ベランダでも綺麗に日焼けする方法とは?おすすめの時間帯やケア用品もご紹介
ベランダでも綺麗に日焼けすることができるの?
通常日焼けといえば海やプールなどのレジャースポットへ行くことを想像することが多いですが、自宅のベランダでも日焼けをすることは可能です。
なぜなら、基本的に紫外線はどこにいても降り注いでいるからです。
日焼けするためには場所よりも天候や時間帯、日焼けの仕方を意識することが重要です。
ベランダで日焼けする際の注意点
ベランダで日焼けをする際は、以下の点に気を付けましょう。
熱中症
夏には屋外でも家の中でも熱中症になる人が増えますが、家のベランダでも同様です。2019年8月に、家のベランダで日焼け中の男性が熱中症で死亡したという事件がありました。その日の気温は34.2℃で、暑さ指数は、5段階で最も高い「危険」を示していたそうです。
「ベランダだからすぐに家に入れば良い」「いつもしているから大丈夫!」などと過信せず、水分をしっかり取って熱中症にはくれぐれも注意をしましょう。
人目
家のベランダとは言っても人目が気になる!という人は多いのではないでしょうか。特にアパートのベランダは柵になっていることが多く、周りからの視線が気になります。
完全なプライベート空間で日焼けをしたい方は、柵にすだれを付けて目隠しすることをおすすめします。
一軒家の庭やベランダでも同様です。向かいの家の2階から見えたり、通り道から見えることもあります。移動式のラティスやパーテーションを気になる場所に設置することで、人目を気にせず日焼けライフを楽しむことができます。
おすすめの天候と時間帯とは?
安全に効率よく日焼けをするなら、紫外線の影響が少ない天候と時間帯に行うのがよいでしょう。
おすすめの天候
日焼けをするのにおすすめの天候は、「太陽が差し込まない曇りの日」がよいでしょう。
気象庁が発表している「紫外線の強さの指標と天候の関係」から、紫外線が一番強い快晴の日の紫外線の影響を基準にすると、通常の晴れの場合はほぼ同程度、薄曇りの場合は快晴時の約90~80%、曇りの場合は約60%、雨が降っている場合は快晴時の約30%まで紫外線の影響は減少します。
(ただし、曇りの日は雲の状態によっては、快晴よりも紫外線の影響が大きくなる場合もあります。特に、曇りの中でも日射しが差し込む場合などは危険ですので注意してください。)
紫外線の影響が少ないのは太陽が差し込まない曇りの日で、日焼けにはよいタイミングです。
おすすめの時間帯
日焼けをするに避けた方がよい時間帯は、紫外線が非常に強い午前10時~午後14時です。
安全に日焼けが出来る時間帯は、午前9時前と午後15時以降だと考えてください。
国内の地域の紫外線の差
紫外線の強さは住んでいる地域によって違いがあります。
日本で一番紫外線が強いとされているのは、沖縄や九州地方を想像する方が多いのではないのでしょうか。
実は、日本国内で紫外線が一番強いのは、長野県松本市だと発表されています。標高が高いことや、日照時間が長いなどの理由から紫外線の量が多いようです。
ちなみに1位は長野県、2位は宮崎県、3位は沖縄県、全国的に紫外線の少ない場所は北海道という結果が出ています。上位の県の紫外線量は、北海道の約2倍にも及ぶそうです。同じ日本国内でも、場所によってこんなにも差が出るというのは驚きですね。
紫外線量の多い地域の方は、短時間の日焼けでも肌や体に負担になる可能性があるため、日焼けの時間、天候、時間帯を考えましょう。
日焼けの仕方とは?
