むくみを取る市販のお茶おすすめ10選!コンビニペットボトルも紹介
季節を問わず体の不調の悩みの一つが「むくみ」です。そんな悩みも、お茶に含まれる成分のカフェインの「利尿作用」から、手軽にむくみを解消することができます。お茶は買いやすさや持ち運びの手軽さからむくみを取るのにおススメです。
コンビニペットボトルを含む市販のお茶の種類や、むくみ予防に効果的な飲み方、注意点なども詳しく解説していきます。
お茶でむくみを予防することはできる!ある成分が有効?
夕方になると、足が腫れたようにむくんだ経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。むくみは体にたまった水分がうまく排泄できないことから起こります。体のむくみが取れないと体重増加の原因にもなり、悪化すると痛みさえも感じるこがあります。
実は、飲み物をうまく利用することでむくみ予防をすることができます。
お茶に含まれるむくみ予防に有効な主な成分はカフェインです。カフェインには利尿作用があり、からだに溜まった余分な水分の排泄を促し、むくみ予防をすることができます。
カフェインを含むお茶はむくみ予防に効果的ですが、飲み方を間違えると、からだの不調を招くことがあります。なぜなら、カフェインは利尿作用以外に様々な作用があり、例えば、胃酸を分泌して胃炎を起こしてしまったり、カルシウムを体内から排出を増やし骨粗鬆症を招いたりすると言われています。
そこでお茶の効果的な飲み方を解説していきます。
むくみを取る効果的なお茶の摂り方
お茶を飲む際は、摂取量と温度、濃さ、お茶以外の飲み物と並行して飲むことに気を付けると、むくみ予防に繋がります。それぞれ効果的な方法をみていきましょう。
お茶の1日の摂取量
お茶といっても様々な種類がありますが、カフェインを含むお茶の摂りすぎは、胃酸過多の原因や興奮作用により逆に疲れやすくなり、さらに利尿作用が高まりすぎて水分不足に陥る事もあります。
人間の1日に必要な水分摂取量は2~3Lが理想的とされていますが、お茶の1日の摂取量は朝昼晩の食前食後に多くても2杯(400cc)、一日1L以内にしましょう。
むくみ予防になるカフェインが含まれるお茶は「緑茶」「烏龍茶」「プーアル茶」「ジャスミン茶」「紅茶」「コーヒー」があげられます。
お茶の温度
お茶は、常温(28度程度)の物を、少しずつ飲みましょう。
暑い夏は冷えたお茶を飲んで体を冷やしたいところですが、冷たい飲み物が体内に入ることで胃腸の働きが抑制されます。また寒い時期も同様に熱すぎる飲み物は胃腸に負担がかかりますので、常温(28度前後)に下げてから飲みましょう。
お茶の濃さ
利尿作用や血行促進作用を期待してお茶を濃く入れる方もいますが、やはりそれも身体にとっては負担になります。
例えばカフェインを含むお茶は1日に1L以内というのも表記どおりに入れた場合になります。カフェインの多量摂取により体調不良の原因になりかねませんので、表記通りの作り方で丁度いい濃さのお茶を飲みましょう。
お茶だけでなく水も飲む
お茶には利尿作用があるため、お茶だけを飲んでいると体内が水分不足になります。そのため、お茶を飲む際は、同時に水(ミネラルウォーター等)も飲むようにしましょう。そうすることでお茶に含まれるカフェインによる水分の排出だけでなく、必要な水分も補えます。
上記の注意点だけでなく、日本には四季がありその季節によって気温や環境に合わせてお茶の飲み方を変えることで、むくみ予防に繋がります。
次に、四季に合わせたオススメのお茶の飲み方を紹介します。
春のむくみ予防になる飲み方
春は新茶の季節です。冬にたまった老廃物を排泄するのには栄養価の高い新茶が効果的です。濃すぎるものは良くありませんが、いつもより少し濃いお茶を入れるといいでしょう。
温度は温かく、食前や食中に一緒に飲むことで余分な成分を排出してくれるため、むくみ対策になります。
