そもそも顔のむくみの原因とは?
顔のむくみは、細胞の中にある体液「細胞内液」と細胞の外にある体液「細胞外液」のバランスが崩れ、「細胞外液」が多くなってしまうことで生じます。
この「細胞外液」は血漿(けっしょう)と間質液によって構成されており、酸素や栄養素を細胞に届け、二酸化炭素や老廃物を血管に戻す作用があります。
「細胞内液」と「細胞外液」のバランスが崩れる原因は主に4つあります。
1つ目は水分と塩分のとりすぎによるものです。水分や塩分をとりすぎると血液の流れる圧力が高くなり、血管からしみ出す水分(細胞外液)が増えます。
2つ目は栄養不足によるものです。血液内の栄養が少ないと水分を血管内に保つことが難しくなり、血管の外(細胞外液)に水分が増えます。
3つ目は長時間同じ姿勢でいることです。長時間寝た状態でいると立っているときに比べ、重力の関係で水分が溜まりやすくなります。
4つ目はリンパ管の流れの悪化です。細胞外液の水分はリンパ管を介して血液内に戻します。このリンパ管が老廃物などによって流れが悪くなると細胞外液に水分が溜まったままになってしまいます。
顔のむくみを解消する方法を解説!
顔のむくみを解消するには「食事面」「血行促進面」からのアプローチが有効です。
食事面では、水分・塩分のとりすぎを控え、バランスのよい食事を摂るようにしましょう。細胞外液に過剰な水分を溜め込むことを予防できます。また、カリウムやビタミンを摂取することで水分の排泄を促すことができます。
血行促進面では、長時間同一の姿勢でいることを避け、入浴や軽い運動をしましょう。重力やリンパ管の流れの滞りに対処することができます。特に顔のむくみに関しては、よく喋り、よく笑うことも効果的です。
顔のむくみに良い成分・その効果をまとめました!
顔のむくみに良い成分、またその効果について紹介します。
カリウム
塩分を排出する効果があります。また利尿作用により、余分な水分が排出されます。
カリウムを多く含む食材:バナナ、リンゴ、きゅうり、ほうれん草、昆布、野菜ジュース
ビタミンB6
体内の水分を調整する機能があります。
ビタミンB6を多く含む食材:かつお、まぐろ、レバー
ビタミンE
体内の塩分を尿中に排泄します。また血流を改善する働きがあります。
ビタミンEを多く含む食材:ナッツ、かぼちゃ、モロヘイヤ
クエン酸
リンパ管内の老廃物を分解・排出します。また水分代謝を助ける働きがあります。
クエン酸を多く含む食材:レモン、酢、梅干し
タンパク質
血管内の栄養となります。
タンパク質を多く含む食材:肉類、魚類、大豆製品、卵
海外製の顔のむくみ向けサプリメントはどう?
今は、国内外に限らず様々なものをインターネットで買うことができる時代です。AmazonやiHerbといったサイトで海外のサプリメントを購入する人も増えています。
海外のサプリメントは、日本のものに比べて成分を多く配合しているといったメリットがあります。また海外ではサプリメントに対する需要が高く、企業の価格競争も活発なことから安く購入ができます。
アメリカではDSHEA法により、サプリメントに成分表記や品質基準が義務づけられており、製品になるまでに厳しい試験や審査が行われます。このことから品質や安全性は高いと言えます。
しかし、海外のサプリメントは1錠が大きく飲みにくいといったデメリットもあります。また、サイトの商品説明が英語で書かれていて成分が分からないものもあるため、事前に調べておくことが大切です。
顔のむくみ向け市販サプリメントのおすすめ3選!口コミ・評価はどう?
顔のむくみ向けの海外のサプリメントについて紹介します。
8種類の異なるカリウムを配合、SourceNaturals、ウルトラ・カリウム 99mg
体へ吸収しやすい8種類のカリウム99mgに、カリウムの吸収を助けるビタミンCを配合しています。8種類のカリウムが体にしっかり吸収されることで、体内の水分バランスを整えます。
1日1錠をお飲みください。
口コミ
・年中浮腫みやすかったですが、これを飲んで数日で効果を実感できました(30代女性)
・血圧の気になる主人へ購入、傍目にも顔のむくみがなくなったのが分かりました(40代女性)
・毎朝まぶたが重く鏡を見るのが憂鬱でしたが、飲んだ翌朝はスッキリしてます(40代女性)
体内の水分バランスを整える、SourceNaturals、カリウム・マグネシウム・ビタミンC
塩分を体外に排出するカリウム、腸内の水分バランスを整えるマグネシウムを配合しています。また、体内への吸収を助けるビタミンCをプラスしています。疲れにくく、すっきりした体作りを応援します。
1日2回、1回につき1~2錠をお飲みください。
口コミ
・塩分が多い食事の後など、飲むと尿の量が増えてスッキリします(40代女性)
・むくまないことがこんなに軽く楽なものと感じられて、本当に嬉しいです(40代女性)
・朝の顔のむくみが幾分マシになった気がします。ないと不安になります(20代女性)
老廃物や余分な水分の排出に、Natrol、ウォーターピル
むくみに効果的なカリウムのほか、ブチュ、ウワウルシなど利尿に働きかける薬用ハーブをブレンドしています。老廃物や水分を排出することで、スッキリとした体内環境をサポートします。
1日1回、1回につき2錠をお飲みください。
口コミ
・3週間近く続けてみた結果、朝起きてすでにむくんでいる頻度はかなり減りました(30代女性)
・顔やまぶたもパンパンで悩んでいましたが、2日目で翌朝の顔もむくまずスッキリ(40代女性)
・日によりますが、飲んだ日はむくみが確かにマシな気がします(30代女性)
以上、「顔のむくみ向け市販サプリメントのおすすめ3選」でした。
顔のむくみ解消を手助けしてくれるサプリメントをあなたもさっそく始めてみませんか?
季節を問わず体の不調の悩みの一つが「むくみ」です。そんな悩みも、お茶に含まれる成分のカフェインの「利尿作用」から、手軽にむくみを解消することができます。お茶は買いやすさや持ち運びの手軽さからむくみを取るのにおススメです。
コンビニペットボトルを含む市販のお茶の種類や、むくみ予防に効果的な飲み方、注意点なども詳しく解説していきます。
お茶でむくみを予防することはできる!ある成分が有効?
