脚のむくみでお悩みの方、必見!むくみケア
こんにちは。メディカルアロマセラピスト青木由香里です。
「夕方になると足がパンパン!!」
「朝はピッタリだった靴がきつい!!」
1日の終わりに、ふくらはぎや足の甲、足首あたりに腫れぼったさや疲労感、痛み、重さ、だるさなどを感じたことはありませんか?
一時的な疲れだと考えて、むくみをそのまま放置していませんか?
今回は、多くの女性が悩む“脚のむくみ”について解説を織り交ぜながら、予防にも症状の軽減にも最適♪メリットいっぱいの「アロマトリートメント」をご紹介します。
脚のむくみってなに?
私たちヒトの体の60~70%は水分に占められています。その水分のうち3分の2が細胞の中、残り3分の1が細胞の外にあります。
細胞の外にある水分=組織液(水分を含む血液やリンパ液など)の循環が悪くなり、細胞の隙間などに水分が停滞することで“むくみ”が生じます。
“脚のむくみ”は、下肢(脚)に余分な水分が溜まっている状態をさします。
脚は心臓から遠いところあり、また重力の関係上、体の中で組織液が溜まりやすく、最もむくみが起こりやすい場所になります。
脚のむくみの原因は?
むくみには、一過性のものと慢性的なものがあります。
一過性のむくみ
(一晩寝ておさまるようなむくみ、靴下跡がつく程度のむくみ)
長時間同じ姿勢でいる
デスクワークや立ち仕事など、ずっと同じ姿勢(脚が真っすぐ下になった状態)でいると、重力の関係で組織液が脚や足首などに停滞したままになります。
また、ふくらはぎの動きが少なくなることで、筋肉の収縮作用によるポンプ機能も上手く働かなくなります。その結果、脚の血液は心臓に戻りにくくなり、鬱滞してむくみに繋がります。
過度なダイエット・運動不足による筋力の低下
女性は男性よりも筋肉量が少ないため、脚がむくみやすい傾向にあります。
更に、過度なダイエットや運動不足によって筋力が低下すると、ポンプ機能が上手く働かなくなり、むくみに繋がります。
この他、水分や塩分・アルコール類の過剰摂取、ホルモンの影響、冷え、寝不足、ストレスの蓄積などがむくみの原因になることがあります。
慢性的なむくみ
注意が必要となるのは、重篤な病気が原因となる脚のむくみです。
一過性のむくみの原因に当てはまらず、数日間むくみがおさまらない場合には病気の可能性もありますので、できるだけ早めに病院を受診しましょう。
効率のよいむくみ対策♪
脚のむくみを解消して予防するには、むくみやすい生活そのものを改善することが必要です。
日々忙しく過ごされる皆さんからは、「わかっちゃいるけど、難しい!」
なんてお声が聞こえてきそうです・・・
そんな皆さま方に、自信をもっておすすめするのが「アロマトリートメント」となります。
アロマトリートメントの効果は多岐にわたりますが、まずはその効果を詳しくみてみましょう!
「アロマトリートメント」ってなに?
「アロマトリートメント」という言葉から、香りによる癒し効果や心地よいマッサージなどをイメージされることでしょう。
植物の花、果皮、枝、葉などから抽出した100%天然の精油(エッセンシャルオイル)を、植物油(キャリアオイル)で希釈したものを皮膚に塗布して、マッサージを行います。
手でさすったり、揉んだり・・・のタッチングに、
更に精油(芳香成分)の作用が加わることによって、下記のような「身体的作用」「心理的作用」の効果を得ることが出来ます。
【身体的作用】
- 血液循環の改良に役立つ
- リンパの流れを促し、老廃物の排出を助ける
- 筋肉の緊張を和らげて柔軟に保つ
- 身体の強壮および自然治癒力を向上させる
- 皮下組織に働きかけ、余剰カロリーの燃焼を助ける
- 肌を健康に保つ
【心理的作用】
- 緊張感を和らげる
- 疲労感を軽減する
- 安心感、安堵感を得る
- 神経系を調整・強化する
- イライラや興奮を鎮め、精神を安定させる
- リラクセーションおよびリフレッシュ効果
マッサージには多くの種類があり、色々な考え方やメソッドがありますが、
脚のむくみの原因などと照らし合わせてみると、
心身に同時に働きかけをしてくれる「アロマトリートメント」を一度、試してみたくなったのではないでしょうか?
「アロマトリートメント」で脚のむくみをセルフケア♪
入浴後に・・・ ご自身のペースで、Let’s Try!!
【準備するもの】
植物油(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)・・・15ml
精油・・・3滴(オレンジ・スイート、ゼラニウム・エジプト、ラベンダー・アングスティフォリアなど)
※比較的手に入りやすい精油ブレンドを記載しています。精油成分から考えた“上手な精油セレクト方法”については機会がございましたら別記事に書きたいと思います。
【アロマトリートメントの約束ごと】
- 皮膚表面をなでさするようなタッチングを心がけましょう
- 上図を参考に、リンパの流れに沿って一定方向に流しましょう
- 足先~ふくらはぎの老廃物は膝の裏(膝窩リンパ節)へ、太ももの老廃物はソケイ部(ソケイリンパ節)へ流しましょう
- リンパ節部分は、ソフトタッチで温める程度のタッチングにとどめましょう
- 食事前後、飲酒直後、飛行機移動直後などは、アロマトリートメントを避けましょう
- 体調不良時(発熱時、極端な疲労時ほか)は、アロマトリートメントをさけましょう
- てんかん、高血圧、妊娠中、アレルギー、光毒性など、使用する精油の禁忌を守りましょう
困ったときは「アロマセラピスト」にお任せを♪
私のサロンでは、クライアントさまのその日のお悩みや体調に合わせたタッチングとブレンド精油で「メディカルアロマトリートメント」を行っております。
約100種類の精油から選ばれた“自分だけのブレンドオイル”に、特別感を感じて頂けるようです。
ご利用の皆さま方からは「すっきりした!」「全然違う!」という、施術後のお喜びの声を沢山いただいています。
“脚のむくみ”に日々のセルフケアも大切ですが、時にはプロの手・知識を借りるのも良いと思います。
「アロマトリートメント」をサロンメニューに掲げるアロマサロンに相談してみてくださいね♪
心も体も喜ぶこと間違いなし!の、「アロマトリートメント」
日々のケアに積極的に取り入れて、明日もまた健やかなる1日をお過ごしください。