便秘解消!正しい腸活の基本4ルール

便秘解消!正しい腸活の基本4ルール

こんにちは。インナービューティダイエットアドバイザーの桜井杏里です。
ここ最近、どこでも「腸活」という言葉を耳にしますね。そして腸活に関する食品や運動グッズなどが街中で沢山見かけるようになりました。

 

あなたは、なぜ腸活が大事なのかご存知ですか?

また、腸のケアをすることによって、体がどのように変化するのか。知っていますか?

 

皆さんに、心も体も健康でイキイキと生活できるよう、正しい腸活についてご紹介します。

腸の役割について

腸の全長は9mあります。そして大きく分けると、小腸と大腸の2つに分けられます。

小腸は十二指腸・空腸・回腸の3つに分かれます。

小腸の役割

・食物の消化・吸収
・免疫細胞の生成
・セロトニンの生成と分泌
食べ物の90%は小腸で吸収されます。

次に大腸は盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸からなります。

大腸の役割

・水分の吸収
・便の形成

そして、一定量の食べ物が溜まると、脳から排泄しろ!とう命令が出て、排便へと繋がります。
このプロセスが繰り返され、毎日排便がある状態が良好といえます。

便秘とは、医療の世界では「2日から3日間、便が出ない状態」のことを指しますが、排便がない状態が続くと、一体腸内環境はどうなるのでしょうか。

 

便秘になるとどうなる?

便秘とは体の中に老廃物が溜まっている状態です。
老廃物が蓄積すると、いくら良い物を取り入れても、腸壁が汚れているので、吸収してくれません。特に添加物などは腸壁に溜まりやすいと言われています。

悪玉菌が多い腸内環境からは、老廃物が血液にのって全身を巡り、お肌の質も低下させます。

また幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも脳内に増えなくなり、イライラなどの原因にもなります。

女性ですと月経前症候群(PMS)がプロゲステロンというホルモンの影響でひどくなる原因にもなります。

医療現場では便秘が続くと、下剤を使用し無理やり排便を促しますが、下剤を長年使用している人は、薬によっては腸に色素沈着することもあります。
薬に頼るのも1つの方法ですが、なるべく自然に便意を感じることが出来てから、排便をしたいですよね。

それでは便秘をしない腸内環境を作るにはどのようにすれば良いのでしょうか。


正しい腸活の基本ルール

1 朝起きて、コップ1杯の水を飲む

冷たい水ではなく、常温か白湯にしましょう。冷たい水は体を冷やし、女性は生理痛の原因にもなります。

2 朝食は少量でもきちんと食べる

朝は血糖値が上がりやすいので、パンや果物よりは、野菜を取り入れるようにしましょう。

3 朝起きて日光を浴びる

今年、梅雨の時期が長く日照時間が短くなったため、自律神経が乱れる方が多いとニュースになりましたが、自律神経を活性化させるには大事なことです。

 

4 発酵調味料、発酵食品を取り入れる

しょうゆ、お酢、味噌、みりん、塩麹などの発酵調味料、また、納豆、キムチ、ヨーグルト、チーズ、甘酒、などの発酵食品を取り入れましょう。
植物性乳酸菌などの発酵菌は腸の中で酸を作り、ストレスなどで乱された腸内環境を善玉菌が優位の状態に整えてくれます。

私も上の4つのことを取り入れてから、毎日快便となりました。

 

さて腸活がどうして大事なのかお分かり頂けましたでしょうか。

国立がん研究センターの2018年罹患数予測で、男女共に2位になっている大腸がん。
「腸の機能不全は万病の元」の言葉があるほど、腸は大切な器官です。今日から日々の生活の中に少しずつ取り入れ、みんなで腸活して更に充実した毎日にしていきましょう。

nana
桜井 杏里
モデル/ 美容家/看護師