お香のデメリットとは?体に悪いって本当?線香やアロマとの違いも解説!
お香の香りは日常を彩る素敵なアイテムですが、体に与える影響といったデメリットを正しく理解していますか?また、お香や線香、アロマなどの違いが分からず、どれを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。
今回は、お香のデメリットをはじめ、メリットについても解説します。さらに、線香やアロマとの違い、おすすめの商品までを一挙にご紹介します。日常生活にお香や線香、アロマなどの香りを取り入れて楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
お香のデメリットとは?体に悪いって本当?
お香は、部屋の空間に香りづけができるだけでなく、リラックス効果があるとして多くの人に愛用されているアイテムです。しかし、体に悪影響を与えるデメリットも存在することを知らないかった人も少なくないでしょう。ここでは、お香のデメリットとそれぞれの対策について解説します。
健康に悪影響を与える可能性
実はお香の煙には、微小な粒子である高濃度の有害な化学物質(PM2.5)が含まれています。そのため、この粒子が肺に入ると呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。
もし長時間吸い込む環境にいる場合、喘息の発症や肺機能低下など、健康に悪影響を及ぼすことも…。すでに、アレルギーや喘息などの呼吸器疾患を持つ方は、悪化する可能性があるので注意が必要です。
お香を焚く際には換気を徹底したり、使用頻度を控えめにしたりすることで健康へのリスクは軽減できます。ただし、海外の物や安いお香は、化学物質が多く含まれている傾向がにあるので避けてください。購入する際は、煙や化学物質が少ないお香を選ぶようにしましょう。
部屋への影響
お香を焚くと、部屋の壁や家具に黄ばみや匂いが付着するというデメリットもあります。そのため、特に賃貸物件にお住まいの方が懸念される問題点と言えます。壁やカーテン、家具に付着した黄ばみや匂いは清潔感を損ね、その部屋に招いた人にも不快感を与えかねません。
中には、室内でお香を炊くことを禁止している賃貸物件もあります。賃貸物件でお香を使用する場合は、契約書のルールを確認し、必要であれば大家さんや管理会社に許可を取りましょう。
また、お香の使用が許可された場合でも、適切な使用を心がけることが大切です。空気清浄機を使用し、換気扇を回して部屋の空気を循環させると良いでしょう。
お香にはメリットもたくさん!
お香には多くのメリットがあるため、古くから活用されています。お香の心地よい香りは、ただ気分を良くしてくれるだけでなく、実際に体や部屋の空間に良い影響をもたらす効果をもたらすことはもあることは有名です。ここでは、お香の主なメリットを5つ紹介します。
浄化作用・殺菌効果
お香は空間を浄化し、一部には殺菌効果もあるとされています。そのため、お香を焚くことで室内の空気を清潔に保ち、健康的な環境づくりができる点が人気です。特に、自然素材から作られるお香は天然の力を活用できるので、より良い空間が作り出せるでしょう。
リラックス効果でストレス軽減
お香の香りには心身をリラックスさせる効果があります。アロマセラピーと同様に、特定の香りは心地良い刺激となり、ストレスや緊張を和らげる効果が期待できます。忙しい毎日の中でも、お香を焚いてゆっくりと深呼吸すれば、穏やかな時間を得ることができるでしょう。
吸湿効果
お香には湿気を吸収する効果があり、室内の湿度調整に役立ちます。特に、梅雨時のジメジメした日には、お香を焚くことで快適な空間を保てるでしょう。
虫除け
お香には、虫を寄せつけない効果も期待できます。特に夏の季節には、蚊などの虫の侵入を防ぐためにお香が使われることが多いです。天然成分のお香は化学的な虫除けと異なり、人体に優しく健康に影響の少ない対策となります。
消臭効果
お香は不快な臭いを消し、室内を良い香りで満たします。タバコやペットなど、日常生活で発生するさまざまな臭いを軽減するのに効果的です。好みの香りを選ぶことで、心地良い快適な空間を作り出せます。
お香・線香・アロマの違いとは?自分にあったものを選ぼう
お香や線香、アロマには、それぞれ独自の特徴と香りがあり、用途や好みに応じて選ぶことができます。ここでは、それぞれの違いについて原料や香りに焦点をあてて解説します。また、どのような人に何がおすすめかも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
お香の特徴
お香は天然の樹脂や木、花、香料などを混ぜ合わせて作られており、多種多様な香りが楽しめるアイテムです。形状はスティック型やコーン型、渦巻き型、紙型、香炭といった種類があるものの、基本的には火をつけて香りを焚きます。
お香は、リラックス効果を得たい時だけでなく、部屋の空間を浄化したい時にも活躍します。また、心を落ち着けて瞑想を深めたい人、部屋を心地よく香らせたい時にも最適です。香りの種類が豊富なため、自分の好きな香りを選んで使用することで、穏やかな時間を演出できます。
線香の特徴
線香は、木粉や香料を混ぜて細長い棒状にしたもので、主に宗教的な儀式や供養に用いられます。そのため、お香との違いとして挙げられるのは、線香は仏事や法事で使用される点のみです。
穏やかで控えめな香りが特徴的な線香は、心を静めたい時や集中力を高めたい時にも適しています。瞑想やヨガ、読書の時間など、自分だけの静かな時間を過ごしたい時に使用すると良いでしょう。
アロマの特徴
アロマは、植物の花や葉などから抽出して作られたエッセンシャルオイルです。アロマオイルの種類は豊富にあるため、リラックス効果や気分転換、健康維持など、自分に適したオイルを選ぶことができます。
ストレスを軽減させたい、または睡眠の質を向上させたい時、心身の健康状態が気になる時にはアロマがおすすめです。火や煙を出すお香や線香と違い、火災や体への影響を心配する必要はなく、安心して使用できます。
おすすめのお香・線香・アロマを紹介!
