万病のもと「冷え」。ハーブティーを日常にプラスしてみましょう♪

万病のもと「冷え」。ハーブティーを日常にプラスしてみましょう♪

JAMHA 日本メディカルハーブ協会認定教室の原田くみです。

これから特に気になる「冷え」。

万病のもとと言われている「冷え」をテーマとして、日常に取り入れるといいメディカルハーブをご紹介致します。

 

 

一昔前から下がった平均体温

特に女性に多い「冷え性」。

実に7割の女性が自覚しているそうです。

ただ、この「冷え」を軽くみていると様々な病気を引き起こす可能性があります。

免疫が正常に働かなくなり、風邪などの病気にかかりやすくなるのはもちろん、癌につながることもあります。

 

50年ほど前の日本人の平均体温は37度前後でした。

現在は平均して0.7度ほど下がっています。

これもがん患者が増え続けている原因の一つではないでしょうか。

 

この体温低下の原因は、筋力の低下、食べ物の変化、環境の変化など様々な要因があります。

軽い運動を取り入れてみる、季節のものを頂く、などできることから初めてみましょう。

 

 

規則正しい生活プラスα!生活にハーブを取り入れてみませんか?

 

運動や規則正しい食事をするのは大前提ですが、プラスαとしてハーブを取り入れてみるのもオススメです。

メディカルハーブにはそれぞれ数千という植物化学成分が含まれていて、それらを症状別、季節別などにチョイスしてブレンドしていくことで心と身体をケアしていくことができます。

古代ギリシャの時代から受け継がれた自然療法のうちの一つです。

 

今回は、「冷え」にオススメのハーブを4種ご紹介します。

  • エルダーフラワー
  • リンデン
  • ジンジャー
  • ローズマリー

 

エルダーフラワー

身体を温めてくれるフラボノイドやフェノール酸を多く含み、発汗作用があります。

また、利用作用があるのでデトックス効果も。

 

リンデン

フラボノイドを含み、発汗、利尿作用があります。

ヨーロッパの植物療法でも風邪やインフルエンザに用いられてきました。

 

ジンジャー

ジンジャロールという成分が乾燥することによりショウガオールという成分にかわります。このショウガオールには発汗、代謝促進作用があります。

身体を温める目的で摂取するする際は加熱や乾燥させてから取り入れるのがおすすめ。  (妊娠中の方はお控えください)

 

ローズマリー

血液循環促進をしてくれるハーブとして有名です。ハーブティーとして飲んでもよし、精油でオイルトリートメントで用いられることも多いです。

 

 

オススメの飲み方など

■エルダーフラワー+リンデン+ジンジャー

それぞれをティースプーン軽く1杯ずつをポットへ。熱湯を注いで3分待って茶葉を漉してお飲みください。

さらにレモンの輪切りを1つプラスするととても美味しくなります。

お好みではちみつをプラスしてもよいでしょう。

 

■エルダーフラワーのコーディアル

コーディアルとは、ハーブシロップのこと。

イギリスでは伝統のある飲み物で、花粉症や風邪予防として一般家庭に根付いている飲み物です。

香りもよく、甘くてとても美味しいのでこちらも日常に取り入れやすいのが特徴です。

ネット通販などでも市販されているので是非、トライしてみてください。

お湯割りや炭酸割りなどでお楽しみくださいね。

 

 

冷えに負けない身体作りを心がけることが大切

「冷え性」を自覚されている方は、この機会に是非、日常生活(運動、食事、休養)の見直しをなさってみてはいかがでしょうか。

そして是非、日常にメディカルハーブもプラスしてみてください。

他にも様々なハーブがありますので自分の好みのオリジナルブレンドを見つけてみてくださいね!

何事も「継続は力なり」と言いますが、自分にとって美味しいものであれば、続けやすくもなりますね。

nana
原田 くみ
JAMHA認定 ハーバルセラピスト