むことで満腹中枢を刺激します。また、満腹感を与える栄養素も含まれているのでダイエットにおすすめです。美肌効果も期待できて美容にもよい食材です。 - ストレスの軽減
昆布に入っているカルシウムは、ストレスを抑えて精神を安定させる作用があるといわれています。
昆布はむくみ解消にも役立つ
昆布はカリウムが豊富で利尿作用があるため、体内の余分な水分を排出してむくみの解消に役立ちます。また、水溶性の食物繊維によって便秘を解消することもむくみ対策として挙げられます。
昆布水とは?基本の効果と特徴
昆布水とは、昆布を水に浸けて成分を抽出したもので昆布の栄養素が凝縮された水です。簡単に作れてそのまま飲む・アレンジ・料理と自由に活用できます。幅広く使える昆布水の基本の効果と特徴について紹介します。
昆布水がむくみに良い理由
昆布にはカリウムやマグネシウムなどミネラル成分がバランスよく含まれています。これらの栄養素が凝縮された昆布水は、体内水分調整や利尿作用に働きかけてむくみの解消へとつながります。
肌・腸・代謝への効果も
昆布水は肌・腸・代謝への効果もあります。
- 肌
昆布の栄養素により体内の水分バランスが整うと乾燥しがちな肌に潤いを与えます。「フコキサンチン」という成分は紫外線からの肌へのダメージを和らげる効果があるといわれています。 - 腸
昆布特有のぬめり成分である「アルギン酸」「フコダイン」は腸内環境を整えます。アルギン酸は腸の中で脂肪分と結合し、便と一緒に排出されます。便通をよくして腸の健康を助けます。 - 代謝
昆布にはカルシウム・カリウム・鉄・ヨウ素など血流を改善するミネラルが豊富です。色素成分であるフコキサンチンは脂肪の燃焼を促進し、アルギン酸はエネルギー代謝の効率をよくする効果があります。
昆布茶との違いについても解説
昆布茶と昆布水は製造方法や味が異なります。昆布茶は昆布を乾燥させて粉末状にし、塩や砂糖など調味料を加えて作られます。そのため、風味豊かで飲みやすい味になっています。昆布水は昆布を水に浸けて作られ、味は旨み成分が溶けだしたシンプルなものです。
また、それぞれの用途も異なります。昆布茶は調味料が使用されているため、塩分が多めであることから料理の風味付けに活用されます。昆布水は塩分をほぼ含まずに栄養素のみ凝縮されており、健康維持のための飲料として適しています。
むくみ対策に最適な昆布水の作り方
むくみの対策に最適な昆布水ですが、実際どのように作るのか気になりますよね。ここでは昆布水の基本の作り方と保存方法についてお伝えします。
必要な材料と選び方
昆布水に必要な材料は「昆布」と「水」です。ではどのようなものを選べばよいのでしょうか。品種・製造方法・等級・水についてお伝えします。
- 品種
昆布を水に浸けたときに栄養素を抽出しやすいものを選びます。羅臼昆布・真昆布・利尻昆布・カゴメ昆布が当てはまります。それぞれ風味が異なるのでお好みのものを使用しましょう。 - 製造育成方法
昆布の育成方法は天然・養殖・促進栽培の3種類あります。どれも昆布水を作ることができますが、こだわるのであれば育成期間が長く栄養素の多い「天然」または「養殖」の昆布を選ぶとよいでしょう。 - 等級
昆布は品質から等級に分けられます。等級が低いと栄養素が少ない傾向があるため、3等級以上の昆布がおすすめです。 - 水
昆布の栄養素の抽出力を高める水は「軟水」です。また水道水ではなくミネラルウォーターやウォーターサーバーのものが昆布水と相性がよいとされています。
昆布水の基本の作り方
- 材料
昆布の「葉」10gに対して水1リットル
昆布の「根」1個に対してコップ1杯 - 基本の作り方
①昆布を必要なサイズにカットし、表面の汚れをかたく絞った布ふきんで落とす。
②昆布の下に切り込みを入れる。※栄養素が抽出しやすくなります。
③フタのできる容器に昆布と水を入れ、冷蔵庫で8~12時間ほど浸けおきする。
④最後に昆布を取り出して完成。
日持ちと保存方法の注意点
昆布水は冷蔵庫で3~4日ほど日持ちします。衛生面を考慮し必ずフタ付きの容器で冷蔵保存しましょう。昆布は長く浸けすぎると水が濁ったり海藻臭さが出てきますので忘れずに取り出します。
