目の”ものもらい”に頻繁になる。原因と対策を教えてください。
目のモノモライに頻繁になります。だいたい2-3ヶ月に1回くらいなります。
特に目をこすったというつもりはないのですが、こんなに頻繁になる人っていないように思います。
免疫が落ちている時になると聞きますが、特に風邪をひいたり体力が落ちているタイミングでもありません。
眼科でも目薬をもらうだけです。
どうにか予防はできないでしょうか?また、モノモライができないような生活習慣などあれば教えてください。
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sasaさん、ご質問ありがとうございます。
ものもらいになると、視界が悪くなったり、女性としては見た目も気になったり、、頻繁になるのは、とてもお辛いですね。
ものもらいには多く分けて麦粒腫と霰粒種の2種類があります。
・「麦粒腫」←まぶたの生え際のマイボーム腺やその他の分泌腺に雑菌が感染し、まぶたが腫れる、赤くなる、痛くなるなどの症状が出たもの。主に「黄色ブドウ菌」による感染が原因。
体中に黄色ブドウ球菌は常在しており、健康な人には何も害をもたらさないのですが、免疫力が低下すると感染しやすくなります。
・「霰粒種」←マイボーム腺の内側に脂肪が蓄積して詰まってしまうことで、腫れたり、白いしこりのようなできものができたもの。
ですので、免疫力を低下させない・マイボーム腺を詰まらせないことが、ものもらいの予防の基本になります。
Sasaさんは、ご自身の基礎体温をご存知でしょうか?
基礎体温とは朝起きてすぐ安静な状態のまま測定する体温のことです。
この基礎体温が36度未満の場合は低体温と呼ばれ、それ以上の方よりも免疫力は低い状態です
。ちなみに、体温が1℃下がると免疫力が30%低下すると言われています。
ですので、風邪をひいていなくても、低体温の方は、日頃から免疫力が低下している可能性があります。
また、風邪をひいている時以外にも、生理前や生理中もプロゲステロンの働きにより、免疫力が下がりがちです。
ものもらいの予防として、具体的には、下記のようなことが挙げられます。
・充分な睡眠をとり、疲労やストレスを溜め込まない
・規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事を心がける
・マイボーム腺の排出口が詰まらないように、お休み前や入浴中にホットタオルで2~3分温める
・シャワーで済ませず、できるだけ湯船につかる
・目にごみが入ったときには、こすらずに、涙で流したり、目薬や目の洗浄液で優しく洗い流す
・メイク道具や寝具を清潔を心がける
・コンタクトレンズは、できれば使い捨てタイプを使用する。できるだけ付けている時間を短くし、一日で交換を。
(参考)https://病気の症状と治し方.com/1076/
ご参考になれば幸いです。
また何か気になることがありましたら、いつでもお気軽にご質問くださいね。
中村先生
とても分かりやすいです。ありがとうございます!!!
疲れていたり、風邪気味の時になりがちなので、免疫が低いからなのだと思います。
体が休めと言っているのですね。
とても参考になりました。