お香の香りは日常を彩る素敵なアイテムですが、体に与える影響といったデメリットを正しく理解していますか?また、お香や線香、アロマなどの違いが分からず、どれを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。
 
今回は、お香のデメリットをはじめ、メリットについても解説します。さらに、線香やアロマとの違い、おすすめの商品までを一挙にご紹介します。日常生活にお香や線香、アロマなどの香りを取り入れて楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
 

お香のデメリットとは?体に悪いって本当?

お香は、部屋の空間に香りづけができるだけでなく、リラックス効果があるとして多くの人に愛用されているアイテムです。しかし、体に悪影響を与えるデメリットも存在することを知らないかった人も少なくないでしょう。ここでは、お香のデメリットとそれぞれの対策について解説します。
 

健康に悪影響を与える可能性

実はお香の煙には、微小な粒子である高濃度の有害な化学物質(PM2.5)が含まれています。そのため、この粒子が肺に入ると呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。
 
もし長時間吸い込む環境にいる場合、喘息の発症や肺機能低下など、健康に悪影響を及ぼすことも…。すでに、アレルギーや喘息などの呼吸器疾患を持つ方は、悪化する可能性があるので注意が必要です。
 
お香を焚く際には換気を徹底したり、使用頻度を控えめにしたりすることで健康へのリスクは軽減できます。ただし、海外の物や安いお香は、化学物質が多く含まれている傾向がにあるので避けてください。購入する際は、煙や化学物質が少ないお香を選ぶようにしましょう。

部屋への影響

お香を焚くと、部屋の壁や家具に黄ばみや匂いが付着するというデメリットもあります。そのため、特に賃貸物件にお住まいの方が懸念される問題点と言えます。壁やカーテン、家具に付着した黄ばみや匂いは清潔感を損ね、その部屋に招いた人にも不快感を与えかねません。
 
中には、室内でお香を炊くことを禁止している賃貸物件もあります。賃貸物件でお香を使用する場合は、契約書のルールを確認し、必要であれば大家さんや管理会社に許可を取りましょう。
 
また、お香の使用が許可された場合でも、適切な使用を心がけることが大切です。空気清浄機を使用し、換気扇を回して部屋の空気を循環させると良いでしょう。
 

お香にはメリットもたくさん!

お香にはメリットもたくさん!
お香には多くのメリットがあるため、古くから活用されています。お香の心地よい香りは、ただ気分を良くしてくれるだけでなく、実際に体や部屋の空間に良い影響をもたらす効果をもたらすことはもあることは有名です。ここでは、お香の主なメリットを5つ紹介します。
 

浄化作用・殺菌効果

お香は空間を浄化し、一部には殺菌効果もあるとされています。そのため、お香を焚くことで室内の空気を清潔に保ち、健康的な環境づくりができる点が人気です。特に、自然素材から作られるお香は天然の力を活用できるので、より良い空間が作り出せるでしょう。
 

リラックス効果でストレス軽減

お香の香りには心身をリラックスさせる効果があります。アロマセラピーと同様に、特定の香りは心地良い刺激となり、ストレスや緊張を和らげる効果が期待できます。忙しい毎日の中でも、お香を焚いてゆっくりと深呼吸すれば、穏やかな時間を得ることができるでしょう。
 

吸湿効果

お香には湿気を吸収する効果があり、室内の湿度調整に役立ちます。特に、梅雨時のジメジメした日には、お香を焚くことで快適な空間を保てるでしょう。
 

虫除け

お香には、虫を寄せつけない効果も期待できます。特に夏の季節には、蚊などの虫の侵入を防ぐためにお香が使われることが多いです。天然成分のお香は化学的な虫除けと異なり、人体に優しく健康に影響の少ない対策となります。
 

消臭効果

お香は不快な臭いを消し、室内を良い香りで満たします。タバコやペットなど、日常生活で発生するさまざまな臭いを軽減するのに効果的です。好みの香りを選ぶことで、心地良い快適な空間を作り出せます。
 

お香・線香・アロマの違いとは?自分にあったものを選ぼう

お香・線香・アロマの違いとは?自分にあったものを選ぼう
お香や線香、アロマには、それぞれ独自の特徴と香りがあり、用途や好みに応じて選ぶことができます。ここでは、それぞれの違いについて原料や香りに焦点をあてて解説します。また、どのような人に何がおすすめかも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

お香の特徴

お香は天然の樹脂や木、花、香料などを混ぜ合わせて作られており、多種多様な香りが楽しめるアイテムです。形状はスティック型やコーン型、渦巻き型、紙型、香炭といった種類があるものの、基本的には火をつけて香りを焚きます。
 
お香は、リラックス効果を得たい時だけでなく、部屋の空間を浄化したい時にも活躍します。また、心を落ち着けて瞑想を深めたい人、部屋を心地よく香らせたい時にも最適です。香りの種類が豊富なため、自分の好きな香りを選んで使用することで、穏やかな時間を演出できます。
 

線香の特徴

線香は、木粉や香料を混ぜて細長い棒状にしたもので、主に宗教的な儀式や供養に用いられます。そのため、お香との違いとして挙げられるのは、線香は仏事や法事で使用される点のみです。
 
穏やかで控えめな香りが特徴的な線香は、心を静めたい時や集中力を高めたい時にも適しています。瞑想やヨガ、読書の時間など、自分だけの静かな時間を過ごしたい時に使用すると良いでしょう。
 

アロマの特徴

アロマは、植物の花や葉などから抽出して作られたエッセンシャルオイルです。アロマオイルの種類は豊富にあるため、リラックス効果や気分転換、健康維持など、自分に適したオイルを選ぶことができます。
 
ストレスを軽減させたい、または睡眠の質を向上させたい時、心身の健康状態が気になる時にはアロマがおすすめです。火や煙を出すお香や線香と違い、火災や体への影響を心配する必要はなく、安心して使用できます。
 

おすすめのお香・線香・アロマを紹介!