昆布水の飲み方とおすすめのタイミング
昆布水は簡単に作ることができて便利な健康飲料水ですが、飲みすぎは禁物です。1日に飲む目安の量や健康維持のためのおすすめのタイミングをご紹介します。
1日に飲む目安量と飲み過ぎによる注意点
昆布水は1日あたりコップ1杯(200ml)が目安です。飲み過ぎてしまうと食物繊維の過剰摂取による下痢やヨウ素の過剰摂取により甲状腺機能障害のリスクが高まるので注意が必要です。
ヨウ素の摂取推奨量は成人の場合、1日あたり130ugです。また習慣的に摂取する場合、1日あたりの上限量は3000ug以下と定められています。乾燥した昆布には100gあたり約13万ug(0.13mg)のヨウ素が含まれています。
昆布水のコップ1杯あたりのヨウ素含有量は昆布の種類や水加減によって異なりますが、適切な摂取量を守って健康維持を心掛けましょう。
昆布水をそのまま飲む場合の味や飲みやすさ
昆布水は水分補給としてそのまま飲むことができます。タイミングは朝一番に飲むとデトックス効果が期待できておすすめです。
飲んだ後の口の中に残る旨みは口寂しさを紛らわす味である一方、昆布成分からの磯臭さが苦手な方は飲みづらいと感じることもあります。そのようなときは水の分量を増やして濃度を調整すると飲みやすくなる場合もあります。
昆布水のアレンジレシピ&活用方法
昆布水はそのまま飲むだけでなく、さまざまなアレンジが楽しめます。昆布の旨みは老若男女に好まれる味であり料理に幅広く活用できます。昆布水のアレンジレシピや活用方法を紹介します。
レモンや生姜で味に変化をつける
昆布水にレモン汁を加えて風味をつけます。昆布特有の海藻の香りを解消してすっきりとした口あたりになり飲みやすくなります。また、昆布水を作るときに太めの千切り生姜を一緒に浸けると、生姜昆布水になります。さっぱりとした味でお酒を飲み過ぎたときや食欲がないときにもおすすめです。
スープ・炊き込みご飯などへの活用例
鍋に昆布水を入れて野菜などと加熱・味付けするとスープとして食べられます。また、炊き込みご飯を作る際に水ではなく昆布水で炊くと、栄養素が加わるとともに素材のおいしさをより一層引き立てます。昆布水はクセがないため、どのような料理や味付けにも合います。
余った昆布も無駄なく使える工夫
昆布水から取り出した昆布も栄養素が豊富であるため、工夫すると捨てずに無駄なく使えます。食べやすい大きさにカットしてから甘辛く煮て佃煮にしたり、大豆と一緒に煮るとおかずにもなります。
本記事では昆布水の作り方や摂取量の注意点、むくみと肌への効果などについてお伝えしました。昆布は馴染みのある食材であり、その旨みからはホッとする安心感を得られる日本の味です。
おいしさだけでなくむくみ解消や美肌作用など、さまざま健康効果を期待できる万能食材です。今回の情報を毎日の健康維持にお役立ていただけましたら幸いです。
そもそも顔のむくみの原因とは?
顔のむくみは、細胞の中にある体液「細胞内液」と細胞の外にある体液「細胞外液」のバランスが崩れ、「細胞外液」が多くなってしまうことで生じます。
この「細胞外液」は血漿(けっしょう)と間質液によって構成されており、酸素や栄養素を細胞に届け、二酸化炭素や老廃物を血管に戻す作用があります。
「細胞内液」と「細胞外液」のバランスが崩れる原因は主に4つあります。
1つ目は水分と塩分のとりすぎによるものです。水分や塩分をとりすぎると血液の流れる圧力が高くなり、血管からしみ出す水分(細胞外液)が増えます。
2つ目は栄養不足によるものです。血液内の栄養が少ないと水分を血管内に保つことが難しくなり、血管の外(細胞外液)に水分が増えます。
3つ目は長時間同じ姿勢でいることです。長時間寝た状態でいると立っているときに比べ、重力の関係で水分が溜まりやすくなります。
4つ目はリンパ管の流れの悪化です。細胞外液の水分はリンパ管を介して血液内に戻します。このリンパ管が老廃物などによって流れが悪くなると細胞外液に水分が溜まったままになってしまいます。
顔のむくみを解消する方法を解説!
