白滝ダイエットをしているのに太る原因とは?美味しい神レシピもご紹介
近年、様々なダイエット法が提唱されていますね。その中でも、白滝を活用したダイエットが話題です。白滝は、煮物や鍋に入れると美味しいですよね。また、値段も安くどこにでも売られていて手に入りやすいため、ダイエットにも取り入れやすいです。
白滝を食べると本当に痩せられる?と疑問に思うこともあるかと思います。本記事では、白滝の栄養や、白滝を使ったダイエット方法を解説していきます。白滝を使ったレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
白滝ダイエットをしているのに太る原因とは?そもそも白滝で痩せられる?
白滝とは、「糸こんにゃく」とも呼ばれます。こんにゃくは、こんにゃく芋から作ったこんにゃく粉に水酸化カルシウムなどを加えて固めたものです。これを糸のように細く押し出したものが白滝です。
白滝の栄養について見てみると、100gあたり7kcal、タンパク質0.2g、脂質0.0g、炭水化物3.0gとなっています。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられますが、糖質は0.1g、食物繊維は2.9gであり、こんにゃくに含まれる炭水化物はほとんどが食物繊維です。
こんにゃくには、主に「グルコマンナン」という不溶性の食物繊維が含まれます。不溶性食物繊維とは、体内で水分を吸収して膨らんで便の体積を大きくし、腸を刺激することで排便を促します。体内の老廃物を体外に排泄する効果が期待できるため、体の内側からきれいにしてくれます。
白滝と似たような食材に、春雨もあります。春雨は、豆苗や芋のでんぷんを原料に作られています。春雨も低カロリーで有名ですが、76kcal、糖質19.7gと、白滝に比べるとカロリー、糖質ともに多いことがわかります。
このように、白滝は低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエットに効果的とされています。
しかし、たとえ白滝を取り入れても、1日の食事全体で糖質や脂質に偏っていたり、摂取するカロリーが高くなってしまえば、ダイエット効果は期待できません。消費カロリーに対し摂取カロリーが多くなると太ってしまうので、食べ方には注意が必要です。全体の摂取カロリーや栄養バランス、白滝の取り入れ方を意識することが大切です。
白滝ダイエットの効果的なやり方と注意点
前述したように、ダイエットのためには摂取カロリーを抑えることが大切です。白滝を食べていても、他の食品から摂る糖質や脂質が多くなりすぎると、全体的な摂取カロリーが高くなってしまい、あまり効果がありません。
逆に、白滝ばかりに偏り過ぎるのもよくありません。食事内容を白滝メインにしてしまうと、エネルギー源となる糖質や、体づくりに必要なタンパク質、体の調子を整えるビタミンやミネラル類が不足する原因となってしまい、体調面にも影響が出てきます。
また、白滝は不溶性食物繊維が主に含まれており、水溶性食物繊維をほとんど含まないため、白滝ばかりに偏った食生活になってしまうと、便が硬くなり排泄しにくい方向にはたらいてしまうことがあります。腹痛や、便秘・下痢などにつながることがありますので、食べ過ぎや偏った食生活は注意が必要です。
適量を意識しながら、他の食材もあわせて栄養バランスを整えて行くことが大切です。
栄養バランスを整えるには、主食(ご飯やパン・麺などの穀類)・主菜(タンパク質を多く含む肉や魚、大豆製品など)・副菜(野菜・きのこ・海藻類 汁物や野菜のおかずなど)を揃えることを意識することが大切です。
これを前提として、主食のご飯の一部を白滝に置き換えたり、おかずにしらたきを入れてかさ増ししたりすると、全体の摂取カロリーが抑えられ、ダイエット効果が期待できます。
また、白滝の1日の適量は、だいたい1パック(150~200g程度)とすると良いかと思います。
このように、栄養バランスを意識しながら、適切な量を守って上手に取り入れていけると良いですね。
白滝ダイエットを1ヶ月続けた結果とは?
