お米は日本人にとって欠かせない主食です。毎日食べるお米の栄養価が高まれば、健康管理に役立つと思いませんか?そこでおすすめしたいのが、タイで開発された新品種のお米「ライスベリー」です。
ライスベリーは栄養素を豊富に含んでいるため、健康や美容に対して有益であると美容に敏感な一部では話題になっています。本記事では、ライスベリーの特徴や栄養、食べ方についてご紹介します。食事による健康作りに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
ライスベリーとは何か?特徴や黒紫色のワケ、黒米との違いも解説
ライスベリーとは、2003年にタイの国立大学で開発されたお米の新品種です。細長い形とほのかな甘い香りが特徴の「ジャスミン米」と、古代米の一種である「紫もち米」を掛け合わせて誕生しました。
ライスベリーは、鮮やかな紫色が特徴です。この色は、ライスベリーの親品種である紫もち米に由来しています。色がついたお米といえば、黒米を思い浮かべるかもしれません。紫もち米は黒米の一種であり、ライスベリーと黒米は同じ色素成分を持っています。
ただし、ライスベリーはジャスミン米から受け継いだ特有の香りを持っており、この点で黒米とは異なります。
健康・美容効果抜群のライスベリー その栄養素とは?
ライスベリーが紫色をしているのは、色素成分「アントシアニン」を含んでいるためです。アントシアニンはポリフェノールの一種であり、活性酸素のはたらきを抑制して除去する抗酸化作用を持つことで知られています。
活性酸素とは、紫外線やたばこ、ストレスなどの影響を受けて体内で合成される物質です。活性酸素が増えすぎると、老化が進み、肌にシミやしわができてしまいます。
ライスベリーにはアントシアニンが豊富に含まれているため、老化の進行を抑えるアンチエイジング効果が期待できるでしょう。
他にもアントシアニンは、目の機能を改善する作用を持ちあわせています。そのためライスベリーには、スマートフォンやパソコンで酷使した目の疲れをやわらげる効果も見込めます。現代人にはもってこいの効果です。
玄米であるライスベリーは、腸内環境を改善する食物繊維が豊富です。また日常生活で不足しがちなビタミンやミネラルの補給にも、ライスベリーは役立つでしょう。
ライスベリーはどこで売ってるの?
タイではスーパーマーケットで気軽に購入できるライスベリーですが、日本国内で取り扱っている店はまだごくわずかです。
日本だと、タイの食材を扱う専門店やオンラインの通販サイトで購入できます。輸入食材で知られるカルディや成城石井、ジャスミンライスを販売している業務スーパーやコストコでは、まだ取り扱っていないようです。
日本ではまだまだ浸透していないため、タイのように、スーパーマーケットやコンビニで簡単に買えるようになるのは、まだ当分先でしょう。
Amazonや楽天などの通販サイトでは、まだ数は少ないですが、販売されています。
ライスベリー 紫のごはん 紫米 1kg 2,780円(税込)
ゴールデンフェニックス ライスベリー 1kg 1,680円(税込)
ライスベリーの炊き方とおすすめのレシピをご紹介
ライスベリーが購入できたら、家庭で炊飯してみましょう。ここでは、ライスベリーの炊飯方法とおすすめのレシピを紹介します。
意外と簡単!ライスベリーの炊き方
ライスベリーは、家庭の炊飯器を使えば簡単に炊けます。
白米は、炊飯前に水を変えながら何度か洗いますが、ライスベリーは洗う必要がありません。ライスベリーのアントシアニンは水溶性であるため、洗いすぎると流失してしまいます。せっかくの栄養素を失わないために、洗わない方が良いでしょう。汚れが気になる場合でも、1回軽く濯ぐ程度にしておきましょう。
ライスベリーの炊飯時に加える水の量や炊飯時間は、白米と同じです。吸水させる必要はないため、ライスベリーに水を加えたらすぐに炊飯できます。
ライスベリーはパサパサしがちなジャスミン米よりもっちりしていて、食べやすいお米です。それでも白米と比べるともっちりさには欠けます。口当たりが気になる方は、白米と混ぜて炊くとよいでしょう。ライスベリーと白米の割合は、1:1がおすすめです。
ライスベリーとジャスミンライスを混ぜて炊くと、薄紫に色づき、香り高いご飯になります。この場合も、ライスベリーとジャスミンライスの割合は1:1がよいでしょう。
ライスベリーにオススメの料理とは?レシピをご紹介!
今回は、ライスベリーとよく合う料理レシピをふたつご紹介します。ライスベリーをそのまま食べる
のも良いですが、アレンジして料理すればよりお好きな味に仕上がるかもしれません。
グリーンカレー
【材料】(4人分)
鶏もも肉:1枚(250g)
赤パプリカ:1/2個
しめじ:1/2株
なす:1本
グリーンカレーペースト:50g
ココナッツミルク:400ml
水:200ml
ナンプラー:大さじ1
鶏がらスープの素:小さじ1
砂糖:小さじ1
サラダ油:大さじ1
ライスベリー(炊いたもの):4膳分
卵(トッピング):4個
作り方
- 鶏もも肉は一口大に切る。赤パプリカはへたと種を取り除いて細切り、なすはへたを切り落として乱切りにする。しめじは石突を切り落として小房にわける。
- 鍋にサラダ油を引いて加熱し、鶏肉を加えて中火で炒める。鶏肉の色が変わったら、なすとしめじを加えて炒める。
- グリーンカレーペーストを加えて炒める。香りが立ってきたら、水と鶏がらスープの素を加えて5分ほど煮込む。
- ココナッツミルク、ナンプラー、砂糖を加えて5分ほど煮込んだら火を止める。ライスベリーを器に盛りつけ、グリーンカレーを添える。トッピングに目玉焼きを乗せると彩りがきれいになります。
カオパット(タイ風チャーハン)
【材料】(2人分)
豚もも肉:100g
玉ねぎ:1/4個
赤パプリカ:1/3個
にんにく:1片
パクチー:2株
卵(溶いておく):2個
ライスベリー(炊いたもの):2膳分
ナンプラー:大さじ1
サラダ油:大さじ1
塩、こしょう:少々
レモン:1/4個
作り方
- 豚もも肉は一口大に切る。玉ねぎと赤パプリカは粗みじん切り、にんにくとパクチーはみじん切り、レモンはくし切りにする。
- フライパンにサラダ油とにんにくを入れて、弱火で加熱する。にんにくの香りが立ってきたら、豚肉を加えて中火で炒める。豚肉の色が変わったら、玉ねぎと赤パプリカを加えて炒める。
- 玉ねぎに火が通ったら、溶いた卵とライスベリーを加える。卵とライスベリーを混ぜ合わせるように炒める。
- ナンプラーとパクチーを加えて炒め合わせる。塩とこしょうで味を整えて器に盛りつけ、レモンを添える。
白米が好きな方・自分で炊くのが面倒くさい方へ ライスベリーパウダーを試してみては?
ライスベリーに興味があるけれども食べるのは気が引ける方、白ご飯が好きな方は、ライスベリーパウダーを試してはいかがでしょうか。ここでは、ライスベリーパウダーの特徴と、通販サイトで購入できる商品をご紹介します。
手軽さが魅力!ライスベリーパウダーの特徴
ライスベリーパウダーは、超高圧加水分解の特殊加工を用いてライスベリーを粉末状にしたものです。ライスベリーパウダーを活用すれば、豊富な栄養を手軽に摂取できます。
お米のライスベリーは、炊飯するしか食べる方法がありません。しかしライスベリーパウダーは、ヨーグルトにかけたりお湯に溶かしたりと、さまざまな方法で摂取できることが魅力です。
通販サイトで買える!オススメのライスベリーパウダー!
通販サイトで購入する場合、以下のライスベリーパウダーがおすすめです。
命のライスベリー
価格:12,960円(5g×60包)(税込)
ライスベリーパウダーが、5gずつの分包になっています。ライスベリーだけではなく、ハナビラタケというきのこの粉末も配合されています。ハナビラタケに豊富なβグルカンは、免疫力の向上やコレステロール値の低下に効果が期待される成分です。
この商品は、お湯に溶かして飲むだけではなく、料理にも加えることができます。使いやすい分包タイプであるため、ライスベリーパウダーを毎日の健康習慣にしたい方におすすめです。
玄米・もち麦も美容・健康にはおすすめ!
ライスベリーは栄養豊富で、健康や美容への効果が期待できるお米ですが、日本では手に入れにくいことが難点です。しかしライスベリー以外にも、栄養価が高い穀類は存在します。
玄米は、もみ殻だけを取り除いたお米です。白米では削り取られるぬかや胚芽が残っているため、食物繊維やビタミン、ミネラルが白米よりも多く含まれています。食事で不足しがちな栄養素を補いたい方には、玄米がおすすめです。
食物繊維に注目するなら、もち麦もよいでしょう。もち麦は大麦の一種で、もち米のように強い粘りと弾力があることが特徴です。もち麦には玄米の3〜4倍の食物繊維が含まれているため、お腹の調子を整えたい方や、血糖値やコレステロール値が気になる方におすすめします。
まとめ
ライスベリーは、品種改良によりタイで誕生した新しいお米です。ジャスミンライスのような香りと、鮮やかな紫色が特徴です。
ライスベリーは栄養価が高く、アンチエイジング効果や目の機能を回復させる効果、腸内環境を整える効果が期待できます。家庭の炊飯器で手軽に炊けることも、うれしいポイントです。
国内ではまだ手に入れにくいお米ですが、ライスベリーの健康・美容効果には注目が集まっています。タイ食材専門店や通販サイトでは購入できるため、ライスベリーが気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
スポーツ・運動時にはアミノ酸やクエン酸が効果あり?その理由も解説!