お香や線香、アロマには、それぞれに特有の香りがあり、楽しみ方が異なります。ここでは、それぞれのカテゴリー別におすすめの人気商品を厳選しました。あなたの求めている商品を、ぜひ見つけて試してみてくださいください。
 

お香①:APFRフレグランス インセンス


「APFRフレグランス インセンス」は、ウッディやシトラス、フローラルなどの多彩な香りが人気のお香です。コーン型は10種類以上、スティック型は30種類以上もの香りが提供されています。

それぞれの香りにストーリーやイメージがついているため、自分の気分や好みに合わせて選べる豊かなバリエーションが魅力です。シンプルでおしゃれなパッケージはインテリアにも馴染み、プレゼントをしても喜ばれます。日常のリラックスタイムや気分転換、集中したい時に最適です。

価格は、コーン型が20個入りで3,080円、スティック型は25本入り2,200円となっています。どちらもAmazonや楽天などで購入可能です。
  
口コミ:ホワイトティーの香りを購入。最近、インスタやTikTokで良く見かけるので購入してみました。お香お香してないお洒落な匂いです。玄関で焚いていますが、扉を開けておけば部屋にまで匂いが香るくらいしっかりと香ります。普段は、炊かずに刺したまま置いているだけでも通った時にフワッと香るのでおすすめです。(出典
 



 

お香②:DUMBO インセンス スティック


「DUMBO インセンススティック」は、柑橘系やフローラルなど10種類の香りがあり、バリエーション豊かなお香です。ラグジュアリーな「Red Carpet」や清涼感のある「POLO」など、選ぶ香りによって特別な演出が施せます。シーンや気分に合わせ、さまざまな香りを楽しみたい方に最適です。

さらにDUMBOのお香は、おしゃれな筒状のケースに入っているため、いつでも新鮮な香りが楽しめます。プレゼントやギフトにも適しており、25本入り1,500円とリーズナブルな価格で、Amazonや楽天などで入手可能です。

口コミ:とてもカッコいいパッケージで開けた瞬間かなり良い香りが…とりあえずPOLOのみ炊いてみました!めちゃくちゃ良い香りです。良い意味でお香っぽく無いというか…優しい甘さで柔軟剤っぽい香りがします。本当に香水のような。RED carpetは直に嗅いだ感じベリー系のガムのような甘い香りがします。defは爽やかですっきりした香りです。どれもハズレ無くとっても良い香り。(出典
 


 

お香③:除障香 白檀桃


「除障香 白檀桃」はスパイシーさを基調にし、微かな白檀と桃の香りが漂う特徴的なお香です。チベットの薬草学に基づいた除障効果により「空間を浄化できる」として高い評価を得ています。このお香は香りを楽しむというよりも、邪気を祓い穏やかな空間作りを求める方に最適です。

特に、桃の木は「天下無敵」の花言葉を持つほど、その強い浄化力で珍重されています。各お香は手作りのため、形状は一つ一つ異なります。価格は1箱60本入りで5,140円、Amazonや楽天などで購入可能です。

口コミ:商品発送の確認後に扁桃腺が腫れて高熱が出ました。タイミングがたまたまだったのかと思いましたが、友人も商品発送確認後に体調不良に…。香を焚くようになってからは体調も良く、いいことがよく起きるようになりました。何ヶ月も悩んでたけど、もっと早く買えばよかったと思うくらいのお香です。(出典
 


 

宇野千代のお線香 淡墨の桜


日本香堂の「宇野千代のお線香 淡墨の桜」は、風雅な桜の香りが印象的な線香です。女流作家、宇野千代が愛した1500年を超える樹齢の桜をイメージし、桜皮ポリフェノールや孟宗竹炭など天然素材を用いて作られています。これにより、上品かつ優雅な空間を演出できます。

また、この線香は煙が少ない点も魅力的です。線香特有の煙の多さを気にすることなく使用できるため、贈答用としても最適です。

桜の花がデザインされた美しいパッケージは、特別なギフトにも相応しい一品といえます。価格は1,815円(約200g)で、楽天やAmazonなどのネットショップで購入できます。
  
口コミ:いろいろな商品を使いましたが最終的に淡墨の桜に落ち着きました。人それぞれ好みがあると思いますが煙が少なく香りも優しくリビングで使用しても全く気になりません。(出典
 


 

NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル


「NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル」は、天然100%のピュアな精油で製造されたアロマオイルです。ラベンダー、オレンジ、ユーカリなど、全35種類の香りを取り揃え、目的に応じて選べます。天然品質にこだわりがあり、リラックスタイムや気分転換に使いたい方に最適です。

NAGOMI AROMAは自社で充填作業を行っているため、リーズナブルな価格設定も魅力といえます。5ml×6本セットは1,019円で、Amazonや楽天などで購入可能です。

口コミ:とても良い香りで落ち着きます。他社製のアロマと比べて香りの広がりが良い!これからも使い続けます!(出典
 


 

まとめ

本記事では、お香のデメリットや健康への影響、さらにお香・線香・アロマの違いや選び方について解説しました。それぞれに独自の魅力と注意点があるため、選ぶ際には自分の目的や好みを考慮することが大切です。

お香を焚く際は、適切な方法を用いて安全にすてきな香りを楽しむための対策を心がけてください。今回の記事を参考に、自分の好みに合ったお香や線香、アロマを見つけ、より心地良いリラックス空間を作りましょう。

頭皮ケアにはアロマがおすすめです。アロマで頭皮ケアをすることで、健康的な頭皮を作り美しい髪の土台となります。また、アロマによるリラックス効果や自律神経を整える作用もあるため、頭皮だけでなく全身ケアにも繋がります。
 
この記事では、頭皮ケアにおすすめなアロマ、簡単おすすめアロマレシピ、セルフマッサージの方法をご紹介します。

よくある頭皮トラブルとその原因とは?頭皮ケアの必要性と共に解説!

 
よくある頭皮のトラブルには、乾燥、かゆみやフケ、においなどがあります。それらの頭皮トラブルの原因は、加齢、更年期、産後やPMS(月経前症候群)のホルモンバランス、ストレス、洗い過ぎやケアのし過ぎなどがあります。頭皮ケアを意識するあまり、間違ったケアで逆に頭皮トラブルを招く可能性もあります。

間違った頭皮ケアが頭皮トラブルを招く?

頭皮を清潔にすることは大切なことですが、洗い過ぎると頭皮が乾燥したり、かゆみやフケなどのトラブルの原因になることがあります。また、保湿や栄養を与えようとクリームやヘアオイルなどをつけることで、逆に油分を取り過ぎてトラブルになることもあります。
 
その他、パーマやカラーリング、紫外線などダメージや精神的ストレス、食生活の乱れや睡眠不足などが、頭皮の自然治癒力の衰えに繋がることもあります。
 

頭皮の自然治癒力を活かす頭皮ケアが大切

美しい髪には健康な頭皮が必要です。本来の自然治癒力を活かした頭皮ケアをすることで、身体の内側から頭皮が健康になり、コシや艶のある美しい髪が戻ってきます。
頭皮をマッサージするなど、頭皮ケアをすることで、頭の血流だけでなく全身の血流もよくなるため、全身ケアにも繋がります。
 
髪が健康的で美しいと、外見はもちろんですが、気持ちにも大きな変化があります。若々しい気持ちでいられたり、髪がきまっていると今日も頑張ろうと前向きになれ、自信にもつながります。
 
 

