甘いものがやめられない!?こうすれば止まる!

甘いものがやめられない!?こうすれば止まる!

こんにちは!ホリスティックヘルスコーチのSatomiです!

クリスマスにお正月・・・美味しいものがあふれる華やかな季節ですね。わたしは根っからの食いしんぼうなので、おいしいものがあふれる季節が大好きです!

甘いもの…ケーキにチョコレートにクッキー…おいしいですね。
お気に入りをオフィスに忍ばせている人も多いのではないでしょうか?

 

今回は、そんな甘いモノが止められない方に、おススメの対策をお伝えします。

 

甘いものがやめられない?

適量であれば、ふっと心もからだも癒してくれる、そんな甘いものですが、みなさんからのお悩みに多いのは、食べだしたら止まらない!ということ。食べだしたら止まらなくなり、体重が増加してしまった、肌荒れしてしまった、どうしたらいいの?そんな声をよくいただきます。

万国共通、普遍的なお悩みですね。おいしいものは心ゆくまで楽しみたい、でも美しくキレイでいたい、そんな欲張りなのが女子なのです。

砂糖はなぜ悪いのかというと、免疫システムへの悪影響や、ミネラル吸収の阻害、糖尿病、頭痛、気分の落ち込みを引き起こす、など色々な悪影響があります。

また砂糖には中毒性があるため、一口食べたらもう一口、もう一口、と食べたくなってしまうのです、という解説が世の中には多いのですが、それだと解決にならない!というあなたのために、もうちょっと踏み込んで考えてみましょう。

 

甘いもの中毒は心と体の栄養不足?!

私のご提供しているホリスティックヘルスコーチング(米国Institute for Integrative Nutrition認定のホリスティックヘルスコーチ資格)では、甘いものへの依存(もしくはお酒やコーヒーなど特定の飲食物への依存)は、心とからだの栄養不足と考えます。

 

心とからだの栄養不足って?心にも栄養不足ってあるの?!

まず、前提として、私たちの身体は偉大です。いつ眠りについて、起きたらいいか、どのように体温を保てばいいか、まぶしければ目を細めますし…すべて身体は知っています。

心臓は決して鼓動を止めませんし、肺はいつも休まず呼吸しています。

身体は高機能のコンピュータであり、決して間違えることはありません。

 

さて、それを前提にして、特定の食べ物へ依存を引き起こす根本原因を考えてみましょう。

食べ物への依存というと、一見悪いネガティブなものと捉える人が多いのですが、これは、あなたの体のバランスを保つためにとても必要なメッセージなのです。

 

 

食べ物依存が起こる7つの原因

特定の食べ物依存が起こる大きな原因を下記に挙げます。

水分不足

水分不足は、喉が渇いたり、脱水症状を起こしたりして、メッセージを送ってきます。脱水症状は、軽い空腹感としてやってくることもあるため、特定の食べ物へ依存しているかも?と思った時に真っ先にするべきことはグラス1杯の水を飲むことです。
水の飲み過ぎは、逆効果でまた食べ物依存を引き起こしますので、バランスのとれた水分補給が必要です。

 

陰陽のアンバランスさ

食べ物には陰と陽の要素を持っています。極端に陰や陽の食べ物を取りすぎると、身体はバランスを取ろうとして、食べ物依存を引き起こします。

例えば、陰の要素である砂糖を多く含むものを食べすぎると、陽の要素である肉類を欲したり、生野菜を食べすぎると、陽である乾燥したり、煮込んだりした食べ物を極端に欲する、といったようなことが起こります。

 

過去から受け継がれたもの

特定の食べ物依存は、最近食べたもの、先祖代々が食べてきたもの、幼少期によく食べたものからくることもあります。この状況への適切な対処方法としては、これらの食べ物のヘルシーバージョンを食べることです。

 

季節

季節のエレメントのバランスを取るために、食べ物依存が現れることがあります。春には、デトックスを促す濃い緑の野菜や、柑橘類を食べたくなったり、夏にはフルーツや、生野菜、アイスクリームなど身体を冷やすものを食べたくなったり、秋には、かぼちゃや玉ねぎなど土の中にできるものが食べたくなったり、冬には肉や脂肪分の多い熱を生み出す温かいものを食べたくなったりします。
季節的に潜在意識として組み込まれているものが食べたくなることもあります。クリスマスにチキン、お正月にお雑煮、お餅など。もちろん身体の声をききながら楽しむ分には全く問題ないですよ!

