オバさんに見えない艶女(アデージョ)秋メイク
こんにちは。幸せ顔メイクアップアーティストの南部 明日香です。
暦の上ではもう秋。ファッション業界はいち早く店頭に秋ファッションを楽しむお洋服や小物が並んでいます。
秋物の服をまとう人が増えていますが、あなたはメイクの方は、秋メイクにしていますか?
私は、幸せ顔メイクアップアーティストとして普段活動しており、多くの女性のメイクをしたり、指導をしています。実は、年中同じメイクをしている人がとても多いです。
ファッションは季節で変えるのに、メイクだけ浮いているという人が多発しています。
さらに、何年もメイクを変えていないという人もよくいらっしゃいます。若いころのメイクを引きずると、「イタいオバさん」にみえてしまうので要注意です!
特に、年齢を重ねた女性は、季節やファッションに合ったメイクをすると、その人らしい魅力が出て艶やかな雰囲気が演出できます。
今回は、オバさんに見えない艶女(アデージョ)メイクのコツをお伝えします。
秋メイクのポイント
秋は、ファッションやヘアも全体的に重くなります。そこで、メイクまで重くなると、バランスが悪くなってしまいます。
秋メイクのポイント
・どこかに抜け感を作る
・メイクの質感を艶っぽくする
秋メイクのポイント1 抜け感の作り方
秋メイクの場合は、全体的に重くなりがちなので、どこかに「抜け感」を作る必要があります。
「抜け感」と言っても、イマイチ分かりづらいですよね。
例えば、アイメイクとリップメイクのバランスを取る場合、
又は、
このように、引き算を大事にし、『抜け』を作ることで深みがあるけど、軽やかな雰囲気を演出することができます。
秋メイクのポイント2 メイクの質感を艶っぽくする
秋は乾燥しやすいので、メイクの質感を艶っぽくするのも大切です。
例えば、こんなメイクはどうでしょうか?
・目元はアイラインとマスカラでしっかり
・口元も深みのある色をこっくりと塗る
このメイクの場合、ファンデーションなどのベースメイクはどうすればよいでしょうか?
すでに、目元と口元をしっかり作りこんで重くなっている状態で、お肌までマットに作り込み過ぎてしまうと、全体的にケバケバしい印象になってしまいます。
秋メイクのポイントは、どこかに「抜け感」を作る事です。
目元と口元を重くしたら、ベースメイクは軽くしましょう。ここで、軽くすると、乾燥が気になってくるので、「艶っぽく」仕上げる必要があります。
では、次に、軽く、かつ 艶っぽいベースメイクに仕上げるコツをお伝えします。
軽く艶っぽいベースメイクの作り方
- ベースメイク前の保湿はしっかりとしましょう。
- その分ファンデーションは油分のあるものを選び、少量をクリームを伸ばすようにスーッとなじませていきます。
- フェースパウダーを少量つけます。
ベースメイクを軽くするには、最初の保湿が重要になってきます。保湿をしていると、少量のファンデーションでも軽く艶っぽい仕上がりになります。
ポイント!シミやニキビ痕の消し方のコツ
ベースメイクを軽くすると、シミやニキビ痕が気になりますよね。
そんな時は、以下のどちらかの方法で、シミやニキビ痕を部分的にカバーすると、気になるところは綺麗に消え、全体的に艶っぽい仕上がりになります。
1.リキッドファンデーションの後にコンシーラーを使う。
または
2.フェースパウダーの後にパウダーファンデーションを使う。
秋メイクのコツはお分かりになりましたでしょうか?
秋メイクは、足し算と引き算の駆け引きがもっとも難しいと言われています。
メイクがお洋服に負けないように、「色味はしっかり」 「フォルムも大胆に」 ですが、質感だけは『艶』を意識して、乾燥に負けない、妖艶さも演出できるメイクができますよ。