レモン炭酸水のダイエット効果とは?メリット・デメリットやアレンジレシピまでご紹介
「レモン炭酸水のダイエット効果を知りたい」「レモン炭酸水が体に悪いって本当?」「手軽に取り入れられるアレンジレシピを知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
ダイエット中の飲み物として、とても飲みやすいレモン炭酸水。ただ、飲むとどんな効果があるのか、もっとも効果的に飲むにはどのタイミングで飲んだらよいのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事は、レモン炭酸水のダイエット効果や健康効果の説明を中心に、目的別でレモン炭酸水を効果的に飲むタイミングや簡単なアレンジレシピをご紹介します。
レモン炭酸水が体に悪いって本当?
レモン炭酸水を飲むと、ダイエットや健康効果が期待できると言われている一方で、飲むと「体に悪い」と言う話も耳にしたことはありませんか。そう言われている理由として考えられるのは、大きく分けて3つの理由が考えられます。
まず1つめは「リン酸が含まれている商品がある」という点です。リン酸は、炭酸飲料をはじめ様々な食品に入っている添加物ですが、摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げ、骨密度を低下させます。
2つめは「肥満や糖尿病のリスクにつながる可能性がある」という点です。これはレモン炭酸水の中でも、加糖されているレモン炭酸水を飲んでいると起こると考えられます。
3つめは「摂取しすぎると胃腸に負担がかかり過ぎる」という点です。日常生活で、推奨される水分摂取量は1.5〜2リットルとされています。しかし、これら全部をレモン炭酸水で取り入れてしまうと
過剰に胃腸を刺激してしまうため、下痢や腹痛の原因となってしまいます。
これら3つの要因は、無糖のレモン炭酸水を選びつつ、レモン炭酸水を1日に大量に飲まなければ問題ありません。
炭酸水の効果とは?
炭酸水には主に「ダイエット効果」と「疲労回復効果」の2つの健康効果が期待できます。
ダイエット効果
食事中に炭酸水を飲むことで胃がふくらみ、満腹感を得やすくなります。また、炭酸水を飲み続けることで血流がよくなり、体の代謝が良くなるとされています。
また、炭酸水に含まれる炭酸ガスが胃腸を刺激する働きがあるため、ダイエット中に便秘になりがちな人にはおすすめです。
疲労回復効果
炭酸水に含まれる「重炭素」という成分には、疲労物質である乳酸を中和し排出する作用があります。同時に血流も促進されるため、疲労物質が効率よく排出され、普通に水分を補給するよりも早く疲労回復できるでしょう。
炭酸水の飲み過ぎはダメ?ダイエットや目的別の効果的な飲み方
炭酸水は飲み過ぎなければ、基本的にいつ飲んでもよいでしょう。しかし、目的をもって飲んでいる場合は時間帯やタイミングを狙って飲むと、さらに効果がアップします。
ここでは目的別の炭酸水の飲み方について解説します。
ダイエットを目的としている場合
ダイエットを目的としている場合、食前や食中に炭酸水を飲むのがおすすめです。
300〜500mlを目安として、摂取するようにしてください。炭酸水に含まれる炭酸ガスが胃を膨らませてくれ、満腹感が通常より早く感じられることでしょう。
疲労回復を目的としている場合
疲労回復を目的としている場合は、運動後に炭酸水を飲むのがおすすめです。
炭酸水に含まれる炭酸ガスには、疲労物質である乳酸を中和させたり、血流を促進させたりする効果があります。運動中に炭酸水を飲むと胃腸が刺激され過ぎてしまうため、ぜひ運動後に飲むようにしましょう。
便秘解消を目的としている場合
便秘解消を目的としている場合は、起床後に炭酸水を飲むのがおすすめです。
睡眠中に休んでいた胃腸が、炭酸水に刺激されることにより胃腸の動きが活性化されます。腸のぜん腸運動も促されるため、便秘解消に繋がるでしょう。
レモン炭酸水は家で作るのがおすすめ!ポッカレモンでも作れる?
炭酸水を家で作る場合、レモンはなるべくフレッシュなものがおすすめです。絞ったときの香りがよく、レモンのアロマ効果で心身共に活性化されるでしょう。集中したい時の前や朝に飲むのがおすすめです。
レモンの苦味も味わいたい、皮ごとグラスに浮かべて楽しみたい方は、農薬不使用のレモンを使うか、レモンの皮を塩で揉んで水で洗い流してから使うようにしてください。
また、使いやすいサイズに切って冷凍にしておけば、レモン炭酸水を作りたい時にいつでも使うことができます。
もっと手軽に楽しみたいという方には、ポッカレモンでも代用可能です。レモン果汁100%のため、味は変わりません。ただ、風味や香りがフレッシュなレモンに比べ劣ってしまうため、レモンを買い忘れてしまった時の代用として使うのがおすすめです。
レモン炭酸水をホットで飲むには?
