100均のアロマオイル・キャンドルは危険?安くて安全なアロマキャンドルをご紹介!
ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均では、アロマオイル・キャンドルが複数販売されています。自宅で過ごすことが多くなった昨今、身体を癒してリラックスできるアロマは効果的です。
しかし、含まれている成分の中には身体に有害な影響を及ぼすものもあります。そこで今回は、100均で販売されているアロマオイル・キャンドルの危険性や安全について解説していきます。
また、安全性の高いアロマキャンドルの見分け方やキャンドルの作り方についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
セリア・ダイソーなどの100均で売られているアロマキャンドル・オイルは危険?
100均で販売されているアロマキャンドル・オイルの原料には、石油系を使用して作られている商品が多いです。安価で手に入りやすく加工も容易ですが、石油系は燃やした際に有害な物質を発生させると言われています。
また、発がん性物質が発生するとされる成分が含まれている可能性もあるため、値段が安いからと安易に飛びつくのはおすすめできません。
安全なアロマキャンドル・オイルの見分け方を解説!
アロマキャンドル・オイルを購入する際は、100均に限らず他製品のラベルに記載されている成分を正しく理解することが大切です。ここでは、安全に利用するための見分け方を紹介します。
安全なアロマキャンドル・オイルの成分
一番に着目すべきなのは、キャンドルの主成分となるワックス(ロウの部分)です。ワックスの中でより安全なのは「蜜蝋」「ソイワックス」と言われており、どちらも天然由来で安全性の高い成分となります。
ただし、未精製の蜜蝋を使用している場合はアレルギーを起こす可能性があるため、精製されているか確認する必要があります。
オイルにおいて安全性が高いのは、天然成分100%の「精油(エッセンシャルオイル)」です。なお、光毒性の作用をもつオイルは肌についた状態で紫外線にあたると、炎症や色素沈着などを引き起こす可能性があるので注意が必要です。購入・使用する際は成分を確認し、安全に使用しましょう。
危険性のあるアロマキャンドル・オイルの成分
アロマキャンドルで避けたい成分は、ワックス(ロウ部分)で使用されている「パラフィン」です。パラフィンは、値段の安いほとんどのアロマキャンドルに使われています。原料は石油で、有害な物質を発生させる可能性があるため、なるべく避けましょう。
オイルで注意したい成分は「界面活性剤」と「香料」です。どちらも石油系の原料を使用しているものがあるため、注意が必要です。界面活性剤は洗剤・柔軟剤の主成分でもあり、皮膚から吸収されて体の内部に蓄積されると「皮膚がん」の他、さまざまな病を引き起こす恐れがあります。
お風呂でキャンドルは危険?安全なアロマキャンドルの使い方とは
アロマキャンドルを購入したものの「安全な使い方がわからない」「いつどこで使ったらいいの?」と悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、アロマキャンドルの安全な使い方を紹介します。
安全なアロマキャンドルの使い方
1:設置スペースを決め周囲を整える
2:芯の長さを5mm~6mmに調節して火をつける
3:最低1時間は火をつけたままにする
4:狭い空間で使用する場合、30分に1度は換気をする
5:消す時はピンセットなどで溶けたロウに芯を浸すか、専用のアイテムを使用する
6:使用後は日の当たらない室温の低い場所で丁寧に保管する
お風呂で使うと楽しさがアップ
アロマキャンドルを使用するのにおすすめの場所として、お風呂場が挙げられます。小さい空間にアロマキャンドルを炊き、香りと炎の明かりの演出によりリラックス空間が作れます。
アロマキャンドル以外にも、見た目に個性が出るキャンドルウォーマーやアロマウォーマー、アロマポットの使用もおすすめです。
お風呂で使用する際の注意点
お風呂場のような狭い空間でアロマキャンドルを使用する際は、酸欠を防ぐために必ず換気扇を回すか窓を開け、通気性を確保してください。また火の近くに燃えやすいものはないか、もしくは不安定な場所に設置していないか確認し、注意して使用しましょう。
天然成分100%!安全なアロマキャンドルのおすすめランキング!