頭皮ケアにはアロマがおすすめ!その理由とは

 
頭皮ケアにアロマがおすすめの理由は、心身に負担をかけずに頭皮だけでなく全身の健康にも繋がるからです。
 

アロマの香りでリラックス効果と自律神経を整える

アロマの香りは、リラックス効果があり、自律神経の調整にも役立ちます。
 
心理的なストレスは、睡眠不足、自律神経の乱れ、血行不良、食生活の乱れ、肌荒れなど、様々な不調を招きます。アロマの香りによって心の緊張が緩んでくると、身体の緊張も自然と緩んできて、眠りに入りやすくなります。さらに自律神経やホルモンバランスなどが整うことで、血行促進、美肌効果、抜け毛や頭皮の乾燥などの予防に繋がります。
 
このように、アロマは頭皮や毛髪に作用するだけではなく、心も身体も一緒に本来の健康な状態に近づけることができます。
 
 

頭皮ケアをする前に!アロマの選び方を解説

頭皮ケアをする前に!アロマの選び方を解説
 
アロマを使った頭皮ケアをする時に、どのようにアロマを選んだらいいのでしょうか?ここでは、アロマの選び方をお伝えします。
 
アロマにはフレグランスオイルとエッセンシャルオイル(精油)があります。フレグランスオイルは香りを楽しむために人工的に作られたオイルのことで、エッセンシャルオイル(精油)を含むものもありますが、全く別のものになります。
 
頭皮ケアに使うアロマには、ピュアなエッセンシャルオイル(精油)を選びましょう。
 

エッセンシャルオイル(精油)の注意点

エッセンシャルオイルには、いくつか注意点があります。
 

人によってはNGなオイルがある

エッセンシャルオイルには、妊娠中の方、持病やアレルギーの方など、人によっては頭皮に塗ることができないエッセンシャルオイル(精油)もありますので注意が必要です。
 
妊娠中や持病のある方が初めて使う際は、アロマショップやアロマセラピストなどの専門家に相談すると安心でしょう。
 

原液で使用しない

エッセンシャルオイルは高濃度に濃縮されているため、原液を直接頭皮につけないようにしましょう。エッセンシャルオイルは、植物性のキャリアオイルに希釈するなどして使います。
 
アロマは、それぞれのエッセンシャルオイルの成分や特性から使い方に合わせて選んだり、好きな香りから選ぶのもよいでしょう。
 
 

頭皮ケアに効果のあるアロマをチェック!

 
頭皮ケアに効果のあるアロマをご紹介します。頭皮トラブルは、加齢、更年期、産後やPMS(月経前症候群)におけるホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因で起こるため、ご自身がどの原因に当てはまるのか、ということや頭皮の症状、今の自分の心理状態などに合わせてアロマを選ぶとよいでしょう。
 

ローズマリーシネオル

抗酸化作用による老化やフケの防止が期待でき、思考をスッキリさせてリフレッシュできる香りです。
 

ティートリー

抗菌作用があり、生きる力を湧きあがらせてくれる香りです。
 

ネロリ

更年期などにおけるホルモンバランスを整え、どんな自分も受け止めたくなる香りです。
 

ゼラニウム

PMS(月経前症候群)や更年期の心のバランスを整え、自分に優しくなれる香りです。
 

カモミールローマン

鎮静作用による乾燥や炎症防止、かゆみなどのケアや、イライラなどのストレスを和らげて自分にも人にも素直な気持ちになれる香りです。
 

オレンジスイート

副交感神経を刺激し心と身体のリラックスや、気分を明るくしてリフレッシュできる香りです。他のアロマと混ぜることで香りの楽しみ方も広がります。
 
 

自宅でできるアロマ入り頭皮ケアレシピをご紹介!アロマスプレーやアロマオイルを簡単に作ろう!

自宅でできるアロマ入り頭皮ケアレシピをご紹介!アロマスプレーやアロマオイルを簡単に作ろう!
 
アロマスプレーは気づいた時に気軽に吹きかけられ、気分転換にもなるのでおすすめです。頭皮ケアのアロマスプレーの作り方を紹介します。
 

アロマスプレーの作り方

リラックスしたい方やリフレッシュしたい方向けのアロマスプレーレシピをご紹介します。
 

リラックス アロマスプレー

<材料>
精製水45ml
無水エタノール5ml
エッセンシャルオイル(精油)10滴
ネロリ3滴、カモミールローマン2滴、オレンジスイート5滴(1滴0.05ml)
 
<作り方>
①無水エタノールにエッセンシャルオイル(精油)を入れ混ぜます。
②①に精製水を入れます。
③スプレー瓶に②を入れよく振り混ぜます。
 

リフレッシュ アロマスプレー

<材料>
精製水45ml
無水エタノール5ml
エッセンシャルオイル(精油)10滴
ローズマリー2滴、ティートリー1滴、ゼラニウム4滴、オレンジスイート3滴(1滴0.05ml)
 
<作り方> 
①無水エタノールにエッセンシャルオイル(精油)を入れ混ぜます。
②①に精製水を入れます。
③スプレー瓶に②を入れよく振り混ぜます。

アロマオイルレシピ

頭皮ケアのアロマオイルを作ってみましょう。朝用と夜用に分けて使うとよいでしょう。

マカダミアオイルやホホバオイル、アルガンオイルなどのキャリアオイルに精油を入れて頭皮用アロマオイルを作ります。
 

朝用 アロマオイル

<材料>
ホホバオイル30ml
エッセンシャルオイル(精油)3滴 
ゼラニウム2滴、オレンジスイート1滴(1滴0.05ml)
 
<作り方>
①ホホバオイルにエッセンシャルオイル(精油)を入れ混ぜます。
②①をボトルに入れます。
 

夜用 アロマオイル

<材料>
マカダミアオイル20ml
アルガンオイル10ml
エッセンシャルオイル(精油)3滴
ネロリ2滴、カモミールローマン1滴(1滴0.05ml)
 
<作り方>
①マカダミアオイルとアルガンオイルを混ぜます。
②①にエッセンシャルオイル(精油)を入れ混ぜます。
③②をボトルに入れます。

 
朝用のスプレーやマッサージ用のアロマは、爽やかなリフレッシュ系の香りがおすすめです。思考もスッキリし前向きな気持ちで1日がスタートできます。例えば、ローズマリーやティートリー、ゼラニウムの香りでリフレッシュできます。
 
夜用のスプレーやマッサージ用のアロマは、リラックス系の香りがおすすめです。頭皮マッサージで身体の血流もよくなり身体も温まっていることでしょう。そこにリラックスの香りがプラスされて、さらに心地よい眠りにつきやすくなります。ネロリやラベンダー、カモミールの香りがおすすめです。
 

アロマオイルを用いて頭皮ケアする際のマッサージ方法を紹介!

