デトックスウォーターの日持ちはどのくらい?保存方法や作り方のコツも!

デトックスウォーターの日持ちはどのくらい?保存方法や作り方のコツも!

「デトックスウォーターを作ってみたい」と思っているものの、作り方や味がわからないため躊躇している人は少なくありません。また、デトックスウォーターで痩せるという情報をネットで知り、気になっている人もいるでしょう。

今回は、今話題となっているデトックスウォーターの効果や注意点について、詳しく解説しています。最後にデトックスウォーターのおすすめレシピも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

今話題の飲み物!デトックスウォーターとは?

デトックスウォーターとは、果物や野菜、ハーブなどを入れたボトルにミネラルウォーターを注ぎ、一晩寝かせて作ったフレーバーウォーターです。

Ball社製のメイソンジャーを使ったジャーサラダがブームになり、同じ容器を使って提供されるデトックスウォーターが近年話題を呼んでいます。

スムージーのようにミキサーにかける必要はありません。カットした果物や野菜、ハーブを水と一緒にいれておくことで、栄養や風味がミネラルウォーターに溶け出すとされており、ヘルシーで飲みやすいお水になります。

自宅で簡単に作れて見た目もおしゃれで綺麗なため、インスタでも人気です。芸能人やモデルをはじめとしてデトックスウォーターの効果を、さまざまな人が投稿しています。

デトックスウォーターは痩せる?その効果とは

デトックスウォーターに期待できる効果について、詳しく解説していきます。
 

ダイエット効果

ダイエット中の方は、グレープフルーツやみかんなどの柑橘類、キウイのようにビタミンCが豊富な果物で作るのがおすすめです。特に、グレープフルーツにはナリンギンという苦味成分が含まれており、食欲を抑制する働きや抗酸化作用があると言われています。
 
また、カリウムが豊富に含まれているため、むくみを解消する効果にも期待できるでしょう。ネット上では、3週間デトックスウォーターの飲用を続けた結果「体重や体脂肪が減った」という有名人の声も見受けられます。そのため、ダイエットとして痩せる効果も期待できそうです。
 

アンチエイジング効果

果物や野菜の中には抗酸化作用の高いものがあるため、選ぶ食材によってはアンチエイジング効果が期待できると言われています。特に、ぶどうにはポリフェノールが多く含まれているので、アンチエイジング効果を得たい方におすすめです。

さらに、ブルーベリーやラズベリーなどのベリー系も加えることで、ポリフェノールだけでなくビタミンEも摂ることができます。ビタミンEには抗酸化作用があるとされており、アンチエイジングには最適です。

基本的にビタミンCやカリウムは、熱を加えると栄養が壊れてしまいます。そのため、ジャム作りのような調理に使うと栄養成分が失われる可能性がありますが、水に漬けるだけのデトックスウォーターなら安心です。

美肌効果

デトックスウォーターを作る際にレモンやりんごを選ぶと、美肌効果が期待できます。レモンには100g当たりのビタミンCが100mgと含有量が多く、シミの抑制やコラーゲンを生成する働きがあるとして有名です。

また、りんごに含まれているポリフェノール成分は、強い抗酸化力を持つと言われています。そのため、酸化が原因で起こるシワやたるみなど、肌トラブルを抑制する効果も期待できるでしょう。

デトックスウォーターは日持ちする?長持ちする保存方法

デトックスウォーターの賞味期限と保存容器について解説します。長持ちさせるための保存方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

デトックスウォーターの賞味期限

デトックスウォーターは冷蔵庫に入れている場合、1日間(24時間)のみ保存可能です。生の野菜や果物、ミネラルウォーターを使用しており、保存料が入っていないので日持ちしません。デトックスウォーターを安全に楽しむためには、なるべく早めに飲みきることが大切です。
 

長持ちさせる保存方法

デトックスウォーターを「作り置きしたい」という方には、冷凍保存がおすすめです。飲む時は冷凍庫から出して、自然解凍すればOKです。ただし、解凍後は菌が繁殖しやすくなるため、半日以内に飲みきる必要があります。1回で飲みきれる量を冷凍するようにしましょう。
 
デトックスウォーターに使用する保存容器は、密閉性が高く安全性に優れているガラス製のものがおすすめです。クリアな容器の方が見た目がおしゃれですし、視覚的にも楽しめます。

デトックスウォーターの作り方と注意点!日持ちさせるコツは?

