イライラする!やる気が出ない!原因はストレスじゃないかも!?
イライラする。
不安になる。
やる気が出ない。
「もしかして、私、うつなのかしら?」
「最近、仕事が忙しくて、ストレスが溜まってるのかな?」
このように、不安になる方もいるかもしれません。
こういった心の不安定は、精神的なものよりも、ホルモンが原因で起こることがあります。
ホルモンと言うと分かりづらいかもしれませんが、最近は、PMS(月経前症候群)という言葉で表現される事が多いです。
こんにちは。ハーブティーブレンダー&カウンセラーの桝井愛祐子です。
私は普段、ホルモンバランスを乱して、PMSに悩む女性の相談に乗る事がとても多いです。悩みを抱える女性達の多くが、その原因が分からず、不安と戦っていらっしゃいます。
あなたの心の不安定がPMSの場合、どのように対応したらよいかをご紹介します。
PMSってなに?
日本ではPMSの認知度も低く、症状が様々で個人差もあるので、気がついていない方がとても多いです。
PMSとは「Premenstrual Syndrome」の略で、「月経前症候群」と言います。
月経開始の約3日~10日前に起こる精神的又は身体的に起こる症状の事です。
女性の70~80%の方にあると言われています。
原因は諸説ありますが、ホルモンバランスの変化だという考えが一般的です。
その症状は150種類以上とも200種類以上あるとも言われ、同じ人でも、毎月症状が違う…なんていう事もあります。
症状が出ていても忙しさのせいだと思っていたり、自分の性格だと思って気がついていない女性もとても多いです。
PMSチェック
あなたはこんな経験はありませんか?
- やたら眠くなる
- だるい
- 頭痛がする
- 甘いものが食べたくなる
- 太りやすくなる
- 便秘になる
- 胸が張って痛い
- むくみが気になる・・・
- 肌が荒れる
- ちょっとした事で涙が出てくる。
- 些細なことでイライラする
- 怒りっぽくなる
- パートナーと喧嘩
- etc
これらの症状が1つでも当てはまる方は、その症状が決まって現れる時期について思い出してください。
もし、いつも決まって生理前に現れるようであれば、あなたの心の不安定は、PMSの可能性があります。
現代の女性はとても頑張っています。
自分を責めないで
PMS傾向が強い方の特徴として、「まじめで几帳面、完璧主義、我慢してしまう、ストレスがある」などがあげられます。PMSの方は、辛い時でも無理をしがちです。
仕事や家事が忙しくて、自分のことは後回し…
忙しいから疲れていて彼や旦那様、子供に当たってしまう
そして後悔して、「私はなんてダメなんだ・・・」と自己嫌悪に陥る。
イライラして、家族や周りの人に当たってしまうのも、あなたのせいではありません。
あなたはもう十分頑張っています。自分を責めないでください。
PMSの対策
PMSの時期は、情緒不安定になったり、集中力、判断能力が低下します。
生理が始まると、昨日までのイライラはなんだったんだろう?というぐらいころっと気持ちが変わります。
ステップ1
まずは知ることが大切です。自分がいつPMSになるのかを知りましょう。
1 基礎体温をつける
2 生理日記をつける(落ち込んだ日や、喧嘩した日、頭痛がした日など一言でもOK!)
アプリなどで簡単に管理できますので面倒くさがらずに記録するのがおすすめです!
自分がいつPMSになり、どんな症状が起きるのか把握しておくと、喧嘩を避けられたり、重大な決断はしないなど、コントロールが出来るようになります。
ステップ2
PMSの時期の過ごし方を変えましょう。以下のように過ごすのがおススメです。
・自分を許してあげる
頑張れなくても、悲しくなっても、イライラしてもあなたのせいではありません。
・無理をしない、頑張りすぎない
家事をしなくなければしない!などど、自分でルールを決めてみましょう。
数日後には元気なサイクルが訪れるので、またその時に頑張ればいいのです!
今だけ!だという事を知っておきましょう!
・大きな決断はしない
大きな買い物や、転職や、お別れなど大きな決断は先延ばしにしましょう!
判断能力が鈍っているこの時に大きな決断をしてしまうと
後に後悔してしまう・・・なんていう事もあります。
・軽い運動
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動がおすすめ!リフレッシュしましょう!
・食事に気をつける
カルシウムや、ビタミンCの多い食事を取り、PMSを悪化させてしまう可能性のある糖分や、塩分、カフェインの摂り過ぎに注意しましょう。お豆腐や、きのこ、緑黄色野菜などがおすすめ!
・好きなことをする
人と関わることが億劫になることもあるので、一人で好きな事をするのがおすすめです。例えば、映画鑑賞など。
・アロマバスでリラックス
入浴で身体をあたため、アロマでリラックスしましょう。ホルモンバランを整える働きがある、ゼラニウムや、リラックス効果のあるレモンバームなどがおすすめ! 必ず精油を使用しましょう!
・ハーブティーで体質改善
カモミールティーやシャタバリ、ラズベリーリーフなど、PMSに効果的だと言われるハーブティーはたくさんあります。
PMSの時期だけでなく、身体のリズムに合わせて毎日飲む事で症状の軽減が期待出来ます。
相乗効果が期待出来るため、シングルよりもブレンドハーブティーがおすすめです。
いかがでしたか?
これもPMSだったんだ!と意外と知らない事もあったのではないでしょうか?
自分の身体と心の事をきちんと理解して、上手に付き合って行きましょう!
✽症状がひどい場合や、心配な場合は病院の受診をおすすめ致します。
自分の体調や生理周期に合わせて、ハーブティーをブレンドして飲むと、PMSの改善に繋がります。PMSにお悩みの方は、ハーブティーブレンダー&カウンセラーの桝井愛祐子まで。
自分の身体の事を知って、心も身体も軽くなりましょう♪