綺麗に日焼けをするための天候や時間帯を踏まえた上で、「日焼けの仕方」に関してご説明します。
日焼けの仕方で大切なことは3点あります。
・日焼けの下地を作ること(日焼けに体を慣れさせること)
・適切にオイルを塗ること
・ゆっくりと日焼けをすること
1つずつご説明いたします。
日焼けの下地を作ること(日焼けに体を慣れさせること)
日焼けの下地を作るとは、短い時間で日数をかけて日焼けをすることを意味しています。日焼けは火傷の一種ですから、突然日焼けをすると赤くなってしまったり、ヒリヒリしてしまうことも多くあります。
そのため、1日30分くらいから開始してください。
適切にオイルを塗ること
通常の日焼け止めではなく、「サンオイル」を塗ることで綺麗に焼くことが出来ます。
紫外線の指標にしているものにはUV-Aと、UV-Bがあります。簡単にご説明すると、UV-Aは日焼けした際に黒くなり、UV-Bは人体に影響があり、火傷をすると言われています。サンオイルはこのUV-Bを止める働きをもっていますので、使用することで炎症をおこさず、肌に負担をかけずに日焼けをすることが出来ます。
ゆっくりと日焼けをすること
これは1日で一気に小麦色の肌を目指そうとすると肌への負担が大量にかかってしまいますので、毎日ゆっくりと適切な方法で日焼けをするようにしてください。
日焼けをして保湿することを繰り返せば、美しく焼いていくことができます。
気を付けながら日焼けをしていても、人によっては適切な時間や日焼けの程度は違ってきますので、もし炎症が出てしまったり、緊急的に応急処置が必要になった場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
日焼け後に行うべき3つの応急処置とは?美白成分やパックについても解説
おすすめのケアアイテム3選
ベランダで日焼けをするためには同時にケアアイテムを準備することを忘れないようにしてください。
ケアアイテムというのは、「安全に綺麗に日焼けする」ためには必須です。
ここでは、3つに分けて説明していきます。
➀サンオイル
②ビタミンサプリ
③肌を保湿するクリーム
➀サンオイル
サンオイルは綺麗に日焼けするためには、最も欠かせないアイテムになります。
炎症を起こすUV-Bのみをカットするものが効率がよいです。ただ、肌の保湿も考えてSPFが低く保湿力が高いものを選んでもよいでしょう。
②ビタミンサプリ
日焼けをすることで沢山のビタミンが奪われてしまいます。
そのため、日焼け前や日焼け後にはケアアイテムとして、沢山のビタミンを効率よくとることが重要になります。
特に日焼け後のシミケアにはビタミンCが有効なので、果物やサプリメントでビタミンを補給しましょう。
ただ、食べ物だけでは摂取量が足りないこともあるので、上手にサプリメントと併用することがおすすめです。
また、美容皮膚科でビタミンCに関するサプリメントなどを処方をしてもらってもよいかもしれません。
③肌を保湿するクリーム
日焼け後には必ず肌を保湿するクリームを使いましょう。
肌を日焼けで傷んだままにしていると、綺麗に焼く前に皮がむけてしまったり、ボロボロになってしまうこともあります。
アロエエキスを配合していてほてりを抑えるものが有効です。
便利なベランダ日焼けお助けアイテムもチェック!
ベランダ日焼けをする際に快適で便利なお助けアイテムがあります。事前に準備して日焼けを開始しましょう。
①イス・シート・すのこなど、寝転ぶことが出来るアイテム
ベランダではイスやシート、すのこなどの寝転ぶことが出来るアイテムを用意してください。
座って日焼けをすると日焼けする場所が偏る可能性がありますので、出来るだけ角度をつけないようにするとよいでしょう。
②卓上ウォーターサーバーや扇風機など安全に日焼けするためのアイテム
卓上ウォーターサーバーがあると、常に水分補給が出来ます。
また、携帯サイズの持ち運びが出来る扇風機やネッククーラーなどで体を冷やしながら日焼けをすることは、熱中症を防ぐのに有効です。
③サングラスやサンオイルなど、マストアイテム
サンオイルは日焼けを開始する前に塗布してください。
汗をかいたら塗りなおす必要があるため、近くに常備しておくとよいでしょう。
また、目の日焼けを防ぐためにサングラスもかけておくことをおすすめします。
庭や屋上、屋内でもできる日焼け方法
記事の冒頭にも記載しましたが紫外線の性質上、場所による紫外線量の変化はそこまでありません。
そのため、庭や屋上、屋内でも日焼けをすることは可能です。
庭や屋上ではベランダと同じように必要なグッズを使って適切な日焼けの仕方で試してみて下さい。
特に庭や屋上であればベランダよりも広い場所を使うことが出来ますので、敷物を敷いて行ってもよいでしょう。
また、屋内でも日当たりの良い場所は紫外線の量が多くなりますので、曇りの日にサンオイルを利用して日焼けをすることが可能です。
色白さんが綺麗に日焼けする為の注意点
日焼けにはもともとの肌の色が関係します。特に色白である場合は肌の色が変化しにくいので、上記の方法ではうまく日焼けが出来ない場合もあります。
だからといって、紫外線が強い時間帯に日焼けをしたり、日焼け止めを使用しないことはNGです。
注意すべき点は、
・日焼け時間を短くする
・サンオイルの前に一度弱い日焼け止め(UV-Bを防止するSPFの値は高く、UV-Aを防止するPAの値が低いもの)を使って下地を作る
・毎日日焼けをするのではなく、休息日を設けながら日焼けをする
・日焼け後にすぐ体を冷やし保湿をするなどのアフターケアを入念にする
など、このような点です。
クラランスのサンケア用品はアロエベラなどの植物エキスを使用し、お肌に優しいため太陽を浴びた肌のケアをしっかりとしてくれます。
まとめ
ベランダでも綺麗に日焼けするための方法や、おすすめの時間帯やケア用品をご紹介しました。
小麦色の肌は健康的で痩せ見え効果もあります。是非、無理をせず安全に日焼けを楽しんでください。