夏のむくみ予防になる飲み方
夏は大量に水分を飲むのではなく『こまめに少しずつ飲むこと』が体にとって最適な飲み方とされています。大量に飲むことで一緒に塩分も消耗してしまいます。体に負担がかからないためにも少量ずつ飲むように心がけましょう。
夏は紫外線や室内と外気の温度差で体が疲れているため、胃も休息が必要です。食中の水分を控えることで消化吸収能力を正常に保ち排泄を整え、むくみ予防をすることができます。
秋のむくみ予防になる飲み方
秋は、夏の間に大量の水分を消費しているため潤い不足になります。体の中から潤いを与え温めてくれる飲み物がむくみ対策に有効です。ルイボスティーは血行促進効果や栄養価も豊富なお茶なので秋のむくみ対策にピッタリです。
食前にゆっくり飲み、腸内環境を整えましょう。日中も体を温めてくれるお茶が適しているので秋の季節はコーヒーよりも紅茶がオススメです。
冬のむくみ予防になる飲み方
冬は寒さにより血液の循環が悪くなることがむくみの原因になります。そのため、体を温めてくれる生姜紅茶や、胃腸を整えてくれるゆず茶がおすすめです。
また、冬は水分を飲むことを怠りがちです。こまめな水分補給を心がけましょう。食事中は胃液を薄めて消化吸収の妨げにならないように、水分摂取は控えスープなどから水分を取ると体に栄養が行き渡り吸収され、冬の体調を整えることができます。
お茶を飲む際にやりがちなNG行動!注意ポイントもわかりやすく解説
むくみ予防のために、種類を問わずお茶をがぶ飲みをするのはおすすめめできません。お茶を飲む際は、以下の点に気を付けましょう。
お茶は寝る3時間前までに飲む
寝る直前にカフェインの入ったお茶を飲むと睡眠の妨げになります。その為、カフェインの成分がある「緑茶」「烏龍茶」「プーアル茶」「ジャスミン茶」「紅茶」「コーヒー」を飲むのは、寝る3時間前までにしましょう。また、飲む量もコップ半分の100mlなら睡眠の影響になることはないでしょう。
就寝前には体をよく温めて血行を促し体調を整えてくれる効果のある「ゆず茶」が最もおすすめです。
妊婦の方は注意
カフェインが含まれるお茶は身体への負担も大きいため、妊娠中の方や授乳中の方も飲む分量に注意をしなければいけません。
「ハーブティーならカフェインが入っていないし大丈夫だろう」と思われるかもしれませんが、妊娠中や授乳中の方には適さないハーブティーもあるため、飲んでもよいお茶やハーブティーについては、主治医と相談することをおすすめします。
メリット・デメリットも解説!むくみ解消に飲むべきお茶のおすすめ11選
むくみ解消の為に日常的に飲むべきおすすめのお茶のメリットとデメリットも紹介します。
緑茶
緑茶には高い利尿作用や栄養価も豊富でむくみ対策には優れたお茶です。しかし、カフェインが含まれており、体への負担が考えられることから、一日に飲んでもいい量は1Lです。また、タンニンも含まれていることから貧血気味の方の飲みすぎにも注意が必要です。
メリットは、:カフェインの利尿作用に余分な水分を排泄する、カルシウムや食物繊維が豊富なため老廃物の排出を促します。す
デメリットは、:カフェインによる胃酸が胃痛を誘発する、タンニンが鉄分の吸収を抑制するため貧血気味の方は飲みすぎに注意が必要です。
烏龍茶
烏龍茶にも利尿作用があるためむくみ対策には優れています。また、脂肪の吸収を抑制することからダイエット中にもおすすめです。ですが、胃が弱い方は空腹時には胃の粘膜に直接刺激をするため、食中や食後に飲まれることが望ましいでしょう。
メリットは、:カフェインの利尿作用により余分な水分を排出する、ポリフェノールが脂肪の吸収を抑制します。する
デメリットは、:カフェインによる胃酸で胃痛を誘発します。する
プーアル麦茶
