こんにちは。日本ハンドビューティー協会 代表理事の加藤由利子です。

先日、あるフリーアナウンサーの方をTVで見ました。「グレーヘアで大人の色気があって素敵」と思って見ていましたが、手に目が釘付けになりました。

 

 

指が変形して、「おばあちゃんみたいな手」だったのです。

年齢を調べると、まだ51歳。

 

おばあちゃんのような手になるには、早すぎる。

 

手の乾燥や、シミ、シワなど様々なお悩みがあると思いますが、その中でも、指が変形していると、一気に老けた手に見えてしまいます。

指の変形には様々な要因があると言われていますが、その中の一つがコレです。

 

指はなぜ曲がる?

50歳前後の女性の指の変形で多いのが、「へバーデン結節」「ブシャール結節」という指の関節の老化症状です。

病院で検査をすると、老化だから治す事ができないと言われて、痛み止めを処方されて終わる事が多いです。

 

 

これらは、「変形関節症」という軟骨の老化によるものだと言われています。

「変形関節症」は、膝軟骨や半月板がすり減って歩きづらくなるというのはよく聞きますが、膝軟骨だけでなく、指の軟骨でも起こります。

指は膝のように体重がかからないので、痛くて歩けないなど、重症にはならないため、見た目は悪いけど仕方がない、と諦めている人も多いです。

 

このような関節の変形には、「糖化」が大きく関わっている事が分かっています。

 

「糖化」とは?

最近、老化の原因の一つとして、「糖化」という言葉をよく耳にします。糖化とは、タンパク質と糖質が結びつき、タンパク質が劣化することを言います。糖化したタンパク質からは、「AGE」というたんぱく質を攻撃し、機能を低下させる物質が作られます。このAGEが老化を促進させます。

 

AGEの害を受けやすいタンパク質の一つに、「コラーゲン繊維」があります。

AGEは、コラーゲンにくっつき、硬くなるため、弾力を失います。そして、新陳代謝ができなくなり、古い干からびたコラーゲンをずっと体内にとどめてしまう事になります。

 

 

AGEが軟骨を老化させる

関節の中の軟骨はコラーゲンでできているため、AGEが体内で大量発生すれば、その分、老化が進み、関節のトラブルも増えてきます。

コラーゲンの寿命は、それぞれ異なります。例えば、

皮膚や血管のコラーゲンの寿命は15年と言われていますが、軟骨のコラーゲンの寿命は100年以上ととても長いです。

つまり、一生涯軟骨のコラーゲンは生まれ変わらないため、日々AGEが溜まり続けます。これらが変形関節症の引き金となると言われています。

 

恐ろしいことに、一度生まれたAGEが、元のタンパク質と糖質に戻る事はないそうです。AGEが発生しない、糖化を予防する食生活や生活習慣を身に着けていくことが、指の変形防止に繋がります。