二重顎になりやすいのは骨格が原因?二重アゴの解消法もご紹介!

二重顎になりやすいのは骨格が原因?二重アゴの解消法もご紹介!

「あれ?これって二重顎?」鏡を見てふとそう感じた事はありませんか?
「痩せているのに顎だけ太って見える…」という方も少なくありません。
太っていると、二重顎になりやすい傾向にありますが、実は肥満が原因ではない二重顎もあります。その場合「二重顎になりやすい骨格」が原因かもしれません。
 
この記事ではその二重顎になりやすい骨格と二重顎の種類、すぐ出来る二重顎のケアをご紹介します。
 

二重顎には種類があるの?二重顎の種類を解説!

二重顎の原因は肥満と思われるかもしれませんが、実は、その原因は肥満だけではありません。二重顎になる原因には、大きく分けて4つのタイプがあります。

・骨格タイプ
痩せていても二重顎になりやすい骨格タイプの二重顎
・脂肪、むくみタイプ
顎周りの脂肪が垂れ下がることや、むくみによる二重顎
・たるみタイプ
加齢や筋力の衰えで、皮膚や脂肪が垂れ下がっている二重顎
・姿勢、ストレートネックタイプ
猫背や姿勢のくずれからくる二重顎
 
二重顎にお悩みの方は、まずは自分がどのタイプに当てはまるか確認して、それぞれのケアの方法をチェックしましょう。
 

二重顎の原因とは?二重顎になりやすい骨格も解説!

4種類の二重顎をタイプ別に見ていきましょう。

・骨格タイプ

痩せているのに二重顎になりやすい方は骨格によるものが考えられます。

下顎の先端の部分である「オトガイ」と喉仏の上にある骨「舌骨」の形や位置によって、二重顎になりやすい方がいます。以下のような骨格の人は二重顎になりやすいと言われています。
 
・オトガイが小さな方、内側に入っている方
・舌骨の位置が低い方
 
これらに該当する方は、少しでも顎の下に脂肪がつくと、すぐに二重顎のように顎周りがぼやけてきてしまいます。
 
ダイエットをして体は痩せたのに二重顎は無くならない、という方は骨格タイプの可能性が高いです。
 

・脂肪、むくみタイプ

肥満やむくみも二重顎の原因になります。

体重の増加により顎周りの皮下脂肪が増えると、筋力の衰えのため支えきれなくなり二重顎になってきてしまいます。また、リンパの流れや血流が悪くなるとむくみが出てきてしまい、顎周りの流れが特に悪くなるため二重顎になりやすくなります。
 
ダイエットして二重顎がスッキリする方は骨格ではなく脂肪、むくみタイプと言えるでしょう。
 

・たるみタイプ

たるみタイプは脂肪タイプと似ているように思われますが、違いは加齢による衰えかどうかです。
 
加齢による皮膚や筋力の衰えは、二重顎を引き起こす大きな原因です。また、過度なダイエットによる皮膚のたるみでも二重顎が出来てしまう事もあるので、まだまだ若いから大丈夫だと思っている方も注意が必要です。
 
どちらも顎周りの筋力を上げる事で予防につながりますので、適度に鍛えるとよいでしょう。
 

・姿勢ストレートネックタイプ

姿勢、ストレートネックも二重顎の原因になります。
 
顔にはたくさんの筋肉が張り巡らされており、その筋肉は首や肩にもつながっています。猫背で肩甲骨が前に巻いてしまうと、首が前に落ちるストレートネックになり、自然と二重顎の原因となってしまいます。
長時間のパソコンやスマホの利用は姿勢の悪化を引き起こし、二重顎に繋がる可能性があります。
 
最近は猫背の人が多いため、姿勢が原因でストレートネックになり二重顎が出来てしまう人は多いようです。

実は日本語の発音は舌を動かす筋肉をあまり使わないと言われています。
普通に話しているだけでは劣化してしまう可能性があるので意識して動かす事が大切です。
舌を動かす筋肉の劣化、姿勢の崩れやストレートネックにより顎周りの筋力が低下すると、基礎代謝も下がり血行が悪くなります。
その結果、顎の下に老廃物が溜まりむくみに繋がり、二重顎になってしまいます。

姿勢やストレートネックからくる二重顎の解消は姿勢改善や日々のトレーニングで改善されるので、次に紹介する筋トレやマッサージを特に意識してやってみましょう。

骨格が原因の二重顎でも解消できるの?二重顎改善の筋トレ・マッサージ方法を紹介!

二重顎になりやすい骨格だとしても、改善方法や予防方法はあります。
 
生まれつき二重顎になりやすい骨格の人は、なりにくい人よりも脂肪、むくみ、たるみ、姿勢からの影響を受けやすいです。そのため筋力をアップすることで二重顎の予防や改善に繋がります。
 
簡単に出来る対策として以下の3つをおすすめします。

舌回しトレーニング

舌で上の歯、下の歯をなぞってぐるぐる回すトレーニングです。
毎日まずは右回り5回、左回り5回を1セットとしてやってみましょう。
慣れてきたら1日3セットがおすすめです。
とても簡単に出来ますが、口周りの血流とむくみ改善に役立ちます。

下顎の筋トレ

舌で上顎を軽くゆっくり5秒間押してあげてください。鏡を見ると、顎下から喉仏にかけての筋肉が動いているのが分かると思います。
1日3セット程度がおすすめです。

下顎の筋トレはあまりやり過ぎると痛めてしまう可能性もあるので、軽く押しあげるくらいの力でやるのがポイントです。

フェイスラインマッサージ

顎の下の脂肪を指で耳下あたりまで撫でて、そのまま首筋を通り下の鎖骨まで流します。
1日に1回、血流が良くなるバスタイムに、オイルなどを使ってマッサージするのがよいでしょう。
 

ストレートネックによる二重顎はどのように解消すればよい?

ストレートネックとは、猫背による姿勢の崩れから首が前にゆがんで落ちてきてしまう事です。デスクワークやスマホを見る時間が多い方はストレートネックになるリスクが高く、それによって二重顎を引き起こしてしまいます。

ストレートネックによって顎を動かす筋肉が固まってしまい、顎周りの筋肉が衰え血流や代謝が悪くなり、脂肪がつきやすい状態になります。

ストレートネックによる二重顎の改善は、とにかく姿勢を正しくする事です。
 

ストレートネックの人向けストレッチ

胸を張りながら肩甲骨を後ろに10回ぐるぐる回すように動かします。
この時に顎を上に向けるように伸ばしましょう。
自然と首周りの筋肉も緩んでくるため、猫背やストレートネック、二重顎の改善につながります。

二重顎解消のためのマッサージ時の注意点を解説!

二重顎解消のため、顎周りの筋肉をとにかく鍛えれば良いという考えは要注意です。
過度なトレーニングは「顎関節症」を引き起こす可能性もあるため、やみくもに表情筋を鍛えたり顔のトレーニングをする事は気をつけましょう。上記の目安の回数や頻度を守って、適度に筋肉を鍛えるようにしましょう。
 
自分の二重顎タイプを確認し、自分に合った解消方法、予防方法を見つけることが大切です。人によって顔の筋力は様々ですので、ご自分の無理のない範囲で日頃から習慣づけるようにしましょう。
 
綺麗なすっきりとしたフェイスラインを手に入れるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

nana
山本 香奈
パーソナル美容整体師/美容家