正しいハンドクリームを選び方 冬の辛い手荒れを乗り越えよう!

正しいハンドクリームを選び方 冬の辛い手荒れを乗り越えよう!

こんにちは。ハンドビューティーコンサルタントの杉森洋子です。私はハンドケアの専門家として、シミやしわなどの手の老化や手荒れなどのお悩みの対策を指導しています。

 

冬は手荒れに悩む方が増えますが、今年の冬はさらにコロナウイルスの感染予防でアルコール消毒をする機会も増え、いつもよりもさらに手荒れ対策が重要になっています。

手荒れ対策でまず最初に思いつくのは、「ハンドクリーム」ですよね。今回は、正しいハンドクリームの選び方と、私のおススメのハンドクリームをご紹介します。

 

 

ハンドクリームの選び方

ハンドクリームを選ぶ時、何を重視していますか?

ハンドクリームを選ぶポイントは人それぞれですが、以下の3つのポイントで優先順位をつけて選ばれるとよいと思います。

 

手の悩みに合うものを選ぶ(効果)

ハンドクリームの効果は保湿だけではありません。成分によってさまざまな効果があります。ハンドクリームにはいろいろな成分が含まれており、症状によって得られる効果が違うので、悩みによって上手にハンドクリームを選ぶことが大切です。

 

好みの香りで選ぶ(リラックス)

香りにはリラックス、リフレッシュなどのさまざまな効果があります。好みの香りをつけることで、気分が上がります。使用シーンに合わせて香りを変えるのもいいですね。

 

使用感で選ぶ

ハンドクリームを塗った直後にスマホをさわったら、油でべとべとになってしまった。なんてなりたくないですよね。

でもサラサラタイプは保湿力がいまいちだったりします。

そんな事態を避けるためにも仕事中はべたべたしない、つけ心地がよいハンドクリームを使用して、寝る前は保湿力が強いハンドクリームを使用するなど、使い分けるといいですね。

 

冬は手の悩みが多くなるので、今回は手の悩みに合うハンドクリームをみていきましょう。

 

 

悩み別ハンドクリームの選び方

 

手肌のお悩みに合わせたハンドクリームを選ぶとよいでしょう。

 

手の悩み毎のおススメハンドクリーム

  • 乾燥がお悩みの方は、保湿系のハンドクリームがおススメ。
  • ひび割れ、あかぎれにお悩みの方は、ビタミン系のハンドクリームがおススメ。
  • 皮膚のごわつき、硬さにお悩みの方は、尿素系のハンドクリームがおススメ。
  • 水仕事による手荒れにお悩みの方は、撥水効果のあるハンドクリームがおススメ。

 

それぞれのハンドクリームについて解説をしていきます。

 

乾燥(保湿系のハンドクリーム)

手の乾燥が目立つ場合は保湿系のハンドクリームを塗りましょう。

セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などの水分を保持してくれる成分が入ったものがオススメです。そのほか「ワセリン」も手の乾燥に効果的です。ただし、ワセリンは水分の蒸発は防いでくれますが、それ自体に保水効果はないので、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」など保水効果のある化粧水を併用するとよいでしょう。

 

あかぎれ・ひび割れ(ビタミン系のハンドクリーム)

指のひび割れ、あかぎれが気になる方は「ビタミン系」のクリームを選びましょう。乾燥がひどくなると、手荒れが起きてしまいます。

ビタミン系ハンドクリームは「ビタミンE,A,B,C」が配合されており、血行を促進し治りを早くしてくれます。塗りながら軽く手のマッサージをすると、より効果が期待できます。

 

皮膚のごわつき、硬さ(尿素系のハンドクリーム)

肌がごわついて硬い方は、「尿素系」のハンドクリームを選びましょう。

尿素の「ピーリング効果」と呼ばれる皮膚の角質を溶かす働きによってごわついた肌を柔らかくしてくれます。かかとやひじ、膝のゴワゴワした部分にも使えます。

尿素には保水力を高めてくれ、角質を取り除いて肌のターンオーバーを促してくれる効果があります。

 

※ただし、あかぎれやひび割れなど傷になっている肌に使用すると、ピリピリとしみたり痛みを感じたりすることもあり、肌の状態を悪化させる場合もあるので、傷や炎症、手湿疹になっている場合は、尿素入りのハンドクリームは使用を控えましょう。

 

