最近、コーヒーの健康効果の話をよく聞きますが、実は紅茶にも身体に良い効果がたくさんあります。
プチトリアノンTeaSchool協会本部代表 ティーライフプロデューサーNonです。
あまり知られていませんが、紅茶には若返り(抗酸化)効果があります。
日常の飲み物として紅茶を飲まれて、ご自身の健康と美容とリラクゼーションに、紅茶のある暮らしをご提案します。
かつてはお茶はとても高価な物でした。現在のように美味しい紅茶を誰もが飲めた訳ではありません。そんな時代を背景に、紅茶を優雅に頂く…そんなティータイムを皆様も是非一緒にいかがでしょうか?
今回は、紅茶の若返り効果と、正しい飲み方をお伝えします。
紅茶の美容と健康の効能
実は300年以上前から、紅茶は薬として貴重な存在でした。紅茶には、大きく三つ、タンニン(カテキン類)とアミノ酸とカフェイン等の成分があります。ここではタンニンとカフェインについて少しお話しします。
タンニン(カテキン)の効能
タンニンは、ポリフェノールの一種で、その大部分が緑茶に含まれるカテキン類です。
又、他にも様々な効果もあります。
動脈硬化、心筋梗塞などの予防、ガンの予防、糖尿病の予防、虫歯・口臭予防、インフルエンザ等の抗ウィルス・風邪予防など
こんなに色々な効果も有るなんて、ちょっとびっくりされるのではないでしょうか?
カフェインの効能
紅茶の成分にはカフェインも含まれています。カフェインは中枢神経を刺激し、覚醒作用の働きや、疲労回復、体内の不要なものを排出する作用、消化液の分泌を促進する作用等もあります。
美味しい紅茶で、豊かなティータイムを
まずは美味しい紅茶の淹れ方をマスターしましょう。
お水を沸かすことのできる環境で、茶葉とポットなどの道具さえあれば、誰でも簡単に淹れられます。
準備するもの
- 茶葉(リーフがおすすめです)
- ティーサーバー2個(あるいはティーサーバー1個とティーポット1個)
- お水(水道水で十分です)
- 茶漉し
- ティーカップ
紅茶の淹れ方
- お水を沸騰させます
- ティーサーバーに茶葉を入れて、沸騰したお湯を勢いよく注ぎます。
(ティーサーバー(300CC)に対し紅茶約6g)
- 蓋をして蒸らします。
- ゆらゆらと茶葉がポットの中で上下に揺れ動くジャンピングという作用のが終わったら、もう一つのティーサーバー(又はティーポット)に茶漉しで最後の一滴まで濾し出します。(最後の一滴をベストドロップと言います)
- 濾し出した紅茶をティーカップに注いで出来上がり。
優しい紅茶の香りと美しい紅茶の色、そしてしっかりとした味わいをお楽しみ頂けると思います。
自分の為に ちょっとした手間をかけて淹れる…そんな僅かな時間が心を豊かにしてくれます。あたたかな豊かな時間は、生活の中にゆとりをももたらせてくれます。
お手軽なティーパッグの紅茶でも良いのですが、どうせ飲むなら少しの手間で思わぬ美味しさに出逢えますので、皆様も一度淹れてみてはいかがでしょうか。
紅茶で豊かな心を
紅茶自体にリラックス効果があるというよりも、紅茶を上手に楽しむ事で、心が落ち着き、幸せな気持ちを引き寄せます。
紅茶の楽しみ方を少しご紹介します。
紅茶の楽しみ方
こんな風に紅茶を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
- お気に入りのティーカップやポット、ティースタンド等を揃える
- 紅茶に合うお菓子を用意
- アフタヌーンティーを楽しむ
人それぞれ楽しみ方は異なりますが、どうやら女性は綺麗とか可愛いとか素敵な物に心奪われ、心がほっこりすると満たされた感を得られるのではないかと思います。
さらに上級の楽しみ方
- 紅茶にフルーツを入れる
- ハーブやスパイスを入れる
- アイスティーをベースにカクテル風にお客様へのおもてなし
などなど、紅茶の楽しみ方はエンドレスです。
紅茶を淹れて皆様に提供する時、わぁ~ きゃ~…と感動を頂くと、淹れる側も本当に嬉しい。活字にして写真を載せるだけでは 生の感動をお伝えする事がしにくいのですが、私のティーサロンでは女性の心からの嬉しい感情的悲鳴がいつも鳴り響いております。
心からの感動のある毎日を過ごす事は素敵な事です。そんな紅茶のある暮らし ティーライフによって、幸せを引き寄せる事もあるのでは…と思います。
だって、感動から生まれる笑顔が増えるだけで、幸せを引き寄せられると思うから…。
幸せを引き寄せるティーライフ
紅茶のスクール講師として、紅茶の基礎知識を正しくお伝えする事も大切にしておりますが、一番皆様にお伝えしたいことは、ゆったりとしたお茶の時間を持つという事です。
勿論、全ての人が、紅茶で穏やかな幸せな気分になれるかどうかはわかりませんが、ほんの少しでも心に響く方がみえたら一度実践して頂きたいなと思います。
成功哲学に基づけば、成功イメージを持つという事が何よりも成功への近道で、成功に導く訳です。幸せになりたい方は、なりたいと思うのではなく、幸せな自分を描いてイメージする事から始まります。不幸な事があっても、そこに執着しないで幸せなイメージを作り上げる事で、幸せを引き寄せる事が出来ます。
体にも美容にも良く、心の豊かさまでもたらせてくれる優雅な紅茶のある暮らし。きっと幸せを引き寄せてくれるものだと思います。
これが私のお勧めするティーライフです。
皆様も是非紅茶の世界をご一緒に。
40代からのエイジングケア×メンタルケアをサポートする、トータルビューティーライフコンサルタントの下鶴真理です。
過ごしやすい気候になってくる秋口から、少しずつ肌トラブルに悩む女性が増えてきます。
スキンケアに関するアンケート調査*1によると、何らかのスキンケア用品を使用している女性は全体の9割以上です。
30代以上の女性の肌悩みの上位にランクインしたのは、これらの悩みでした。
- シミ・そばかす
- 乾燥
- シワ
- たるみ
- くすみ
- ハリのなさ
(*1マイボイスコム スキンケアに関する調査2018年11月)
そして、急に気になり始めた肌トラブルに効果的な美容液やエステなどを求めて、美容サイトを探したり、美容カウンターに駆け込む人が増えてきます。
あなたもこんなお悩みはありせんか?