 
アロマオイルを使った頭皮マッサージのやり方をシーン別にご紹介します。

シャンプーの前の頭皮マッサージ

作ったアロマオイルを手のひらに10円玉くらいのせ、両手のひらになじませて体温で温めます。
 
温まったアロマオイルをつけた手のひらと指先で頭全体をやさしくゆっくりとマッサージしながら頭皮にオイルを塗っていきます。
 
アロマオイルの香りを嗅ぎながら呼吸をゆっくりと整えマッサージをすると、よりリラックスできます。
 
頭皮や毛髪が乾燥しているときにはアロマオイルを塗ったまま少し待ったり、アロマオイルを塗った頭にタオルを巻いて湯船につかってからシャンプーをしたりすると、よりしっとりとした肌触りを感じられます。

シャンプー後のドライヤー時の頭皮マッサージ

シャンプー後に、軽くタオルドライをしたら、作ったアロマオイルを毛先にやさしくつけてからドライヤーで乾かすと頭皮と毛髪の乾燥予防になります。
 
髪にオイルをつけすぎるとベタつくことがありますので注意してください。
 

朝の髪のブロー時の頭皮マッサージ

頭皮用のアロマスプレーを髪全体ににシューッとスプレーをして指先で軽く頭皮をマッサージしてからブローをします。頭の血流も良くなり思考もスッキリします。

※注意
髪や頭皮にスプレーをするときには、目に入らないように気を付けてお使いください。
妊娠中や体調によって使えないエッセンシャルオイル(精油)があります

アロマセラピストの高橋優子です。

あなたの一番の心配事は何でしょうか?

あなたには、心配事で夜も眠れないということはありますか?

職場の同僚やママ友との人間関係、お子さんの生活態度や進路のこと、ご両親の介護、夫婦関係、恋愛や結婚などいろいろとありますね。今に限って言えば、コロナで仕事が減って、お金のことで心配がある方もいらっしゃると思います。

心配事があるときには心もカラダも固くなり、緊張状態が続いて眠れなくなってしまうものです。眠れなくなることで翌日の生産性が下がり、それが更なる悩みとなって心にも身体にも悪循環となります。

 

さて、そもそも「心配」って何でしょうか?

「不安」とは何が違うのでしょう。「不安」とは理由の分らない恐怖、「心配」は理由の分っている恐怖のことを指します。理由が分かっているのであれば、考え方次第で結構簡単に解決することが出来るのです。

そこで今回は「心配」について触れていきながら、「不眠」の中でも「心配事があって眠れない」ときの対処法をご紹介いたします。

 

なぜ、あなたは心配なのでしょうか?

きっとあなたは今、ご自分の頭の中が整理できてないのではないでしょうか。

不安なことが不安ということに悩まされている可能性がありますので、まずは現状を整理していきましょう。

 

現状の整理の手順

1.今の状況をありのまま紙に書く

起こっている出来事、それに対してあなたがどんな感情になっているのか、なぜ、そう思うのかをそのまま書き出してみてください。すると、漠然と心配していたことが視覚で整理できて心配事が明確になります。

 

2.できることとできないこと、本当に必要なこと、しなくてもいいことなどを書く

次に、できることとできないこと、本当に必要なこと、しなくてもいいことなどを書き加えていってください。例えば、大切な人、今は付き合わなくてもいい人、などと整理していきましょう。リストアップした中で、できることはすぐにやってみましょう。難しいことは他の方法を検討するなど、時期を待つ間に準備をすることもできます。それも一緒に書き込んでいくと良いでしょう。ここでは自分を客観的に見られるように意識してみてくださいね。

 

3.ゆっくりと読み返し、受け入れる

書き終わったらゆっくりと読んで自分のなかに受け入れてみましょう。受け入れることで問題としっかり向き合うことができます。先ほどお伝えしたように、心配事は理由の分っている不安ですから、この作業でほとんど解決してしまうと思います。

 

心配事に意識があるときは辛く不安に感じることも、幸せに意識を向けることで、あなたの周りで起こっていることが幸せへと繋がっていくことに気が付けることでしょう。現状としっかりと向き合って生きることは未来の幸せへと繋がっていきます。

 

4.解決しない場合の方法

もしかすると上記の方法だけでは解決するのが難しいこともあると思います。そんなときには、家族や友人に話を聞いてもらって心の中を整理するのもおすすめです。専門家の力を借りるのもいいでしょう。私も対面やリモートでのセラピーを行っておりますが、もし距離の問題やリモートへの抵抗があるようでしたらお近くの専門家を訪ねてみてください。

 

あなたの周りには、あなたの心配を一緒にしたいと思ってくれる方がいます。その人たちの愛情を少しだけ受け入れてみるといいでしょう。人の愛情を受け取ることで愛されている実感が出てくるはずです。それがあなたの自信となって心配していたことも乗り越えていく力が湧いてきます。すると、心に余裕が出来て前向きな気持ちになれるので、不思議と解決していく具体的なアイデアも浮かんでくるものです。

 

眠れない夜には香りを使ってみましょう

眠れない夜にはアロマのちからを借りるのもひとつの方法です。

そこでおすすめなのがジャーマンカモミールの精油です。

ジャーマンカモミールは、心身を鎮静させてくれます。心と身体はつながっています。心が緩みますと身体の緊張も緩んできます。心配事や不安、怖れなどの気持ちに、この精油がサポートをしてくれますので、試してみるのもいいでしょう。

 

使い方は、ディフューザーにカモミールジャーマンの精油を入れてリビングや寝室にほのかに香らせておくだけですので簡単です。ディフューザーをお持ちでなければマグカップにお湯を入れ精油を1滴入れてお使いください。湯気と一緒に香りがお部屋に広がっていきます。アロマバスやオイルトリートメントもおすすめです。

ジャーマンカモミールは、香りが強めの精油です。1滴でも十分楽しめます。香りを少なめに使うとリラックスしやすいです。ジャーマンカモミールの精油を単体ではなくブレンドして使うのもいいでしょう。

 

精油 おススメのブレンド

ジャーマンカモミール×ラベンダー

ゆっくりと香りを嗅いでいますと心が落ち着き安心感に包まれます。心のバランスを整えてくれるラベンダーは言葉を上手く伝えられないときにもサポートをしてくれる精油です。心にためてしまっている思いを上手に伝えてみましょう。

 

ジャーマンカモミール×サンダルウッド

ありのままの自分自身を受け入れて焦らなくても大丈夫と思わせてくれます。呼吸がはやく浅くなっていませんか?ゆっくり息を吐き大きく息を吸ってみてください。呼吸を繰り返しながら私は大丈夫と胸に手をあてて自分自身に言ってあげましょう。

 

アロマセラピーとは

アロマセラピーは、芳香をもつ植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、その香りと成分の働きにより、心身の状態を向上させようというセラピーです。

