「腰が痛い」

そう感じたことがない人は、現代の日本ではほとんどいないのではないでしょうか?

それほどまでに“現代病”とも言えるほど当たり前になってきた“腰痛”。

身体の不調ランキングでは、堂々の2位(肩こりとほぼ同数!!)*

 

ちなみに、一生のうち少なくとも1回は腰痛を経験する人は、90%を超えるんです!

 

 

慢性的にず~っと重い・だるい・痛いという人もいれば、年に数回はぎっくり腰になるという急性腰痛の常連さん、、病院の検査ではっきりと骨や関節の異常が見て分かるほど変形している人、

一口に腰痛と言っても、痛みの程度や出方、検査所見の有無など、実に様々です。

 

しかし、実は

腰痛の85%は“病院に行って検査をしても、”はっきりとした異常が見られない腰痛”なのです。

 

この腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれ、

ストレス・筋力低下・姿勢・睡眠環境など、ありとあらゆる原因が複雑に絡み合って発症します。

 

産前産後セラピストの松坂あゆみです。今回は、腰痛の原因と対策をお伝えします。

 

姿勢が悪い?腰に良い姿勢ってなんだろう?

問題になる姿勢は大きく分けて2つです。

1.左右がアンバランスな姿勢

横座り、脚組み、身体の片側にショルダーバックをかける、片肘をついて座る、等

 

2.腰周りに負担のかかる姿勢

ソファや電車の座席で浅く座る姿勢、猫背、反り腰、等

 

多くの場合、腰痛は一朝一夕で発症するものではありません。

これらの姿勢を毎日の習慣として続けていると、徐々に骨盤のズレや骨の変形が引き起こされ、その結果として腰痛を発症します。

 

でも、何が良い姿勢で何が悪い姿勢かという判断は、素人にとっては難しいですよね。

 

そこで、1つだけ心がけてほしいことがあります。

 

それは

「正面から見ても、横から見ても、真っ直ぐであること」です。

 

例えば、横座り。

これは正面から見たときに左右非対称で歪んでいますね。

頭から腰のラインが真っ直ぐではありません。

なので、NGな姿勢。

 

猫背は、正面から見たら左右対称で真っ直ぐです。

しかし、横から見たらどうでしょうか?

骨盤が後ろに倒れ、背中が後ろに飛び出し、頭と首が前に突き出しています。

つまり、頭から腰のラインが真っ直ぐではないので、猫背もNGな姿勢。

 

腰周りに負担のない、代表的な姿勢は正座とあぐら。

こちらの2つは左右のねじれ、前後のアンバランスが出にくいのでオススメですよ!

 

 

ちなみに、学校で必ず経験する、体育座り。

こちらは一見すると問題なさそうなのですが、骨盤が後ろに倒れやすい姿勢のひとつ。

猫背になりがちですので、実はオススメできないNG姿勢なんです。

 

 

姿勢が良いだけじゃダメ!動きが少ないことも大きな原因

上に挙げたような姿勢を避け、いくら背筋を伸ばしてきれいな姿勢を保ったとしても腰痛は起こります。

 

その原因は、動かなさすぎること。

 

立っていても、座っていても、寝転がっていても、

真っ直ぐでも、猫背でも、反り腰でも、

 

“動かない”ということは身体へのダメージがとても大きいもの。

 

 

 

なぜなら、腰周りの筋肉が固くなってしまったり、血流が悪くなってしまったりすることでも腰痛は起こるのです。

 

身体の曲げ伸ばしにより筋肉が動き、筋肉に溜まっている疲労物質を洗い流すことができます。

 

圧迫骨折やぎっくり腰など安静が必要な場合や、内臓トラブルが原因の場合を除いて、身体を動かすということはもっとも効果的な腰痛ケアのひとつ。

 

 

自分でできることは意外にたくさんある!

車や公共交通機関の発達、畳が減り椅子での生活が当たり前になった現代、ほとんどの人は運動不足。

特に、運転を仕事とする人、デスクワークの人、抱っこや授乳で同じ姿勢が続く子育て世代の人は要注意!!

 

とはいえ、トレーニングジムに通ったり、ランニングをする必要はありません。

 

 

など、このような動きだけでも十分に効果があります。

 

腰痛を予防するためにも、起こっている腰痛を軽減していくためにも、ぜひ姿勢の改善やストレッチ・運動を日々の習慣にしていきたいですね。

 

*平成28年度国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)