幸せを感じやすい体質の作り方
突然ですが、あなたは道端のお花を見て「美しい」と心をくすぐられますか?
小さなことでも幸せを感じやすい方は、いつも笑顔が絶えませんし、楽しそうな人の周りには自然と人が集まる仕組みになっています。
お花の周りには蝶や蜂など虫が集まるでしょう?!笑 それは昔も今も変わらず、友は類を呼ぶように、プラスパワーが集まりだす不思議な力を持っています。
こんにちは。発酵クリエーターのあらくみです。
お花の写真は私が道端で「かわいいなぁ♡」と声をあげ、撮影したものですが、以前は花にレンズを向けることは一切ありませんでした。いつも今を楽しまず、漠然と過去や未来(将来)の不安を抱えていました。
幸せは常にそこにあるのに、気づかなくなります。「私は天真爛漫な性格じゃないから、幸せそうにいつも笑えない。」なんて思う必要はありません。実は、幸せを感じやすい体質は、作る事ができます。
イライラ、頭痛、お腹の膨らみや倦怠感を感じやすい人は、幸せを感じられていないのではないでしょうか?腸が乱れていると免疫力が落ち、脳が幸せを感じる力も落ちてしまいます。
今回は免疫力を強化して幸せを感じやすい体質の作り方をお伝えします。
花を見ても綺麗と感じない暗黒な便秘時代
今、私の体は幸せに対して、超敏感な受容体化しています♡
大きな幸せや小さな喜びとは、脳が感じているのではなく、大半は腸が感じていると云ってもいいくらい、ハッピーホルモンは腸でつくられています。
今から5年前の私は、綺麗なものを観ても心から美しいと感じたりはしない冷酷?な人間でした。勿論、心も荒れていましたが肌も砂漠の枯れ放題。
当時の私の1日をお伝えしますと、朝食は食べずに出勤します。
典型的な夜型人間だったため、夜更かしは当たり前、そしてデブ菌が大好物の油物に目がありませんでした。定食では定番の唐揚げやお肉ばかり。茶色の衣に旨味を感じていました。
昼夜と外食、コンビニ通い。極め付けは「うどん、パスタ、ラーメン」が大好き・・・・という自炊ゼロの女子でした。痛いです(笑)
とくに便秘時代の自覚症状として、「もしかして?これは重症なのでは〜と」感じていたのは、季節の変わり目ごとに悪化する体調です。
発熱・喉の痛み・頭痛・肩凝り。風邪のような症状は日常よくありました。
全ては慢性便秘が原因だったとも知らず、他人の言動にイライラする始末で、仕事もしだいには身が入らず集中力が切れるのですから、周りはきっと迷惑していたことでしょう。
便秘や下痢など腸の不調は生理痛にも影響が起きます。とくに生理痛が酷く寝込む症状の方が腸の生まれ変わりによって、1年後には痛みがなくなった方がいます。
私は生理痛も便秘薬も常に持ち歩く生活をしていました。便秘薬を飲み忘れたある日、お腹のガスが溜まり歩けなくなってしまいました。
私の腸活がスタートしたのです!
未来の自分の為に腸内環境を見つめなおすとき
我々がお母さんのお腹の中で誕生したときに一番はじめにできた臓器は腸です。その腸とは、一体どんな器官でしょう?
腸は小腸・大腸とわかれ、それぞれ栄養を消化・吸収・排泄する大切な器官ですよね。
実は意外に知られていないのは、腸は体の免疫力の7割を占めている大切な機能であるという事です。その他にも腸の機能には隠されたメリット効果がたくさんありますが、今回のテーマである幸せ部質のセロトニンを作り出しているのも腸なのです。
こんな人は危ない
- よく便秘・下痢をする
- オナラが臭い
- 肌荒れ・ニキビが治りにくい
- 花粉症やアトピー性皮膚炎がある
- いつも不安・気分が落ち込みやすい
- イライラしやすい
- 風邪をひきやすい
- 幸せを感じにくい
- 疲れやすい
- 3日以上出ていない
栄養を吸収する器官が正常な役割をしていなければ、当然からだは疲れやすくなり、病気になりやすい体になっていきます・・・。それほど腸は純粋で正直な器官です。
よく、食べたもので体は出来ているといいますが、食べたものと心は密接な関係にいます。それを教えてくれるのが腸でしょう。
ではここで、腸を鍛えて免疫力を上げる5つの法則をお伝えします!
