産後のケアで、プレ更年期を予防⁉
こんにちは。看護師/美容コンサルタントの大石彩乃です。
私は現在20代後半なのですが、周りの友達が結婚・出産ラッシュです。
昔は、ご自身や旦那様のご両親と一緒に住んで、近所の人もお世話をしてくれたので、産後は寝て過ごすことができました。しかし、現代社会に生きる女性はそうはいきません。
最近は専業主婦が少なくて、みんな産休が終わったらすぐに仕事復帰をしている様子です。
仕事に、子育てに、家事に、働くママは本当に頑張り屋さんですごいなあっていつも感心しています。また、近年晩婚化が進んでいるため、40代で出産をされる方も多くみられます。
みなさん、産後にしっかりケアしていますか?
最近は45歳以前でも「もしかして私更年期かも!?」と思う症状が出ることがあります。プレ更年期というのですが、実はそうならないためにも産後のケアはものすごく大切なんです!!
今回は、プレ更年期を防ぐ産後ケアの方法をご紹介します。
プレ更年期とは?
プレ更年期とは、30代後半〜40台半ばまでの女性で、更年期のような症状が現れることです。45歳以降の女性に多くみられ、近年、プレ更年期に悩む女性が増えているようです。症状としては、発汗・ほてり・めまい・肌の乾燥・うつ傾向・イライラ・不眠など様々です。
卵巣の機能が低下することにより、卵巣が脳からの指令をうまく受け取れずに女性ホルモンのバランスが乱れている状態です。
産後ケアが大切な理由
なぜプレ更年期を防ぐために産後ケアが大切かというと、産後の身体のケアが十分でないと、更年期症状が強くなるといわれているからです。実際にプレ更年期症状が強い方は、産後にしっかりケアをせずにすぐに働いたり動き回ったりしていたという方が多いです。
産後ケアとは、産後に開いたり歪んだりしてしまった骨盤をケアすることです。
働くママさんたちが、産後に開いたり歪んだりしてしまった骨盤をケアできずにそのまま放置すると、数年後に卵巣の機能が低下し女性ホルモンのバランスが乱れたときに、大きく体調を崩してしまうことがあるのです!
産後ケアの方法
産後ケアの方法としては、産後の骨盤矯正や骨盤ベルトが一般的です。
セルフケアの前に、自分の今の状態を知るためにも、一度専門のサロンに通うのがオススメです。産後の骨盤矯正を行なっているサロンさんは結構たくさんあるのでどこが良いか迷ってしまいますよね。
サロンを選ぶポイントとしては、①家から近いこと、②居心地がいいこと、③アフターケアまで行なってくれること、です!
まず、家から近いことはとても大切です。忙しい働くママさんはとにかく時間がありません。家から近くて通いやすいサロンを選ぶことがオススメです!
また、普段の忙しさからほっと息をつけることが大切なので、落ち着ける居心地の良いサロンを選ぶといいですね。普段の生活にも取り入られるアフターケアをアドバイスしてくれるとなおgoodです!
産後のセルフケア
骨盤の歪みに骨盤回し
足を骨盤の幅に広げて立ち、手は腰に置きます。骨盤を意識して大きく円を描くようにぐるぐると回します。左右30回ずつ行いましょう!
反りすぎた骨盤を正しい位置に戻す腰上げ
手の平を下に向け、かかとをできるだけお尻の方へ引きつけ3秒キープしたら、お腹に力を入れてお尻を持ち上げたらさらに3秒キープ。ゆっくりおろします。10回ずつ行いましょう!
股関節を柔らかくする四股踏み
お相撲さんが四股を踏むように両足を肩幅よりやや広めに開き、腰を膝の高さまでゆっくり落とします。
お尻が出過ぎたり、上半身が傾いたりしないように30秒キープ。10回行いましょう!
また、普段の生活でも姿勢に気をつけることが大切です。
- 買い物袋を左右の腕でバランス良く持つ
- 座る時に膝を組まない。組むときは左右同じ時間だけ組むこと
- 立っている時に左右の足でしっかり立つ、重心が傾かないように姿勢を正す
産後の骨盤矯正をしっかり行い、楽しく健やかな子育てを!
体型の維持のためにも、骨盤矯正はとても大切です。
毎日とても忙しいのでなかなか大変だと思いますが、少しでも時間をつくって骨盤矯正をやってみてください。
また、プレ更年期の症状が出てしまった時には、「私って更年期なのかな」と思ってしまうと本当にそうなってしまいます。「いや、違う!女性ホルモンを整えて元気に過ごすぞ!」と考え方でも変わってくるそうです。人間の脳は面白いもので、考え方で身体まで変わってきます!
何事も予防が重要なので、この記事を見て頂いた方で「あれ?私もしかしたら骨盤歪んでいるかも?」と思った方は一度サロンでみてもらってもいいかもしれませんね。
産後の骨盤矯正をしっかり行なって、歳を重ねても健やかに過ごしやすく生活したいですよね♪
いくつになっても綺麗で素敵な女性になりましょう!!!