夕方になると、足が腫れたようにむくんだ経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。むくみは体にたまった水分がうまく排泄できないことから起こります。体のむくみが取れないと体重増加の原因にもなり、悪化すると痛みさえも感じるこがあります。
実は、飲み物をうまく利用することでむくみ予防をすることができます。
お茶に含まれるむくみ予防に有効な主な成分はカフェインです。カフェインには利尿作用があり、からだに溜まった余分な水分の排泄を促し、むくみ予防をすることができます。
カフェインを含むお茶はむくみ予防に効果的ですが、飲み方を間違えると、からだの不調を招くことがあります。なぜなら、カフェインは利尿作用以外に様々な作用があり、例えば、胃酸を分泌して胃炎を起こしてしまったり、カルシウムを体内から排出を増やし骨粗鬆症を招いたりすると言われています。
そこでお茶の効果的な飲み方を解説していきます。
むくみを取る効果的なお茶の摂り方
お茶を飲む際は、摂取量と温度、濃さ、お茶以外の飲み物と並行して飲むことに気を付けると、むくみ予防に繋がります。それぞれ効果的な方法をみていきましょう。
お茶の1日の摂取量
お茶といっても様々な種類がありますが、カフェインを含むお茶の摂りすぎは、胃酸過多の原因や興奮作用により逆に疲れやすくなり、さらに利尿作用が高まりすぎて水分不足に陥る事もあります。
人間の1日に必要な水分摂取量は2~3Lが理想的とされていますが、お茶の1日の摂取量は朝昼晩の食前食後に多くても2杯(400cc)、一日1L以内にしましょう。
むくみ予防になるカフェインが含まれるお茶は「緑茶」「烏龍茶」「プーアル茶」「ジャスミン茶」「紅茶」「コーヒー」があげられます。
お茶の温度
お茶は、常温(28度程度)の物を、少しずつ飲みましょう。
暑い夏は冷えたお茶を飲んで体を冷やしたいところですが、冷たい飲み物が体内に入ることで胃腸の働きが抑制されます。また寒い時期も同様に熱すぎる飲み物は胃腸に負担がかかりますので、常温(28度前後)に下げてから飲みましょう。
お茶の濃さ
利尿作用や血行促進作用を期待してお茶を濃く入れる方もいますが、やはりそれも身体にとっては負担になります。
例えばカフェインを含むお茶は1日に1L以内というのも表記どおりに入れた場合になります。カフェインの多量摂取により体調不良の原因になりかねませんので、表記通りの作り方で丁度いい濃さのお茶を飲みましょう。
お茶だけでなく水も飲む
お茶には利尿作用があるため、お茶だけを飲んでいると体内が水分不足になります。そのため、お茶を飲む際は、同時に水(ミネラルウォーター等)も飲むようにしましょう。そうすることでお茶に含まれるカフェインによる水分の排出だけでなく、必要な水分も補えます。
上記の注意点だけでなく、日本には四季がありその季節によって気温や環境に合わせてお茶の飲み方を変えることで、むくみ予防に繋がります。
次に、四季に合わせたオススメのお茶の飲み方を紹介します。
春のむくみ予防になる飲み方
春は新茶の季節です。冬にたまった老廃物を排泄するのには栄養価の高い新茶が効果的です。濃すぎるものは良くありませんが、いつもより少し濃いお茶を入れるといいでしょう。
温度は温かく、食前や食中に一緒に飲むことで余分な成分を排出してくれるため、むくみ対策になります。
夏のむくみ予防になる飲み方
夏は大量に水分を飲むのではなく『こまめに少しずつ飲むこと』が体にとって最適な飲み方とされています。大量に飲むことで一緒に塩分も消耗してしまいます。体に負担がかからないためにも少量ずつ飲むように心がけましょう。
夏は紫外線や室内と外気の温度差で体が疲れているため、胃も休息が必要です。食中の水分を控えることで消化吸収能力を正常に保ち排泄を整え、むくみ予防をすることができます。
秋のむくみ予防になる飲み方
秋は、夏の間に大量の水分を消費しているため潤い不足になります。体の中から潤いを与え温めてくれる飲み物がむくみ対策に有効です。ルイボスティーは血行促進効果や栄養価も豊富なお茶なので秋のむくみ対策にピッタリです。
食前にゆっくり飲み、腸内環境を整えましょう。日中も体を温めてくれるお茶が適しているので秋の季節はコーヒーよりも紅茶がオススメです。
冬のむくみ予防になる飲み方
冬は寒さにより血液の循環が悪くなることがむくみの原因になります。そのため、体を温めてくれる生姜紅茶や、胃腸を整えてくれるゆず茶がおすすめです。
また、冬は水分を飲むことを怠りがちです。こまめな水分補給を心がけましょう。食事中は胃液を薄めて消化吸収の妨げにならないように、水分摂取は控えスープなどから水分を取ると体に栄養が行き渡り吸収され、冬の体調を整えることができます。
お茶を飲む際にやりがちなNG行動!注意ポイントもわかりやすく解説
むくみ予防のために、種類を問わずお茶をがぶ飲みをするのはおすすめめできません。お茶を飲む際は、以下の点に気を付けましょう。
お茶は寝る3時間前までに飲む
寝る直前にカフェインの入ったお茶を飲むと睡眠の妨げになります。その為、カフェインの成分がある「緑茶」「烏龍茶」「プーアル茶」「ジャスミン茶」「紅茶」「コーヒー」を飲むのは、寝る3時間前までにしましょう。また、飲む量もコップ半分の100mlなら睡眠の影響になることはないでしょう。
就寝前には体をよく温めて血行を促し体調を整えてくれる効果のある「ゆず茶」が最もおすすめです。
妊婦の方は注意
カフェインが含まれるお茶は身体への負担も大きいため、妊娠中の方や授乳中の方も飲む分量に注意をしなければいけません。
「ハーブティーならカフェインが入っていないし大丈夫だろう」と思われるかもしれませんが、妊娠中や授乳中の方には適さないハーブティーもあるため、飲んでもよいお茶やハーブティーについては、主治医と相談することをおすすめします。
メリット・デメリットも解説!むくみ解消に飲むべきお茶のおすすめ11選
むくみ解消の為に日常的に飲むべきおすすめのお茶のメリットとデメリットも紹介します。
緑茶
緑茶には高い利尿作用や栄養価も豊富でむくみ対策には優れたお茶です。しかし、カフェインが含まれており、体への負担が考えられることから、一日に飲んでもいい量は1Lです。また、タンニンも含まれていることから貧血気味の方の飲みすぎにも注意が必要です。
メリットは、:カフェインの利尿作用に余分な水分を排泄する、カルシウムや食物繊維が豊富なため老廃物の排出を促します。す
デメリットは、:カフェインによる胃酸が胃痛を誘発する、タンニンが鉄分の吸収を抑制するため貧血気味の方は飲みすぎに注意が必要です。
烏龍茶
烏龍茶にも利尿作用があるためむくみ対策には優れています。また、脂肪の吸収を抑制することからダイエット中にもおすすめです。ですが、胃が弱い方は空腹時には胃の粘膜に直接刺激をするため、食中や食後に飲まれることが望ましいでしょう。
メリットは、:カフェインの利尿作用により余分な水分を排出する、ポリフェノールが脂肪の吸収を抑制します。する
デメリットは、:カフェインによる胃酸で胃痛を誘発します。する