顔のむくみを解消するには「食事面」「血行促進面」からのアプローチが有効です。
食事面では、水分・塩分のとりすぎを控え、バランスのよい食事を摂るようにしましょう。細胞外液に過剰な水分を溜め込むことを予防できます。また、カリウムやビタミンを摂取することで水分の排泄を促すことができます。
血行促進面では、長時間同一の姿勢でいることを避け、入浴や軽い運動をしましょう。重力やリンパ管の流れの滞りに対処することができます。特に顔のむくみに関しては、よく喋り、よく笑うことも効果的です。
顔のむくみに良い成分・その効果をまとめました!
顔のむくみに良い成分、またその効果について紹介します。
カリウム
塩分を排出する効果があります。また利尿作用により、余分な水分が排出されます。
カリウムを多く含む食材:バナナ、リンゴ、きゅうり、ほうれん草、昆布、野菜ジュース
ビタミンB6
体内の水分を調整する機能があります。
ビタミンB6を多く含む食材:かつお、まぐろ、レバー
ビタミンE
体内の塩分を尿中に排泄します。また血流を改善する働きがあります。
ビタミンEを多く含む食材:ナッツ、かぼちゃ、モロヘイヤ
クエン酸
リンパ管内の老廃物を分解・排出します。また水分代謝を助ける働きがあります。
クエン酸を多く含む食材:レモン、酢、梅干し
タンパク質
血管内の栄養となります。
タンパク質を多く含む食材:肉類、魚類、大豆製品、卵
海外製の顔のむくみ向けサプリメントはどう?
今は、国内外に限らず様々なものをインターネットで買うことができる時代です。AmazonやiHerbといったサイトで海外のサプリメントを購入する人も増えています。
海外のサプリメントは、日本のものに比べて成分を多く配合しているといったメリットがあります。また海外ではサプリメントに対する需要が高く、企業の価格競争も活発なことから安く購入ができます。
アメリカではDSHEA法により、サプリメントに成分表記や品質基準が義務づけられており、製品になるまでに厳しい試験や審査が行われます。このことから品質や安全性は高いと言えます。
しかし、海外のサプリメントは1錠が大きく飲みにくいといったデメリットもあります。また、サイトの商品説明が英語で書かれていて成分が分からないものもあるため、事前に調べておくことが大切です。
顔のむくみ向け市販サプリメントのおすすめ3選!口コミ・評価はどう?
顔のむくみ向けの海外のサプリメントについて紹介します。
8種類の異なるカリウムを配合、SourceNaturals、ウルトラ・カリウム 99mg
体へ吸収しやすい8種類のカリウム99mgに、カリウムの吸収を助けるビタミンCを配合しています。8種類のカリウムが体にしっかり吸収されることで、体内の水分バランスを整えます。
1日1錠をお飲みください。
口コミ
・年中浮腫みやすかったですが、これを飲んで数日で効果を実感できました(30代女性)
・血圧の気になる主人へ購入、傍目にも顔のむくみがなくなったのが分かりました(40代女性)
・毎朝まぶたが重く鏡を見るのが憂鬱でしたが、飲んだ翌朝はスッキリしてます(40代女性)
体内の水分バランスを整える、SourceNaturals、カリウム・マグネシウム・ビタミンC
塩分を体外に排出するカリウム、腸内の水分バランスを整えるマグネシウムを配合しています。また、体内への吸収を助けるビタミンCをプラスしています。疲れにくく、すっきりした体作りを応援します。
1日2回、1回につき1~2錠をお飲みください。
口コミ
・塩分が多い食事の後など、飲むと尿の量が増えてスッキリします(40代女性)
・むくまないことがこんなに軽く楽なものと感じられて、本当に嬉しいです(40代女性)
・朝の顔のむくみが幾分マシになった気がします。ないと不安になります(20代女性)
老廃物や余分な水分の排出に、Natrol、ウォーターピル
むくみに効果的なカリウムのほか、ブチュ、ウワウルシなど利尿に働きかける薬用ハーブをブレンドしています。老廃物や水分を排出することで、スッキリとした体内環境をサポートします。
1日1回、1回につき2錠をお飲みください。
口コミ
・3週間近く続けてみた結果、朝起きてすでにむくんでいる頻度はかなり減りました(30代女性)
・顔やまぶたもパンパンで悩んでいましたが、2日目で翌朝の顔もむくまずスッキリ(40代女性)
・日によりますが、飲んだ日はむくみが確かにマシな気がします(30代女性)
以上、「顔のむくみ向け市販サプリメントのおすすめ3選」でした。
顔のむくみ解消を手助けしてくれるサプリメントをあなたもさっそく始めてみませんか?