スポーツ時や疲労時に飲むと良いとされる飲料やサプリメントには、アミノ酸やクエン酸が多く使用されています。
水分やミネラルの補給は脱水を回避するために欠かせませんが、何故クエン酸やアミノ酸が含まれていることが多いのでしょうか。
スポーツ・運動時にアミノ酸がもたらす効果
私たちが体を動かすと筋肉に蓄えられた糖質や脂質が、エネルギーとしてどんどん消費されます。
これがさらに激しく体を動かすスポーツや運動時になると、蓄えておいたエネルギーでは足りなくなり、筋肉を分解してアミノ酸を利用してエネルギーを作り始めます。
すると、スポーツや運動を通して持久力や筋力をアップさせたいのに、エネルギー切れになってしまうため、より負荷のかかるトレーニングができません。
この時、人間が必要とする必須アミノ酸のうち、ロイシンやイソロイシン、バリンは運動中の筋肉消耗の低減に効果があるとされます。
しかしアミノ酸はタンパク質を分解することで得られるため、たとえば運動前後にプロテインを補給しておけば基本的には必要量を摂取できます。ですが体内に吸収されるまで3~4時間かかります。
もし運動中にできるだけ筋肉消耗を抑えたいのであれば、よりスピーディーに効果を発揮してくれる形状で摂取した方が効果的です。
その点、アミノ酸ならタンパク質の最小単位であり、およそ30分ほどで吸収されます。
つまりアミノ酸を補給するということは、エネルギー源を速やかに補給すると同時に、筋肉が必要以上に分解することを避け、激しい運動後に低下しがちな免疫力の保護にも役立ってくれるというわけです。
クエン酸は疲労回復に効果的?
クエン酸の場合、よく言われるのが「疲労回復に効果的」という理由です。
しかし、現在の研究結果からではまだ、疲労回復や筋肉の疲労予防に効果的である、という有力なデータは得られていません。
かつては疲労の原因とよく言われてきた乳酸も、乳酸ができたから疲労するのではなく、疲労したから乳酸ができたのであり、むしろ持久力を高めてくれる物質であることが分かってきました。
クエン酸はこの乳酸に効果があるとされていたのですが、そもそも乳酸は疲労の原因ではないため、関係がないと言わざるを得ません。
しかし、体の数値的には疲労回復が認められなくとも「疲れが取れる」「疲れにくくなった」と、自己評価の面においては影響が見られたとする研究結果もあります。
今後、クエン酸が疲労回復に効果的であるとする科学的証拠が見つかる可能性もあるのです。
スポーツをする人にとっては嬉しい効果もあり
疲労回復という点については、まだまだ不確定なクエン酸ですが、もしすでに飲んでいて「飲むと疲れが取れる」と感じているのであれば、続けることに全く問題はありません。
クエン酸は酸味の強い成分で、苦みを感じやすい成分が使われる飲料などでは味付けによく用いられており、さっぱりとした後味で運動時も爽快感が得られます。
またクエン酸は鉄分の吸収を高めてくれる効果があり、貧血を起こしやすい人や、運動によって鉄分不足になりやすい人にとっては、嬉しい効果ももたらしてくれる成分です。
スポーツ時に水分、アミノ酸、クエン酸を補給すべきタイミングとは?
スポーツ時、水分やミネラルは不足しないよう、こまめに補給しておくのがベストです。水分が不足すると体は汗をかけなくなり、気化熱による熱発散ができず、ついには熱中症を引き起こします。
水分の補給タイミングは、30分前までには少なくとも250mlの水分を補給しておきましょう。
この時おすすめは、スポーツドリンクなど、ミネラルも一緒に補給できるものです。胃が重くなりすぎるといけないので、多くとも500mlほどにとどめましょう。
その後、スポーツ中は喉が渇く前にこまめに水分を補給し、体格やその日の気温、天候などを考慮しつつ、1時間に500ml~1,000mlを目安に補給します。
糖分やアミノ酸が含まれているスポーツドリンクであれば、エネルギー補給も同時に出来るため、おすすめです。
アミノ酸は効果別にタイミングを分ける
アミノ酸は使用する商品に含まれるアミノ酸の量や内容によって、効果的に飲むタイミングが異なります。
BCAAは筋肉を構成する必須アミノ酸のうちおよそ40%を占めており、運動開始の前や最中に飲むことで、筋肉の消耗を押さえることができるとされています。
そのためBCAAが多いアミノ酸サプリメントやドリンクであれば、運動前や運動中に補給するのがおすすめです。
疲労回復向けのアミノ酸
一方、体の修復に効果的なアミノ酸もあります。
非必須アミノ酸の1つであるアルギニンは、人間の体内でも生成されるアミノ酸です。
成長ホルモンの分泌に深くかかわっており、大人になると体内で生成される量で充分ですが、子供のうちは足りなくなってしまうため、必須アミノ酸の1つとなるアミノ酸でもあります。
代謝産物である一酸化窒素(NO)が、末梢血管の拡張を促してくれるため、体の隅々にまで栄養を届けやすくなります。
また同じく非必須アミノ酸であるグルタミン酸は、運動時に不足しやすく、適切に補うことで筋肉の合成をアップし、分解を抑えてくれるとされています。
消化管粘膜を保護してくれるため、激しい運動後に食事をする際など、胃腸への負担を和らげる効果が期待できます。こうしたアミノ酸は、運動後に補給するのがおすすめです。
クエン酸は好みに合わせて
クエン酸は摂取して悪い成分というわけではなく、摂りすぎにさえ注意すれば特に問題はありませんし、わざわざ避ける必要もありません。
クエン酸配合の商品もたくさんありますし、味付け目的で使われていることもよくあります。
疲労回復の体感が得られるようであれば、運動後や運動中に補給してみるのも良いでしょう。
スポーツにおすすめのアミノ酸・クエン酸配合商品3選!
それではスポーツ時におすすめのアミノ酸・クエン酸配合商品について、タイプ別におすすめを紹介します。
ドリンクタイプ、大塚製薬 アミノバリュー
1本あたりバリン1,000mg、ロイシン2,000mg、イソロイシン1,000mgの、合計4,000mg分のアミノ酸が補給できるスポーツ飲料です。
トレーニング時に必要な水分や糖分、塩分もかねているため、気軽に1本持っていくだけでよいのもポイントです。
口コミ
・トレーニング時に飲むと疲れが違う
・サイズも味もちょうど良い
・粉末タイプもあるから使い勝手が良い
タブレットタイプ、メディセレクト スポーツ BCAA+グルタミン
BCAAが4粒当たりトータル1,000mg摂取できるカプセルタイプのサプリメントです。
粉末やドリンクタイプに比べると携帯性に優れており、例えばトレーニングの最中にできるだけ少ない水分量で一定量のアミノ酸を補給したいときに便利です。
口コミ
・持ち運びやすい
・手ごろで量もちょうど良い
・コスパが良い
粉末タイプ、味の素 アミノバイタル クエン酸チャージウォーター
BCAAやグルタミン、アルギニンを合わせて1,000mg、クエン酸を3,300mg摂取できる、水に溶かして飲むタイプの粉末状の商品です。
日常生活で使う際にはもってこいで、コスパも良く、レモン味であっさりと飲めます。
口コミ
・筋肉痛もほぼない
・リハビリ後の体力回復トレーニングに使える
・味も飲みやすく水に溶けやすい
そもそもアラニンとは?その効果を解説!
アラニンは、肝臓で作られ、脳や筋肉に送られるエネルギー(糖)の材料となります。そのため、最もエネルギー源として利用されやすいアミノ酸として知られています。
脳は糖をエネルギー源とするため、それが不足すると、生命活動を維持するために骨や筋肉(骨格筋)からアミノ酸を作り出し、このアミノ酸からエネルギー(糖)を生成します。
この時作り出されるアミノ酸が「アラニン」です。つまり、アラニンが体の中に十分足りている場合は、骨格筋を分解してアミノ酸(アラニン)を作り出す必要がないのです。
これは、運動をしている時に、長時間エネルギー補給ができない場合にも役立ちます。十分なアラニンを体内に保持しておけば、運動をするのに大切な筋肉内のアミノ酸を減らすこともありません。
その他、アラニンは、肝臓の保護やアルコール分解に大きな役割を果たしています。
アラニンやグルタミンは、肝臓でエネルギー源となる糖となります。アルコールが分解される過程でNADHという物質が作られてしまうのですが、アラニンやグルタミンは、糖に変わる過程でこのNADHを消費するため、肝臓でのアルコール分解がスムーズに進むと考えられています。
アルコールの分解が進まないと、その分肝臓に長時間負担がかかってしまいますので、アラニンやグルタミンを十分補うことは、肝臓をいたわることにもつながります。
αアラニンとβアラニンはどう違う?
一般的に「アラニン」と呼ばれているものは、αアラニンのことです。体のどの細胞内にも含まれているアミノ酸です。
一方、βアラニンは、天然由来のものを指し、筋肉中に多く存在します。このβアラニンは、糖を作り出す材料にはなりますが、二日酔いにはあまり効果がないと言われています。βアラニンとアルコールを一緒にとることで、二日酔いを予防・改善する栄養素であるLシステインを体外に排出してしまう働きがあるからです。
アラニンが豊富な食品とは?
アラニンは、動物性の食品に多く含まれています。しかし前述の通り、アラニンの中には、二日酔いには効果が出にくい食品もあるため、目的別にご紹介します。
エネルギー(糖)を作り出すための食品
()内は食品100gあたりのアラニン含有量です。
うるめいわし生(1300mg)、かつお生(1400mg)、本まぐろ赤身(1500mg)、牛肉赤身(1300mg)、鶏むね肉皮なし(1400mg)
二日酔いなど肝臓に負担をかけにくくするための食品
()内は食品100gあたりのアラニン含有量です。
あさり生(530mg)、牡蠣生(520mg)、しじみ生(540mg)、ほたてがい生(630mg)
アラニンの効果的な摂取方法を解説!