プーアル麦茶
プーアル麦茶は、漢方茶の一つです。ダイエット茶の代表的なお茶といわれ、むくみを予防軽減させるのに最も適したお茶です。ただし、カフェインが入っていることから就寝前や妊娠中の方には注意が必要です。
メリットは、:カフェインの利尿作用により余分な水分を排出する、ポリフェノールが脂肪の排泄を促します。うながす
デメリットは、:カフェインによる胃酸が胃痛を誘発する、タンニンが鉄分の吸収を抑制するので貧血気味の方は飲みすぎに注意が必要です。
はと麦茶
ノンカフェインで食物繊維が豊富なので便秘改善が期待できます。ハト麦茶に含まれるヨクイニン成分に利尿作用が含まれることから、余分な水分を排出してくれてむくみ改善に繋げることができます。
ただし体が冷えるので、ハト麦茶だけをがぶ飲みするのは体に良くありません。
妊娠中の方にとってハト麦茶は子宮の収縮作用があることから主治医に相談の上、お飲みいただく事をおすすめします。
メリットは、:ノンカフェインなので子供にも安心、利尿作用があるので余分な水分を排出してむくみ予防になります。る
デメリットは、:妊娠中は主治医の指示が必要、体を冷やすので摂取には向きません。むかない
コーヒー
高い利尿作用の為、むくみ対策には有効ですが、仕事中など席が離れられない時には注意が必要です。また、タンニンを含むため貧血気味の方にも多量摂取は注意が必要です。多くても一日5杯(1L)までにしましょう。
メリットは、:カフェインによる利尿作用で余分な水分を排出します。する
デメリットは、:カフェインによる胃酸が胃痛を誘発する、タンニンが鉄分の吸収を抑制する野で貧血気味の方は飲みすぎに注意しましょう。する
紅茶
紅茶にもカフェインやタンニンが含まれているため、多量摂取は体に負担がかかってしまいます。不眠や利尿も促すことから必要な栄養分も一緒に排出しすぎてしまうことがあります。ただし飲みすぎなければ、メリットの多いお茶です。ポリフェノールは緑茶よりも多く、生活習慣病になりにくい体を作ってくれます。
メリットは、:利尿作用、ポリフェノールが脂肪の吸収を抑えます。る
デメリット:は、カフェインによる影響で胃酸が胃痛を引きおこす、タンニンが鉄分の吸収を抑制するので貧血気味の方は注意が必要です。
ココア
ココアは腸内環境を整えることから、慢性的なむくみを軽減することができます。食物繊維が豊富なので美肌効果があります。しかし、飽和脂肪酸や糖分が多いので飲みすぎは体重の増加につながるので飲む量に気をつけましょう。
メリットは、:食物繊維で美肌に導く、腸内環境を整えるので慢性的なむくみ軽減します。
デメリットは、:飽和脂肪酸や糖分が多く体重増加につながります。る
ゆず茶
ゆず茶はカフェインが含まれていないことから妊娠中の方も飲むことができます。おやすみの前にも体を温めてくれて、おやすみ中に消化機能も整えてくれることからむくみ予防に向いているお茶です。しかし、ゆず茶の原料に砂糖や蜂蜜が多く含まれているため一日2~3杯がよいでしょう。
メリット:リモネンの成分により血行促進して体を温める
デメリット:カロリーが高い
ジャスミン茶
ジャスミン茶の持つ精油成分の高貴な香りからリラックスをして気の巡りを良くしてくれます。また、食欲不振も改善してくれます。さらには、カフェインによる利尿作用からむくみが軽減できます。体を温める効果があることから寒い時期の血行不良からのむくみを防ぎます。お休み前に飲むのは控えましょう。
メリット:カフェインによる利尿作用でむくみが軽減できる、精油成分でリラックスができる、体を温めて血行不良からのむくみを防ぐ
デメリット:カフェインを含むので胃酸が胃痛を引き起こす
ルイボスティー
腸内環境を整えてリラックス効果も期待できることから就寝前に飲むのがオススメのお茶です。少量ですがタンニンが含まれます。多量に摂取しなければ問題ありません。ただ、マメ科にあたるため、マメ科のアレルギーがある場合は控えてください。
メリット:ノンカフェインなのでお休み前にも飲める、ポリフェノールが豊富なので脂肪の吸収を抑えて腸内環境を整えてくれる
デメリット:鉄分を抑制するタンニンが少量含まれる
ハイビスカスティー
ハイビスカスティーは高い利尿作用にクエン酸を含むので肉体疲労も軽減してくれます。代謝も上げることからむくみ対策にも適しています。ただ、作用や効果が多いため小学生までのお子様は一日1杯までとしています。また、妊娠中や授乳中の方も主治医への相談が必要になります。
メリット:カリウムによる利尿作用でむくみが軽減できる、クエン酸が代謝を上げてむくみ軽減に効果がある
デメリット:お子様や妊娠中は注意が必要
コンビニで買えるオススメむくみ対策茶5選
原材料にも注目しコンビニで手軽に購入することのできるペットボトルのむくみ対策茶5選を紹介します。
① 爽健美茶(コカ・コーラカスタマーマーケティング)
爽健美茶は沢山の種類の茶葉をブレンドしていることや緑茶が含まれないこと、ノンカフェインのところが魅力です。むくみ対策にお休み前にもお飲みいただけます。原材料に多くの添加物が使われていないのも人気の理由かもしれません。
② お~いお茶(伊藤園)
国産茶葉100%を使用し、鮮度にこだわった製法とシンプルな原材料がオススメのポイントです。緑茶の持つ作用がむくみ予防をサポートしてくれます。
③ 綾鷹(コカ・コーラカスタマーマーケティング)
添加物を多く使わずお茶本来の美味しさを追求している商品です。ペットボトルの底にお茶が成分が沈殿しているのも自然に近い状態だといえます。常備していたい緑茶です。
④ 烏龍茶(セブン&アイホールディング)
この烏龍茶は栄養価が記載されているので、成分への信頼性が高い商品です。原材料がシンプルな所も体への負担がなくむくみ対策に適したお茶といえます。
⑤ ジャスミンティー(伊藤園)
香料不使用なのにしっかりとした香りが感じられるのは、茶葉の良さを証明しています。リラックス効果も期待できることから休憩中に飲みたいお茶です。原材料もシンプルで体に負担がなくオススメです。
番外編!韓国で人気の”空美茶”が狙い目
日本でも美容家を中心に人気のダイエットティー【空美茶(ゴンミチャ)】をご存じでしょうか。
空美茶は、ダイエットを専門とする韓医院が、むくみ解消のために11種類の漢方成分を濃縮し作った贅沢な漢方茶です。そのままでも飲めるうえに、牛乳や豆乳で割りラテ風味でも、ヨーグルトに混ぜて食べても美味しいと話題です。味は漢方薬にとても近く甘みも感じられるそうです。ノンカフェインなのでおやすみ前にも安心して飲めます。
自任堂HPからLINEのお友達登録をすることで購入が可能です。むくみ対策を徹底したい方にオススメの商品です。
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コーヒー好きは、コーヒーの健康効果が気になるところですね。むくみやすくなるのか、むくみ解消になるのか知りたいと思う方も多くいらっしゃるでしょう。
お勧めの飲み方などとともに、コーヒーとむくみの関係についてご紹介します。
むくみとは一体何?
