漢方の視点からみると、やはりお肌の材料は食べるものから…ですので、まずは食事を整えることが大切かと思います。
冷たいもの、甘いもの、脂っこいものを避けて、和食を多めにし、素材には旬のものを選ぶと、その季節に必要な栄養素が補えるでしょう。ご飯に、肌を整えるハトムギや丸麦、うるちあわなどを加えた雑穀ご飯もおすすめです。
私は毎朝、卵を1つ食べています。細胞のもとはタンパク質。卵のタンパク質は上質です。タンパク質といえば豆類もおすすめです。いらないものを排出する働きがあります。
何より大事なのは、よく噛むことです。噛みながら「ありがとう」を6回数えると1口で30回噛めます。あくまでも目安ですが、唾液とよく混ぜて胃腸に送り、消化力がよく働くと、肌のツヤもよくなり潤いも保てる…というのが漢方の考え方です。
あとは外からの影響も見逃せません。春は風邪(ふうじゃ)の影響で肌を乾燥させトラブルを起こしやすい季節です。洗顔後にすぐ少量のオイル(ライスオイルなど)を馴染ませると、そのあとの化粧水の浸透がよくなり肌荒れを防いでくれます。
参考になります!