瞑想は健康に良い影響をもたらすということは、さまざまな方面から実証されており、科学的にも示されています。
瞑想による良い影響は、身体的な面と精神的な面との両面があります。まず、身体的な面では、自律神経の安定、血圧の安定、睡眠の質の向上や不眠症状の改善などが挙げられます。精神的な面では、不安の軽減、ストレスの軽減、情緒(感情)の安定などが挙げられます。注意力と集中力の向上や自己認識と自己洞察の力が向上することから、生活の質の向上やパフォーマンスアップなども期待できます。これらは、ほんのごく一部で、その他たくさんの効果が得られます。
瞑想の具体的なやり方については、瞑想には、たくさんの方法があり、どの瞑想を選ぶのかによってその方法が異なりますので、ここで瞑想はこうだとお伝えことは難しいです。
もし、最も簡単な瞑想をお伝えするとすれば、『呼吸を感じる』ことです。静かに丁寧に呼吸を感じていってください。何か考えが浮んだら、追いかけずに再び丁寧に呼吸を感じ直してください。すると、少しずつ気持ちが落ち着いて来るはずです。さらには、とてもおだやかな気持ちになるはずです。
もうひとつ、おすすめなのが、私がお伝えをしている『気づきの瞑想』です。自身の身体と心の動きと変化によく気づいて、観察していくというものです。客観的に自己を見つめていくことで、自己認識、自己洞察、そして自己理解に繋がります。
ひと口に瞑想といっても、とても幅が広いものです。しかし、決して難しいものではありませんので、ご興味がありましたら、ぜひ深く実践してみてください。