薬剤師の視点からお答えいたします。
天気が悪い日の頭痛は「気圧性頭痛」と言い、耳の奥の神経が過敏になってしまうことで頭痛が引き起こされます。また、湿度が高い日や雨の日などはあまり汗をかかず、身体から水分がうまく蒸発しないため脳の血管自体が浮腫んでしまい、神経を圧迫して頭痛を引き起こすことがあります。
対策としては以下のものがあります。
- 耳、首を温める
- ゆっくりと湯船につかる
- 頭痛対策アプリを利用する(『頭痛ーる』など)
また、片頭痛持ちの方は頭痛が起きる直前にすぐに飲めるよう発作予防薬を常備していただくのが良いかと思います。
漢方薬では脳の浮腫み取りとして五苓散がお勧めです。五苓散は二日酔いにも効果があると言われています。
私の個人的な対策ではありますが、梅雨時期は必要以上の水分は摂りすぎないように心がけています。気温が高く汗をかいたり、のどが渇くようなら水分はよく摂るようにしましょう。