今日から始められる!「水飲み簡単デトックス」

今日から始められる!「水飲み簡単デトックス」

皆さんは、エネルギッシュに毎日を過ごせていますか?

「翌日もむくみが取れず、ダルさが残りやすい」

「肩こりが酷く、色々なところに影響が…」

「理由はわからないけれど、何となくカラダが重い」

最近はこういった慢性的な疲労に悩まされている女性が多いのでは、と感じています。

とくに肩こりについては、30〜70代女性の健康の悩みランキング1位に上がるほどお悩みの方が多いようです(出典:WOMAN'S labo「30代〜70代女性の健康の悩みランキングTOP10」https://womanslabo.com/2016210-3)

実はこれらの症状は、最近流行りの「デトックス」を行うことによって改善できるって知っていましたか?

 

とはいえこのデトックス、「専門的な知識が必要なんでしょ?」「よくわからないけれど敷居が高いイメージがある」といった声もあり、興味があってもなかなか行動に移せる人は少ないのでは、と思います。

 

本記事では、そんな皆さんに「今日からスグに始められる『水飲み簡単デトックス』」というものを重要な3つのポイントに分けて、わかりやすくお伝えしていこうとう思います!

 

 

そもそもデトックスとは?

デトックスとは、「体の中に溜まった毒素や老廃物を排出し、体を内側からキレイにすること」。

実は老廃物が溜まったままになると、腸内環境が乱れ便秘になりやすくなったり、新陳代謝が落ちて痩せにくくなったり、肌荒れやむくみに繋がる場合もあります。それを防ぐのが、デトックスということです。

老廃物が体外に排出される割合は、便75%尿20%汗3%髪1%爪1%と言われていて、この「水飲み簡単デトックス」でしっかりと自分に合った水分量を摂取し、尿として排出することで汗をかくよりも効果的なデトックスが期待されるのです。

 

また、お水を飲むことで、腸を刺激したり便を柔らかくしたりすることができ、スムーズな排便に繋がることも重要なポイントです。

お水は細胞へ栄養と酸素を運んでくれる役割も持っているので、血流改善にもなり慢性的な体の不調が改善する場合があります。

 

そんな魔法のような効果が期待できるお水ですが、

・実際にどのくらい飲めばいいのか?
・どんな時にどんな風に飲むのが効果的なのか?

3つのポイントに沿って具体的にお話していきます!

 

【POINT1】自分に必要な水分量を知る

「水を飲む」といってもどのくらいの量を飲めば適切なのか、イマイチ分からないですよね。もちろん、がぶがぶと飲みすぎてしまうのは臓器に負担をかけ、かえってむくみの原因や血液中の塩分が薄まり水中毒になることもあるので注意が必要です。

1日に必要な水分量はその人の年齢や活動量によって個人差がありますが、目安として体重1kgあたり35mlの水分が必要と言われています。

例えば体重50kgの人が必要な水分量は、50(kg)×35(ml)=1750(ml)が必要、といった具合です。

どうでしょうか。「意外とそんなに飲むものなんだ!」と驚いた方もいるかと思います。この「水飲み簡単デトックス」でもこの数字を基本に摂取するので、まずはさきほどの計算式で計算し、自分に必要な水分量を把握してみましょう!

 

 

【POINT2】水を飲むリズムを作る

さて、自分に必要な水分量が分かったところで、人によっては「そんなにたくさん飲めないです!」という方もいると思います。そんな方にオススメなのが、1日の生活行動の中で「こんな時に飲む!」と決めること。そうすることで自然と習慣化され、飲みやすいリズムが作れると思いますので1つ簡単な例をご紹介します!

例)

◆起きたら白湯を一杯

→白湯を飲むことで胃腸を優しく刺激し便秘解消にも繋がります

◆朝昼晩の食前に水を一杯

◆お風呂に入る前に一杯、出た後も一杯

◆寝る前に一杯

 

上記は1つの例ですが、こうすることによって1日のうちにコップ7杯の水が飲めるため、コップ一杯150mlとしても150(ml)×7(杯)=1050(ml)も飲むことに繋がります。

あとは足りない分をこまめに飲むだけ。事前に決めるだけで、意外と簡単に摂取できますよね!

 

 

【POINT3】お水はペットボトルや水筒で飲む

コップだけでお水を飲んでいると「どのくらいの量を飲んでいて、あとどのくらい飲めばいいのか」といったことが分からなくなってしまうこともあります。

そんな時は、お水をペットボトルか水筒に入れて飲むことをオススメします。こうすることで、どのくらいの量を飲んだかが分かり、また飲み終わったときの達成感も得られるので習慣になりやすいです。

お勤めの方は、仕事前に2リットルのお水をコンビニなどで買って水筒に移して飲むなど、行動をルーティン化すると良いでしょう。喉が乾く前にこまめにちびちびと飲むのもポイントで、臓器や体を冷やさないためにも常温もしくはあたためてから飲むことをオススメします!

 

 

 

3つのポイントに分けてお話させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?特別なことをしなくてもお水を飲むだけで体の循環がよくなるので、まずはしっかりと自分に必要な水分量を飲み、排出を促してあげることがとっても重要です。そして何より、水を飲むことで得られる理想の姿(便秘解消、美肌、肩こり解消など)をイメージしながら、なりたい自分に向かって楽しく習慣化出来るといいですね!

 

「健康は1日にしてならず」。コツコツ積み重ねて、エネルギッシュでイキイキとした健康的な体を「お水」で作っていきましょう!

 

 

<参考文献>

「生命にとって水とは何かー水の不思議な力を解き明かす」中村 運

nana
村田 広美
ヘルシーライフアドバイザー