 

 

幸せなあなた自身をイメージしてみて

ここまで悩んでいるあなたは周りや相手に気を使いすぎて、あなた自身へ気持ちを向けることが少なくなっていたのかもしれませんね。あなたは優しい人なのです。少しだけ、その優しさを自分にも向けてあげましょう。

心が少し軽くなったら、これからのあなたをイメージしてみてください。誰と何をしていますか?笑っていますか?少し先の楽しい未来をイメージしてみましょう。気持ちが前向きになることで心に余裕が生まれて穏やかになり、今までになかった楽しいアイデアが浮かんでくるようになります。すると、いつしか心身の緊張も緩和してきたことに気が付くことでしょう。眠れるようになってきて、自律神経のバランスも整い体力、気力も回復してきます。これまで寝なきゃいけないと思っても寝られない生活が一変します。

良い睡眠は自律神経を整え、体力を回復させ、負のスパイラルだった生活から幸せの循環に変わり、次第にあなたの身体は心とともに元気になっていきます。今があることに感謝することを意識してみてください。きっと充実した毎日を取り戻せることと思います。あなたが幸せで満たされますように。

「最近寝ても疲れがとれない」「すぐにイライラしてしまう」

「太りやすくなった」「常に息苦しいような気がする」

 

それらはすべて、自律神経の乱れが原因かもしれません。

 

こんにちは。アロマセラピスト・アロマカウンセラーの山川茉美(MAMI)です。

 

何かとストレスの多い現代社会では、自律神経のバランスが乱れがちです。

一過性のものだから、と放っておくとキケン!!

様々な病気が潜んでいる可能性も…。

 

今回は、自律神経の乱れが引き起こす「負の連鎖」と、それを断ち切る方法の一つ、「アロマテラピー」についてご紹介します。

 

 

自律神経とは?

 

私たちは、呼吸をしたり、食べ物を消化したり、汗をかいたりします。こうした身体の機能を自動的に調節しているのが、自律神経 です。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、これらは状況に応じてバランスをとっています。

 

このバランスが崩れると、イライラする、眠れなくなるなど、心身の不調が起きます。これを自律神経失調症といいます。

 

 

いずれか当てはまったら、自律神経失調症かも?

頭痛・動悸や息切れ・めまい・耳鳴り・手足のしびれ・冷え・目の疲れ・

吐き気・便秘や下痢・肩こり・多汗・生理不順・イライラ・不安・疲れやすい・

やる気が出ない・眠れない・朝起きられない・などなど…

 

これらの症状は人によって様々で、単独で起こることもあれば、複数が重なって起こることもあります。

 

 

自律神経失調症が引き起こす負の連鎖

自律神経失調症が引き起こす病気は、例えばこのようなものがあります。

 

 

自律神経のバランスが乱れることにより様々な病気を引き起こし、それが原因で自律神経失調症の症状がさらに現れる、といった「負の連鎖」が続いてしまいます。

 

自律神経を整えるには?

 

交感神経と副交感神経をうまく切り替えることが大切

自律神経は2種類の神経で構成されていて

交感神経は「朝の神経」「活動の神経」

副交感神経は「夜の神経」「休息の神経」と呼ばれます。

 

通常私たちの心と体は、

朝に交感神経のスイッチが入り、活動状態に

夜に副交感神経のスイッチが入り、休息状態になります。

 

しかし不規則な生活、環境の変化、ストレスなどにより、この2つの神経のバランスが乱れてきてしまいます。

 

自律神経が2つの神経をうまく切り替えていけるように、規則的な生活に加えストレスを溜め込まない、といった心がけが大切です。

 

 

なぜアロマテラピーで自律神経が整うの?

 

アロマテラピーとは、自然から抽出した香り成分の力を使い、心と体に作用させる自然療法のことをいいます。

 

鼻から入った香り成分は、脳にダイレクトに届き、「大脳辺縁系」という感情を司る場所に作用します。

いい香りを嗅いだときに「幸せ〜」と感じた経験はありませんか?それがこの大脳辺縁系の働きであり、アロマでストレスを軽減できるメカニズムです。

そのあと香り成分は「視床下部」と「下垂体」という場所に作用します。ここが、自律神経のバランスを調節する司令塔であり、様々な心身の不調を予防・改善してくれる場所なのです。

 

こうしたことから、アロマを嗅ぐだけで自律神経が整う、ということがわかりますね。

 

 

自律神経を整えるおすすめアロマ

 

1.グレープフルーツ

すっきり爽やかでフレッシュな香り。

「活動」の神経である交感神経を優位にし、気持ちを前向きにさせてくれます。

循環促進や脂肪燃焼などの作用もあり、便秘・むくみ・肥満などが気になる時にもおすすめです。

 

⒉ラベンダー

優しく爽やかな草花の香り。

「休息」の神経である副交感神経を優位にしてくれるので、なかなか寝付けない夜などにおすすめです。

緊張が解けず興奮状態の心と体を、リラックス状態に切り替えてくれます。また、痛みや炎症を鎮める作用があるため、呼吸器系の不調や頭痛などの軽減にも役立ちます。

 

⒊ゼラニウム

優しいグリーンを感じるお花の香り。

自律神経に加えホルモンバランスも整えてくれるので、女性特有のトラブルの軽減にも役立ちます。

また、血行促進作用が、ストレスなどからくる末端の冷えを改善してくれます。感受性を豊かにし、幸福感をもたらしてくれる香りでもあります。

 

 

アロマテラピーはとっても簡単!

 

アロマテラピーを始めるのって難しい?

そんなことは全くありません!

 

用意するものは、「アロマ」と「ハンカチまたはティッシュ」だけ。

 

アロマは精油・エッセンシャルオイルという名称で、アロマテラピー専門店や雑貨屋さんなどで販売されています。ネットでも見つける事が出来ますよ♪

 

ハンカチやティッシュにアロマを1.2滴垂らして、持ち歩いたり、机や枕元に置いたりしてみてください。

 

ふわっと優しく鼻を通り、心と体にパワーをもたらしてしてくれるはず。

 

 

アロマで心と体をhappy

いかがでしたか?