そもそも、むくみとはどのような原因で起こるのでしょう?
むくみの原因と状態をご説明します。
むくみの原因と状態
よくある誤解ですが「むくみ」は水分の摂り過ぎが原因で太っているということではありません。
「むくみ」とは、ある原因により血管から過剰な水分が皮膚の下に漏れて、血管に戻りにくくなっている(皮膚の下に水分が滞っている)状態を言います。皮膚の下にはたくさんの小さな細胞があります。その細胞と細胞の間に水分が溜まり、水分が血管に戻っていかないという状態なのです。わかりやすくいうと「必要な場所」まで水分が行き届かず「不要な場所」に留まっているのが「むくんでいる」という状態です。
「むくんでいる」かどうかの判断は、以下を一つの目安としてください。
脚のすねの前面を約10秒間、指で押さえて指を離した直後に皮膚がくぼんだままであれば、むくんでいる可能性があります。
むくみの原因は様々です。健康な人でも塩分の強いものを食べたり、アルコールを飲んだ翌日にむくみを感じた経験があるでしょう。また、生理前など女性ホルモンのバランスや「冷え」なども関係します。きつい下着や靴下で身体を圧迫することが原因で、部分的にむくむこともあります。それ以外にも、偏った食生活や過度なダイエット、ストレスでもむくみます。
むくみを取るには、汗や尿で身体から余分の水分を出す必要があります。
お風呂やサウナに入り大量に汗をかくと、体重が急に減ることがありますね。それは、身体から水分が抜け出たからです。ただし、水分摂取をしないと脱水になる危険性がありますので注意をしてください。その他に、利尿作用のあるカフェインを含むコーヒーやお茶も水分の排泄を促します。
コーヒーはむくみを取るのに効果的?決め手はコーヒーの利尿作用!?
コーヒーにむくみ解消の効果はあるのでしょうか?コーヒーの様々な効果をご紹介します。
コーヒーの健康効果
コーヒーに含まれるカフェインは適切に摂取すれば、生活習慣病などのリスクを下げることが期待できるという研究結果が発表されています。
カフェインは、脳の働きを高め、眠気冷ましや集中力をアップさせる効果があります。
コーヒーには抗酸化作用(身体を酸化から守る作用があるもの)のあるポリフェノールが含まれており、動脈硬化や老化、免疫機能の低下などを引き起こすとされる活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く働きがあります。
この他に、コーヒーには各種ミネラルが含まれているため、上手に飲めば、アンチエイジング効果も期待できます。
コーヒーのむくみ解消効果
上記の効果に加え、コーヒーにはむくみ解消効果があります。
コーヒーは、栄養学的にも薬膳的にもむくみの予防や解消効果がある成分を含んでいます。
栄養学的には、コーヒーには利尿作用を高めるカリウムを含むことから、むくみ解消効果を期待できます。
また、薬膳では水毒(すいどく)や水滞(すいたい)の改善効果がある食材とされているので、むくみ予防と解消の効果があると考えられています。
さらに、最近では「コーヒーダイエット」と言われ、コーヒーがダイエットに効果があるのではないかと注目されています。コーヒーとダイエットの関係はまだ証明はされていないようですが、カフェインの神経を興奮させる働きから、基礎代謝量が増えることで、脂肪燃焼効果を期待できるようです。
むくみが気になるコーヒー好きの方には、嬉しい健康効果ですね。
コーヒーはむくみの原因になることも?
コーヒーはむくみ解消効果のある成分を含んでいますが、逆にむくみの原因になることもあります。
こんなコーヒーの飲み方をしている人は、身体がむくみやすくなります。
コーヒーに砂糖を多量に入れて飲む
コーヒーを飲む際に砂糖を入れすぎるとコーヒーのむくみ解消効果より、砂糖のむくみやすくなる効果の方が高まり、結果としてむくんでしまうこともあります。
甘いコーヒーが好きで多く飲む人は、注意が必要です。
コーヒーに牛乳を入れて飲む
薬膳では牛乳を大量に飲むと、むくみやすくなるという考えもあります。
ブラックコーヒーにするか、ミルクを入れないと飲みにくい人は少量にするなどの工夫が必要です。
むくみやすい体質の人も牛乳を飲みすぎなければ、問題ありません。
コーヒーにはむくみ解消効果と同時に、飲み方によってはむくむこともあります。
むくみにくいコーヒーの飲み方を紹介
むくみが気になる方は、ブラックコーヒーがお勧めです。ブラックコーヒーが飲みにくい人は、甘さ控えめやミルク控えめで飲むようにすると良いでしょう。
また、健康的にコーヒーを飲むには、コーヒーの量は1日3杯程度までにとどめましょう。
むくみ解消にと大量のコーヒーを飲み過ぎると、カフェインの摂り過ぎで、神経が過敏になったり、高血圧に繋がる可能性があります。
保健福祉省(DHHS)及び農務省(USDA)による2015年の栄養ガイドラインに関する科学レポートでは、「健康な大人では、1日当たり3~5杯までであれば心血管疾患などカフェインの慢性的毒性のリスクは増加しない」としています。(出典元:農林水産省)
むくみを解消したい時は、コーヒーを甘さやミルク控えめでおいしく楽しみながら、1日に3杯程度までにしましょう。
また、むくみ解消効果のあるコーヒー以外の食材を食事に取り入れると、効果が早く現れます。
コラムの後半でお伝えする食材を取り入れ、食生活全体のバランスを整える方法を実践することが、より良い結果に繋がります。
むくみ解消に最適なコーヒーを飲む時間帯はある?
寝起きに腫れぼったいまぶたで人に会うのはイヤですよね。
むくんだ顔で人に会いたくないなら、外出する30分~2時間前までにコーヒーを飲んでおくといいでしょう。
理由は、カフェインの血中濃度(血液の中に含まれるカフェインの濃さ)のピークがコーヒーを飲んだ後の約30分~約2時間後といわれているからです。カフェインの利尿作用が最高潮に達し、身体の中の不要な水分を取り除いてくれる可能性があります。
しかし、コーヒーに含まれるカフェインには良くも悪くも覚醒作用があります。カフェインは睡眠の質を悪くするため、寝る直前にはコーヒーを飲まないことをおすすめします。利尿作用があるため、眠った後にトイレに起きてしまう可能性も防げます。
個人差がありますが、カフェインが分解するには一般的に約5~7時間といわれています。もしも22時に寝たいのなら、14時以降にコーヒーなどのカフェインを含んだ飲料を飲まない方がよいでしょう。
むくみが気になるならカフェインレスコーヒーがおすすめ!