筋肉トレーニングを規則的に行っている人は、βアラニンを1日4~6g摂取するのが有効とされています。タイミングとしては、運動をする前に摂取するほうが効率よく利用できるため、サプリメントとして摂る場合は、食後~運動前の間をおすすめします。
二日酔いに効果的なアラニンの量、というのは明確に示されていませんが、サプリメントとして摂る場合は、もちろん飲酒前に摂っておくことが大切です。前述の貝類には、アラニンだけでなく、アルコール分解を促進する「オルニチン」という栄養素も豊富に含まれています。貝類を含む料理は、お酒の席で一緒に楽しむようにしましょう。
アラニンが不足するとどうなる?
アミノ酸の中でも、体内で作られない、もしくは、作られても量が少ないアミノ酸を「必須アミノ酸」といいます。アラニンは、この必須アミノ酸には含まれていません。たんぱく質を食事で十分とっていれば、不足することがないと言われているからです。
しかし、不足すると、緊急事態の時に、エネルギーの源となる糖が作り出されなくなるリスクがあります。例えば、長時間空腹状態が続いたときなどに、エネルギー補給ができなくなったりするのです。
糖(グルコース)の血中濃度が一定以下になると、脳は飢餓状態であると判断します。脳はエネルギー源を補うために、骨や筋肉からアラニンをはじめとするアミノ酸を取り出すため、その分、骨や筋肉はアミノ酸が不足してしまいます。また、運動を長時間する方は、骨や筋肉の消耗が大きいこともあり、アラニンなどのアミノ酸を補うことは重要と言えます。
アラニンには過剰摂取の危険性、副作用はある?
今のところ、命にかかわるような過剰摂取による報告はありませんが、一時的な知覚障害を起こしたという報告はされています。正座や腕枕をした時に起こるしびれと同じような、ピリピリとした感覚とのことですが、そのような症状が現れた際は、摂取を控えたり、量を調整するなどの対応をしたほうが良さそうです。
アラニン配合サプリメントのおすすめ2選!
今回は、「効率的な運動をサポートするアラニン」のサプリメントと、「二日酔いに効果が出やすくなるアラニン」のサプリメント2種類を、国内外の有名メーカーからご紹介します。
運動に効率よくβアラニンを供給!NOW Foods ベータアラニン750mg
アメリカ最大のサプリメントブランドNOW Foods社が、βアラニンだけを純粋に配合したサプリメントです。商品名通り、一粒で750mgのβアラニンが配合されているため、個々人に合わせて、運動前に取り入れることをおすすめします。
口コミ
・ジムでのクロストレーナーの持久力がアップした
・筋トレの持続時間が長くなった
断れない長丁場の飲みのお供に!味の素 ノ・ミカタ®
肝臓のアルコール分解を促進するためのアラニンとグルタミンがそれぞれ1400mg配合されたサプリメントです。疲れの軽減も期待できるクエン酸も一緒に配合されています。続けやすいプラム風味なのが、国内メーカーの心遣いですね。
口コミ
・持ち運びが楽で、続けやすい味
・これを飲む前に利用すると、今の所、一回も二日酔いはしていない
そもそもサプリメント系ドリンク、ジュースは効果ある?
最近はサプリメントは錠剤だけでなく、ドリンクやジュースの商品も多く販売されています。しかし、「ドリンクタイプは本当に効果があるの?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
ドリンクタイプやジュースタイプの商品は効果がなさそうと感じるかもしれませんが、これらのタイプの商品も効果を得ることができます。しかし、成分によっては効果を実感できない商品もあるので注意が必要です。
全ての成分が錠剤でもドリンクタイプでも、100%の効果を発揮できるわけではありません。水に溶けにくい難溶性の成分の場合、まんべんなく成分が混ざりにくく、成分が浮いたり固まったりしてしまいます。
難溶性の成分にはDHAやEPA、ウコンなどがあります。これらの成分のサプリメントを摂取する場合は、ドリンクやジュースタイプの商品よりも、錠剤タイプの商品を選ぶようにしましょう。
サプリメント系ドリンクやジュースタイプの商品には、様々なメリットやデメリットがあります。どのようなものがあるのか見ていきましょう。
メリット1 飲みやすい
高い効果が期待できる商品だったとしても、飲みやすい味でなければ継続して摂取することは難しいです。錠剤の場合、独特な風味やにおいが気になる商品もあり、飲みづらさを感じている方もいるでしょう。
ドリンクやジュースタイプの商品の多くは、甘く飲みやすい味付けがされています。そのため錠剤タイプの商品よりも飲みやすい商品が多く、継続して摂取しやすいです。
メリット2 素早く吸収できる
錠剤タイプの商品の場合、摂取した後胃で消化され、その後吸収されます。しかし、ドリンクやジュースタイプの商品の場合、消化する時間がかからない分、錠剤タイプよりも素早く成分を吸収することが可能です。
メリット3 気軽に摂取できる
錠剤タイプの商品を摂取する場合、水などの水分と一緒に摂取する必要があります。「今摂取したい」と考え店頭で購入したとしても、気軽に摂取することは難しいです。
ドリンクやジュースタイプの商品の場合、店頭で購入した後、そのまますぐに摂取することができます。コンビニでも販売されているため、いつでも気軽に摂取することが可能です。
デメリット1 持ち運びしづらい
錠剤であれば、必要な分だけ持ち運ぶことができます。ボトルごと持ち運ぶ場合も、あまりかさばりませんし重さも気にならないでしょう。
ドリンクやジュースタイプの場合、瓶に入っているため重さがあります。また、複数回分のドリンクが同じ瓶などの容器に入っている場合、小分けにして持ち運ぶことも難しいです。
サプリメントを普段から持ち運びたいと考えている方は、錠剤タイプを選ぶようにしましょう。
デメリット2 錠剤よりも高いものが多い
錠剤の場合、1か月分などの量がまとめて同じ袋やボトルに入れられています。しかしドリンクやジュースタイプの場合、1回分ずつ分けて販売されていることが多いです。
そのため、瓶やパッケージの値段がかかるため、どうしても錠剤タイプの商品よりも値段が高くなってしまいます。少しでも安く効果を実感したいと考えている方にも、錠剤タイプの商品がおすすめです。
サプリメントとドリンク、ジュースはどちらがおすすめ?
サプリメントは錠剤タイプだけでなく、ドリンクやジュースタイプの商品も効果を実感することができます。そのため、どちらのタイプの商品を選べばよいか迷っている方もいるでしょう。
先ほど紹介したように、錠剤タイプよりもドリンクやジュースタイプの方が、早く効果を実感しやすいです。そのため、なるべく早く効果を実感したいと考えている方は、ドリンクやジュースタイプの商品がおすすめです。
また、外出先や職場など、自宅外の場所で気軽に摂取したいと考えている方や、美味しく手軽に摂取したいと考えている方にも、ドリンクやジュースタイプの商品がおすすめと言えます。
酵素ドリンクのおすすめ3選!
美容や健康、ファスティングなどにおすすめのサプリメントといえば、酵素ドリンクです。たくさんの商品が販売されている中から、おすすめの酵素ドリンクを紹介します。参考にしてください。
本気で置き換えダイエットならベルタ酵素ドリンク ベルタ ベルタ酵素ドリンク
葉酸のサプリメントなどの商品を販売している株式会社ビーボで販売されている酵素ドリンクです。熱や酸に強く、栄養バランスも考えられているため、安心して摂取することができます。
3,000種類あるといわれている酵素のうち、この商品には165種類もの酵素が配合されています。体内に効率よく吸収できるよう、低分子化されているため、効果を実感しやすいでしょう。
味はピーチ味のため、美味しく飲むことができます。また、カロリーも低いため、ダイエット中の方も安心して摂取ることが可能です。
この商品には、高品質なコラーゲンやプラセンタも配合されています。ダイエットだけでなく、美容効果も実感することができるのではないでしょうか。
1本あたり5,080円ですが、5本セットを注文すると1本あたり4,560円で購入することができます。置き換えダイエットパックなど、お得なセットも販売されているため、自分に合ったセットを選ぶようにしましょう。
口コミ
・ピーチ味って物によっては不味いのとかもあって大丈夫かなと思いましたが、おいしかったです!
・一本しか飲んでないので、やはり効果を感じたいなら3ヶ月は続けないといけないかなと
・ヨーグルトにも炭酸水にも合うので飲みやすかったです(^^)
スッキリ美ボディへ ドクターシーラボ スーパー酵素330
化粧品でおなじみの、ドクターシーラボより販売されている酵素ドリンクです。330種類以上の植物発酵エキスや生姜やウコンなどの「めぐり」を整える和漢植物も配合されています。
1回分(25ml)あたり、26kcalと低カロリーのため、ダイエット中の方も安心して飲むことができます。酵素以外にも、食物繊維やビタミンなども配合されているため、美容にも健康にも効果が期待できます。
710ml(約28日分)が6,480円で販売されています。定期的に届けてくれる定期購入を選択すると、5,184円とお得に購入することができるため、継続して摂取しようと考えている方は定期購入を選択しましょう。
口コミ
・ヨーグルトクルミきな粉と混ぜて、いただいてます。便通もお肌にもとてもいい商品です
・そのままストレートで飲んでいます。飲みやすいです。
・毎朝起きてすぐに飲んでいます。美味しいですし、体重も少し減りました
野菜と果物をぎゅっとつめこんだ 井藤漢方製薬株式会社 ビネップル
井藤漢方製薬会社は、1887年に開業した漢方を取り扱う会社です。素材の良さを引き出せるよう原材料にこだわるだけでなく、徹底した衛生管理や品質管理も行われているため、安心して摂取することができます。
この商品には、国産のこだわった17種類の野菜や果物を使用した植物性乳酸菌発酵エキスや、ブラセンタが配合されています。健康にも美容にも効果を実感できる商品と言えます。
また、脂質はゼロですし、1回100mlあたり23kcalと低カロリーです。そのため、ダイエット中の方も気軽に摂取することができます。
720ml(約7日分)が1,200円で販売されています。ほかの商品よりも量が少ないため、試しに摂取しやすいでしょう。
口コミ
・私は炭酸で1対1で飲むのが好きでした。濃縮タイプじゃないのでストレートでも飲めます
・飲んだ後身体がぽかぽかするような気がします
・この商品は手頃な価格だし、意外にもお腹に溜まります。味も飲みやすいので、また買いたいです
鉄分ドリンクのおすすめ3選!