 

自律神経の仕組みを知ることで、ご自身の心と体に向き合うきっかけになれたでしょうか。

 

自律神経とアロマは深い結びつきがあります。

「好き」と思える香りとの出会いを楽しみながら、心と体の美や健康に役立てていってくださいね。

カラーとメディカルアロマでココロとカラダ 健康美へ繋げるサポートをしております田中みつ子です。

私は普段、その方に似合う色を、パーソナルカラー診断でお伝えしています。

「ピンクお似合いですよ」とお伝えしても、苦手といわれる女性が多いです。今まで着た事がない色、ましてや甘めの「ピンクなんて無理!」と拒絶反応がでる方もいらっしゃいます。

 

せっかく自分に似合う色を見つけても、取り入れられないのはもったいないですよね。そんな方のために、色の取り入れ方をお伝えします。今回は、取り入れにくいピンクを例に取ってお伝えします。

 

パーソナルカラー診断とは

 

パーソナルカラー診断とは、自分の魅力を最大限に引き出す似合う色を診断する事です。

肌、目、髪の毛の色から診断します。

ドレープをお顔の下にあてて、ご自分が4つのグループの中のどれにあてはまるのか、どんなタイプの色が似合うのかがわかります。

ピンク一つとっても、様々なピンクの種類があります。

イエローベースのピンクは、温かみのあるコーラルピンクやサーモンピンク。ブルーベースの方は、優しくて上品なパウダーピンクや、大人なマゼンタピンク。

このように、多くのピンク色があります。

 

色へのイメージ

カラー診断で、似合う色が分かっても、受け入れられない事がしばしばあります。

理由は、似合う色が好きではない、恥ずかしい、苦手、自分が今まで生きてきたイメージと違う。などなど。

バリバリのキャリアーウーマンで、しっかり自立し、なんでも自分で決断、甘えない、というような女性の場合、
きっとピンクよりレッドがお好きの方が多いと思います。

色にはイメージがありますし、その時の自分の心理とも関連しています。

 

ピンクのイメージ

色彩心理学において、ピンクにはこんなイメージがあります。

全体的に、柔らかいイメージです。

 

レッドのイメージ

色彩心理学において、レッドにはこんなイメージがあります。

頑張り屋さんの、自立した女性のイメージです。

 

ピンクを取り入れられない女性

自分に似合うピンクを受け入れられないのには、心理面や育ってきた環境の影響もあります。

例えば、こんな女性はピンクよりもレッドのイメージが強いです。

 

ピンクを無理やり好きになる必要はありませんが、心理的な変化で、ピンクを好きになる事があります。

ある女性は、厳しい親御さんの元で育ち、なかなか甘えられませんでした。しかしパートナーが表れた時、ようやく甘える人ができ、その時からピンクを着れるようになったというエピソードもあります。

 

もしあなたが、今はピンクが受け入れられない、と思っていても、過去を振り返って甘えられない自分もいると認めた時、ピンクを取り入れる事ができるようになるかもしれません。

 

ピンクを取り入れる方法

 

心と体の変化もある30代~50代大人な女性だからこそ、素敵なピンクの着こなしがあります。

単にピンクの服を着るだけでなく、まずは身の回りで使うハンカチ、メイク、仕事道具、パジャマ、下着から目
に慣らし、ファッションだったらワンポイント、スカーフ、バックなどから取り入れるとオシャレです。

ピンク初心者の方に、おススメの「ピンクを取り入れる方法」をお伝えします。

 

目と鼻でピンクを楽しむ

普段、ピンクを着ない人がピンクの服を着てたら、子供がよってきたなんて話もあります。ピンクは、子宮や優しさを感じさせる色でもあるため、視覚から周りに与える影響は大きいです。

また視覚だけでなく、嗅覚からのアプローチをしていきましょう。

五感(視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚)の中で、嗅覚の刺激は脳へ伝わる速度が一番早い事、知ってましたか?
その速度はなんと0.2秒!香りも一緒に吸い込みます。

女性ホルモンにも関係する、心と体をサポートするエッセンシャルオイルからピンクを取り入れていきましょう。

 

 

 

アロマでピンクを楽しむ方法

 

好きなアロマ、苦手なアロマも実は、心と体に必要だったりします。

この中で、お好きな香りを日々香る、ピンク色のハンカチにつけてみると、女性ホルモンのバランスを助け、心と体をサポートしてくれます。

こうすることで、色と香りを一緒に取り入れる事が出来ます。

エッセンシャルオイルを吸って大きく深呼吸をしましょう。

 

本当は甘えたい、女性らしい自分を認め、ピンクの優しさで自分を解放し、頑張ってきた自分をねぎらいましょう。世の中には様々な色があります。これから沢山の色を味わって、人生も彩りよく楽しむきっかけになるといいですね。

頭痛はもはや国民病です。

頭痛に悩む日本人は3000万人というデータがあります。ざっと4人にひとりの割合ですね。

ふだん元気そうに見えても実は「頭痛持ちさん」で鎮痛剤をお守り代わりに持ち歩いている・・という方は意外に多いのです。

このように花粉症と並んで、もはや国民病と言ってもいいくらいに頭痛人口も多くなってしまいました。

 

こんにちは。アロマセラピストの堂下恵です。私の元には、こんな頭痛持ちで悩まれるお客様がよく相談にいらっしゃいます。

 

またここ数年、「低気圧頭痛」「お天気頭痛」という名前を目にしたことはありませんか?

医学的に正式な病名ではないようですが、その名のとおり、「雨の降り始めや台風が近づいてくるとめまいや頭痛がする」というタイプの頭痛をそう呼ぶことが多いです。

 

実際には、気圧の変化はきっかけなだけで、直接原因ではないということがわかってきたのです。しかし、うっとうしいお天気が自律神経を乱すので、結果的に頭痛やめまいの引き金になることは確かです。

 

残念ながら私たちがお天気を都合よく変えることはできないので、そういう症状があるなら、うまくつきあっていけるように対処法を見つけていくのが得策でしょう。

 

そこで今回は「低気圧頭痛」の緩和によいとされるアロマセラピーについてご紹介します。

 

その前に頭痛の種類にはいくつかあるので、まずは自分のタイプはどれにあたるのか考察してみましょう。

 

自分の頭痛はどのタイプか知る

頭痛には大きく分けて下記のように3つに分類されます。

 

①    片頭痛 ②    緊張性頭痛 ③    群発性頭痛
痛みの種類 ・ずきずきと脈打つような痛み

・寝込む時もある

・締め付けられるような重い痛み

・寝込むほどではない

・目の奥がえぐられるような強い痛み

・何も手につかない

主な原因 ・血管が拡張する

・強い光・音の刺激

・寝不足or寝過ぎ

・ホルモンバランス

・血管が収縮する

・血行不良

・肩こり首こり

・詳しい原因は不明

・大きなストレス

対処法の例
目・こめかみを冷やす
目を閉じて休む
首の後ろを温める
身体を適度に動かす
とにかく安静

専門病院で診察が必要

おすすめアロマ スッキリする香りをかぐ

ペパーミント、ティートリー、ゼラニウムなど

リラックスできる香り

ラベンダー・オレンジ

ベルガモットなど

自分が心地いいと思う香り

 

いかがでしょうか? ご自身の頭痛に当てはまるタイプはありましたか?