カフェインの量は控えて、コーヒーのむくみ解消効果も欲しい人には、カフェインレスコーヒーがおススメです。
多少多めに飲んでも眠れないという状態になる心配もありません。
カフェインレスコーヒーを無糖のブラック、または甘さとミルクを控えめで飲むようでしたら、多めに飲んでも心配はないでしょう。
しかし、たとえカフェインレスコーヒーでも、1日の水分をコーヒーだけに偏って摂取するのはあまりおススメできません。
コーヒーには利尿作用があるため、飲みすぎると体内が水分不足になります。また、人間の体の60%は水分でできており、1日に1.5L~2Lの水を飲むことで体内の循環が良くなります。
コーヒーを飲みすぎると、水を飲む量が減るため、循環が悪くなり様々な不調や病気に繋がる可能性があります。
コーヒーは適量を飲み、その他の水分補給ではなるべく水を飲むように心がけましょう。
紅茶やお茶もむくみ解消に効果的?
カフェインといえば誰もがコーヒーを思い浮かべますが、紅茶や緑茶などにも含まれています。
紅茶のカフェインの量はコーヒーの約1/2、煎茶は約1/3であり、むくみに効果的といわれるカフェインの量は減ります。しかしコーヒーが苦手な人にはおすすめです。
むくみを取る目的なら、できれば温かい紅茶やお茶を飲みましょう。
温かい飲み物は胃腸を温めて、血液やリンパ液の循環が内側から良くなるでしょう。からだの芯からポカポカして血流がよくなれば「冷え」が原因のむくみが早くとれる可能性があります。
コーヒーだけでなく、むくみ解消に効果的な食べ物も取り入れて
栄養学と薬膳の両面から、むくみ改善方法もお伝えします。コーヒーと並行して試してみてください。
むくみは、水分代謝が低いことが原因であるため、水分代謝を高める食材や飲み物を摂取することが何よりの解消方法です。
水分代謝が高まると、からだの中の不要な場所に滞っていた水分が流れて身体全体を巡り必要な場所まで届くことでむくみが解消されます。
栄養学では、ミネラル成分の一つである「カリウム」が水分代謝を高めてくれます。
薬膳では「水毒(すいどく)」や「水滞(すいたい)」という体質の症状の一つがむくみと考えます。水毒(すいどく)や水滞(すいたい)を改善する食材を食べることが、むくみ解消に繋がります。
カリウムを含み、水毒(すいどく)や水滞(すいたい)の症状を改善する身近な食材は、キュウリ、スイカなどの瓜類の野菜やフルーツ、ワカメ、ヒジキ、コンブなどの海藻類が代表的です。
むくみ症状がある人は、これらの食べ物をあまり摂取しない食生活を送っている可能性もあります。その場合、食生活が原因でむくみやすい体質になっている場合があるので、食生活を改善すればむくみにくい体質に変化してくるでしょう。
また、これらの食材を食べているにも関わらずむくみやすいという方は、自分の体質や体調に比べて食事量が不足している可能性があります。少し多めに食事をしてむくみが改善するか体調の様子をみてください。
腎機能が低いことが原因でむくみやすい体質の人は、食生活による改善は難しいことが多いので医療機関にご相談してください。
むくみの誤解とその危険
身体がむくんでいると感じると、水分の摂り過ぎと誤解して、水分を控えてしまう人がいます。これは、危険な状態に陥ることに繋がります。
むくんでいるということは、からだ全体の水分量が多いのではなく「必要な場所」に水分が行き届いていない状態ですので、水分を控えると更にその状態が悪化し水分不足状態に陥ります。
すると、脱水症状や熱中症などの引き金になってしまいます。水分を摂らないことは危険なことと考えるようにしてください。
水分を摂り過ぎた場合はお小水として外に排泄されますので、むくみ症状が更に悪化するということはまずありません。お手洗いが近くなるというデメリットはありますが、水分不足による体調不良の方が危険な状態になる可能性を含んでいますので、誤解なく水分補給してください。
特に蒸し暑い日や猛暑の日は汗をかき、からだ全体の水分量が無意識のうちに不足しやすいので、水分を摂ることを我慢することは大変危険です。
また、夏以外の季節でも脱水症状が起こることもありますので、一年を通して水分補給を心がけることが健康維持の基本です。
コーヒー以外にも取り入れよう!普段からできるむくみ予防
コーヒーを飲む以外にも、むくみを予防する方法があります。
たとえば以下のような3つの方法があります。
階段の上り下り
グーパーストレッチ
足首回し
それぞれ簡単に解説します。
階段の上り下り
夕方になり足がむくんで靴がきつくなってしまったら「階段の上り下り」をしてみましょう。平地を歩くよりも足の筋肉が大きく動きます。むくみの原因である、からだの中の不要な水分が心臓に効率よく短時間で押し戻されます。
足のふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれ、歩行すると筋肉が動いて血管を圧迫したり緩めたりします。そのため血流が良くなり、むくみが取れやすくなるのです。
グーパーストレッチ
グーパーストレッチは、沖縄県と名桜大学ヘルスサポートとのコラボレーションで開発された、簡単な体操です。その場で立ったまま30秒以内で完結するストレッチです。全身の血行がよくなるので、むくんだ部分の余分な水分が心臓に戻すサポートしてくれるでしょう。
朝に行えば顔も含めた全身のむくみを取ることが期待できます。仕事や勉強のスキマ時間に1日3回を目安に毎日できる運動で、沖縄県知事も毎朝行っているようです。
やり方は簡単で、以下の3ステップです。
1.足を肩幅に広げて立ち、自然な呼吸を繰り返します。
2.バンザイをしてからだを伸ばし、手をグーで2秒、パーを2秒、5回繰り返します。
3.ゆっくりと息を吐き出しながら手を下ろし、全身の血流が良くなったのを感じます。
足首回し
足首を回すと、硬くなった筋肉や関節が柔らかく動きやすくなります。足先の細い血管に滞った血液も流れやすくなります。
足首の辺りには、たくさんのツボがあるので同時に指で軽く押さえながら行ってもいいでしょう。足先が冷える人には特におすすめです。
まとめ
むくみ予防には他にも様々な野菜や果物、食材がありますので、総合的に取り入れてむくみを解消することが望ましい健康法です。
コーヒーは薬ではなく嗜好飲料ですので、楽しくおいしく味わっていただきたいと思います。
日々の生活の中に知られざるむくみ解消効果を持つコーヒーを取り入れて、毎日の食生活、コーヒータイムをリラックスして健康増進できるライフスタイルを送っていただきたいと思います。
<参考文献>
農林水産省|カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html#other%20countries
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女性は常に浮腫みを感じる方が多いのではないでしょうか。
体が浮腫むと、太って見えるだけでなく、体全体が重く、やる気も落ちてしまいますよね…。
体が浮腫んでいる人は、脚や顔など目に見える部分だけでなく、お腹の中の腸までも浮腫んでいる可能性があります。
今回は、「体と心をスッキリさせるむくみ解消法」をご紹介します。
腸が浮腫む!?