私たちは呼吸により体内へ酸素を取り込みますが、血液中のヘモグロビンによって全身へと運ばれます。ヘモグロビンは鉄分で構成されているため、鉄分が不足することで息切れや疲れやすさなどを自覚するようになります。
鉄分はレバーや赤身の肉、ホウレンソウなどに豊富に含まれています。しかし、意識してなければ普段の食事から十分な量の鉄分を摂取することが難しいかもしれません。
特に女性の場合、毎月の月経の際に多くの鉄分が失われてしまうため、積極的に摂取したい成分と言えます。
普段の食事から十分な量の鉄分が摂取できていないと感じる方は多いでしょう。このような方は、紹介する鉄分のドリンクを試してみませんか?
このサイズで野菜一日分350g分使用 カゴメ 野菜一日これ一本 超濃縮鉄分
野菜生活や植物性乳酸菌飲料ラブレなどの商品でおなじみの、カゴメから販売されている商品です。この商品は125mlサイズと小さめですが、1日分の野菜量350gが濃縮して配合されています。
この商品1本で、鉄分が0.8~2.5mg摂取することができます。普段の食事と併せて摂取することで、不足しがちな鉄分を補うことが可能です。
鉄分だけでなく、野菜に豊富に含まれるカリウムやビタミンE、葉酸、βカロテンなどの栄養素も摂取することができます。普段の食事で野菜が不足していると感じている方は、ぜひこの商品を試してみてください。
この商品は、スーパーやドラッグストアなどで購入することができます。購入しやすいため、継続して摂取しやすいです。
口コミ
・これ容量は多くないのですが少しドロっとしていて濃いのでかなり飲みごたえがあります
・鉄分を補いたいと思っていましたが、レバー嫌いなので何か続けられるものを…と思い買いました
・妊娠中の貧血予防に忙しい朝のお供に…と大活躍しております
おいしく鉄分補給 エーザイ チョコラBB Feチャージ
ビタミンBのサプリメントで有名なチョコラBBを製造・販売しているエーザイの商品です。この商品は1瓶50ml中に、鉄分が5.0mgも配合されているため、少しの量で充分な量の鉄分を摂取することができます。
鉄分のドリンクの中には、飲みづらい味の商品もあります。しかし、「美味しく鉄分を摂取したい」と考える方も多いでしょう。
この商品は、プルーン&ピーチ味にリニューアルされました。美味しく効果的に鉄分を摂取することができます。
また、1瓶当たり5kcalと低カロリーで、ノンカフェインです。貧血で悩んでいる方の中でも、特に妊娠中や授乳中の方におすすめの商品と言えます。
口コミ
・ノンカフェインなのが嬉しい。寝る前でも気兼ねなく飲めます
・ノンカフェインな上、味も飲みやすいのが何よりです
・飲みやすくて、ちょっと貧血ぎみでだるい時にさっとエネルギーチャージできるので重宝してます
ビタミンCと一緒にしっかり鉄分補給 ハウスウェルネスフーズ 美味しい鉄分
ウコンの力やメガシャキを製造・販売しているハウスウェルネスフーズの商品です。1瓶140ml当たりに鉄分が1.6mg配合されています。
配合されている鉄分の量が少ないと感じる方もいるでしょう。しかし、この商品には、鉄分の吸収率を高めるビタミンCも配合されています。そのため、普段の食事と併せて摂取することで、十分摂取できるでしょう。
オレンジ果汁が配合されているため、ほんのり甘酸っぱくさわやかな味です。栄養ドリンクなどの味が苦手な方も、飲みやすいでしょう。
口コミ
・微炭酸でさっぱりとして飲みやすいです。ちょっと甘いかな
・もともと貧血体質なので、疲れたときに、飲んでいます。炭酸で、スッキリ飲めます
・この商品はオレンジジュースのような感じで飲みやすかったです
美容系ドリンクのおすすめ2選!
普段から美容のために、美容液やパックなどを利用している方は多いでしょう。美容成分は外から取り入れることも大切ですが、食事などから摂取することも大切です。
しかし、食事からだけでは、十分な量の美容成分を取り入れることはできません。美容成分を効率よく摂取するためには、美容ドリンクがおすすめです。
様々な美容ドリンクが販売されている中から、購入しやすくおすすめの商品を紹介します。参考にしてください。
年齢にも、重力にも、負けない サントリー リフタージュ
皆さんは、自分の肌のハリに満足していますか?美容に気を使っていても、年齢とともに肌のたるみやハリの低下に悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
肌のたるみやハリの低下の原因の一つに、コラーゲンの減少があります。コラーゲンは皮膚の構成成分の多くを占めているため、不足するとたるみやハリの低下などが出現するのです。
この商品には、食事からだけでは補うことの難しいコラーゲンが5,000mgも配合されています。さらに、肌のみずみずしさを保つプロテオグリカンという成分も配合されています。
この二つの成分の相乗効果により、肌のたるみやハリの低下の改善を実感することができるでしょう。この商品で、若々しい肌を手に入れませんか?
口コミ
・コラーゲン単体でとった時よりは良い感じだと思います
・味に好き嫌いが激しい私ですが、とても飲みやすいです。少し甘味があります
・このドリンクは肌にハリが出てメイクノリがよくなるので助かっています
キレイに弾みをつけて、輝く毎日へ。 富士フイルム アスタリフとドリンク ピュアコラーゲン10000
肌のハリに欠かすことのできないコラーゲンが、10,000mgも配合されています。また、独自に開発した高純度の低分子コラーゲン「ピュアコラーゲン」のため、1瓶30mlと容量が少なくなっています。
コラーゲンと相性のいいセラミドやビタミンCも配合されています。コラーゲンを生成しつつ、みずみずしい肌をキープすることにつながるでしょう。
この商品はノンカフェインですし、カロリーも46kcalと低いです。さらに、着色料・保存料無添加となっています。そのため、安心して継続しやすい商品と言えます。
口コミ
・毎月15本しか飲みませんが、調子が良くなりました
・飲みはじめて調子がよくなり楽しくなりました。色々違いがでてきていると思います
・味はフルーティで飲みやすいです。また、少量なのも毎日飲むのに、楽チンです
サプリメントはジュースで飲んでも大丈夫?
サプリメントはドリンクタイプのものやジュースタイプのものも多く販売されています。そのため、「錠剤のサプリメントも、ジュースで飲んでいいのではないか」と感じる方もいるのではないでしょうか。
しかし、どのようなサプリメントの注意書きを見ても、「水か白湯で飲むようにしてください」という注意書きがあります。なぜ、サプリメントはジュースなどで摂取してはいけないのでしょうか。
ジュースの中でも、特にグレープフルーツの含まれるジュースは注意が必要です。フラノクマリンという、薬の代謝を阻害する成分が含まれているため、効果が増強してしまいます。
また、スポーツ飲料は薬の成分を弱める働きのあるカルシウムやミネラルが配合されています。スポーツ飲料でサプリメントを摂取しても、効果を十分に実感できない可能性があるのです。
野菜ジュースやフルーツジュースに関しても、成分の効果を弱めてしまう可能性があります。そのため、野菜ジュースやフルーツジュースも避けた方がいいといえます。
他にも、牛乳は薬の働きを弱めるカルシウムが豊富に含まれていますし、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは薬の効果を高めてしまいます。
アルコールに関しても、薬の効果を増強してしまいます。これらの理由により、水や白湯以外でサプリメントを摂取することは避けるようにしましょう。
中には、「水なんて飲まなくても、サプリメントを飲むことができる」という方もいるかもしれません。しかし、水分と一緒に摂取しなければ食道にくっついてしまう危険性があります。必ず水分と一緒に摂取しましょう。
サプリメント系ドリンクで効果を実感しましょう
いかがでしたか?サプリメント系ドリンクやジュースに関して、効果やおすすめの商品を紹介しました。
錠剤のサプリメントと同じく、ドリンクやジュースタイプの商品も効果が期待できます。しかし、メリットだけでなくデメリットもありますので、デメリットも理解して摂取するようにしましょう。
最近多く販売されている酵素ドリンクや鉄分ドリンクですが、商品に寄って配合されている成分が少し異なります。どのような効果を実感したいか考えて、自分に合った商品を選ぶようにしてください。
そもそも魚など海産物は健康にいいの?