 

栄養不足

身体が栄養不足だと、食べ物依存を引き起こすことがあります。

例えば、ミネラルバランスが悪いと、塩を無性に食べたくなったり、全般的な栄養不足から、カフェインなど栄養素以外でのエネルギー源を欲することがあります。

 

ホルモン

生理や妊娠、更年期、変動的なテストステロンとエストロゲンのバランスが乱れることによっても起こります。

 

そして、忘れてはいけないのがこちら。

プライマリーフードの欠如!

プライマリーフード(第一の食べものと訳します)とは、食べ物以外の栄養素、つまり人間関係や運動、メンタルヘルス、キャリアなど生活を取り巻く心の栄養素全般。

例えばパートナーシップがうまくいっていなかったり、不適切な運動習慣だったり(運動しすぎ、しなさすぎ、合わない運動など)、人生に退屈していたり、ストレスを感じていたり、仕事に不満がたくさんあったり、マインドフルネスが保てていなかったり、そうしたことすべてが、心の栄養不足となって、感情に任せた食べすぎにつながります。

食べるということが、エンターテイメントの代わりとして使われたり、プライマリーフードの欠如を埋めるために使われます。

 

どうでしょう、納得がいきませんか?

心が栄養不足になっているときには、甘いものや、何か特定の食べ物に依存することで、埋め合わせをしようとするのです。

 

 

甘いもの中毒への対策

さて、それでは、それと同時に、対策も具体的にここで考えてみたいと思います。

カフェインを避ける・減らす

カフェインは脱水を引き起こし、血糖値を乱高下させ、砂糖のへの依存をより頻繁に引き起こすことにつながります。

 

水を飲む

甘いものへの依存は脱水症状のサインとも言われます。砂糖へ手を伸ばす前に、グラス一杯の水を飲み、数分待ってみましょう。甘いソフトドリンクは逆効果ですのでご注意を。

 

甘みのある野菜や熟れた果物をとる

甘い野菜や果物をとることで、自然と砂糖依存がおさまります。

 

自然の代替甘味料

化学精製された人工的な甘味料や精製された砂糖が含まれる食品は避けましょう。はちみつ、メープルシロップや、玄米シロップ、アガベシロップ、ドライフルーツなどをうまく活用しましょう。

 

身体を動かす

ウォーキングやヨガなど単純な運動から始めてみましょう。血糖値のバランスをとるのに役に立ち、エネルギーレベルのアップにもつながります。砂糖に頼らずとも、気持ちの安定が得られます。

 

睡眠、休息、リラクゼーションの時間をとる

疲れていて、ストレス下にあるときは、体はエネルギーを欲しています。つまり、砂糖が勝手に欲しくなるのです。これらの感覚は、睡眠不足、就寝時間が遅い、もしくは極端に早起きな状態が長く続いた場合に起こりやすくなります。

 

動物性食品の摂取量を見極める

食べすぎは、余計に甘いものへの依存を引き起こします。食べなさすぎも同様です。自分の体質、体感を大切にしましょう。

 

スパイスを活用する

コリアンダー、シナモン、ナツメグ、クローブ、カルダモンなどは、食材に自然な甘みをプラスし、砂糖依存を軽減します。

 

プライマリーフードの充実!

先ほど学んだプライマリーフード、心の栄養を満たすことです。

 

生活をスローダウンして、食べ物以外の充実度をはかる

身体は、生物学的に、精製された砂糖を欲するようにはできていません。

ですが大切な人たちとのハグや、友人たちとの時間、自然と触れ合う時間、適度な運動、マッサージなどは人生にとって不可欠です。人生がスイートになれば、砂糖や他の添加物は必要ないのです。

 

砂糖や食べ物に頼らなくていいぐらい、スイートな人生を送りましょう!

nana
中野 聡美
ホリスティックヘルスコーチ