水仕事による手荒れ(撥水効果のあるハンドクリーム)

特に水仕事が多いために手荒れを起こしている方は、撥水効果のあるハンドクリームもおすすめです。

水仕事をすると、手の皮脂が奪われ、手肌が乾燥しやすくなるため、どうしても手荒れをしてしまいます。ゴム手袋をつけて作業をするのはもちろんですが、どうしても手袋を使えない時には、撥水効果のあるハンドクリームを使ってみるのもよいでしょう。

 

お悩みに合わせてハンドクリームを選び、手の悩みを解消していきましょう。

 

 

冬の手荒れ対策 水仕事に最適 撥水ハンドクリームおススメ5選

 

冬の手荒れ対策におすすめの、水をはじく撥水ハンドクリームを5つ紹介します。

 

メンソレータム ハンドベール プレミアムリッチバリア

 

水をはじいて効果が長続きする薬用ハンドクリーム

抗炎症成分、代謝補助成分、血行促進成分)、殺菌成分などを配合。ひび・あかぎれを防ぎ、皮ふをすこやかに保ちます。高密着バリア処方で水をはじきます。さらっとなじんで、べたつかない使い心地。無香料。

さらっとしたつけ心地だから水仕事もしやすいです。

 

 

塗って、料理・手仕事ができる!プロ・業務用ハンドクリーム

 

天然保湿成分を7種類配合し、塗ったあとに料理や手仕事をしても大丈夫なハンドクリームです。人間の皮脂に近いオレイン酸をたっぷり含むハイブリッドヒマワリ油が主成分で、

しっとりしているのにベタつきません。

天然成分のみでつくっているので、料理の前や途中で使ってもOK。そのまま手仕事を続けられます。デリケートな肌の方にもお使いいただけます。無香料無着色。

 

<成分>ハイブリッドヒマワリ油やホホバ油、スクワランなどを配合

 

【第一三共ヘルスケア】ロコベースリペア クリーム

 

こちらもプロからの支持率が高く、クチコミサイトでも高評価の逸品。水に強く、しっかりと皮膚を覆って保護するハードタイプのクリームです。「保湿力」「長時間のカバー力」「肌へのやさしさ(低刺激)」を兼ね備えており、特にひどい乾燥にお悩みの方におすすめ。香料・着色料・防腐剤無添加。低刺激性処方。防腐剤無添加を実現するために水分量を極力減らしているので、硬めのテクスチャです。丁寧になじませるとしっかりと皮膚を覆って保護してくれます。水に強く、長時間の保湿効果が期待できますよ。

 

<成分>セラミド3、コレステロール、遊離脂肪酸を配合。ナノ粒子化した油成分配合

 

アトリックス エクストラ プロテクション 薬用ハンドクリーム

 

 

高密封集中リペア処方で撥水性と耐水性のある密封膜が、乾燥だけではなく、食器洗いや洗濯などの水仕事における刺激から手肌を守り効果が持続する薬用ハンドクリームです。

薬効成分を閉じ込め、角層深く浸透させますヒビ・あかぎれを防ぎます。

水に強いハンドクリームの中では、のびが良く、手に馴染みやすいのが特徴。サラッとした使用感なので、カサつきが気になる手荒れ初期段階の方におすすめです。無香料。

 

<成分>保湿成分(ヒアルロン酸) 配合、消炎剤アラントイン、血行促進成分(ビタミンE)

 

 

コーセー コエンリッチ 薬用 エクストラガード ハンドクリーム

 

手あれの原因となる水・乾燥から手肌をまもるコエンザイムQ10配合のハンドクリーム。

スーッと伸びて、手肌にぴたっと密着します。ひび・あかぎれまで防いで、爪・ささくれもケアしてくれます。

薬効成分が角層深くまで浸透し、クリームの密着効果で長時間肌にとどまります。

乾燥による小じわを目立たせなくして、年齢の気になる手肌もハリツヤのある若々しい印象に。無香料。

コスパもいいので、たっぷり塗ることができますよね。

 

<成分>コエンザイムQ10配合。そのほかにもホホバオイル・アーモンドオイル・スクワラン、ヒアルロン酸、ローヤルゼリーなど

 

今年の冬は、悩みにあった成分と撥水ハンドクリームを選んで、トラブル知らずの美しい手を目指しましょう。

nana
杉森 洋子
ハンドビューティコンサルタント