唇の印象で老け顔に!?  若見せリップで唇痩せ解消

唇の印象で老け顔に!? 若見せリップで唇痩せ解消

近年メイク雑誌などを見ると、トレンドは女性らしいふっくらとしたリップラインです。

井川遥さんや平子理沙さんを彷彿させる、適度にボリュームがあり女性らしい柔らかい唇は、男性からの「モテ要素」のみならず、同姓から見ても憧れです。

 

こんにちは。美容研究家の小松未來です。

 

唇は普段から話す、笑う、飲食するなど、実は無意識に1番使うパーツであり人に与える印象も左右されます。だからこそ老化が出やすいパーツでもあるのです。

 

年齢を重ねると、唇の縦ジワや口角の下がり、唇にツヤがなくなる、くすみ、法令線が気になるようになってきます。さらには、唇が痩せて、老けた印象を与えるようになります。

 

今回は、「痩せ唇」を改善するケア方法と、メイクでぷっくり唇に魅せるコツをお伝えします。

 

 

唇の老化:唇痩せ

 

唇が痩せてくる原因は人によって異なりますが、主な原因は以下の通りです。

 

1  ストレス

我慢して堪える事が多いと、表情がこわばり、梅干しジワの原因にもなります。

周囲への不満からついマイナスワードを使っていたり、ネガティブな思考から口角がへの字に下がっているかもしれません。

 

2 コラーゲンの減少

皮膚は表皮、真皮、皮下組織に分類されます。コラーゲンやエラスチンは真皮層に存在しますが、年齢と共に減少してきてしまいます。

弾力繊維のコラーゲンが減少することにより、肌にたるみや法令線が生じてきます。

また、ふっくらしていた唇の形もコラーゲンの減少で徐々に痩せ、シワっぽくなります。

 

3 表情筋の衰え

口元周辺には唇を囲んでいる口輪筋、鼻の脇にある上唇挙筋と上唇鼻翼挙筋があります。

年齢と共に表情筋が衰えたり、血行不良によって凝り固まって口元にハリがなくなり、皮膚がたるむ原因になります。

口元がたるむ事により鼻の下が長く間延びしていき、皮膚に押され上唇が痩せ、しぼんだように薄くなってくるのです。

 

ぷっくり唇で若返り

 

唇をふっくら見せる事で、柔らかく上品な印象を与え、また唇のシワも見えなくなり、若々しい印象に変わります。

 

若見せリップを作るための、ケア方法と、メイク方法をお伝えします。

 

若見せリップのケア方法

 

1 マッサージ&トレーニング

手軽にすぐ出来るのが血流を良くして、ハリを取り戻すマッサージです。

人差し指と中指の腹を使って鼻の真下から、垂直に向かって4か所、左右同時に押していきます。

3セットくらい行うと良いでしょう。

口を囲んでいる口輪筋をほぐすことで口角をキュッと引き上げて見せる効果があります。

 

 

また、口の中をほぐしながら口輪筋を鍛える体操も行えば法令線の予防にもなります。

口を閉じたまま、舌で歯の周りを右回し10回ずつ、左回し10回ずつ3セット。

私は周りに人がいない時に、電車待ちの間やエレベーター待ちの間にやっています(笑)

 

2 高機能化粧品で潤す

こちらも手軽にすぐ取り入れられるケアとしておすすめなものをいくつかご紹介します。

 

  • リップスクラブ

お風呂上りにお顔にパックする感覚で週1~2回、古い角質を落としてなめらかにしてあげましょう。古い角質を落とすことでその後の栄養も入りやすく、縦ジワも目立たなくさせることができます。

 

  • リッププランパー

Plumperは英語で「ふくよかな」を意味します。

リップクリームより保湿力が高くぷっくりと見せてくれる唇用の美容液といったところです。最近は様々なブランドのリッププランパーがあり、ペプチドやコラーゲン、カプサイシンなど潤いも長時間続き、縦ジワをカバーしてくれる優秀化粧品です。

 

  • 唇専用美容機器

自宅でエステ並みのケア、唇に特化した何とも贅沢なリップ用の美容家電まであります。

温熱ケアやイオン導入、バイブレーションなどで有効成分をしっかり浸透させ、血色の良い艶やかな唇を保ってくれます。

 

 

若見せリップメイク術

 

唇痩せしてしまいしぼんだ印象を、ふっくら若々しく見せるメイク方法をご紹介します。

ポイントはリップペンシルとグロスの使い方です。

 

1 上唇をオーバーリップで縁取り

 

上唇をオーバーリップで縁取りする事で、痩せがちな唇にボリュームをプラス!

 

 

マットタイプのペンシルで実際の上唇のラインより0.3~0.5㎜ほど広めに描き足す。

立体感を出したいので唇全体に塗る口紅よりもワントーン暗めなペンシルを選ぶと陰影が出来てふっくらと見せる事ができます。

 

口角の下がりが気になる人は口角もペンシルで上げるように描きましょう。

 

2 口紅は明るい色を

口紅は落ち着いたヌードカラーを選ぶ方が多いのですが、ヌードカラーは肌色がくすんで見えるためあまりおすすめしません。

逆に派手に見えると敬遠されがちなビビットな明るい色を選ぶことにより、肌色や表情を明るく演出する事ができます。また、先にとったリップラインを強調しふっくらとした口元に仕上げることができます。

 

3 グロスの入れ方

グロスは唇の上下中央にいれ、トップを強調する事により立体感とボリューム感を演出します。

 

 

プチ整形という方法も

 

3Dアートメイクで時短リップ

リップメイクが上手に出来ない方や、家事や仕事が忙しくとにかくメイクに時間がかけられない方にはアートメイクという手もあります。

特にリップメイクは崩れやすく、飲食で色落ちしてしまうので輪郭のラインや口紅のカラーを何度も塗り直しする必要がないアートメイクが近頃人気です。

アートメイクというと不自然で派手な印象をお持ちの方も多いと思いますが、最近のアートメイクはお顔の黄金バランスに合わせて自然に仕上げてくれる所も多く、オーバーリップや人中を短く見せたいなど形や色も豊富に選ぶことができます。

ただし、痛みやダウンタイムが伴う施術で、数回メンテナンスが必要なようです。

 

 

美容注射で即、お悩み解消

ここまで様々な方法をご紹介させて頂きましたが、更に唇痩せを解消したい、ボリュームをお望みの方に究極の選択として美容クリニックでの注入施術があります。

唇にボリュームを出す代表的なヒアルロン酸や最近はベビーコラーゲン注射、下がった口角を上げるボトックス注射などがあります。

唇痩せをすぐ解消出来たり縦ジワや乾燥にも効果的ですが、時間をかけて体内に吸収されていくため定期的な再注入が必要となります。

 

 

ご紹介したケア方法をグラフでまとめてみました。色々な方法があるのでご自身のライフスタイルに合った選択で、若見えリップのご参考になれば幸いです。

nana
橋口 美妃
美容研究家/通販会社経営