「夏の間、紫外線対策をしていたのに、急にシミが目立つようになった」
「しっかり保湿しているつもりなのに、乾燥が気になってきた」
「ずっと同じスキンケアをしてきたけど、最近肌色の変化が気になる」
ひとつでも当てはまるなら、このまま読み進めてくださいね。
今回は新しいスキンケアを試す前に見直したいことと、美肌になるためのヒントをご紹介します。
誰もが美肌に憧れるワケ
そもそも、私たちはどうして美肌にあこがれるのでしょう?
誰もが憧れている肌はこんな肌ですよね?
- トラブルのない、つるんとした陶器のような肌
- 内側からあふれ出るような、ツヤのあるみずみずしい肌
- たるみがなくモチモチした肌
これは誰から教えてもらったというわけではなく、直感的に感じるものだと思います。
この、直感的に感じる、という点に実は秘密が隠されているのです!
私たちはさまざまな情報を、視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚という五感から受け取っていますが、その中でも最も多くの情報を目から採り入れています。
よく言われている「見た目が大事」という説がありますが、これは直感というよりも、過去の知識や経験をもとに相手を分類しています。
そうではなく、もっと本能の部分で感じているものが直感です。
さて、
それは、相手の健康状態です。
できれば健康な人と一緒にいたい、と思うのは自己防衛本能と子孫繁栄本能がなせるワザと言われています。
だから、私たちは自然と美肌に憧れ、求めてしまうというわけです。
美肌の条件
美肌の条件は5つあります。
- キメが整っている
- しっとりとうるおいがある
- ハリと弾力がある
- バリア機能が高い
- 血行がよい
この5つの条件を揃えるためには、肌本来の働きを整える必要があります。
肌質は、ある程度遺伝子で決まっているとはいうものの、肌状態をよくするためには、肌がどうやって作られるのか、を考えてみることから始めるとよいでしょう。
美肌に必要な食べ物
そもそも、肌は、というよりも私たちのカラダは、私たちが口にしてカラダの中で消化・吸収されたものから作り出されています。
肌を根本から若返らせることができるのは、残念ながら化粧品ではありません。
化粧品はあくまでも健やかな肌状態に保つサポーターの役割です。
これは法律(薬機法)でも定められていることなのです。
だから、新しいサポーターに登場してもらう前に、まずは食生活から見直していきましょう。
<これらの栄養素を摂れる食材の例>
レタスやベビーリーフなどの葉物野菜
ブロッコリーやホウレンソウ、ケールなどの緑黄色野菜
トマト、リンゴ、バナナ、オレンジなどの果物類
そのほかの栄養素としては
オメガ3脂肪酸(EPA、DHA)
コラーゲン
そして、栄養素だけでなく水分も必要です。ポイントとしては、抗酸化と保湿を意識するとよいです。
美肌に必要な睡眠
なぜ睡眠が肌状態と関係するのかというと、寝ているとき2~3時間おきに細胞の生まれ変わりを促す成長ホルモンが分泌されるからなのです。
2~3時間おきに分泌されるのですから、せめて一晩で2回以上は出てもらいたいですね。
良質な睡眠を取ることで、肌の再生が促され、美肌にもとになります。
寝る前にテレビやスマホをいじったり、手足が冷えた状態ではよい睡眠を取る事はできません。また、睡眠時間が短いと、成長ホルモンが出る回数が少なくなります。
十分な睡眠時間、できれば7時間は取れると理想的です。
美肌に必要なメンタル
そして、一番忘れがちなのは3つ目のメンタル状態です。
メンタル状態にかかわる部分といえば脳です。脳の老化は40歳を過ぎたころから始まる前頭葉の萎縮が原因と言われています。前頭葉が萎縮すると、意欲や創造性が乏しくなり、感情をコントロールする能力も衰えてきます。
好奇心を持ったものをとりあえずやってみるでもいいですし、いつもの○○を△△に変えてみる、といった小さな刺激でも十分です。
他にはポジティブな雑談。無理にモチベーションを上げる必要はありませんが、悪口や愚痴などのネガティブな話題は避けましょう。
肌トラブルが気になり始めたら一刻も早く何とかしたい!という気持ちになりますから、日頃から意識してできる3つのこと(食事・睡眠・メンタル)を見直してみてください。
最強のスキンケアは食事であり、睡眠、メンタルケアです。
化粧品を使ったお手入れは、それらのサポート的な役割です。そして、これを正しく知ることは、最高の美容液となるでしょう。
この秋~冬に向けて、肌トラブルに悩むことのない心豊かな季節をお過ごしくださいね!