コンビニで気軽に買える!おすすめの高タンパク&低脂質おやつ7選!
ダイエットや筋トレ、健康維持のためにタンパク質が必要と分かっていても、食事からなかなかとれないこともありますよね。そんなときは、タンパク質の多いおやつで補給してみましょう。この記事では、コンビニで気軽に買える高タンパク・低脂質のおやつを紹介します。
低糖質商品は本当にヘルシー?脂質に注意!
「糖質制限ダイエット」が流行し、コンビニには低糖質の商品がたくさん出回っています。ただし低糖質の商品の中には、意外と脂質が多いものもあるため注意が必要です。
脂質を減らして効率良くダイエット!
ダイエットで効率良く体重を減らすためには、食事に含まれる脂質を減らすことが大切です。ダイエットというと、カロリーを減らす必要があると思っている人も多いでしょう。このカロリーと脂質の関係について少し詳しく見ていきます。
カロリーとは熱量(エネルギー)を表す単位の1つで、人間が身体を動かすために必要な活動のエネルギー源です。食事の中では、タンパク質、脂質、炭水化物(糖質)の3大栄養素にはカロリーがあり、身体はそれらをエネルギーにして活動します。
タンパク質と糖質のカロリーは1g当たり4kcalですが、脂質からは1g当たり9kcalであり、2倍以上のカロリーが含まれます。
つまり、糖質より脂質を減らすことで、食事の量を大きく減らさずに効率良く摂取カロリーを抑えられるのです。
タンパク質で筋肉をつけて代謝アップ
タンパク質の摂取量を増やすことで筋肉量が増え、代謝の高い身体作りに役立ちます。
筋トレをしなくても、1日に体重1kg当たり0.1gのタンパク質を増やすだけで、筋肉量の増加につながることが分かっています。これは、体重50kgの人なら5gに相当する量です。
筋肉をつけるには糖質も必要
食事から摂ったタンパク質は、アミノ酸に分解され体内に吸収されます。アミノ酸が筋肉に取り込まれ、タンパク質に合成されるのを促進するのが「インスリン」というホルモンです。
インスリンは糖質を摂ると多く分泌されます。そのため、筋肉をつけるには糖質も控えすぎず適度に摂ることが大切です。
高タンパク・低脂質の食材
食事のタンパク源として主な食材は、魚介類や肉類です。その中で脂質の少ない種類や部位を選ぶと、高タンパク・低脂質の食事を目指すのに役立ちます。
魚介類の中で脂質が少ない種類は、いか、たこ、かれい、鮭、たら、ひらめ、かつおなどです。
肉類では鶏肉の脂質が少なく、もも肉よりむね肉の方がさらに少なくなっています。牛肉・豚肉ではもも肉・ヒレ肉を選ぶのがおすすめです。
コンビニで手軽に買えるおすすめ高タンパク&低脂質のおやつ7選!