 

1と2のタイプでは対処法が逆ですね。ここを間違えてしまうと、余計に痛みが増してしまいますので注意が必要です。

ご自身のタイプがわからない場合はどうすれば痛みが和らぐか、また心地よいか、を実際にやってみて感じてください。

 

とはいえ私たちの体調は毎日変化しています。はっきりと3つに分けられるほど単純ではなく、片頭痛と緊張性頭痛の両方を持っている場合も多いのですが、その都度ご自身が心地よいと思う対処法を臨機応変に選んでいきましょう。

 

低気圧頭痛の対応

「低気圧頭痛」は片頭痛グループに属します。

天気が悪いときには気圧の関係で自律神経が乱れ、脳血管が拡張して痛みを発するタイプの頭痛です。このような自律神経による不調については、アロマセラピーがおススメです。

 

低気圧頭痛の場合は、広がった血管を収縮させることで痛みが和らぐので、スッキリとした香りをかいでいただくと効果的です。
ペパーミントやユーカリ、ティートリー、ローズマリーなど、いかにもシャキッとさせてくれる香りがオススメです。ブレンドするなら、グレープフルーツやレモンなど甘みの少ない柑橘系はとても相性がいいです。

またリフレッシュしながらもリラックスさせてくれるような、バランスを取ってくれる精油は、1タイプと2タイプの両方入り交じった症状の頭痛にはとてもいいと思います。

例を挙げるなら、ゼラニウムやベルガモット、レモングラス、月桃などでしょうか。

 

精油は数種類の香りの違ったものを用意しておくと、その日の気分に応じて選べるので便利です。しかし、本物の精油だと本数が増えればそれだけ金額もかさみます。そんなときは、数種類の香りがバランス良く配合されて1本にまとまっている「ブレンド精油」もオススメですよ。

 

「低気圧頭痛」にとってもオススメなブレンド精油

クルム ネットショップ

スッキリしながらも、リラックスできる万能な1本

オリジナルブレンド精油「透香」

 

ブレンド精油は他にも各メーカーから出ていますので、いろいろ試してみて、お気に入りのものを見つけてください。

 

なお、日本ではアロマセラピー商品の品質基準が曖昧で、なかには精油でないもの、粗悪なものも残念ながら多く販売されています。精油は信頼できるお店の100%天然の植物から採られている本物をご購入ください。

 

 

 

アロマセラピーはすばらしい自然療法

私たちの身体と心は毎日揺れ動いており、特に女性はホルモンバランスによって大きく体調が変化します。

この揺らぎを、わずらわしいものと思うか、ご自身を慈しむ大事な気づきとするかで心持ちが変わってくると思います。

 

 

痛みがひどいときには、意地を張らず薬も上手に使いながらうまくつきあっていくことも必要ですが、忘れてはならないのは、「鎮痛薬の服用は根本的な治療にはならない」ということです。

すぐ効く西洋医学の力を借りながら、自然療法も併用してゆっくりと体質改善していくことを目指しましょう。

自律神経やホルモンバランスをある程度香りでコントロールできるのが、アロマセラピーのすばらしいところです。

 

正しく使えば、薬のように副作用もなく、安全に常用できますので、ぜひ上手に活用していただきたいと思います。

 

 

※頭痛はまれに大きな病気のサインであることもあり得ます。

症状が長引くようなら自己判断せず、まずは専門の医師に診ていただくことをおすすめします。

こんにちは。英国IFA認定PEOTセラピストの西脇直子です。

気温が安定せず、体調管理が難しい日々が続いていますね。気温や気圧の大きな変動は、私たちが健やかに過ごすために体に備わった「ホメオスタシス(恒常性:体内環境を一定の範囲で維持する体の仕組み)」に大きな影響を与え、心身にも変化をもたらします。

雨の日の憂鬱な気分、頭重感や頭痛に目眩…等々。決して少なくはない方が感じているこの不調、どうすれば乗り切ることができるのでしょうか?

今回は、気圧の変化を乗り切りたい方のために、穏やかに過ごすための方法をお伝えします。

 

気圧と体の関係〜不調はなぜ起こる?

気圧や気温・湿度などの急激な変化に対応することができず、体に現れる様々な不調は総称して「気象病」と呼ばれています。

気象病は、自覚症状があるものの体の異常との関連性が見つけられない「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれるもので正式な病名ではありません。根治は難しく周囲の理解も得られにくい現状にありますが、最近は研究が進み「自律神経のバランス」が大きな鍵を握っていることがわかってきています。

自律神経とは、自分の意思とは関係なく24時間働き続け、ホメオスタシスの維持に重要な役割を担う神経のこと。日中の活動を支える交感神経と夜間の休息を支える副交感神経の2種類の神経が拮抗して働き、外部環境の変化に応じて内臓の働きをコントロールしています。このバランスが狂うことで様々な症状が連鎖して引き起こされるのです。

 

植物を味方に!穏やかな毎日を取り戻す

自律神経のバランスが崩れた時、症状改善に向かうプロセスを手助けしてくれるのが「自然療法」です。

中でも植物の成分やエネルギーを活用する「植物療法」は親和性も高く、ストレスなどお薬では届かないところにもそっと手をさし伸べてくれるセルフメンテナンスの心強い味方です。

以下、植物療法の中からアロマセラピーとフラワーエッセンスをピックアップして、毎日の生活習慣に手軽に取り入れることができるセルフケアをご紹介したいと思います。

 

心身にアプローチする香りの神髄(エッセンス)「エッセンシャルオイル」

植物に含まれる天然の香り成分「精油(エッセンシャルオイル)」の薬理作用を活用した療法が「アロマセラピー」です。

色々な実践方法がありますが、香りを部屋に拡散する芳香浴はストレスの緩和に役立つ一番手軽な方法です。アロマポットやデフューザーがなくてもマグカップにお湯を入れて精油を滴下する方法で十分楽しめます。精油は合計で1〜5滴を目安にご利用ください。滴数はお部屋の広さや香りの強さで調整します。

 

そしてボディメンテナンスとしても役立つのが入浴。大さじ1〜2杯の天然塩や重曹、はちみつ、植物油などに1〜5滴の精油をよく混ぜて入浴剤を作り入浴直前に浴槽に入れて利用します。リラックス・冷え対策・痛みの緩和に。

睡眠に不安のある方は就寝の1時間30分〜2時間前に入浴するとよいでしょう。使用する精油はお店で試してみて心地よいと思うものを。ブレンドするとより豊かな香りになります。

 

エッセンシャルオイルの種類と効能

アロマセラピーで大切な事(最低限のルール)

1.精油を使うこと
2・原液使用はせずに必ず薄めて使うこと
3.体調や年齢に合わせて使用すること。

精油は天然のものですが、天然だから安全というわけではありません。敏感肌の方やアレルギーを示しやすい方はパッチテストをしてから使用するようにして下さい。また肌に合わない時は応急処置として水で洗い流した後、医療機関を受診しましょう。

