秋になると感じるもの寂しさ…。心の病?
こんにちは。ハーバルセラピストのLillyです。
皆さんは、秋になるとなんだか寂しい気持ちになることはありませんか?
秋は過ごしやすい季節です。しかも、スポーツの秋や読書の秋ともいわれるように、どんなことにチャレンジするのにも良い季節です。にもかかわらず、なんだかもの寂しくなったりやる気が起こらなかったりと、体調不良を訴える方もチラホラ…。秋はそんな季節でもあります。
実は、いつも秋に寂しくなってしまうという方は、「季節性感情障害」かもしれません。
秋はどうしてもの寂しくなるの?
このホルモンは、幸せホルモンとも呼ばれており、減少することで“うつ“や睡眠障害が起こることがわかっています。
また、秋は朝晩と日中の気温差が大きい季節です。移動性高気圧にすっぽりと覆われて、晴れる日には、日中は日差しで気温が上がる一方で、朝は地表の熱が奪われる放射冷却が強まり気温がぐんと下がります。この寒暖の差が日々重なると自律神経のバランスが崩れるのです。
さらに、高気圧と低気圧が交互に通るようになると、太平洋側では木枯らしが吹くようになり、日本海側ではしぐれと呼ばれる冷たい雨が降る日が増えてきます。「一雨一度」といわれているように、ひとたび雨が降ったあとにはシベリアから冷たい空気が流れ込み、冬に向けて徐々に気温が低くなっていく秋は、もの寂しさを感じる季節です。
ちょっと気分が落ち込むくらいのうちに対策を立てないと…!
秋になると感じるこのちょっとしたもの寂しさ…。ちょっと気分が落ち込むと感じるくらいのうちに対策を立てておいた方が安心です。なぜならば、
秋は実りの季節。どんなものでも美味しく頂けますが、秋の季節性感情障害は、ひどくなると過剰に食欲が増してしまうため、体重が著しく増加してしまう恐れがあるのです。
「たった数ヶ月の過剰な食欲で体重が一気に増し、来年の夏にはことしの水着が着られなくなってしまった…」、「子供から太ったママは恥ずかしいと言われるようになってしまった…」などの悲劇が待っているということも…、ないわけではありません。
ハーブティで季節性感情障害を乗り切ろう!
ちょっと気分が落ち込むくらいのうちに秋の季節性感情障害を解決する方法の一つとして、ハーブティを楽しむのはいかがでしょうか。
ハーブは、生活に役立つ香りのある植物のことですが、特にハーブに含まれている成分を健康維持のために使おうとする分野をメディカルハーブといいます。西洋・近代医学で用いられる医薬品の原材料の半分以上はメディカルハーブがもとになってできています。ハーブティを飲む習慣は、いまの時代に注目されている予防医学の分野で大きな期待をされているといっても過言ではありません。
どんなハーブティを飲んだら良いの?
では、どんなハーブティを飲んだら良いのか。今回は、季節性感情障害を克服するだけでなく、著しい体重増加を防ぐために効果的なハーブティをご紹介します。
【おススメのハーブティブレンド】
- セントジョーンズワート
- ローズ
- マルベリー
これらを組み合わせたブレンドハーブティがおススメです。
・セントジョーンズワートはサンシャインサプリメントと呼ばれており、軽度の“うつ“を改善するという報告がされているハーブです。
・ローズは、女性ホルモンのバランスを整えてくれるだけでなく、優雅な気持ちにさせてくれて、気分も高揚するハーブです。
・マルベリーは、デオキシノジリマイシンと呼ばれる糖の吸収を抑える成分が含まれているハーブで、生活習慣病の予防に効果が期待できます。食事の30分前に飲むのがダイエットには最も効果的です。
ハーブティを効果的に飲む方法
たとえば、セントジョーンズワート、ローズ、マルベリーをそれぞれティスプーン1杯ずつブレンドすると600ml分のハーブティを作ることができます。朝、それを熱湯で3〜5分抽出して1杯飲み、残りのハーブティを保温性のある水筒に入れて持ち歩き、会社などで数回に分けて飲みます。
また、ある程度まとめて3種類をブレンドしておいて、飲みたいときに1杯ずつ200mlの熱湯で3〜5分抽出して飲むのもよいでしょう。100円ショップに売っているティパックを活用すると、持ち運びもしやすくなり片付けも簡単になります。
また、ブレンドの比率は、味の好みや効果効能に合わせて変更しても大丈夫。むしろ比率を変えた方が飲みやすくなることもあります。私はローズを多めにしたブレンドが好み。自分オリジナルのブレンドを作ってみて下さいね。
ライフスタイルに合わせて、楽しいハーバルライフをお過ごし下さい。