香りで人生が変わる!?人生を彩る香り術
こんにちは。人生を彩る香りの力 アロマパルファニスト(アロマ調香師)の斉藤ひろみです。
アロマと言うと、オーガニックな香水みたいなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
実は、アロマには、まだ知られていないような効果があります。それは単なる癒しの香りというだけでなく、人生が変わるかもしれない可能性を秘めています。
アロマとは
アロマは『植物の香り』のことを指します。
植物も人間と同じように、それぞれが置かれた環境で、子孫繁栄のため一生懸命工夫して、進化して、生きています。そのように身につけてきた植物の生きる術や能力、活力は、実は私たちが生きていく上で必要とするものと、とてもよく似ています。
昔の人たちが、その時々で必要な植物を 本能的に手にとっていたように、また、自然と色鮮やかな花やその香りに癒されていたように、それらを自然の恵みとして、私たちの心や身体に使わせて頂くのが「アロマセラピー」と呼ばれるものです。
生きづらさを感じる方へ
30代、40代、50代。特にこの年代の女性は、置かれている環境だけでなく、体にも大きな変化が起こりやい時です。
仕事のこと、結婚・出産のこと、家族のこと、自分自身の人生のことなど
様々なことに直面し、悩み、向き合わざるを得ないことも多くあるのではないでしょうか。
そしてそんな中で、思うように進めない”生きづらさ”のようなものを感じる人も少なくありません。
私たちは、育ってきた環境によって自然と身につけている「思考のクセ」があります。
そして誰もが少なからず、社会の中で他者とうまく共存するため知らず知らずに自分を抑え、それが大きくなるといつの間にか分厚い鎧となって心を覆ってしまうのです。
実際なにか日常で困難を感じる多くの方が、『自分』を抑えて”パートナー、親、子供、上司、友人、世間など、人”のことを優先、もしくは気にしてしまっていることが多いです。
少しくらい「あれ・・・」と思うことがあったとしても
「これくらい自分がちょっと我慢すればいいか」
「”相手”が喜んでくれるならいいか」
「こうしておけば、世間からはみ出すことはないか」
といった具合です。
そしてそれが繰り返されると、いつの間にかそれが当たり前になって、いつしか自分を抑えていることすら、気づかなくなってしまうのです。
でもそういう見えない無理の積み重ねは、消えることはありません。
気づかないところでストレスとなって体に表れたり、心の負担となって”生きづらさ”に繋がっていくのです。
自分の人生の主役は『自分』
もしあなたが今なにか困難に直面しているのなら、ぜひ考えて頂きたいのです。
『自分』にとって何が大切であるか
『自分』はどんな風に生きていきたいのか
“人”ではなく『自分』を軸にして、自分が何をしたいのか、その感情をぜひ拾ってあげてください。
自分の人生は誰のものでもありません。『自分』のものです。
いくら大切なパートナーや家族であっても、あなたを差し置いて、あなたの人生の主役にはなり得ません。
誰かのため、と自分を抑えて我慢をするのではなく、本当に誰かを幸せにしたいと思ったら、まず自分が心から笑っていることです。
それが大切な人を笑顔にする一番の方法なのだと思います。
そしてアロマという香りの力には、癒しとしてだけではなく、それぞれの植物の意味を知ることで
「自分の人生を楽しむ」ことをサポートしてくれる力があると、私は思っています。
香りの力を効果的に取り入れる
世界でももっとも有名で人気のある香りのひとつである『イランイラン』。
フィリピンの言語であるタガログ語で「花の中の花」という意味を持ち、華やかで濃厚な甘い香りが特徴です。
この植物は南国を代表する花でもあります。南国、、想像して見てください。
燦々と輝く太陽、どこまでも続く広く青い空。
心も体もリラックスし、日々の喧騒からの解放されるようです。
常に時間に追われる忙しい毎日のことも忘れ、ゆったりとした時間が流れる景色を思い浮かべてみてください。
そんな土地で、明るく輝く黄色い花びらを、四方八方に自由に広げる花。それがイランイランです。
綺麗に整頓、整列するのではなく、それぞれの花びらが、自分が思った方向にに伸び伸びと開き形を作っています。どの花を見ても、ひとつとして同じようには咲いていません。
暖かなその土地の、開放的で大らかな性格、誰に縛られることのない自由さを持つこの花の香りは、香りを嗅いだ瞬間に、私たちの、無意識にこわばった心身の緊張を緩め
まるで南国にやって来たかのような開放感、前向きで明るい気持ちを与えてくれるのです。
もしあなたが普段から無意識に、
“人”に変に思われないようにどうするべきか
“人”に良くみられるにはどんな自分であるべきか
“人”にこう言われたから、こうしよう
きっとこうするのが普通だから、こうしよう
と考えがちで、どこか窮屈を感じてしまっているのなら、ぜひこの香りを嗅いでみてください。
誰に遠慮することなく、たまには自分がやりたいことをやり、言いたいことを言い、思った通りに生きるのもいいんじゃない?ということを思い出させ、まるで南国に行ったかような明るい気持ちをもたらしてくれるはずです。
これは一例ですがこんな風に香りの意味を知ると、ただ香りを嗅いで癒されるのとはまた違った心への効果的な作用も期待できるのです。
どんな気持ちになりたいか、どんな自分になっていきたいか、
未来の自分へと働きかけるアロマを、ぜひ取り入れて頂けたらと思っています。