炭酸水は冷やして飲むだけでなく、温めて飲むのもよいでしょう。ただ、温めすぎてしまうと炭酸が抜けすぎてしまい、せっかくの炭酸水の健康効果が減ってしまいます。炭酸が抜け過ぎないように、以下の3つのポイントを守るようにしましょう。
- 温める温度は人肌程度の温度が目安。電子レンジで600w30秒くらい。
- 温めた後レモンを入れてから、かき混ぜ過ぎないようにする。
- はちみつなど、溶けづらいものは事前に炭酸水に溶かしてから温める。
炭酸水にはレモンだけでなくりんご酢や紅茶もおすすめ
炭酸水は体に良い効果があるため、レモンだけでなく他にもアレンジして飲むことで飲み続けられ、健康効果がさらに高まります。ここではおすすめのアレンジレシピを3つご紹介します。
- りんご酢+はちみつ
ダイエット効果が高いと言われているりんご酢ですが、そのままでは酸味が強すぎるのでアレンジが必須です。はちみつをまぜて炭酸水で割って飲むと酸味が和らぎ、とても飲みやすくなるのでおすすめです。
- 生姜シロップ
炭酸水の血行促進効果をさらに促進するのであれば、生姜シロップを加えて飲むのが良いでしょう。冬場の寒い時には、ホットの炭酸水にして飲むと冷え性の改善にも役立ちます。
- 紅茶
紅茶を濃いめに入れて、炭酸で割って飲むとおしゃれな「ティーソーダ」が出来上がります。無糖やレモン炭酸水に飲み飽きたときのアレンジレシピとしていかがでしょうか。
家で作るのが面倒な方に!市販で買えるレモン炭酸水の選び方
レモン炭酸水を常飲したい、職場やジムで飲みたいという方には市販のレモン炭酸水の購入がおすすめです。
もし、ダイエット目的でレモン炭酸水を飲みたいという方は「無糖のものを選ぶ」ようにしてください。レモン炭酸水は透明な商品が多く、急いで買ったら「実は加糖の炭酸水だった」ということが起こりえます。パッケージや成分表示をきちんと見て、購入するようにしてください。
美肌効果や便秘解消効果を狙っているのであれば「香料のみのレモン炭酸水でなく、果汁入りの商品を選ぶ」と良いでしょう。レモン果汁が添加されているため、ビタミンCをしっかり摂取することができるでしょう。レモンのフレッシュな味わいを求める方も、こちらの商品がおすすめです。
市販でおすすめのレモン炭酸水3選
ここでは、市販で購入できるおすすめのレモン炭酸水をご紹介します。レモン炭酸水と言っても、メーカーごとに様々な種類が販売されています。ぜひ、自分の好みに合った商品を見つけてくださいね。
ウィルキンソン タンサン エクストラ レモン 490ml
食物繊維の一種である「イソマルトデキストリン」が含まれているレモン炭酸水です。脂肪の吸収を抑えてくれる効果が期待できます。ダイエット目的でレモン炭酸水を買い求めたい方にはぴったりの商品です。
ポッカサッポロ キレートレモン無糖レモンスパークリング 490ml
炭酸水にレモン1個分の果汁が入った、風味もしっかり感じられる無糖のレモン炭酸水です。ビタミンCやクエン酸がしっかり摂取できるのが嬉しいポイント。ダイエットをしながら美肌効果や疲労回復効果も期待できる商品です。
アイシー・スパーク from カナダドライ レモン490ml
「炭酸をしっかりと感じながらレモン炭酸水を飲みたい」という方には、こちらの商品がおすすめです。強めの炭酸は満腹感を得やすいため、食事量を調整したい時にぴったりですよ。味も食事を邪魔しないさっぱりとした後味になっています。
まとめ
今回は、レモン炭酸水のダイエット効果からアレンジレシピや市販で買えるおすすめのレモン炭酸水などをご紹介しました。
炭酸水を飲むと、満腹感を得やすくなったり代謝が良くなるため「ダイエット効果」が期待できます。また、乳酸を中和し排出する作用があるため「疲労回復」にも効果があることが分かりました。
ただ、炭酸水を飲み過ぎてしまうとリン酸の過剰摂取や、加糖の炭酸水による糖質の過剰摂取、胃腸に負担がかかってしまうなど、デメリットもあるため注意するようにしてください。
ぜひ、今日から日常生活に炭酸水をうまく取り入れて、ダイエットや健康の向上を目指しましょう。