魚にはとても良質なタンパク質が多く含まれています。またお肉に比べると低脂質で大変ヘルシーです。
魚のタンパク質にはビタミンやミネラルなどもあり、私たちの体内に過剰に存在する塩分などを排泄する働きもあります。
塩分が排泄されると血圧が下がるなど嬉しい影響が期待できます。
その他にはオメガ3脂肪酸であるDHAやEPAといった私たちの細胞を作る栄養素も豊富でこれらは悪玉コレステロールを減らす役割があることで有名です。
EPAはエイコサペンタエン酸の略ですが、この栄養素は青魚に多く含まれています。
悪玉コレステロールが減ることで心筋梗塞や狭心症などの心血管疾患や脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の罹患リスクを軽減することが期待されています。
DHAとEPAにはその他に脳の細胞を作る大切な栄養素としても有名です。さらに脳の働きを活性化する役割もあり、記憶力や集中力を高めるとも言われています。ここ最近では認知症との関連性も注目を集めています。
また肉や豆腐などの豆類にはないカルシウムを多く含む骨がたくさんあることも魚の特徴です。特にニボシやシラスなど骨ごと食べる魚はカルシウムが豊富です。
骨や歯のもととなるカルシウムは幼少期からしっかり摂っておく必要があります。
マイナーな効果ですが、その他に目の疲れを取るタウリンなども魚には多く含まれています。タウリンは貝などにもたくさん含有されています。
タウリンには疲れを取る働きがあり、特に目などの末梢器官に良い影響を与えます。タウリンは目だけではなく赤ちゃんの脳を育てるサポートもしており、妊娠中の方にも是非摂っていただきたい栄養素です。
以上より、魚などの海産物には身体に良い効果をもたらすと言えます。詳しい成分とその効果については次項で説明いたします。
魚油にはどんな成分が含まれている?その効果とは?
前項でも述べましたが、魚には主に良質なタンパク質、脳細胞をつくるDHAとEPA、カルシウムやビタミンなどのミネラルが充実しています。それぞれの栄養素について説明いたします。
身体のあらゆる部分に必要不可欠!身体を構成する、タンパク質
私たちの身体を動かす筋肉は全てタンパク質でできています。その他にも血管や髪の毛など身体のありとあらゆるものにとって無くてはならない栄養素です。
タンパク質が不足すると筋肉が衰えたり、肌や髪のツヤがなくなったりします。健康に活き活きと過ごすためには質の良いタンパク質が必要不可欠です。
このタンパク質ですが、肉にもたっぷり含まれています。魚に比べると脂質も多いため摂りすぎには注意したいところです。
脳細胞の生成に関わる、オメガ3脂肪酸DHA・EPA
魚に含まれる他の栄養素としては脳細胞の生成に関わるDHAとEPAも私たちの身体にとって重要な働きをしています。
私たちの脳は子どもの頃に急激な成長をしますが、多くの人の脳は20歳になる前に成長しなくなります。発達途上の子どもにとって魚の成分は非常に重要ですが、成長が終わった大人の脳にも必要不可欠です。
加齢に伴い脳細胞は少しずつ萎縮するなど変性すると言われています。この変性を抑える働きが魚に含まれるDHAとEPAにあります。
少し前に流行った「おさかな天国」でも魚の嬉しい効果が歌われていますよね。
「さかな、さかな、さかな〜、さかなを食べると〜、あたま、あたま、あたま〜、あたまが良くなる」
まさにこのDHAとEPAの働きを歌った歌と言えます。
骨や歯、イライラに、カルシウム
カルシウムについては骨や歯の成分として有名です。小魚に豊富に含まれることは前項で説明いたしました。部位にもよりますが、実は魚の赤身肉にもカルシウムが含まれていると言われています。
高齢者が寝たきりになる原因の多くが大腿骨骨折などによる整形外科系疾患になります。骨を強くするためにもカルシウムには重要です。
カルシウムには他にイライラする気持ちを抑える作用もあります。これはカルシウムが神経伝達物質の生成に関わっているため、精神を落ち着かせる働きをするのではないかとされています。
以上、魚の成分と嬉しい効果について述べました。次項では魚から抽出した油の副作用などについて説明をしていきます。
魚油に副作用、注意点はある?
魚油に含まれるEPAには血流をよくする働きがありますが、このEPAを過剰に摂取すると血液が固まりにくくなり出血しやすくなると言われています。
その他にもDHAとEPAが代謝される過程で、微量でも身体に影響を引き起こす可能性のある物質が生成されると言われています。
例えばアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の発症に影響することもありますので、摂取量については十分注意をしてください。
食事から摂る分には過剰摂取となることは少ないですが、サプリメントなどを使用する際には注意が必要です。
魚油サプリメントの選び方を解説!
前述の通り、魚油に含まれるDHAとEPAの過剰摂取は思わぬ副作用を引き起こす恐れがあります。
米国食品医薬品局では、DHAとEPAを合わせてサプリメントからの摂取は1日2mgを超えないよう注意を呼びかけています。
したがってサプリメントを選ぶときにはDHAとEPAの含有量をしっかりとチェックすることが大切です。
その他加工過程や原材料についてこだわっているサプリメントは、品質や安全性が高い製品とも言えます。毎日飲むものですからこちらも十分確認したいポイントです。
魚油サプリメントのおすすめランキング!
魚油サプリメントとはDHAとEPAが多く含まれている製品を指します。本項ではおすすめのサプリメントについてご紹介いたします。
魚不足が気になる方は必見!アサヒ ディアナチュラ DHA with イチョウ葉
この商品にはDHAが4粒あたり500mg含まれています。アサヒ食品では500mgを1日摂取限界量としています。
前述の通り摂りすぎには注意する必要がありますので、上記用量を守りましょう。この商品のDHAはマグロから抽出した精製魚油を使用しています。
アサヒ食品では厳正な原材料選びをしており、自社の厳しい規格や基準をクリアした、より安全性の高い原材料を選定しています。
また原材料の受け入れから製品の出荷に至るまで国内工場で製造しています。
さらに分析機器等による徹底された品質検査に加えて、人の目による目視の検査やカメラによる外観検査を行い、製品に入る全てのサプリメントを1粒1粒検査、確認しています。
魚不足が気になる方に是非一度お試しいただきたいサプリメントです。
口コミ
・肉中心の生活のため、魚油をこのサプリメントで補っている
・飲み始めてから頭の中がスッキリしてきた
・安全性の高い製品なので安心して飲み続けることができる
血中の中性脂肪値を下げたい!DHC 機能性表示食品 DHA
魚の油には血液中の中性脂肪を下げる働きがあると言われています。そのメカニズムは脂肪の分解促進と脂肪の合成を抑制することで中性脂肪を減少させるというものです。
私たちの食生活は惜しくも肉類中心で、年々魚の摂取量は減少しています。食事だけで十分なDHAとEPAを摂ることは難しいと言われています。
DHCのこのサプリメントは太平洋などで回遊するマグロから抽出、精製したDHAを使用しています。EPAについてはペルー沖を回遊するイワシなどの成分を使用しています。
こちらの製品もすべて国内の工場で製造されており、品質や安全性にこだわり抜いたサプリメントとなっています。
価格もお手頃でコストパフォーマンスがとても良い商品です。私も日ごろの偏った食生活を補うために使用しているサプリメントです。
口コミ
・コストパフォーマンスがよく続けやすい
・サプリメントでお馴染みのDHCが販売している商品なので安心して飲むことができる
魚不足を感じる方、集中力を高めたい方、血中の中性脂肪が気になる方におすすめの成分ですので、足りない方は是非サプリメントをお試しください。
ブルーベリーは目に良いことで有名ですが、肌を美しくする成分が入っていることはご存じでしょうか。栄養価が高く美肌効果が期待できるブルーベリーは、海外ではスーパーフードと呼ばれています。美意識の高い多くの人から注目されている果物なのです。
この記事を読めば、ブルーベリーがなぜ美肌に良いのか、その効果を知ることができます。おすすめの食べ方や注意点などについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ブルーベリーは目に良いだけではない!含まれる栄養素から効果を紐解く!
目に良いことで知られている「ブルーベリー」の原産地をご存じでしょうか。ブルーベリーは北アメリカ原産の果物です。もともとアメリカの先住民族であるネイティブアメリカンが、生果あるいは乾燥果実として食べていました。
またブルーベリーは、17世紀にアメリカに移住してきたヨーロッパ人が、厳しい気候の中でネイティブアメリカンからブルーベリーを分けてもらい、命をつないだといわれているほど栄養価の高い果物です。
日本では1951年にはじめて「ハイブッシュベリー」という品種が導入されました。現在では日本全国でさまざまな種類のブルーベリーが栽培されており、健康食品として多くの人から食されています。
ブルーベリーは海外とは旬の時期が異なるため、海外のものであればスーパーなどで一年中買うことができますが、国産ブルーベリーの旬の時期は夏です。産地は長野県や東京都、群馬県など全国各地で、毎年6月~8月にかけて収穫されます。
ブルーベリーは、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、食物繊維、アントシアニンなど栄養素が豊富です。特にアントシアニンは、強い抗酸化作用「アンチエイジング効果」があることで注目されている成分です。それ以外にも多くの効果があることで知られています。
ビタミンEにも抗酸化作用があり、動脈硬化や生活習慣病などの予防や老化防止に効果的です。また、食物繊維が多く腸内環境を改善させるので、整腸効果や便秘予防、解消に役立ちます。
多くの栄養素が含まれているブルーベリーは、アメリカでは「スーパーフード」に位置付けられており、健康効果に関する多くの研究が進められています。
ここまでブルーベリーの栄養と効果についてお伝えしてきましたが、アンチエイジング効果について詳しく知りたいと思う人もいるのではないでしょうか。次の章では、ブルーベリーの美肌効果について詳しくご紹介していきます。
ブルーベリーと美肌の関係は?「アントシアニン」でシミ・シワ・たるみと身体のサビ予防!