ここからは、コンビニで手軽に買える高タンパク・低脂質のおやつを紹介します。
ギリシャヨーグルト
ギリシャの伝統的な「水切り製法」によって濃縮させたヨーグルトです。元々は高タンパク・高脂質の食品でしたが、現在は低脂肪・無脂肪の商品が多く発売されています。
なお、ギリシャヨーグルトではないヨーグルトにもタンパク質は含まれていますが、ギリシャヨーグルトと比べると少なくなっています。タンパク質をしっかり摂取したい場合は、ギリシャヨーグルトを選びましょう。
「オイコス 高たんぱく質プレーン・加糖」1カップ(113g)当たり
- エネルギー:92kcal
- タンパク質:10.1g
- 脂質:0g
(参考)「ダノンヨーグルト プレーン・加糖」1カップ(75g)当たり
- エネルギー:53kcal
- タンパク質:2.5g
- 脂質:1.2g
ゆで卵
卵は高タンパク低カロリーでお馴染みの食材です。コンビニでゆで卵として買うことができるので、おやつとしても気軽に食べられます。
「セブンプレミアム 味付き半熟とろっとゆでたまご」1個当たり
- エネルギー:65kcal
- タンパク質:5.9g
- 脂質:4.4g
サラダチキン
こちらも高タンパクで有名な食品です。おやつとして食べやすいスティック型を選ぶとよいでしょう。
さまざまな味つけの商品が販売されているため、飽きずに楽しめます。
「セブンプレミアム サラダチキンバー バジル&オリーブ」1個(60g)当たり
- エネルギー:65kcal
- タンパク質:12.9g
- 脂質:1.4g
プロテインバー
プロテインバーは脂質を多く含む(10g以上)ものが多数売られています。栄養成分表示を確認し、脂質の少ないものを選びましょう。
タンパク質だけでなく、体内でタンパク質を効率良く使うために必要なビタミンB群も配合されているのが特徴です。
「inプロテインバー グラノーラ チョコアーモンド」1本(33g)当たり
- エネルギー:135kcal
- タンパク質:10.5g
- 脂質:5.3g
チーズかまぼこ
おつまみのイメージが強いチーズかまぼこですが、タンパク質を含むおやつとしても活用できます。常温で保存できる商品もあるため、買い置きしたい方にもおすすめです。
「チーかま」1本(45g)当たり
- エネルギー:58kcal
- タンパク質:5.1g
- 脂質:1.7g
魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージからもタンパク質がとれます。こちらも常温保存可能ですので、買い置きに向いているおやつといえるでしょう。
「おさかなのソーセージ」1本(70g)当たり
- エネルギー:123kcal
- タンパク質:6.3g
- 脂質:6.5g
チーズ
チーズもタンパク質を多く含んでいます。ただし、種類によっては脂質が多いものもあります。買う前に栄養成分表示を見て選びましょう。ここでは、脂質の少ないチーズをご紹介します。
「さけるチーズ プレーン」1本(25g)当たり
- エネルギー:80kcal
- タンパク質:6.8g
- 脂質:5.7g
コンビニで買えるヘルシーおやつのメリット・デメリット
上記で紹介した高タンパク・低脂質おやつは、コンビニでいつでも買えるのがメリットです。いつでも手軽に栄養補給をするのに役立ちます。
一方で、コンビニで買うと割高になるため、毎日食べると出費が増えるというデメリットがあります。
コンビニで買える高タンパク&低脂質おやつの取り入れ方のコツを解説!
高タンパク・低脂質のおやつであっても、食べすぎはカロリーオーバーを招き、ダイエットの妨げになります。
間食から摂るカロリーは一般的に200kcalが目安とされています。これはお菓子や甘い飲み物、お酒など、食事以外から摂るものをすべて合わせたカロリーです。高タンパク・低脂質のおやつの量の目安にしてみてください。
また、高タンパク・低脂質おやつを食べた分、他に食べるお菓子や甘い飲み物は減らして調節しましょう。
ヘルシーおやつを手軽に買う方法は?
これらの高タンパク・低脂質のおやつは、コンビニだけでなくスーパーやドラッグストアでも販売されています。
また、ネットスーパーや通販サイトでまとめ買いもできます。価格も割安になるため、定期的に食べる場合はネットでのまとめ買いがおすすめです。
自宅で簡単!高タンパク・低脂質のおやつレシピ
ここまではコンビニで買える商品を紹介してきましたが、自宅でも高タンパク・低脂質のおやつを作ることができます。
ここでは、簡単に作れるおやつレシピをご紹介します。
豆腐できなこもち
- エネルギー:193kcal
- タンパク質:9.8g
- 脂質:6.5g
材料(1人前)
- 絹ごし豆腐…1/2丁(150g)
- 片栗粉…大さじ2(18g)
- きな粉…小さじ2(5g)
- 砂糖…小さじ1(3g)
- 塩…ひとつまみ
作り方
絹ごし豆腐を耐熱容器に入れ、フォークなどで滑らかになるまでつぶす。
片栗粉を加え、よく混ぜる。
ラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分間加熱する。
適当な大きさにちぎり、きな粉、砂糖、塩を混ぜ合わせたものをまぶす。