「浮腫み」は女性を悩ませる代表的な不調の1つですが、生活リズムの乱れが原因で起こる体のだるさや気力の低下、イライラや不安など、心にも密接に関係しています。
梅雨時期に現れる体の不調で、むくみを気にする女性は多く、気温や気圧の変化、自律神経の乱れが原因です。
腸はおなかの中にあるので分かりにくく、ほとんどの方は自分の腸が浮腫んでいるなんて気づきもしません。
倦怠感や気力の低下、イライラなどを感じている方は要注意です。これらは腸が浮腫んでいると出る症状です。
浮腫んだ時の水分摂取について
浮腫みが気になる女性で水分摂取量を控える方もいますが、これは逆効果です。
そもそも、体が浮腫む原因は「血流の滞り」で、体に余計な水分が溜まることで浮腫みは起こります。
この水分は元々血液に含まれていた成分で、血管を飛び出して細胞と細胞の間を漂いながら、細胞に栄養や酸素を運んだり、老廃物を排出させます。体の代謝をスムーズにしてくれる、重要な働きをしています。
しかし、水分摂取量が減ると便秘を招いたり脱水症状を起こします。さらに、体内の水分量も減少して、余計に水分を溜め込もうとしてむくみに繋がります。
今年は長い時間マスクをつけているので、喉の渇きを感じにくく、水分摂取が不足するかもしれません。
体内の水分は大切ですが、不摂生が続くと血流が滞り細胞と細胞の間に水が溜まりむくみます。むくみを引き起こす血流の滞りは細胞の活動が鈍ってしまうため、体がだるく感じたり重たくなるのです。
女性にむくみの症状が現れやすいのは、男性と比較して筋力が弱いことやホルモンバランスも関係します。むくみの症状が出ている男性もいますが、女性のほうが体に現れやすいのです。しかし、女性はむくみの辛さを自覚している分すぐ対処できる利点があります。
体内の血流循環を改善する上でも、水の力を借りるのは賢い選択です。
季節の変わり目はやる気低下
季節の変わり目に体調を崩す人を見かけます。日本のように四季がある国は、季節ごとの気温などの外部環境を受けやすく自律神経のバランスが変化しやすいです。季節の変わり目に自律神経のバランスが乱れてストレスが多い日常を過ごしていると、免疫力も低下します。
気温が上昇すると副交感神経が優位になります。副交感神経は血管を拡張させて筋肉を緩ませるなど、体の機能をリラックスさせる働きがあります。副交感神経を優位にすることは、交感神経が優位になりがちな現代人にとって重要なことです。しかし、副交感神経が優位な状態で不規則な生活を続けていると、一気に気力が減退してしまうのです。
自律神経が受ける影響は、特に梅雨時期にも見られます。
ジメジメした天気が続くと気持ちが落ち込み、心身のアンバランスを訴える人が増えてきます。これには、気圧が大きく関係しており、気圧の低い梅雨時期は副交感神経が過度に優位な状態が続きます。
その結果、心が落ち込みやすくなるのです。
このような自律神経のアンバランスは、腸の浮腫みも引き起こします。
自律神経と気温や気圧の関わりを踏まえれば、季節の変わり目ほど体調管理が必要になってくる理由も見えてきます。
腸のむくみ=人生(心)のむくみ?
腸が浮腫んでいる人は、イライラしやすい・せっかち・神経質・心配性・生真面目で、自律神経の働きがアンバランスでストレスに弱く、心が不安定である傾向があります。
例えば、怒られて嫌な気持ちになることは誰にでもあります。しかし、その後もずっと不快感が解消せずに1日中イライラしたり、笑顔が無くなって言葉にトゲが含まれていたり…。これが「心の浮腫み」です。
腸の浮腫みが改善すると感情の変化が現れてきます。体の調子が良くなるだけでなく、イライラが減って怒りっぽい性格が穏やかになり、短気だった人もゆったりした行動に変化します。
食事の摂り方や呼吸、生活習慣を整えて腸の浮腫みが取れ、さらに心の浮腫みも取れてきます。
それでは、腸の浮腫み改善方法をご紹介します。
浮腫みを回避するおすすめ食材と栄養素
浮腫みというと、塩分の摂りすぎが挙げられます。塩分に含まれるナトリウムが体内に増えると、自然に塩分濃度を下げようと体内に水分を溜め込もうとします。
浮腫みが気になる人は、カリウムを多く含んだ食品を摂ることも心がけましょう。カリウムにはナトリウムを体外に排出させる働きがあることに加えて、溜まった水分を排泄する利尿作用もあります。
果物
カリウムを多く含む身近な食品としておすすめなのが、リンゴやバナナなどの果物です。アボカドやサツマイモ、キノコ類、海藻などにもカリウムは含まれます。
食物繊維
食物繊維には水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維があります。
<不溶性食物繊維>
不溶性食物繊維は胃や腸で膨らみ、腸を刺激することで便通を促す特徴があります。
穀類や野菜、豆類などに多く含まれています。
<水溶性食物繊維>
水溶性食物繊維は、粘り気があり胃腸をゆっくり移動するので糖質の吸収がゆるやかです。
お腹を空きにくくする特徴があり、昆布やわかめ、こんにゃくや果物、里芋などに含まれています。
これらの食材を上手に取り入れて、血流の停滞を解消してむくみ解消に繋げましょう。
今回は腸が浮腫む原因と対処法についてご紹介しました。
腸内がきれいで腸の働きがよければ、栄養がしっかりと吸収されて体全体が健康になります。腸の状態は日々変わります。腸の浮腫みを改善することが毎日を元気に過ごすカギなのです。
心も体もスッキリして、梅雨時期を楽しみましょう。
夕方になると脚がパンパン!
なぜか脚だけ細くならない!
ふくらはぎの冷えと疲れがつらい。。。
そんな女性、多いですよね。
特に、デスクワークで1日中座って仕事していると、朝と夕方の脚の太さが全然違う!ブーツに脚が入らない!なんて方も。
こんにちは。ウォーキングヘルス協会 代表理事の佐々木千紘です。
脚のむくみは見た目はもちろん、疲れや冷えの悪化にもつながります。今回は、脚のむくみの原因と対策についてお伝えします。
「むくむ」ってどういう状態?