ここでは、天然成分100%の安全なアロマキャンドルをランキング形式で3つ紹介します。
1位:SCENTORINI アロマキャンドル 果物の香り
第1位はSCENTORINIより販売されている100%ソイワックスの「アロマキャンドル 果物の香り」です。シンプルな外観で「ブラッドオレンジ」「洋ナシ」「ブルーベル」が3点セットになっており、気分や日によって香りの違いが楽しめます。
SCENTORINI アロマキャンドル
2位:dadaz アロマキャンドル ソイキャンドル
第2位はdadazのソイキャンドルです。こちらも100%ソイワックスで作られており、ガラス容器に入った可愛らしい商品となります。種類はアールグレイ・フロレスタ(熱帯雨林)など、5種類から選べます。
dadaz アロマキャンドル
3位:タン アロマティックキャンドル AW(Aromatic Wood)
第3位に選ばせていただいたタン(THANN)のアロマティックキャンドルAWは、ヤシの実から作られる植物由来のパームワックスを使用しています。オレンジ・タンジェリン・ナツメグ・サンダルウッドで、柑橘の中にスパイスの香りを入れた印象的な商品です。
タン アロマティックキャンドル
安いのに高品質なアロマキャンドルのおすすめランキング!
ここでは品質を考慮しつつ、値段も重視しコストパフォーマンスに優れたアロマキャンドルを3つ紹介します。
1位:feellife 天然由来成分のみを使用した アロマキャンドル 選べる9個セット
feellifeが販売するアロマキャンドルセットは、パッケージと外装をコスト削減のため簡素にした商品です。ソイ・パームを使用した100%植物由来のワックス、植物から抽出した精油と品質に優れており、値段は9個で1,480円(税込)とお得になっています。
2位:IKEA ADLAD アドラド アロマティーライトキャンドル
IKEAのアロマキャンドルは、使用時間が1個で約3.5時間と短いものの、30個(ピース)で399円(税込)と安さに優れています。植物由来の成分を50%以上配合したワックスを採用し、安全性にも配慮された魅力的な商品です。
別売りの専用ホルダー1個79円(税込)と合わせても、100円以下で使用できて大変お得です。
→IKEA
→キャンドルホルダー
3位:ヤンキーキャンドル サンプラー お試しサイズ ジャスミン
コスパ第3位のYANKEECANDLE(ヤンキーキャンドル)サンプラーは、名前の通り1個396円(税込)で買えるお試し品となります。値段に対して約15時間の燃焼が可能とコスパが良く、香りは直営店限定販売も含めて16種類と豊富な品揃えです。
ヤンキーキャンドル
無害なアロマキャンドルを自分で作ろう!
ここまで、安全で高品質なアロマキャンドルを紹介してきましたが、好きな香りを使った自分だけのオリジナルキャンドルを作りたい方もいるでしょう。最後に、簡単に出来る無害なアロマキャンドルの作り方を紹介します。
必要な材料と道具
【材料】
- ソイワックス(ソフトタイプ)
- キャンドル芯
- 精油(お好みの香り)
【道具】
- 紙コップ・耐熱容器(ワックスを溶かす・固める型用)
- 割り箸
- 耐熱ビーカー
- 鍋(湯せん用)
材料はAmazonや楽天などの通販サイト、道具は家にあるものを流用するかスーパーや100均で購入すると良いでしょう。
アロマキャンドルの作り方
1:キャンドル芯を紙コップ・耐熱容器の中心に入れ、割り箸で挟んで上に出しておく
2:耐熱ビーカーにソイワックスを測って入れ、湯せんで溶かす
※ワックスは可燃性の油なので、ホットプレートやIHコンロの使用がおすすめ
※120度以上に加熱すると酸化するので温度に注意
3:溶けたら湯せん鍋から取り出し粗熱が取れるまで待つ
※温度が高すぎると精油を入れたとき香りが飛んでしまう(60度前後まで下げる)
4:粗熱が取れたら精油を加え割り箸で混ぜる
※精油1滴=0.05ml
※滴数目安=ソイワックスの量(g)×1滴
例)ソイワックス100g=精油100滴
5:ソイワックスを容器に流し込み、固まるまで放置する
6:固まったらキャンドル芯を1cm程度残して切れば完成
まとめ
100均のアロマキャンドルは安い価格で簡単に手に入ります。しかし、危険性のある成分が含まれている可能性が高いため、ラベルの表記を確認し安全性に納得してから購入しましょう。
通販サイトでは、天然成分100%のアロマオイル・キャンドルが数多く販売されています。健康やアレルギーなどに気をつけている方は、販売ページの詳細をよく読んで自分に合ったキャンドル・オイルを探して楽しんでみてください。