使い方次第で、アンチエイジングやダイエットも可能!
~頑固なむくみ解消編~
トータルケアリストのトパーズ谷川です。
皆さん、お水は好きですか?そして、お水を上手く健康活用していますか?
実はお水は、飲み方や選び方をちょっと工夫するだけで、身体に素晴らしい変化をもたらしてくれるのです。
そんな賢いお水の飲み方&選び方。
今回はお悩みの方多いむくみ解消についてご紹介いたします。。
実はむくみは『水分不足』が原因だった!?
ここで一つ、皆さんに質問ですが、そもそもむくみの原因ってなんだかご存知ですか?
甘い物の食べ過ぎ?
塩分の摂り過ぎ?
お酒の飲み過ぎ?
いえいえ、実は一番の原因は『水分不足』なのです!
では何故、水分不足がむくみの原因になるのか?まずはむくみのメカニズムについて、簡単にお話ししましょう。
身体がむくむメカニズム
身体がむくむ原因、それは「細胞の代謝が悪くなっている」ため。
本来ならば汗や尿として排出されるべき老廃物が、身体の至るところに蓄積したまま、とどまってしまっている状態なのです。老廃物は、読んで字の如く身体の廃棄物。
それらは本来、体内水分と一緒に流される物なのですが、身体が水不足状態だと排出はできません。
私達の身体にとって水分は命の源ですから、水分が足りなけれは身体は水分を確保しようとします。
もし体内に汚れた水しかなければ、その水は再利用されてしまうのです。
つまり水分不足になると、汗や尿などの老廃物にまみれた汚水が、全身を駆け巡ることになるのです!
ちょっと考えるだけでも、ゾッとしますよね?
一番水分不足が起きやすいのは、大量にお酒を飲んだ時です。
お酒には利尿作用が多く含まれてます。それだけではなく、お酒を分解排出するにも、大量の水分を使用します。
よく、「お酒を飲んだらその倍の量のお水を飲め」と言われていますが、まさにそれくらい飲まないと、身体はあっという間に水分不足状態に陥るからなのです。
ここまでくれば、何故お酒を飲んだ次の日、身体がむくむのかがわかります。
もちろん、お酒だけではなく、お酒に合うおつまみには塩分が高いものも多いため、塩分過多でむくんでいる場合も多いです。塩分を多く摂ると身体がむくむのは、身体には塩分濃度を一定に保つ働きがあるから。
この場合は、塩分が余計な水分を蓄えてしまっている状態です。余計な水、つまりいらない老廃物という名の水分ですね。
更に、筋肉量が少ない人ほど、水分を蓄えることができません。これは組織によって蓄えられる量が異なるから。
ちなみに組織ごとの蓄えられる量は、筋肉は約75~80%、皮膚でも72%、しかし脂肪はとなると、たった10~30%しか蓄えられないのです。
男性に比べて女性がたくさん水を飲むのも、むくみやすいのも納得ですよね。
むくまない身体をつくるお水の飲み方&選び方
お水は、必ず『ナチュラルミネラルウォーター』と書かれたものを選んでください。
残念ながら、水道水を飲むのはお勧めしません。その理由は、水道水には腸内細菌を殺してしまう塩素が、大量に含まれているからです。
一度加熱沸騰させれば大丈夫!と思われがちですが、残念ながら沸騰させてしまうと更に塩素濃度が上がり、一緒に大切な酸素なども無くなってしまいますので、却って危険です。
非加熱であることも必須条件ですので、ナチュラルミネラルウォーターを選びましょう。
むくまない身体をつくるお水の種類
むくまない身体をつくるお水は、ずばり!『血流を良くするお水』です。そんなお水あるの!と驚かれる方がいるかもしれませんがあるんです。