私のクライアントには、今回ご紹介する5つの習慣で “免疫力”が増えると強いパワーが宿り、仕事も恋愛も家庭も順調に過ごせるようになった方がたくさんいらっしゃいます。
すぐに実践できる5つの習慣
腸を鍛える法則1
まずは腸を鍛え免疫力を上げるには水分が大切です。
あなたは1日何リットルのお水をとっていますか?
この中には食事からの水分も含まれます。
例えば、ご飯を炊くときにたっぷりの水分を入れるため、お米はパンに比べ、水分を摂る事ができます。
食事とは別に、コップ一杯200ccを小分けに分けて毎日4〜5杯を飲むことを私ははじめました。便秘にとどまらず認知症にも効果的ですから、老若男女ともにお水は絶対欠かせないアイテムなのです。
腸を鍛える法則2
食物繊維をとる!生のお野菜であれば両手一杯のお野菜を。
煮物や温野菜であれば片手いっぱい分はとりましょう
酒粕にはレジスタントプロテインが含み、食物繊維に似た働きをしてくれます。また腸のぜん動運動を促進する働きがあるのです
腸を鍛える法則3
発酵食品を日常に取り入れる!!
「現在・過去・未来〜♩」渡辺真知子さんの名曲、迷い道が流行りだした頃、未来の日本が発酵食のブームがやって来るとは、誰も思ってもいなかったことでしょう。
それほど昭和の時代というのは、先人が残してくれた発酵食品が当たり前に食されていました!
あの長谷川町子先生のサザエさんの漫画の中には、焼き魚や漬物・ご飯にお味噌汁といった、模範的な和食ご飯が食卓に並びます。50年前の日本人は今よりも腸の病気で苦しむ人は少なったのは、発酵食を日常から多く摂っていたからです。
2011年から流行りだした塩麹や甘酒。
もともと私達は味噌、醤油、日本酒、味醂、漬物といった麹菌を食べてきたので、先祖から受け継いできた麹製品は日本人の腸と相性がぴったりで理に叶っているわけ。
そして腸だけではなく微生物の力を借りると、食材の保存力がぐんっとアップすることも私は注目してほしいです!
毎年のように自然災害が起きる島国では、保存食がありがたいことに気づきます。ライフラインが停止した時も発酵の魅力を有難く感じてきました。
腸活を初めて丸4年間、わたしは毎日飲み続けています。お陰様で風邪は記憶がないほど掛かっていません。
腸を鍛える法則4
大豆製品をとる。
そのセロトニンを作り出すために重要なのが、必須アミノ酸のトリプトファンというわけです。
トリプトファンが多く含まれている食材は主に大豆製品ですが、とくにわたしは植物性乳酸菌を含む味噌・豆腐を毎日1日1一杯のお味噌汁で摂ってください。
腸を鍛える法則5
最後は睡眠を7時間以上とる!!!ことです。睡眠不足はどんなに食事を改善しても美腸には傾きません。
上質な睡眠を最低でも6〜7時間以上は絶対に取り入れてくださいね。睡眠時間は侮れません。
腸と鬱は親密な関係です、夜型人間だった私も太陽の光を浴びる努力は今でもしています。朝は日光の光を、夜はリラックスする時間を常に心がけていきましょう。
腸ハッピーに暮らそう
ここで述べた5つの法則は基本中の基本です。
- 水分
- 食物繊維
- 発酵食
- 大豆
- 睡眠
タイプ別に食事で必要なことは変わってきますが、少しでも皆さんのお役に立てれたら嬉しいです。
10年先の自分の未来のために、そして10年先の子供たちの為に発酵食を受け継ぎながら(腸)chouhappyな毎日を送れるように、祈っています。