 

心を癒す「フラワーレメディ(エッセンス)」

花が持つポジティブなエネルギーを活用する療法が「フラワーエッセンス」です。

ネガティブな心にポジティブなエネルギーをチャージし、ナチュラルな自分を取り戻す手助けをしてくれる自然療法で、イギリス人医師エドワード・バッチ博士が体系化しました。その時の心の状態に合わせたエッセンスを選び、1日4回を目安に1回につき2〜4滴を飲み物などに入れてゆっくりと飲みます。香りがなく、対象を選ばないのでいつでもどこでも誰でも実践できることが大きな魅力です。

憂鬱な気分から抜け出せない時はマスタード、思うように回復せずイライラする時にはインパチェンス、落ち込みやすい時にはゲンチアナなどがおすすめ。

 

心のストレスは身体の状態を悪化させてしまうこともありますよね。心に抱え込んでいるマイナス感情をうまく手放して心穏やかに過ごすためのサポートにお役立てください。

 

自然療法は医療行為ではありません。症状が重い場合は必ず医療機関で受診をして適切な治療を受けるようにしてください。ぜひ毎日を健やかな笑顔で過ごすための相棒としてご利用いただければと思います。

こんにちは。人生を彩る香りの力 アロマパルファニスト(アロマ調香師)の斉藤ひろみです。

アロマと言うと、オーガニックな香水みたいなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

実は、アロマには、まだ知られていないような効果があります。それは単なる癒しの香りというだけでなく、人生が変わるかもしれない可能性を秘めています。

 

アロマとは

アロマは『植物の香り』のことを指します。

植物も人間と同じように、それぞれが置かれた環境で、子孫繁栄のため一生懸命工夫して、進化して、生きています。そのように身につけてきた植物の生きる術や能力、活力は、実は私たちが生きていく上で必要とするものと、とてもよく似ています。

昔の人たちが、その時々で必要な植物を 本能的に手にとっていたように、また、自然と色鮮やかな花やその香りに癒されていたように、それらを自然の恵みとして、私たちの心や身体に使わせて頂くのが「アロマセラピー」と呼ばれるものです。

 

生きづらさを感じる方へ

30代、40代、50代。特にこの年代の女性は、置かれている環境だけでなく、体にも大きな変化が起こりやい時です。
仕事のこと、結婚・出産のこと、家族のこと、自分自身の人生のことなど
様々なことに直面し、悩み、向き合わざるを得ないことも多くあるのではないでしょうか。

そしてそんな中で、思うように進めない”生きづらさ”のようなものを感じる人も少なくありません。

 

私たちは、育ってきた環境によって自然と身につけている「思考のクセ」があります。
そして誰もが少なからず、社会の中で他者とうまく共存するため知らず知らずに自分を抑え、それが大きくなるといつの間にか分厚い鎧となって心を覆ってしまうのです。

 

実際なにか日常で困難を感じる多くの方が、『自分』を抑えて”パートナー、親、子供、上司、友人、世間など、人”のことを優先、もしくは気にしてしまっていることが多いです。

 

少しくらい「あれ・・・」と思うことがあったとしても

 

「これくらい自分がちょっと我慢すればいいか」
「”相手”が喜んでくれるならいいか」
「こうしておけば、世間からはみ出すことはないか」

といった具合です。

 

そしてそれが繰り返されると、いつの間にかそれが当たり前になって、いつしか自分を抑えていることすら、気づかなくなってしまうのです。

 

でもそういう見えない無理の積み重ねは、消えることはありません。

気づかないところでストレスとなって体に表れたり、心の負担となって”生きづらさ”に繋がっていくのです。

 

自分の人生の主役は『自分』

もしあなたが今なにか困難に直面しているのなら、ぜひ考えて頂きたいのです。

『自分』にとって何が大切であるか

『自分』はどんな風に生きていきたいのか

 

“人”ではなく『自分』を軸にして、自分が何をしたいのか、その感情をぜひ拾ってあげてください。

 

自分の人生は誰のものでもありません。『自分』のものです。

いくら大切なパートナーや家族であっても、あなたを差し置いて、あなたの人生の主役にはなり得ません。

 

誰かのため、と自分を抑えて我慢をするのではなく、本当に誰かを幸せにしたいと思ったら、まず自分が心から笑っていることです。

それが大切な人を笑顔にする一番の方法なのだと思います。

 

 

そしてアロマという香りの力には、癒しとしてだけではなく、それぞれの植物の意味を知ることで

「自分の人生を楽しむ」ことをサポートしてくれる力があると、私は思っています。

 

 

 

香りの力を効果的に取り入れる

世界でももっとも有名で人気のある香りのひとつである『イランイラン』。

フィリピンの言語であるタガログ語で「花の中の花」という意味を持ち、華やかで濃厚な甘い香りが特徴です。

この植物は南国を代表する花でもあります。南国、、想像して見てください。
燦々と輝く太陽、どこまでも続く広く青い空。
心も体もリラックスし、日々の喧騒からの解放されるようです。
常に時間に追われる忙しい毎日のことも忘れ、ゆったりとした時間が流れる景色を思い浮かべてみてください。

 

そんな土地で、明るく輝く黄色い花びらを、四方八方に自由に広げる花。それがイランイランです。

綺麗に整頓、整列するのではなく、それぞれの花びらが、自分が思った方向にに伸び伸びと開き形を作っています。どの花を見ても、ひとつとして同じようには咲いていません。

 

暖かなその土地の、開放的で大らかな性格、誰に縛られることのない自由さを持つこの花の香りは、香りを嗅いだ瞬間に、私たちの、無意識にこわばった心身の緊張を緩め

まるで南国にやって来たかのような開放感、前向きで明るい気持ちを与えてくれるのです。

 

もしあなたが普段から無意識に、

“人”に変に思われないようにどうするべきか
“人”に良くみられるにはどんな自分であるべきか
“人”にこう言われたから、こうしよう
きっとこうするのが普通だから、こうしよう

と考えがちで、どこか窮屈を感じてしまっているのなら、ぜひこの香りを嗅いでみてください。

誰に遠慮することなく、たまには自分がやりたいことをやり、言いたいことを言い、思った通りに生きるのもいいんじゃない?ということを思い出させ、まるで南国に行ったかような明るい気持ちをもたらしてくれるはずです。

 

これは一例ですがこんな風に香りの意味を知ると、ただ香りを嗅いで癒されるのとはまた違った心への効果的な作用も期待できるのです。

 

どんな気持ちになりたいか、どんな自分になっていきたいか、

未来の自分へと働きかけるアロマを、ぜひ取り入れて頂けたらと思っています。