デトックスウォーターの作り方と注意点!日持ちさせるコツは?
デトックスウォーターの基本的な作り方や注意点、日持ちさせるコツを紹介します。

基本的な作り方

まず果物や野菜、ハーブ、さらにミネラルウォーターとガラスボトルを準備してください。すぐに飲みきる場合は、使用する水に炭酸入りのミネラルウォーターを使っても良いでしょう。
 
よく使われている果物は、ブルーベリーやラズベリー、イチゴといったベリー系や、レモンやオレンジなどの柑橘類です。野菜では、きゅうりやズッキーニ、パプリカなどを入れる人が多い傾向にあります。好みでミントやローズマリーなどのハーブを入れる人も見受けられます。
 
基本的な作り方は以下の通りです。
 
1.果物や野菜を水でよく洗い流し、一口大にカットします。
2.カットしたものをボトルやジャーに入れて、ミネラルウォーターを注ぎます。
3.フタをしっかり閉めて、冷蔵庫で2時間から一晩寝かせましょう。
(すぐに飲んでも問題ないですが、数時間置いた方が良いとされています。)
 

デトックスウォーターの飲用時の注意点

デトックスウォーターの飲用をはじめる時の注意点を紹介します。
 

24時間以内に飲みきること

生の果物や野菜、ミネラルウォーターを使用しており、保存料を入れるわけではないため、時間が経つと鮮度が落ちます。鮮度が落ちると苦味や酸味が発生するため、24時間以内には飲みきることが大切です。もし24時間以上経ってしまった場合は、処分するようにしましょう。
 

生の果物や野菜を使用すること

缶詰やシロップ漬けの果物は、栄養価が少ないだけでなく糖分が多いためダイエットには不向きです。そのため、生の果物をカットして入れることを推奨しています。もし市販のカットフルーツを使用する場合は、必ず鮮度をチェックしましょう。
 
また例外として、ダイエット中でなければドライフルーツを使用してもOKです。ドライフルーツは生の果物よりも栄養価が高いと言われています。「甘味がないと飲みにくい」という方は、ドライフルーツで作ってみるのもおすすめです。
 

果物や野菜はよく洗うこと

果物の皮や野菜の表面には農薬が残っている可能性が高いため、よく洗ってください。ざっと洗っただけで水に漬けると、残った農薬が溶け出す恐れがあります。そのため、できれば丁寧に洗った後も皮をむいて使用した方が安心です。皮ごと使いたい方は無農薬のものを使いましょう。
 

デトックスウォーターを日持ちさせるコツ

まず前提として、デトックスウォーターを作る容器は清潔なものを使いましょう。そして、なるべく飲む時以外は冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。特に夏場は傷みが早いため、出しっぱなしにしないようにご注意ください。
 
外出先でも飲みたい場合は、保冷効果の高い水筒に入れるのが最適です。冷えた状態を保持すれば、鮮度が落ちる速度を防げます。冷凍保存して、外で自然解凍させても良いでしょう。

デトックスウォーターのおすすめレシピをご紹介!

最後に、デトックスウォーターを美味しく飲めるアレンジレシピを、期待できる効果別に紹介します。
 

脂肪燃焼効果が期待できるレシピ

脂肪燃焼には、グレープフルーツやイチゴ、キュウリ、生姜などの食材がおすすめです。それぞれの食材には、体内に溜まっている老廃物を出したり、脂肪燃焼を促進させたりする効果が期待できます。
 

アンチエイジング効果が期待できるレシピ

アンチエイジングにおすすめな食材は、ブルーベリーやラズベリーなど、甘酸っぱいベリー系の果物です。ベリー系の果物には、水溶性のビタミンCが豊富に含まれているため、抗酸化作用が期待できるでしょう。

また、ビタミンが豊富なレモンやオレンジを一緒に入れるとすっきりと飲みやすくなるのでおすすめです。
 

美肌対策のおすすめレシピ

美肌作りにおすすめな食材は、ブルーベリー、ローズマリー、プラムです。ブルーベリーとローズマリーには抗酸化作用があると言われており、活性酸素を抑制する効果が期待できます。さらに、プラムには肌のハリに効果があるとされるβカロテンが含まれています。
 
そのため、老化によるシミやシワ、たるみを抑制する効果が期待できるでしょう。また、ベリーとローズマリーの風味が爽やかなデトックスウォーターとなるため、飲みやすい点でもおすすめです。
 

まとめ

現在、デトックスウォーターが「健康やダイエットに効果がある」といった医学的な根拠はありません。しかし、毎日の水分補給が身体に良いとされているのは確かです。デトックスウォーターは、ボトルやジャーがあれば自宅で簡単に作れます。
 
また、ガラスのボトルに鮮やかな色の野菜や果物を入れれば、風味だけでなく見た目も楽しめます。ぜひデトックスウォーターを生活に取り入れて、健康のためにも楽しく水分補給していきましょう。