白滝を食べ続けると、ダイエットの効果はあるのでしょうか。
麺類を白滝に置き換えると痩せた、白滝をよく食べるようになって便秘が解消したなどの口コミがみられます。白滝はどこにでも売っていて安価なので、手に入りやすく気軽に続けやすいとの声が多いです。
低カロリーなので、白滝を取り入れることで腹持ちも良く全体の摂取エネルギーを低くすることができます。また、食物繊維も豊富なので、毎日続けることで、便通も良くなり体内の老廃物を排泄する効果が期待でき、デトックスができる体になっていきます。
栄養バランスに気をつけながら、適度に運動も取り入れることで、より健康的なダイエット効果が期待できます。
ダイエットにおすすめの白滝レシピを紹介
しらたきご飯
[材料]
- 米…2合
- しらたき…1パック(150g)
[作り方]
- しらたきをよく洗う
- しらたきを米粒くらいのみじん切りにして、フライパンで炒める
- 米を研いだものに2を入れて、2合の目盛りまで入れて炊く
- 炊き上がったらよく混ぜる
明太しらたき
[材料] 2人前
- しらたき…1パック(150g)
- 明太子…2腹
- めんつゆ…小さじ1
- バター…5g
- 小ネギ…適量
[作り方]
- しらたきをよく洗い、水分が飛ぶまで炒める
- 残りの材料を入れて混ぜる
- 全体が混ざり火が通ったら完成
しらたきときのこの煮物
[材料] 2人前
- しらたき…1パック(150g)
- しいたけ…4個
- しめじ…1/2個
- まいたけ…1/2個
- にんじん…2センチ
- ごま油…適量
- ★醤油…大さじ1.5
- ★酒…小さじ2
- ★みりん…小さじ1/2
- ★砂糖…小さじ1/2
- ネギ白ごま鰹節一味辛子など…お好みでトッピング
[作り方]
- きのことにんじんは太めの千切りにし、白滝は食べやすい大きさに切る
- ごま油をしいたフライパンに1を入れ炒める
- 全体に火が通ったら★調味料を入れて煮る
- 最後にお好みでトッピングをしたら完成
しらたき担々麺
[材料]2人前
- しらたき…2パック(300g)
- 豚ひき肉…100g
- ★豆乳…100cc
- ★水…100cc
- ★味噌…小さじ2
- ★鶏ガラスープのもと…小さじ2
- ★豆板醤…小さじ1~
- ★しょうがチューブ…3センチ
- ★にんにくチューブ…3センチ
- ★すりごま大さじ2
- ラー油こしょう刻みネギ…お好みで
[作り方]
- 豚ひき肉を炒めて、別皿に取っておく
- しらたきをよく洗い、炒める
- ★と1の豚ひき肉を入れて煮込む
- お好みでラー油・こしょう・刻みネギなどを入れたら完成
ダイエットにおすすめの白滝はこちら!
こちらでは、おすすめの白滝を紹介いたします
百年変わらぬ大原の白滝
1袋250g 300円
国産最上級原料100%使用、しっかりした歯ごたえがあり食べ応えがあるので、満足感が得られます。原材料にもこだわりがつまっています。肉じゃがなどの定番のおかずに入れても美味しいですし、ごはんやおかずの一部を置き換えて取り入れるのもおすすめです!
染みやすい太白滝
1袋230g 業務スーパー
味が染みやすいので、すき焼きや肉じゃがなどの煮物にぴったりの白滝です。
太いので麺類の代わりに置き換えると食べ応えがあり、おすすめです。カロリー削減となり、ダイエット効果も期待できます。
まとめ
本記事では、白滝の栄養やダイエット効果について解説しました。白滝は低カロリーで食物繊維が豊富です。しかし、そればかりに偏ってしまうと、摂りたい栄養が不足してしまったり、不溶性食物繊維の摂りすぎで不調を起こすことがあります。
白滝を活用したダイエットをする場合は、ご飯やおかずの一部を置き換える程度とし、栄養バランスを意識することが大切です。
ダイエット目的でなくても、以前から親しまれているように煮物や鍋に白滝を入れると味が染みて美味しいですよね。ぜひ、レシピも参考にして、食材を楽しんでみてください。