ナイトブラがゆるいと効果がない？対処法やおすすめをご紹介！

バストに対する悩みを抱えている人は、ナイトブラに着目したことがあるかもしれません。ナイトブラの正しい選び方や着け方、ゆるい時の対処法など疑問に感じることが多いのではないのでしょうか。
　
この記事では、ナイトブラがゆるい理由や対処法とナイトブラの正しい選び方について解説していきます。

ナイトブラの効果とは？寝ている間のバストを守ってくれます

ナイトブラと日中用のブラジャーは何が違うのか、ナイトブラを着ける意味や効果などの疑問にお答えします。
　

ナイトブラと日中用のブラジャーの違い

ナイトブラと日中用ブラジャーの一番の違いは、身動きをした際の重力の支え方です。

寝ている状態と立っている状態とでは重力が掛かる方向が異なります。そのため、バストに掛かる負担も寝ている時と立っている時では大きな違いがあります。
　
寝る時に仰向けや横を向いた状態では脇の方へ、さらに横向きの状態では片方のバストへ重力が掛かるため、ナイトブラはサイドの横流れを防止する事を重視した設計になっています。
　

ナイトブラの効果

ナイトブラは寝ている時のバストの横流れ防止や形崩れ防止の効果があります。
　
また、ナイトブラを着用する理由のもう一つはバストの下垂を防ぐことです。

下垂の原因の一つにクーパー靭帯が切れたり伸びたりしてしまうということがあります。クーパー靭帯とは、乳房内に網目のように張り巡らされている組織のことで、大胸筋と乳腺や脂肪を繋ぎバストを吊り上げ、上向きのバストをキープする役割を果たしています。

クーパー靭帯は、ある程度の伸縮性はあっても強度がありません。日常的にバストの揺れや重さでダメージを受けることで、バストを支える役割が弱まってしまうとバストは下垂してしまいます。クーパー靭帯は、一度切れると元には戻りません。
　
上向きなバストをキープするためにも大切なクーパー靭帯を傷つけないためにも、寝ている間のバストを守ってくれるナイトブラは欠かせないのです。
　

ナイトブラがゆるい？ベストな締め付け感をチェックするポイントをご紹介！

ナイトブラのベストな締め付け感とは「深呼吸をした時に苦しくないもの。身体をひねった時やバンザイをした時にアンダーがズレないもの」です。
　
良質な睡眠を取るためにも締め付けが苦しかったりゆるいナイトブラは良くありません。
締め付けが苦しいと呼吸がしづらく、アンダーが圧迫されることで血流が悪くなりバストの冷えやむくみに繋がります。さらに、寝付きが悪い、夜中に何度か目覚める、朝起きた時になんだかスッキリしない…。などの要因にも繋がります。
　
そこで、ナイトブラがゆるいかどうかチェックするポイントを3つご紹介します。
　
＜ナイトブラがゆるいかのチェックポイント＞

身体をひねった際やバンザイをした際にアンダーがズレてしまう
肩のストラップがゆるい
カップに隙間ができてしまう

　
どれか一つでも当てはまった場合は、ナイトブラがゆるいということなので対処が必要です。
　

ナイトブラがゆるい原因は？ゆるいとバストへの影響も

ナイトブラがゆるい原因は？ゆるいとバストへの影響も
ナイトブラがゆるい一番の原因は、間違ったサイズを着用していることにあります。ナイトブラは、日中用のブラジャーに比べて、どこのメーカーも比較的サイズ展開が少ないです。その中でも自分のバストサイズに合っているものを探していく必要があります。
　
ナイトブラがゆるいとアンダーがズレてしまいバストをしっかりとホールドし、守ることが出来ません。そのため、バストが横流れして形が崩れたり、垂れてしまう原因となります。
　
ナイトブラを着けているのに、ゆるいことに気付かなかったり、自分のサイズに合っていないと、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
　

ナイトブラがゆるい時の対処法を解説！

ナイトブラがゆるいときの対処法をいくつかの例を参考にお伝えしていきます。
　

カップ部分はゆるくないが、アンダーだけがゆるい場合

アンダーがゆるく動いてしまうものはおすすめできません。バストの位置が固定できないため、バージスライン（女性の胸の下部分にあるラインのこと）が作れません。また、バストの形自体が崩れてしまいバストを守れません。
　
それでもお持ちのナイトブラを使いたい場合は、ゆるいものはズレやすいので起きている時間だけでも、何回もアンダーを元の位置へ戻して整えるという作業が必要です。
　

カップ部分がゆるく、アンダーはゆるくない場合

カップ部分がゆるく、アンダーはゆるくない場合は、対処の方法があります。アンダーが安定しているので、バストをブラジャーへ入れ直す事で、バストの形成がしやすく、安定もさせやすくなります。

ストラップがゆるい場合

ストラップがゆるくたるんでいると、バストを支える役割を果たさなくなります。

前側はアンダーに合わせて、後ろ側を肩甲骨の下部分まで下げることでストラップがピンと張り、ストラップでバストを引き上げる力が生まれます。
　
ここでの注意点は、前後両方とも下げるとバストの位置が崩れてしまうので、アンダーを合わせて後ろ側の位置を調整することが大切です。本来ブラジャーは、後ろ側が低くなるように着けることでバストの形成がしやすくなっています。
　

ナイトブラの正しい選び方とは

ナイトブラを選ぶ際のチェックポイントは、サイドのホールド力があって横流れしない、サイズが調整できる、アンダーを安定させたノンワイヤーです。
　

サイドのホールド力があって横流れしない

寝ている時は、仰向けだけでなく寝返りもうつので、バストがホールドされ横流れを防止できていることが大切です。

サイズが調整できる

身体に凝りがあると、凝りの影響を受けてバストが左右や下に逃げてしまいます。
アンダーをしっかりと安定させ、バスト全体の形やバージスラインのくっきりさやバストのボリュームを寝ている間にもしっかりと守るためには、サイズ調整ができる方が良いでしょう。

また、その日によって体調もさまざま移り変わるため、サイズ調整ができる方が自律神経のバランスを整えやすいのです。アンダーの締め付けが苦しいナイトブラを着用していると、血行不良やストレスによって自律神経が乱れる原因となります。さらに、自律神経のバランスが崩れると女性ホルモンのバランスも崩れてしまい悪循環となります。

世の中にあるナイトブラはサイズ調整できないものが多く、仮に締め付けが苦しいと感じてもそのまま我慢して着けるか、外すかの二択しかありません。自分にとって着心地の良いナイトブラを着けるためにも、サイズ調整ができることが重要なポイントです。

アンダーを安定させたノンワイヤー

アンダーの締め付けはバストには良くないため、ノンワイヤーで締め付けが少なく、かつしっかりとアンダーを安定させるナイトブラがおすすめです。
バストの形を綺麗にしたい、大きくしたいと思っている方は多いと思いますが、それを叶えるためにはアンダーをしっかりと安定させ、バストが苦しくなくあまり動かないようにすることが重要です。なぜかというと、バストの9割は脂肪で出来ており、他の部分より柔らかく燃焼しやすい特徴があるからです。
　