小顔マッサージのやりすぎは逆効果?やめたほうがいい理由とは
フェイスラインが引き締まって全身のバランスがよく見える小顔は、誰もが憧れるのではないでしょうか?
小顔になるためにまずマッサージから始めてみようと実践する方がいますが、やりすぎると逆効果になることもあります。
今回は小顔になる正しいマッサージ方法や、美容施術を紹介します。
小顔になりたい方や、顔のむくみや血流を改善してスッキリさせたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
小顔マッサージのやりすぎはダメ?やめたほうがいい理由
小顔マッサージは血流をよくして老廃物を流れやすくし、むくみや血行不良によるくすみを改善する効果があります。
しかしやりすぎるとかえって逆効果になる場合もあります。ここでは誤ったマッサージ方法と逆効果になる原因について解説します。
強い力で行うとたるむ原因になる
強い力でマッサージをすると肌の弾力に欠かせない繊維状の成分の形が崩れてしまい、たるみやシワを作る原因になります。繊維状の成分はコラーゲンやエラスチンで、肌のハリと弾力をサポートする大事な成分です。強い力で圧迫して動かすことで、整っていた組織の形が崩れてしまい、弾力を失ってたるみやシワになってしまうのです。
摩擦によってメラニン色素が発生する
同じ箇所を強くマッサージし続けると、摩擦によって肌のバリア機能が低下し、肌を守るためにメラニン色素が生成されてしまいます。メラニン色素はシミやくすみの原因となるので、誤った方法でマッサージをし続けるとシミができることもあります。
小顔マッサージを誤った方法でやり続けると、たるみやシワ、シミやくすみができる原因となるので、力加減や実践する頻度には注意が必要です。
即効性あり?正しい小顔マッサージの方法
小顔マッサージは正しく行えば効果があり、毎日意識して行えば即効性も期待できます。
クリームやオイルを使う
摩擦によってシミやたるみを作らないために、滑りをよくするマッサージクリームや美容オイルを使うようにしましょう。
クレンジングオイルでクレンジング中にマッサージをする方もいますが、クレンジングを長い時間肌に乗せてしまうと、余分な皮脂が取れすぎて乾燥の原因になります。クレンジングをして肌をクリアな状態にしてからクリームやオイルを塗り、小顔マッサージを行いましょう。
1回3分の短い時間で行う
小顔マッサージは長くても3分程度で十分です。短い時間でも毎日継続することが大切なので、一度に長時間マッサージせず1回3分×1日3回と分けて行うといいでしょう。
小顔マッサージが簡単にできるグッズもたくさんありますが、ハンドマッサージだけで充分です。
自分の手を使うことで力の加減ができたり変化を感じられるので、直接手を使ってマッサージすることをおすすめします。
下から上に向かってリンパを流す
リンパを通るリンパ管は体内の老廃物を排出させる排水管のような役割があります。血管は筋肉によって自然と血液を流しますが、リンパ管には筋肉が存在しないので、外側からマッサージをして流すことでリンパを流すことができます。
顔には多くのリンパ管が通っているため、肌表面をなでるように下から上に流していきましょう。
特に耳の下の耳下腺には大きなリンパが通うリンパ節があるので、首のマッサージも忘れずに行ってください。
日常で取り入れられる、小顔対策とシミ・たるみを予防する方法
小顔対策やシミ、たるみ予防として毎日徹底したいのが「紫外線対策」と「乾燥対策」の2つです。
小顔対策やたるみ予防なのに紫外線と乾燥?と思われるかもしれませんが、紫外線と乾燥は肌に悪影響を及ぼす大きな原因になるからです。
紫外線が肌に及ぼす影響
紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、UV-Aは長時間当たるとコラーゲンやエラスチンを生成する真皮層まで到達し、シミやたるみといった光老化を起こします。窓ガラスをすり抜ける性質があるので、室内にいても日焼け止めを塗っていないと紫外線の影響を受けてしまうのです。
UV-Bは波長が短く皮膚の奥まで届きませんが、炎症を起こして肌を赤くする性質があります。肌内部への影響は少ないですが肌表面に強く作用するので、肌表面のシミやシワなどのトラブルを引き起こします。
乾燥が起こす肌トラブル
乾燥は肌表面の水分が少なくなることで肌のバリア機能が低下し、肌トラブルを起こしやすくなります。毎日のスキンケアで丁寧な保湿ケアをして乾燥を予防しましょう。
紫外線と乾燥は美容の大敵なので、小顔対策だけでなく美肌を作る上でも日焼け止めと保湿は必須です。
本気で顔を小さくしたい方必見の美容施術
本気で小顔対策したい方は、エステサロンなどのフェイシャル施術を利用するのもひとつの方法です。エステサロンの美容マシンは、ハンドマッサージだけでは補い切れない部分にもアプローチできるため、高い効果が期待できます。
リンパマッサージ
リンパマッサージはハンドマッサージでリンパを流し、老廃物を排出させてむくみ改善、顔の血行不良の改善が期待できる施術です。自分でマッサージをするのが苦手な方や、リラックスしながら小顔対策したい方におすすめです。
ラジオ波(RF)
高い周波数のラジオ波を使って肌内部の細胞を振動して摩擦を起こし、熱を発生させる施術です。
肌の深部を温めることで血流やリンパの流れがよくなり、振動する刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成を促します。
マイクロカレント
マイクロカレントとは微弱電流を流して筋肉に働きかけ、電流の刺激で筋肉を収縮してリフトアップする施術です。低周波とは違って極めて微弱な電流なので施術中の痛みはありません。
簡単に小顔が手に入る!小顔体操
小顔マッサージはマッサージクリームや美容オイルが必要ですが、小顔体操はいつでもできます。
簡単にできる小顔体操を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
上を向いて「う」の口
上を向いて口を「う」にしてすぼめながら5秒かけてゆっくり息を吸い、また5秒かけてゆっくり吐くを5セット行います。
この時に腕を胸の前でクロスして鎖骨を下に引っ張るようにすると、首筋からフェイスラインがしっかり伸び、大胸筋も鍛えられてバストアップ効果もあります。
表情筋を意識して「あいうえお」
目と口を大きく使って表情筋を意識し、ひらがな50音を言っていきます。
口の形と目の開き方を同じにすることで効果抜群です。「あ」の時は目も口も大きく開き「う」の時は目も口もすぼめるような感じです。
50音を言い終わる頃には顔の血流がよくなって、顔色や唇の血色が変わることがわかるでしょう。
下顎をスライド
耳の下より少し前にある、歯を食いしばったときに硬くなる咬筋を両手で押さえ、軽く口を開いて下顎を左右にスライドします。
左右に5回ずつスライドしたら、次は下顎を前後に5回ずつスライドします。
最後に口を「あー」の形に大きく開いて終了です。1回3セット行いましょう。
まとめ
小顔マッサージが逆効果になってしまう理由や、効果的な小顔マッサージ・小顔体操の方法をご紹介しました。
小顔マッサージは力を入れてやりすぎると、たるみやシワ、シミの原因となってしまいます。適度な力でスムーズにマッサージができるよう、クリームやオイルを併用して行ってください。
小顔マッサージや小顔体操はすぐに始められるものばかりなので、早速今日から実践し、引き締まった小顔を目指してみてくださいね。