それは、カルシウムやサルフェートを多く含むナチュラルミネラルウォーター。
大体100~300mg/lの中硬水が良いです。
カルシウムには、血管を柔らかくして血流を良くしてくれる効果。サルフェートには老廃物の排出を促してくれる力が強いため、むくみには最適のお水なのです。
ここで一つ注意なのが、サルフェート300mg/l以上の硬度があるお水になると、利尿作用が働き過ぎて逆効果になりますので、お気を付けください。
日本のナチュラルミネラルウォーターよりも、フランスなど海外のナチュラルミネラルウォーターに含まれていることが多いです。
もちろん日本にも存在していますが、自動販売機やコンビニなどで容易に買えるのは、海外の中硬水です。
気になりましたら、ぜひ検索してみてください。
一日に適正な水の量
体調や体質にもよりますが、大体1.5~3Lまで。もともと水を飲む量が少ない方は、500mlずつ様子を見ながら、少しずつ増やして下さい。
3L以上飲むことは、あまりお勧めしません。水分過多な生活をすると、体液や血液が薄まり、命の危険がありますのでご注意を。
飲む時間帯
一番最適なのは、朝一番の起き抜けから夕方くらいまで。
夜20時以降は、身体がお休みタイムに入る時間なので、中硬水ではなく軟水をお勧めします。
何故なら、中硬水~硬水は覚醒作用があるため、よく眠れなくなってしまう場合があるからです。
一回に飲む最適な量
コップ一杯、約200mlくらいをこまめに飲む。
一気にがぶ飲みしてしまうと腎臓に負担を強いてしまい、せっかく飲んでも身体を巡る前に排出することになります。
一番は、とにかくちょこちょこ飲むこと!
私は食前食後、トイレに行った後など、必ず飲むようにしています。
仕事中は、ふと顔を上げた直後などですね。
常にデスクやテーブルに、ペットボトルやミネラルウォーターを入れたコップを置いておくと、こまめに飲めるようになります。
飲み方を注意する必要がある人
腎臓に疾患がある方、もしくは医師に水分摂取量を制限されている人は、お気を付けください。
むくみは、腎臓機能の低下によっても起こります。
腎臓の弱い方が、ミネラル含有量が豊富なお水を飲むと、却って負担になってしまいます。
お水を飲んでいても一向にむくみが取れない場合は、一旦飲むのを止めて、速やかに一度お医者さんへ行って検査をすることをお勧めします。
お水以外の水分はNG!
残念ながら、お茶もコーヒーもジュースも、体内に入ったら、一度『分解』する必要があります。その際、必ず体内水分が使われてしまうのです。
よく、友人と楽しくお喋りをしながらお茶を何杯も飲んでいるのに、何だか喉が渇いたまま癒されない…なんて経験、ありませんか?
まさにその瞬間、身体は水分を取っているのに水分不足という、本末転倒な状態に陥っているのです。
けれど、お水は『分解』という工程が行われないため、速やかに身体に吸収され、排出されます。
身体に負担を掛けないためにも、普段からお水をたくさん飲んで、お茶やジュースは嗜好品としてお楽しみくださいね♪
まとめ
- お水は非加熱の『ナチュラルミネラルウォーター』を選ぶ
- 一日2L~3L飲む習慣をつける
- お水はなるべくすいぶんかうんとしな中硬水を選ぶ
- お茶やジュースは嗜好品として適度に楽しむ
お水は私たちにとって、生命維持にも欠かせない、とても大切なもの。
毎日飲むものだからこそ、ちょっと飲み方を気を付けてみたり、自分の体質に合ったお水を選んでみると、身体にどんどん変化が出てきます。
まずは一か月間、試してみてください!