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、どのような美肌効果があるのでしょうか。まずは、アントシアニンの効果についてみていきましょう。
コラーゲンの生成を促進する
コラーゲンは肌や骨、軟骨など体のいたるところに存在しており、肌のハリに欠かせないものです。しかし、加齢により自らコラーゲンを生み出す力が弱くなってしまいます。
アントシアニンは、コラーゲンを結合させて生成を促進させる働きと、コラーゲンを分解する酵素(コラゲナーゼ)の活性化を抑える2つの働きをします。
コラーゲン生成にアプローチするアントシアニンは、美肌に効果的といえます。
紫外線による目のダメージを防ぐ
紫外線は、肌を老化させてシミやシワの原因になります。実は紫外線は肌だけでなく目からも入ってきて、肌に影響を及ぼすのです。
アントシアニンは、目の機能を回復させる力があるので、紫外線を受けた目の修復に効果を発揮します。ブルーベリーを食べることで、目のダメージを防ぎシミやシワを防いでくれるでしょう。
強い抗酸化作用による効果
アントシアニンは強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。肌の老化を加速させるのが「酸化(サビ)」です。私たちの体の中では、常に活性酸素が生み出されているのをご存じでしょうか。
活性酸素は、体内に入ってきた細菌やウイルスから私たちの体を守ってくれるものですが、活性酸素が増え過ぎると肌や細胞にダメージを与えてしまうのです。活性酸素によって肌が酸化すると、シミやシワ、たるみといった症状が引き起こされます。この時、抗酸化物質が酸化によるダメージを防いでくれるのです。
ブルーベリーには、抗酸化作用のあるビタミンEも含まれています。アントシアニンやビタミンEといった抗酸化物質を多く含むブルーベリーは、肌や体の酸化を防いで美肌に導いてくれる、アンチエイジングに欠かせない食べ物だといえるでしょう。
美肌のために効果的なブルーベリーの食べ方とは?カンタンで美味しいレシピもご紹介
ブルーベリーは1日にどのくらい食べると良いのでしょうか。ここでは美肌に効果的なブルーベリーの食べ方やレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
摂取量の目安は?
厚生労働省が定める「健康日本21」(国が取り組む、21世紀における国民健康づくり運動)では、1日の果実摂取目標量は200gとされています。ブルーベリーの効果をしっかり得るためには、生のブルーベリーを1日に約80g(粒で換算すると約40粒)を目安に食べるのがおすすめです。
アントシアニンが体内の酸化から守る働きをするのは3〜4時間なので、1日の中で数回に分けて食べるのが効果的だといえます。
いつ食べるのが効果的?
ブルーベリーは1日の中で数回に分けて食べるのが効果的ですが、特に朝に食べるのがおすすめです。ブルーベリーは消化が早いため、空腹時に食べると約30分でエネルギーとなって身体に吸収されます。
また、紫外線を浴びる前の朝に、抗酸化作用のあるブルーベリーを食べると紫外線予防に有効です。
おすすめの食べ方
ブルーベリーは加熱するよりも、生で食べる方が簡単で栄養価をしっかり摂ることができます。なぜなら、加熱するとビタミンCが減ってしまうためです。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトなどにトッピングして食べるのがおすすめです。
抗酸化作用を含んだ食べ物と一緒に食べると、相乗効果が期待できます。例えば、リンゴやマンゴー、ほうれん草、セロリなどでスムージーとして飲むのも良いでしょう。
ただ、加熱してもアントシアニンの効果は変わりません。ジャムやソースにしておくと日持ちするので作り置きしておくと便利です。
ブルーベリーのおすすめレシピ
美容にも健康にも良い簡単レシピをご紹介します。
ブルーベリーのフルーツサラダ
ブルーベリーにビタミンCが多く含まれるオレンジ、キウイ、ミニトマトを加えたサラダはさっぱりとしていて、これからの暑い季節におすすめです。
<材料>
ブルーベリー好みの量
オレンジ1個
キウイ1個
ミニトマト赤(あれば黄色も)約6個
オリーブオイル大さじ1
リンゴ酢大さじ1
塩コショウ適宜
<作り方>
1.オレンジとキウイは皮を向いて適当な大きさにカットします
2.ミニトマトは半分にカットします
3.ボウルに材料を入れてオリーブオイル、リンゴ酢、塩コショウで味付けをします
4.最後にお皿に盛り付けて完成です
リンゴ酢の代わりに白ワインビネガーを使うと、さらにすっきりとした味わいになります。
ブルーベリー+ヨーグルト
<材料>
プレーンヨーグルト100g
ブルーベリー好みの量
レモン汁少々
ハチミツ小さじ1
<作り方>
1.ヨーグルトを器に入れます
2.1にブルーベリーを加えます
3.2にレモン汁とハチミツをかけます
4.すべてを混ぜて完成です
加糖ヨーグルトの場合はハチミツをかけなくてOKです。また、暑い時期には冷凍ブルーベリーを使うとヨーグルトも冷えるため、おすすめです。
ブルーベリーの食べすぎによる悪影響とは
ブルーベリーが健康にも美容にも良いからといって、食べすぎには注意しなければいけません。
ブルーベリーを食べすぎるとかえって体に悪影響を及ぼす可能性があります。ここではブルーベリーの食べ過ぎによって起こる症状についてみていきましょう。
下痢や便秘になる
ブルーベリーは食物繊維が多く含まれているため、食べ過ぎると腸の筋肉が弱まり機能が低下してしまいます。いわゆる消化不良です。その結果、下痢を引き起こしてしまうのです。
またブルーベリーに含まれる不溶性食物繊維は、便をかさ増しして腸の働きを促し、便秘を解消するのに効果的といわれています。しかし、食べ過ぎると大腸内でかさ増しして増えた便の水分が腸内で吸収されてしまい、便が出にくくなってしまうこともあるのです。
ブルーベリーの食べ過ぎは、下痢や便秘を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
アレルギー反応が出る
ブルーベリー自体には、強いアレルゲンは含まれていません。ただしブルーベリーはツツジ科なので、ツツジ科の植物によるアレルギーがある人は注意が必要です。
果物などでアレルギー反応が出る場合は「口腔アレルギー」が考えられます。口の中にかゆみやしびれなどの症状が出た場合は、食べるのを控えましょう。
冷凍ブルーベリーでも様々な効果はある?
国産の生ブルーベリーは、旬の時期が限られていたり、収穫してから栄養価や味が落ちていく速度が早かったりするなどするため、スーパーなどにあまり出回っていません。
海外のものであれば一年中買うことができますが、中には国産のブルーベリーが欲しい人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが冷凍ブルーベリーです。冷凍ブルーベリーは国産のものも手に入れやすいのが魅力です。
実際に冷凍ブルーベリーを食べている人も多いと耳にします。しかし「冷凍だとブルーベリーの栄養素が落ちるのでは」と気になる人もいるのではないでしょうか。
実は、ブルーベリーのアントシアニンは、生よりも冷凍の方が増加するといわれています。冷凍ブルーベリーは、マイナス20度で急速冷凍するため栄養素の変化が少なく、冷凍することで皮の細胞が壊れて栄養素を吸収しやすくなるそうです。
ただ、家庭用の冷凍庫の温度はマイナス18度以下と決まっています。家庭の冷凍庫は開け閉めすることが多く温度が上がってしまう可能性があるため、あまり長い期間保存するのはおすすめできません。約3〜6ヶ月で食べ切るのがおすすめです。
ブルーベリーをお得に手に入れる方法をご紹介!
ブルーベリーはスーパーでも買えますが、たくさん買うならネットショップがおすすめです。ポイントを使ったり貯めたりしたいのであれば、Amazonや楽天市場、Yahooで購入すると良いでしょう。送料無料になっている店舗も多く、お得に買うことができます。
また「食べチョク」なら、産地直送で全国のこだわりをもった農家さんから直接商品を購入できます。生産者が自ら箱詰めを行うので、一般的なスーパーと比べて鮮度の良い商品が届くのが最大のメリットです。
さらに、ふるさと納税でお得にブルーベリーを手に入れる方法もあります。滋賀県や福岡県、茨城県など多くの自治体で6月いっぱいまで受け付けているようなので、チェックしてみると良いでしょう。
ブルーベリーの価格は、産地やショップによって幅があります。いろいろなサイトをチェックしてみることをおすすめします。ブルーベリーをお得に手に入れて、美肌と健康を維持しましょう。
妊活におすすめの成分・効果・推奨量を解説!葉酸・ビタミンDの他には何がある?
