授乳後のしぼんだバストを復活させる食材

授乳後のしぼんだバストを復活させる食材

授乳後にバストがしぼんで以来、バストのハリが戻らない...

そんなお悩みありませんか?

 

こんにちは。バストアップ整体師の 鈴木まい です。

 

授乳後のバストは放っておくと、"しぼんでヨレヨレ" のままになってしまいます。

「既に何年も前に出産し、そんなことを今言われても遅い!!」

なんて声が聞こえてきそうですね。

 

でも、ご安心ください。

一度しぼんでしまったバストのハリを取り戻すことができます。

 

今回は、出産後のバストのしぼみで悩まれている方、これから出産される方に、バストのハリを取り戻す食材についてお伝えします。

 

 

授乳後にバストがしぼむワケ

 

授乳後にバストがしぼむのは、「女性ホルモンの減少」と「脂肪の減少」が関係しています。

妊娠中と産後のバストの状態について分かりやすく解説していきます。

 

妊娠するとバストが大きくなる

妊娠すると、乳腺を発達させるエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが出っぱなしになります。

女性ホルモンによって乳腺が発達すると、このままの脂肪量では乳腺を守れない!と乳腺周りに脂肪を増やし始めます。これが妊娠するとバストが大きくなる仕組みです。

 

産後のバスト

産後6ヶ月が経過し赤ちゃんの離乳時期が近づくとともに、母体の中では母乳の生成を抑制するために女性ホルモンが減少していきます。

そうなると乳腺の機能も低下し、バストもしぼんでしまいます。

それとともに、授乳をする事によってバストの脂肪も減少していきます。

 

母乳には炭水化物の次に脂肪が多く含まれます。バストの中身は90%が脂肪です。赤ちゃんに母乳をあげていると、バストの脂肪はもちろん、母体の脂肪も減少していきます。

そうすると授乳が終わる頃にはバストの脂肪が減少してしまい、ハリがないしぼんだバストになってしまいます。

 

このように、「女性ホルモンの減少」と「脂肪の減少」によって授乳後はバストがしぼんでしまうのです。

 

授乳後のスカスカでしぼんだバストに必要な食材

 

それでは授乳でスカスカになったしぼんだバストを復活させるために必要な食材は何なのか?

それは「脂質」です。

 

脂質は大きく2つに分けられ、『飽和脂肪酸』という、バターやラード、お肉のように常温で個体のものと、『不飽和脂肪酸』という、魚の油やオリーブオイル、えごま油などのように常温で液体のものに分けられます。

現代人が多く取りがちな飽和脂肪酸は、取りすぎると中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしてしまうので、控える必要があります。

バストにハリを出すのに必要なのは『不飽和脂肪酸』です。

 

不飽和脂肪酸は、血中のコレステロールを下げたり、中性脂肪を減らしてくれます。

また、不飽和脂肪酸は女性ホルモンの原料になるうえに、血液の流れもよくするのでバストアップに欠かせないものになります。

 

不飽和脂肪酸なら何でもよいワケではない

 

不飽和脂肪酸はさらに3つに分類されます。

 

【n-6系脂肪酸】(オメガ6系)

サラダ油、ごま油、紅花油、コーン油、大豆油などがあります。

これらの油は、適量をとれば血液中のコレステロールを下げてくれますが、現代人の食事では、オメガ6系は取りすぎている事が多いです。取りすぎると動脈硬化を促進したり、体の炎症を起こしアレルギーを引き起こす事があるので、控えるようにしましょう。

 

【n-3系脂肪酸】(オメガ3系)

魚の油(E P A、D H A)、えごま油、亜麻仁油、くるみなどがあります。

これらの油は、血栓を防いで血液の流れを良くしたり、中性脂肪を防ぐ、脳を活性化させるなどの働きがあります。また、体内の炎症を抑えてくれるので、アレルギー予防にもなる、体の働きをよくする素晴らしい脂質になります。

このオメガ3系の脂質を積極的にとると、女性ホルモンが作られやすくなり、血液の流れも良くなるのでバストに女性ホルモンや栄養も送られやすくなります。

 

【n-9系脂肪酸】(オレイン酸、オメガ9系)

オリーブオイルや、アーモンド油などがあります。

この脂質は体内で生成する事ができるもので、血液の悪玉コレステロールを下げてくれる働きがあります。

 

しぼんだバストのハリを戻すのは、体内で作る事ができないオメガ6系とオメガ3系になります。
この2種類の脂肪酸を摂取する際の黄金比はオメガ6系:オメガ3系が4:1です。

この比率で摂取できるとバストにハリを出すのはもちろん、健康的な体を作る事ができます。

 

現代の食生活ではこの割合が40:1になってしまっていると言われています。黄金比になるべく近づけるように、オメガ6系は控えて、オメガ3系を多くとるように心がけましょう。

 

【n-3系脂肪酸】(オメガ3系)を摂る際に注意する事

オメガ3系は体に良いのですが、「熱」と「光」に弱いという弱点があります。

 

熱に弱い

加熱調理はN Gなので、調理用油として使用しないように気をつけてください。

魚の油のE P AやD H Aが含まれている青魚は刺身で食べるようにしたり、えごま油や亜麻仁油はサラダや料理に直接かけたり、スープや飲み物に入れるようにして摂るようにしましょう。

えごま油や亜麻仁油は匂いや味がしないので、料理にかけても味に変化がないので摂りやすいです。スプーンで直接食べてもいただいても構いません。

目安としては、1日小さじ1杯程度を摂るようにしましょう。

 

光に弱い

オメガ3系は光にも弱いので開封後は冷蔵庫や冷暗所で保管するようにして、酸化しないうちに1〜2ヶ月で使い切るようにしてください。

 

 

授乳によって脂肪が少なくなった体をそのままにしておいてもバストのハリは戻ってきません。良質な脂質をとって、バストのハリを取り戻しましょう!

nana
鈴木 まい
バストアップ整体師