人のカラダは60%が水分と言われてますが、常に水分がカラダ中を巡っています。
水分はまず、血液にのって運ばれます。上から下へは、ちゃんと心臓がドクドクと動くことで押し出してくれるので、脚の先まで水分が届けられるわけです。
では逆に下から上、つまり脚から心臓はどうかというと、心臓の代わりになっているのは「脚の筋肉」だけです。本当は血液にのって心臓に向かうはずの水分が、うまく戻れないと、血管の中の水分が外ににじみ出て、脚の細胞のあいだにたまってしまいます。
むくみタイプ
脚のむくみに筋肉が大切です。しかし、ただ筋肉を動かせば良いというわけではありません。
今回は女性のむくみに特に多い、3タイプをご紹介します。
1.水分の摂取が少ないタイプ
「水太り」という言葉がありますが、ヒトの体は60%が水分。もちろん摂りすぎはよくないですが、
むくみの解消や脚痩せには、水分を取ることが必須です。
水分の摂取が少ないタイプの対策
一般的に、1日に必要な水分量は体重1kg × 30mℓ、もしくは体重20kgに対して1ℓと言われています。
よく汗をかく人と全くかかない人、運動をする習慣がある人とない人や、季節によっても変わってきますが、50kgの女性なら1.5~2.0Lくらいが目安になります。
摂りすぎもよくないので、自分の脚の状態も観察しながら少しずつ増やして、自分にあった水分の摂取量を調整してみましょう。
2.筋肉がこっていて血流が悪いタイプ
脚を動かしているのは筋肉です。肩こりと同じように、負担をかけ続けると「こり」が生じます。脚の冷えが気になるという方もこのタイプです。
ヒールを毎日はく女性や、昔スポーツなどをしていて、そのころから脚の形がかわらず筋肉質、という女性もいます。
ただ脚が張っていて硬いと、硬い部分のすべてが筋肉と思われがちなのですが、そうではありません。普段ハードな運動をしていなければ、筋肉と一緒に脂肪がついて硬くなっている場合がほとんどです。脂肪は冷たい組織です。その場合も、深層の筋肉をこりをしっかりほぐして、代謝をアップさせることが重要になります。
筋肉がこっていて血流が悪いタイプの対策
筋肉がこっている状態の場合、温める→マッサージする→ストレッチするのがおすすめ。
忙しい女性には少し手間だと思うのですが、こり固まった「筋肉+脂肪」をほぐすためには少し時間が必要です。お風呂につかりながらふくらはぎをよく揉んで、歯磨きしながらアキレス腱伸ばしのストレッチを日課にするなど、生活の中に取り入れてみてくださいね。翌朝、いつもより脚の軽さを感じられるはずです。
また、もう一つこりやすい場所は、足の裏です。足の裏の筋肉も、足指の先からふくらはぎを通って膝の裏まで伸びています。足裏が硬いのも脚全体の循環低下の証拠。足先の冷えを常に感じている方は特にです。
手でツボ押しのようなマッサージをしてみたり、ゴルフボール足裏をゴロゴロとするだけでもこりの解消につながりますので、足裏もやわらかさも意識してみてください。
3.脚に「ゆがみ」があるタイプ
脚のゆがみというとO脚やX脚が有名ですが、見た目のバランスが悪いだけでなく、これもむくみにつながります。
まっすぐな脚は、左右の膝とふくらはぎがしっかりくっついている形。
ゆがみ方で多いのは、ふくらはぎの外側が内側にくらべて硬くなって張っている女性です。前からみて、両方のふくらはぎが離れていて、外側に張り出している方です。
これは、太ももの骨と、ひざ下の骨がねじれてしまっている状態です。膝の裏や太ももの付け根の関節が滞りやすく、血流が低下してむくみの原因になります。
また脚は骨盤にくっついている骨。脚のゆがみはそのまま骨盤のゆがみにもつながり、内臓の位置が下がったり全身の血流低下にも関係つながります。
脚に「ゆがみ」があるタイプの対策
両方のふくらはぎが離れている方は、ふくらはぎの内側の筋肉と内ももの筋肉が弱っています。力を抜いて立つと、力の強い外側に引っ張られてしまうんですね。
おすすめは「かかとをつけたがに股のスクワット」です。やり方は簡単に見えますが、内ももを締める意識がポイントです。
がに股スクワットの方法
- 両方のかかとをくっつけてつま先を外向きで立ちます
- そのまま、ひざの向きとつま先の向きが同じになるように軽くひざを曲げます
※この時、ひざがつま先より前にでないように
- ひざを伸ばしていくときに内ももとお尻の筋肉を意識する
ひざを伸ばしきったときに、両方のふくらはぎがくっついていればOKです。
いかがでしょうか?自分のタイプを知って、楽にむくみを解消しましょう!!
あなたは毎日軽やかに生活できていますか?
寝ても疲れが取れない、浮腫んだ足が一向に戻らない…という事はないでしょうか?
こんにちは。ホリスティック・セラピストの堀尾智美です。
現代社会は、カラダに疲れを溜め込んだまま日々を過ごしている女性が多く見受けられます。そんな女性達を見ると、カラダが楽になれあ、気持ちももっと前向きになり、やる気も倍増するのに…と残念に感じる事がります。
今回は、カラダが軽くなって、毎日快適に生活するためのコツをお伝えします。
カラダが重い。足がダルい。その原因は?
カラダが重かったり、足がダルい原因の一つは、リンパの流れが滞っている事が考えられます。
リンパが滞ってる(リンパが詰まってる)と、どんな事が起きるのでしょうか?
ここでリンパの役割(機能)を再確認してみましょう。
リンパの役割とは?
リンパとは、大きく分けて2つの機能があります。
1.排出機能
老廃物を回収する機能があります。体内の老廃物や疲労物質、余分な水分やたんぱく質、脂肪などを運び、カラダの外へ排出してくれる機能です
2.免疫機能
健康なカラダを維持するために、異物や細菌、ウィルスなどからカラダを守る機能が備わっています。
リンパとは「カラダの要らないものを排出し」「カラダに侵入しようとする外的から身を守ってくれる」というとても重要な役割を担っているのです。
リンパが詰まるとどうなるの?
リンパが詰まると、リンパの大事な機能がうまく作動しなくなってしまいます。
排出機能が作動しなくなると、
また、免疫機能が作動しなくなると、すぐに風邪を引いてしまったり、カラダの調子を崩しやすくなり、治りにくいという「不調が多い状態」を引き起こしてしまうのです。
カラダの倦怠感だけでなく、冷え、むくみ、便秘、肌荒れ、肩こりなどもリンパの詰まりが関わっています。
リンパの流れを促す3つの方法
では、どうしたらリンパが流れやすくなり、機能を果たしてくれるのか?