妊活をする方にとって、栄養バランスの取れた食生活は妊娠に向けた身体作りに欠かせません。
よく挙げられるのが胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減が期待できる葉酸や、骨の生成に必要なビタミンDです。
ここではそれ以外にも、補うとよい栄養素を解説します。
葉酸が働くのに欠かせない、ビタミンB群
ビタミンB群はお互いに関わりあって働くため、それぞれをバランスよく補うことが大切です。
たとえばビタミンB12は葉酸とともに赤血球を作り、ビタミンB6はヘモグロビンの合成を促します。
また葉酸が行うタンパク質の生合成についても、そのエネルギー源を作るのにビタミンB1やB2、ナイアシン、パントテン酸は欠かせません。
厚生労働省によると葉酸は妊娠を考える女性の場合、1日当たり食事から240μg、サプリメントからプテロイルモノグルタミン酸400μgの摂取が推奨されています。
ビタミンB群の必要量
ここでは、ビタミンB群について18~49歳までの成人の必要量をそれぞれ紹介します。
ビタミンB1は男性の場合1.4mg、女性は1.1mgが必要です。特にビタミンB1が多く含まれている食品は米や豚肉、ごまであり、米は精白米より玄米に豊富です。
ビタミンB2は男性は1.6mg、女性は1.2mが必要です。ビタミンB2は魚介類やレバーに多く含まれ、熱に強いためスモークレバーなどにも豊富に含まれます。
ビタミンB6は男性の場合1.4mg、女性の場合1.2mgが推奨量です。ニンニクや唐辛子のほか、マグロの赤身に豊富ですが、腸内細菌からも合成されるため不足する可能性の低いビタミンです。
ビタミンB12は男女ともに1日当たり2.0μgが必要とされ、特に魚介類や藻類に豊富に含まれるほか、卵やチーズにも豊富ですが、植物性の食品には含まれていません。
ナイアシンは男性は15mgNE、女性は18~29歳までなら11mgNE、30~49歳までは12mgNEが必要です。魚介類、肉類やキノコ、穀物に豊富で、特にまいたけに多く含まれます。
パントテン酸は男性は1日当たり5mg、女性は4mgとされており、特に鶏レバーやしいたけに豊富で、肉類や魚介類、穀物、大豆、緑茶と様々な食品から補えます。
ビオチンは男女ともに1日当たり50μgが目安量で、腸内細菌からも合成されるビタミンB群です。特にしいたけやマイタケといったキノコ類、卵黄、魚介類、ナッツ類に豊富です。
ビタミンB群は水溶性であり、体内に残りにくいものの、過剰摂取にならないよう注意しましょう。
身体づくりに欠かせない、タンパク質
細胞の原料となるタンパク質ですが、意識して摂らないと不足しがちな栄養素の1つです。
女性の場合、1日当たり50g、男性は60gが推奨量とされます。
肉類なら100gあたり鶏ささみに23.0g、牛のもも肉に21.2g、ウインナーに13.2g含まれています。
また大豆食品では100gあたり豆腐なら6.6g、厚揚げなら10.7g、納豆なら16.5gです。
ここでポイントとなるのは、大豆など植物に含まれるタンパク質と、乳製品に含まれるタンパク質の吸収にかかる時間には差があるということです。
そのため肉だけ、大豆製品だけ、というよりも、どちらも合わせて摂ると効果的です。
タンパク質を含むサプリメントと言うと、プロテインが挙げられます。普段の食事でどうしてもタンパク質を摂る機会が少ない方は、使用してみると良いでしょう。
タンパク質は、これ以上摂ると体調へ影響を及ぼすとされる耐容上限量は設定されていません。
しかし、ハードな筋トレや身体を良く使う仕事をしていない限り、基本は推奨量内に収めることが重要です。
血液を作る、鉄
人間の体内において、血液に含まれる赤血球の素材となる鉄は、とても大切な栄養の1つです。
女性の場合、妊娠を目指す月経ありの女性なら10.5mg、男性は7.0~7.5mgが目安となります。
女性は妊娠後は胎児に十分な酸素を送れるように、妊娠から3ヶ月目までは2.5mg、妊娠4ヶ月目から出産までは15.0mg、授乳中は2.5mgをプラスして補うことが推奨されます。
そのため食品だけでなく、サプリメントを利用するのも1つの手です。
鉄分が豊富な食品には、赤身の肉やレバー、魚、貝、大豆、海藻などに豊富とされます。特にレバーや肉、魚、貝に含まれるヘム鉄は、吸収率が高いのが特徴です。
しかしレバーは、過剰摂取すると胎児へ影響が出る恐れもあるビタミンAの含有量も豊富なため、妊娠を控える方は避けた方が良いとする意見もあります。そのため、極端に摂取をし続ける、などは避けておいたほうが安心でしょう。
レバー以外の鉄分が豊富で摂りやすい食品として、ほうれん草100gあたり鉄分は約2mg、切り干し大根は20gあたり1.9mg、卵は1個あたり0.9mg、木綿豆腐は150gあたり1.4mgが補えます。
野菜や大豆類に含まれる非ヘム鉄は、ビタミンCや動物性タンパク質と一緒に補うと吸収率が高まるため、2つの食材を組み合わせるとより摂りやすくなります。
骨や歯の形成に必須、マグネシウム
マグネシウムは、通常私たちの骨に大部分が貯蔵されているミネラルです。
神経の興奮を抑えるほか、血圧維持やエネルギー産生のサポートに利用されますが、近年は日本人の食生活の変化に伴い、摂取量が減っている栄養素でもあります。
マグネシウムは、玄米や雑穀、種子類、魚介類、野菜、海藻に豊富な栄養素ですが、こうした食品を食べる機会が減っているためです。
1日当たりの推奨摂取量は、男性の場合は320~370mg、女性は270~290mgです。妊娠中は、さらに40mgを追加で補うことが推奨されます。
不足しやすい、カルシウム
女性の平均的なカルシウム摂取量は、1日当たりおよそ500mgと言われており、これは女性の推奨量である650mgに届いていません。
また男性の場合は1日当たり650~700mgが推奨量ですが、こちらも平均して1日当たり520mgを摂取しているとされ、推奨量に届いていません。
男女両方にとってカルシウムは不足しがちな栄養素であることがわかります。
しかしサプリメントで大量に補うと、泌尿器系結石や他のミネラルの吸収を阻害する恐れがあります。
特にマグネシウムの吸収が妨げられてしまうため、サプリメントで摂取する場合は1日当たりの摂取基準以下のものを選びましょう。
一方、食品の場合は、基本的によほど大量に摂取しない限り過剰摂取になることはありません。
カルシウムが豊富な食品には、サクラエビやしらす干しなどの魚介類を干したもの、チーズなど乳製品、凍り豆腐や切り干し大根などが挙げられます。
細胞作りに欠かせない、亜鉛
亜鉛はタンパク質やDNA合成、ホルモンの合成や分泌の調整など、様々な働きを持つ栄養素です。
不足すると皮膚炎や食欲不振のほか、味覚障害などを引き起こすとされます。日本人の1日当たりの推奨摂取量は、男性は10mg、女性は8mgです。
様々な食品に含まれており、とくに豊富なものでは牡蠣に100g中13.2mg含まれています。様々な食品を満遍なく食べている方は、不足しにくい栄養素です。
一方で、普段の食生活が偏りがち、決まったものを食べることが多いという方は、不足している場合があります。
ストレスなどでも消費される、ビタミンC
男女ともに1日当たり100mgが推奨されるビタミンCは、コラーゲンの生成に必須です。
コラーゲンは肌だけでなく、骨などの結合にも必須なため、不足すると骨や血管がもろくなります。
皮膚のメラニン色素の生成抑制や、ストレス、風邪への抵抗力を維持する働きも持っています。
ビタミンCが豊富な食品には、パセリやピーマン、ブロッコリー等の野菜、ケールを豊富に含む青汁や緑茶が挙げられます。
熱に弱いという特徴も持ちますが、じゃがいもやさつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんによって熱から保護されるため、冬場などにおすすめです。
またサプリメントで補うと、速やかに尿から排泄されてしまうため、食事から補うことを心がけるとより効率よくビタミンCを補えます。
気になる成分「マカ」はどう?
妊活サプリメントに含まれることがある栄養素の1つに、マカが挙げられます。
マカには性機能の改善効果や更年期障害の治療、リウマチ、貧血など様々な効果があるとされますが、現時点で妊活に対するマカの決定的な効果は認められておらず、より厳密な研究が必要とされている段階です。
韓国東洋医学研究所によると2016年に行われた精液へのマカの効果を検討する調査において、11のデータベースから得た実験結果を比較したところ、効果は限定的という結果でした。
したがってマカを積極的に摂り入れるより、栄養バランスの整った食事と十分な睡眠、適度な運動を心がける方が、現状では効果的です。
妊活サプリメントはいつから飲むべき?飲み方を解説!
女性も男性も、妊娠を希望した時から飲み始めるのがおすすめです。特に女性の場合、葉酸は妊娠を希望し始めたときから飲んでおくとよいでしょう。
ただし、男女同じサプリメントを飲む必要はありませんので注意が必要です。
夫婦で同じ妊活サプリメントを飲まなくてもOK
妊活サプリメントを夫婦で飲むことは、二人で一緒に妊活に向けて行動できるだけでなく、毎日の生活習慣をお互いに話し合うきっかけにもなります。
しかし妊活サプリメントと一口に言っても、含まれる栄養素は様々です。また妊活において男女が摂るべき栄養素は異なります。
そのため一緒に妊活サプリメントを活用するかどうかは、夫婦それぞれの生活スタイルや利用したい妊活サプリメントの栄養素に応じて考えることが大切です。
妊活向けの成分が男女それぞれでどれくらい摂取すればよいのか解説していきます。
葉酸の摂取量
妊娠を希望する女性は葉酸の摂取が推奨されますが、男性は葉酸を積極的に摂る必要はありません。
一般的に、女性向けの妊活サプリメントには葉酸が1日当たり400μgを目安に含まれますが、男性の1日当たりの葉酸摂取量は240μgです。
鉄の摂取量
鉄も女性の場合は1日当たり10.5mgの摂取が目安とされますが、男性は7.0~7.5mgの摂取が目安となります。
タンパク質の摂取量
妊娠中の女性の場合は約70gのタンパク質を摂取することが推奨されています。男性の場合は60g、筋トレ中の方なら体重1kgあたり2gが目安となっています。
このように栄養素の必要量には差があり、夫婦で同じ妊活サプリメントを飲むより、それぞれの必要な栄養素に応じてサプリメントを選ぶことが大切です。
妊活向けのサプリメントは女性向けの栄養バランスであることが多いため、男性は男性向けの妊活サプリメントを選ぶと良いでしょう。
パートナーが妊娠した後も、健康維持を目指してマルチビタミン・ミネラルを継続するのもおすすめです。
妊活サプリメントの選び方を解説!
