夏の日焼けをなかったことに!!食事を変えるとシミは出来ない!?

夏の日焼けをなかったことに!!食事を変えるとシミは出来ない!?

みなさんは日焼け止めの塗り忘れや、塗り直しをしなかったことで、うっかり日焼けをしてしまった経験はありませんか?

予防医学指導士の井村政子です。

私はよく日焼け止めを忘れるので、夏の終わりには小麦色の肌です。

そんな私ですがシミはほとんどありません。

 

以前、隠れシミが分かる機械で顔の写真を撮ったことがあります。9月頃にはシミの赤ちゃんがたくさん映っていますが、11月頃になると、そのシミの赤ちゃんは消えていました。

シミの赤ちゃんがそのまま成長すれば目に見えるシミになりますが、シミの赤ちゃんが消えると、目に見えるシミは出来ないのです。

 

なぜシミが出来ないのか?

 

もちろん、体質もあると思います。色白の方は若くてもそばかすやシミができやすいですよね。

ただ、体質を差し引いても、私のシミが少ないのは食事のおかげだと思っています。

 

今日は私が普段意識して摂っている、シミに効果がある食べ物をご紹介したいと思います。

 

シミに効果的な栄養素は?

お肌に良い栄養素というと、何を思い浮かべますか?

ビタミンC、コラーゲン、コエンザイムQ10、たんぱく質などでしょうか?

 

知識があればあるほど食べなくてはいけない物が多くなってしまったり、逆に、何を食べていいのかわからなくなったりしてしまう場合もあります。

それに、栄養の事だけを考えて食事を毎回するのは大変ですよね。

 

色々な食材を取る事は大切ですが、続けられなくては意味がないし、ストレスになってしまえば、せっかく良い物を食べていても栄養素の吸収率は悪くなります。

 

シミに効果がある栄養素をご紹介しますが、実はお肌だけでなく細胞全てを健康に若々しくしてれます。

 

 

シミや細胞によい栄養素は、ビタミンA・C・Eです。

「ビタミンエース」と覚えてくださいね。

これらを一緒に取る事によって、それぞれがサポートし合い、相乗効果でより高い効果が得られます。

 

 

肌によい食材

ビタミンAを多く含む食材

レバー・ウナギ・モロヘイヤ・かぼちゃ・人参・明日葉

 

ビタミンCを多く含む食材

菜の花・赤ピーマン・ブロッコリー・柿・イチゴ・キウイ

 

ビタミンEを多く含む食材

サーモン・ウナギ・ひまわり油・かぼちゃ・アーモンド・マグロ油漬け缶

 

サプリメントで取れば簡単!!と思った方は要注意です。ビタミンA.Eは脂溶性ビタミンのため、カラダに蓄積していきます。過剰に摂取しすぎると、重大な副作用をもたらしてしまいます。

 

サプリメントの副作用

1.ビタミンAの過剰

頭痛、皮膚の乾燥、筋肉痛、食欲不振、関節痛、皮膚色素沈着、胎児奇形、仮性脳腫瘍、吐き気、嘔吐など

 

2.ビタミンEの過剰

皮膚のかゆみ、ほてり、むくみ、胃の不快感、頭痛、疲労感など(最近の研究では、「骨粗しょう症」を引き起こす可能性があることがわかった。)

 

日本のサプリメントは明確な基準がなく、中にはかなり粗悪な物も出回っています。高価な物が良いというわけでもありません。もちろん優れたサプリもありますが、それを判断するのは難しいです。

ですから、基本は日々の食事から栄養素を摂るようにしましょう。

 

3.ビタミンCはサプリメントでもOK

唯一サプリでとっても安心なのは、ビタミンCです。

水溶性ビタミンのためすぐに排泄されてしまうので、こまめに摂ろうと思うとサプリメントから摂ることも良いと思います。ビタミン大量療法もありますし、サプリメントで大量にとってしまっても、副作用などもないので安心です。

 

おススメの栄養の摂り方

私の場合ですが、

ビタミンAは人参ジュース、ビタミンCは果物、ビタミンEはアーモンドでほぼ毎日摂っています。

サプリメントでビタミンAを摂る代わりに、人参ジュースで摂取します。

 

私にとって食材はサプリメントと同じです。しかも、副作用がなく、その他の栄養素も摂れる優れモノです。

サプリのように大量には摂れませんが、今回ご紹介した人参ジュースやアーモンドは、私達が一日に必要な量の多くを摂取することができます。もちろん、他の食材でもこれらの栄養素は摂れます。

自分が好きで摂取しやすい食材を知っておくと、日々の食生活の管理が楽になります。

人参はビタミンAだけでなく、ビタミンやミネラルも豊富です。アーモンドは良質の脂質も含まれているため、細胞を作る際の必要な脂質の摂取も期待ができます。

 

 

その他の効果

ビタミンエースは抗酸化作用の高い栄養素です。皮膚に良いだけでなく、活性酸素を抑制してくれます。

細胞の劣化を抑えてくれることにより、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の予防にも繋がります。

 

活性酸素はストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線などで増えていきますが、年齢を重ねることでも活性酸素は増えていくと言われています。

活性酸素が増えない努力も必要ですが、人間が生きていく上で、活性酸素をゼロにすることは出来ません。

 

 

いつまでも健康で若々しい肌のために、日々の食事でビタミンACEを積極的に摂り、活性酸素に負けない体づくりをしていきたいですね。

nana
井村 政子
予防医学指導士