それは、「カラダを動かす」ことです。筋肉を動かすことで、リンパの流れが促されます。大人になると運動する機会が減り、それに比例するように理想の健康なカラダから遠ざかってしまいますね。だからこそ、今ここで起動修正しましょう!
簡単にできる方法を3つご紹介します。
1.ラジオ体操
運動が苦手な方でもできるいい運動が「ラジオ体操」です。ラジオ体操は子どもの頃から馴染みのある体操ですので、気軽にスタートできます。DVD付きの書籍も売っていますので、ジムなどに通う時間がない方でも簡単に生活に取り入れることが可能です。ラジオ体操はとても計算されてできている素晴らしい体操ですので、ぜひトライしてみてくださいね。
朝行えば、活動的になりますし、夜行えば、心地よい睡眠へと導いてくれますよ。
2.早足ウォーキング
歩く機会がある方は、是非早足ウォーキングをしてみてください。
この時、「ダラダラ歩く」「何となく歩く」のではなく、踵から着地し、つま先で地面を蹴るように意識して歩いてみてください。足は腰から動かすぐらいの意識で歩いていくと、ヒップアップも期待できますよ。意識しないで歩くと、膝下から足を動かしていることが多いです。どうせ歩くなら、カラダを意識して!モデルになった気分で颯爽と歩きましょう
3.プロにメンテナンスしてもらう
35歳を過ぎたら、プロのメンテナンスを定期的に取り入れることはとても有効的です。
日常のセルフケアの質を格段にあげてくれますし、一度の施術で劇的にカラダが回復します。特に、深リンパに着目したリンパアクティベーションはとてもおすすめです。全国にセラピストがいますので、是非体感してみてください。自分のカラダを心地よい状態にしてあげてから、セルフケアを上手に取り入れる。これもモチベーションが上がっておすすめです!
リンパを流して心地よいカラダへ
心地よいカラダは、私たちの日常を前向きにしてくれます。
慢性的にカラダがダルいと、いつの間にかそれが「普通」と認識してしまいがちです。たるみや浮腫み、冷えや便秘、なかなか体重が減らないなど、カラダからのサインを早く察知してあげましょう。リンパは放っておくと滞りやすいので、簡単にできることから少しずつ生活に取り入れるなど、ご自身のライフスタイルに合わせてカラダと向き合ってみてはいかがでしょうか。
こんにちは。腸セラピストの坂本麻紀です。
腸セラピーサロンにお越しになる方のお悩みは便秘だけではありません。年中多いお悩みの一つに「むくみ」があります。靴下の跡がくっきり残ったり、夕方になると靴がきついと感じたりすることはありませんか。「自分はむくみやすい体質だ」と諦めて放置してしまうと、大きな病が隠れていることに気づけなくなるかもしれません。
そもそも、なぜむくんでしまうのか?
むくみの原因
そもそもなぜ体はむくんでしまうのか、そのメカニズムを簡単におさらいしておきます。
医学用語ではむくみを「浮腫(ふしゅ)」といいます。
身体の約60%が水であることは聞いたことがあるかと思います。細胞や血管の中を行き来して水分のバランスを保っているのですが、このバランスが崩れて細胞と細胞の間に水が異常に増えると「浮腫」が起こるのです。
また同じ姿勢(立ちっぱなし、座りっぱなし)も重力の影響で水分が下肢にたまるので、これが「夕方になるとむくむ」に多いパターンです。
放置すると危険!「ただのむくみ」じゃないかも!?
ほとんどのむくみは恐れる必要はありませんが、心不全や腎機能の低下が原因の場合もあります。
そのようなときは横になると咳き込んだり、急な体重増加や体の一部がむくんだりと他の症状も一緒に出てくるとは思いますが、脂肪とむくみでは対処方法が全く違うので要注意です。
恐れや不安もむくみと関係あり!
むくみというと、水分や塩分を摂り過ぎたのか、また運動不足(ふくらはぎの筋力低下、血行不良)が原因だと思う人は多いですが、意外と「心」とも関係があります。
漢方や薬膳、鍼灸でお馴染み東洋医学の世界では、心も体もリンクしていると考えます。また「脚のむくみ」だとしても脚だけにフォーカスするのではなく、「なぜそこにその症状が出るのか」と全身を見直します。
出た症状を抑え込む治療ではなく、根本からの解消を目指しています。ですから、西洋医学の薬と比較すると即効性は感じられませんが、個別にカスタマイズされた治療だと考えて良いと思います。
では、身体のむくみは東洋医学的にどんな心を映し出しているのか。それは「恐れ・不安」です。
例えば、ペン1本だけを買えばいいところ、「念のため多めに買っておこう」と思うのは「1本では不安、心許ない」という心理が隠れていますよね。余計に2本、3本、10本セットで……この「念のために多めに持っておこう」と同じように、体も排出しなければいけない水分を「一応抱えておこう」と働いてしまうのです。
東洋医学の世界は奥深いもので、何かにとらわれてずっと考え込んでいると「水に流せないでいる(執着)」ということで、体も水分を流せずにいるとも言われます。
また、恐れや不安はむくみ以外に、冷え症や婦人科系の不調なども関係しています。
満たされない心を埋めるために甘い物を食べ続けてしまうと、やがてそれが癖になり、徐々に体は冷えていきます。甘い物が止められない方は、肥満だけではなく他の病を引き起こす可能性がありますので、心当たりのある方は放っておかずに対処していくことをおススメします。
普段の生活でできるむくみ対策3つ
甘い物を減らす方法はまたの機会にして、今回はむくみの対処法をお伝えします。
1.体を動かす
そもそも血行を良くしたいので、体、特に下半身を動かすこと。筋トレもいいですが、こまめに歩くことや階段を使うのも有効です。体の筋肉の70%が下半身にあると言われています。
2.塩分を減らす
次に食事に関しては塩分を控えることですが、私は「減塩」の商品を選ぶことより、余分に醤油をかけることや添加物を避ける方が得策かと思います。朝のお味噌汁はいただいて、魚の練り製品や肉の加工品などはなるべく減らしていきます。他にはビタミンやミネラルの摂取を心がけます。
3.ふくらはぎを揉む
そして3つめに、ふくらはぎと腸のもみほぐし。ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれるようにポンプの役割がありますし、小腸は東洋医学的には心臓と同じグループに属します。ゆっくり息を吐きながらマッサージをしていきましょう。
また、お腹に適度に刺激を入れながらほぐしていくと、窮屈だった靴が緩く感じられた方や、顔のむくみがスッキリし、目が一回り大きくなられた方もいらっしゃいます!寝る前に仰向けになったときに行ってみてくださいね。