妊活サプリメントを選ぶときに注目したいのが「成分量」と「飲みやすさ」「コスパ」です。
サプリメントはあくまでも、食事から補充しきれない栄養素を補うためのものです。過剰に摂りすぎると、身体へ悪影響をもたらすこともあります。
サプリメントの副作用や影響は、研究ではなくあくまでも実際に飲んだ人に起きたデータをまとめたものです。妊娠前の人や妊婦は、倫理的に臨床上の対象にすることが出来ません。
妊娠した場合のみならず、安全のために成分量が確認できない妊活サプリメントは避けた方がよいでしょう。
成分量をチェックするときは、今回紹介した栄養素の摂取量や厚生労働省が発表している「食事バランスガイド」を参考に、自分にとって必要な栄養が含まれているか確認することが大切です。
特に葉酸を中心に選ぶ場合は、モノグルタミン酸型の葉酸が1日当たり400μg補えるものをまずは探しましょう。
飲みやすいサプリメントを探そう
飲みやすさは飲んでみないと分からないものの、粒の大きさや匂いにも気遣っているメーカーを選ぶことで、ある程度は飲みやすいものを探せます。
また定期便などを利用する場合は、返金保証がついているサプリメントを選ぶと体質に合わなかった場合や、飲みづらく続けられなさそうな時でも安心です。
長期的に飲むからこそコスパも重視
妊娠期間は10ヶ月あり、産後も栄養補給のためにサプリメントが必要になる場合もあります。葉酸サプリメントだけに限っても、妊娠を希望する1ヶ月前からが推奨される摂取タイミングです。
長い期間飲み続けることを見越して、コスパ面も重視しましょう。
この時、価格帯が数百円程度の安すぎるものだと、確かにコスパ面は優秀ですが摂取できる成分が少なすぎる場合もあります。
一方で、月に5,000円~1万円と費用が発生するサプリメントは、続けること自体が経済的な負担になるかもしれません。
自分が1ヶ月に妊活サプリメントにかけられる費用と、普段の食生活とのバランスを加味したうえで選ぶと良いでしょう。
妊娠してからは栄養素のバランスに注意して選ぶ
時期に応じて、必要な栄養素を含むサプリメントを使うのがおすすめです。
たとえば葉酸は妊娠初期から必要なため、女性は妊娠を望んでいる期間(妊活中)から摂取を始めるのがよいとされます。
厚生労働省の発表によると女性は妊活中から妊娠3ヶ月目までは食事から240μg、サプリメントからはモノグルタミンサン型葉酸400μgの摂取が望ましい形です。
妊娠4ヶ月目以降、出産までの間は、食事から合計で480μgを目指して補います。
そして授乳中は食事から240μgを基準に、さらに100μgを食事から摂ることが必要とされます。
つまりモノグルタミン酸型葉酸をサプリメントから400μg補うのは、妊活中から妊娠3ヶ月目までが目安であり、それ以降は葉酸を補うにしても400μgも必要ないのです。
葉酸とは反対に、妊娠中、4ヶ月目から出産までの間、さらに補う量が増えるのが鉄です。特に食事からの摂取量に加え、15mgを補うことが推奨されています。
一方でビタミン群は、ビタミンCやビタミンBを始め水溶性と呼ばれる「水に溶けやすいビタミン」も含まれており、こちらは毎日補うことが大切です。
このように妊活中から妊娠初期、妊娠4ヶ月目から出産、授乳中まで、女性の必要とする栄養素はめまぐるしく変わります。
それぞれの時期に応じた量を補えるサプリメントを選ぶようにしましょう。
妊活サプリメントのおすすめランキング!
妊活サプリメントの選び方に合わせ、おすすめのサプリメントを3つ紹介します。
栄養不足が気になる人に、株式会社ニューアクション makana
豊富な栄養素をカバーした、オールインワンタイプの妊活サプリメントです。鉄や亜鉛、ビタミンB群のほか、ビタミンDやビタミンEについても配合されています。
香料や着色料、酸味料などは無添加で、安全性にもこだわった栄養機能食品です。
また次回発送の10日前からなら、いつでも解約できます。
ご夫婦協力コースを注文すると購入特典として、男性向けにスマートフォンで精子の動きを観察できる専用のルーペも届くなど、夫婦で取り組みたい人にもおすすめです。
口コミ
・日本産のマカが使われているので安全面にも期待して選びました、匂いもなく続けられそうです
・栄養面が豊富なので他のサプリメントを飲まなくていい
・夫婦で取り組みやすいので続けられそう
時期別に選べる、ゲンナイ製薬株式会社 プレミン
原材料の原産地から最終加工国まで全て公開し、妊活開始時期から妊娠初期まで必要な栄養素を時期別に摂取できるサプリメントです。
葉酸やビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、鉄、カルシウム、マグネシウムが配合され、美容成分など不要な成分が含まれておらず、妊活に必須の成分を補えます。
製造工場は「NSF GMP」に認定された工場です。この認定は日本のGMPより厳しく、国際的な第三者機関の認定をクリアしているため、安全性も非常に高いサプリメントです。
さらに臨床試験として「一般女性を対象とした安全性試験」を実施しており、人間が摂取することに対し問題がないことが証明されています。
また妊娠した後も16週から出産まで専用の「プレミン 16w」や、出産後から授乳中を補う「プレミン ママ」も販売しているため、出産までサプリメントを切り替えながら続けられるのが特徴です。
原材料にこだわりたい方や、時期別に必要な栄養素を過不足なく補いたい方におすすめです。
口コミ
・匂いがきつくなく飲みやすい
・定期回数の縛りもなく安心して続けられる
・材料の原産地も分かるので安心
食事面が不規則な方に、はぐくみプラス はぐくみ葉酸
食事から補える天然葉酸と、摂取が推奨される合成葉酸の両方が補えるサプリメントです。
葉酸の摂取については食事から240μg、サプリメントから400μgが推奨されますが人によっては食事からの葉酸摂取量が不足している場合もあります。
はぐくみ葉酸にはレモンから作られた葉酸が使用されており、ビタミンB群や鉄分、カルシウム、ビタミンCが配合されています。
定期的な安全試験のほか、製造工場もGMPの認定を受けており、会員サポートとして管理栄養士からの食事サポートも実施している、安全面にこだわった葉酸サプリメントです。
利用時には10日間の返金保証で、継続の縛りもないのが特徴です。
口コミ
・飲み始めてから体調も良くなった
・体調が悪い時でも飲めるくらい飲みやすい
・疲れにくくなり、妊活にも前向きになれた
テレビや雑誌、SNSなど、私たちはたくさんの情報を目にしています。それが自分に合っているのか、正しいのかもよくわからないのに、“芸能人が言っていたからやってみよう”と安易に始めることもあると思います。
しかし、人によって体質や生活習慣は様々で、ある人に合ったものが自分に合うとは限りません。
こんにちは。ココロとカラダの栄養サポート パーソナル管理栄養士×国際中医薬膳師の相川朋世です。
食事と言えば、ダイエットや健康管理のイメージがあると思いますが、スキンケアにもとても重要な役割を果たしています。美肌は体の内側から。そのために毎日の食事で何を食べるかがとても重要です。
何気なく口にしているモノが、シミやソバカスの原因になっている事もあります。
今回はシミを作っている生活習慣と、シミ予防の食事についてお伝えします。
シミの原因は血の巡りの悪さ
血は、全身を巡って全ての細胞に栄養や酸素を与える“体内の美容液”です。
血の巡りが悪かったり、血が少ないと代謝は悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。すると、シミやソバカスの原因になるほか、目の下のクマや顔色の悪さ、肩こりや生理痛など様々な不調を起こします。
身体に良いと思ってやってしまっている3つのNG習慣
紫外線が強くなる夏、日焼け止めや化粧水でしっかりとケアをしているかもしれませんが、身体にいいと思って続けている習慣が、実はシミの原因になっているかもしれません。
毎朝のヨーグルト
腸内環境を整えるヨーグルトですが、実は身体を冷やす性質があります。
もともと冷え性で、普段から冷えが気になっている方や、胃腸が弱く下痢気味の方が習慣的に食べると、食べたものからエネルギーや血を作り出す脾を弱くし、うまく血を作り出すことができなくなります。
また、血の巡りを悪くする三大要因は“冷え”“過労”“ストレス”と言われています。ヨーグルトを食べたいときは、単体では食べず、食事の後に食べたり、黒糖やシナモンなどの身体を温めるものと一緒に食べると、冷えを和らげることができます。
座りっぱなし
仕事でPCを使い、長時間座りっぱなしの方も少なくはないでしょう。
血は血があるだけでは動きません。心臓のポンプ作業で動きますが、身体を動かした方が巡りはよくなります。
座りっぱなしでは、血は巡りづらく、頭痛や肩こりの原因にもなります。時間を決めたり、区切りのいいところで一度席を立ち、少し歩いたりストレッチをするようにしましょう。
スマホの見過ぎ
中医学で血は精神を安定させる働きがあり、情緒や睡眠に関係するといわれています。
すると、睡眠時間を削るだけでなく、質の良い睡眠ができなくなってしまいます。血は睡眠中に多く作られるため、質のいい睡眠と7,8時間の睡眠時間は確保した方がいいでしょう。寝る前1.2時間はスマホを見ない習慣をつけましょう。
スーパーで買えるシミ対策食材
納豆
1パック10円程度で買える納豆ですが、血を巡らせる働きのほか、胃腸の調子を整える働きがあります。混ぜるだけで食べられ、ご飯のおかずになる優秀食材です。
パプリカ・ピーマン
ピーマンやパプリカも血を巡らせる働きがあります。血の巡りをよくするには、気を巡らせることも大切です。気の巡りはストレスや過労で悪くなってしまいます。ため息をよくしたり、疲れを感じる時に食べるとよいでしょう。
パセリ
彩や飾りによく使われるパセリですが、実は血を補い巡りもよくする美肌に欠かせない食材です。そのままでは香りが強く食べづらいですが、卵や他の野菜と炒めると香りが弱くなり食べやすくなります。筆者はよく納豆に入れて食べますが、納豆自体の匂いが強いので、意外とパセリが気にならず食べることができます。
意識することで、身体は変わる
ついつい行う日常の行為が、様々な不調にかかわっているかもしれません。ちょっとした行為や食習慣でも、毎日積み重ねが身体を良くも悪くもします。
シミやソバカスなど肌のケアは外からもできますが、血という“体内の美容液”をたっぷり巡らせることを意識して、この夏から、食事で美肌ケアをしていきましょう