お香や線香、アロマには、それぞれに特有の香りがあり、楽しみ方が異なります。ここでは、それぞれのカテゴリー別におすすめの人気商品を厳選しました。あなたの求めている商品を、ぜひ見つけて試してみてくださいください。
お香①:APFRフレグランス インセンス
「APFRフレグランス インセンス」は、ウッディやシトラス、フローラルなどの多彩な香りが人気のお香です。コーン型は10種類以上、スティック型は30種類以上もの香りが提供されています。
それぞれの香りにストーリーやイメージがついているため、自分の気分や好みに合わせて選べる豊かなバリエーションが魅力です。シンプルでおしゃれなパッケージはインテリアにも馴染み、プレゼントをしても喜ばれます。日常のリラックスタイムや気分転換、集中したい時に最適です。
価格は、コーン型が20個入りで3,080円、スティック型は25本入り2,200円となっています。どちらもAmazonや楽天などで購入可能です。
口コミ:ホワイトティーの香りを購入。最近、インスタやTikTokで良く見かけるので購入してみました。お香お香してないお洒落な匂いです。玄関で焚いていますが、扉を開けておけば部屋にまで匂いが香るくらいしっかりと香ります。普段は、炊かずに刺したまま置いているだけでも通った時にフワッと香るのでおすすめです。(出典)
お香②:DUMBO インセンス スティック
「DUMBO インセンススティック」は、柑橘系やフローラルなど10種類の香りがあり、バリエーション豊かなお香です。ラグジュアリーな「Red Carpet」や清涼感のある「POLO」など、選ぶ香りによって特別な演出が施せます。シーンや気分に合わせ、さまざまな香りを楽しみたい方に最適です。
さらにDUMBOのお香は、おしゃれな筒状のケースに入っているため、いつでも新鮮な香りが楽しめます。プレゼントやギフトにも適しており、25本入り1,500円とリーズナブルな価格で、Amazonや楽天などで入手可能です。
口コミ:とてもカッコいいパッケージで開けた瞬間かなり良い香りが…とりあえずPOLOのみ炊いてみました!めちゃくちゃ良い香りです。良い意味でお香っぽく無いというか…優しい甘さで柔軟剤っぽい香りがします。本当に香水のような。RED carpetは直に嗅いだ感じベリー系のガムのような甘い香りがします。defは爽やかですっきりした香りです。どれもハズレ無くとっても良い香り。(出典)
お香③:除障香 白檀桃
「除障香 白檀桃」はスパイシーさを基調にし、微かな白檀と桃の香りが漂う特徴的なお香です。チベットの薬草学に基づいた除障効果により「空間を浄化できる」として高い評価を得ています。このお香は香りを楽しむというよりも、邪気を祓い穏やかな空間作りを求める方に最適です。
特に、桃の木は「天下無敵」の花言葉を持つほど、その強い浄化力で珍重されています。各お香は手作りのため、形状は一つ一つ異なります。価格は1箱60本入りで5,140円、Amazonや楽天などで購入可能です。
口コミ:商品発送の確認後に扁桃腺が腫れて高熱が出ました。タイミングがたまたまだったのかと思いましたが、友人も商品発送確認後に体調不良に…。香を焚くようになってからは体調も良く、いいことがよく起きるようになりました。何ヶ月も悩んでたけど、もっと早く買えばよかったと思うくらいのお香です。(出典)
宇野千代のお線香 淡墨の桜
日本香堂の「宇野千代のお線香 淡墨の桜」は、風雅な桜の香りが印象的な線香です。女流作家、宇野千代が愛した1500年を超える樹齢の桜をイメージし、桜皮ポリフェノールや孟宗竹炭など天然素材を用いて作られています。これにより、上品かつ優雅な空間を演出できます。
また、この線香は煙が少ない点も魅力的です。線香特有の煙の多さを気にすることなく使用できるため、贈答用としても最適です。
桜の花がデザインされた美しいパッケージは、特別なギフトにも相応しい一品といえます。価格は1,815円(約200g)で、楽天やAmazonなどのネットショップで購入できます。
口コミ:いろいろな商品を使いましたが最終的に淡墨の桜に落ち着きました。人それぞれ好みがあると思いますが煙が少なく香りも優しくリビングで使用しても全く気になりません。(出典)
NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル
「NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル」は、天然100%のピュアな精油で製造されたアロマオイルです。ラベンダー、オレンジ、ユーカリなど、全35種類の香りを取り揃え、目的に応じて選べます。天然品質にこだわりがあり、リラックスタイムや気分転換に使いたい方に最適です。
NAGOMI AROMAは自社で充填作業を行っているため、リーズナブルな価格設定も魅力といえます。5ml×6本セットは1,019円で、Amazonや楽天などで購入可能です。
口コミ:とても良い香りで落ち着きます。他社製のアロマと比べて香りの広がりが良い!これからも使い続けます!(出典)
まとめ
本記事では、お香のデメリットや健康への影響、さらにお香・線香・アロマの違いや選び方について解説しました。それぞれに独自の魅力と注意点があるため、選ぶ際には自分の目的や好みを考慮することが大切です。
お香を焚く際は、適切な方法を用いて安全にすてきな香りを楽しむための対策を心がけてください。今回の記事を参考に、自分の好みに合ったお香や線香、アロマを見つけ、より心地良いリラックス空間を作りましょう。