プーアル麦茶は、漢方茶の一つです。ダイエット茶の代表的なお茶といわれ、むくみを予防軽減させるのに最も適したお茶です。ただし、カフェインが入っていることから就寝前や妊娠中の方には注意が必要です。
メリットは、:カフェインの利尿作用により余分な水分を排出する、ポリフェノールが脂肪の排泄を促します。うながす
デメリットは、:カフェインによる胃酸が胃痛を誘発する、タンニンが鉄分の吸収を抑制するので貧血気味の方は飲みすぎに注意が必要です。
はと麦茶
ノンカフェインで食物繊維が豊富なので便秘改善が期待できます。ハト麦茶に含まれるヨクイニン成分に利尿作用が含まれることから、余分な水分を排出してくれてむくみ改善に繋げることができます。
ただし体が冷えるので、ハト麦茶だけをがぶ飲みするのは体に良くありません。
妊娠中の方にとってハト麦茶は子宮の収縮作用があることから主治医に相談の上、お飲みいただく事をおすすめします。
メリットは、:ノンカフェインなので子供にも安心、利尿作用があるので余分な水分を排出してむくみ予防になります。る
デメリットは、:妊娠中は主治医の指示が必要、体を冷やすので摂取には向きません。むかない
コーヒー
高い利尿作用の為、むくみ対策には有効ですが、仕事中など席が離れられない時には注意が必要です。また、タンニンを含むため貧血気味の方にも多量摂取は注意が必要です。多くても一日5杯(1L)までにしましょう。
メリットは、:カフェインによる利尿作用で余分な水分を排出します。する
デメリットは、:カフェインによる胃酸が胃痛を誘発する、タンニンが鉄分の吸収を抑制する野で貧血気味の方は飲みすぎに注意しましょう。する
紅茶
紅茶にもカフェインやタンニンが含まれているため、多量摂取は体に負担がかかってしまいます。不眠や利尿も促すことから必要な栄養分も一緒に排出しすぎてしまうことがあります。ただし飲みすぎなければ、メリットの多いお茶です。ポリフェノールは緑茶よりも多く、生活習慣病になりにくい体を作ってくれます。
メリットは、:利尿作用、ポリフェノールが脂肪の吸収を抑えます。る
デメリット:は、カフェインによる影響で胃酸が胃痛を引きおこす、タンニンが鉄分の吸収を抑制するので貧血気味の方は注意が必要です。
ココア
ココアは腸内環境を整えることから、慢性的なむくみを軽減することができます。食物繊維が豊富なので美肌効果があります。しかし、飽和脂肪酸や糖分が多いので飲みすぎは体重の増加につながるので飲む量に気をつけましょう。
メリットは、:食物繊維で美肌に導く、腸内環境を整えるので慢性的なむくみ軽減します。
デメリットは、:飽和脂肪酸や糖分が多く体重増加につながります。る
ゆず茶
ゆず茶はカフェインが含まれていないことから妊娠中の方も飲むことができます。おやすみの前にも体を温めてくれて、おやすみ中に消化機能も整えてくれることからむくみ予防に向いているお茶です。しかし、ゆず茶の原料に砂糖や蜂蜜が多く含まれているため一日2~3杯がよいでしょう。
メリット:リモネンの成分により血行促進して体を温める
デメリット:カロリーが高い
ジャスミン茶
ジャスミン茶の持つ精油成分の高貴な香りからリラックスをして気の巡りを良くしてくれます。また、食欲不振も改善してくれます。さらには、カフェインによる利尿作用からむくみが軽減できます。体を温める効果があることから寒い時期の血行不良からのむくみを防ぎます。お休み前に飲むのは控えましょう。
メリット:カフェインによる利尿作用でむくみが軽減できる、精油成分でリラックスができる、体を温めて血行不良からのむくみを防ぐ
デメリット:カフェインを含むので胃酸が胃痛を引き起こす
ルイボスティー
腸内環境を整えてリラックス効果も期待できることから就寝前に飲むのがオススメのお茶です。少量ですがタンニンが含まれます。多量に摂取しなければ問題ありません。ただ、マメ科にあたるため、マメ科のアレルギーがある場合は控えてください。
メリット:ノンカフェインなのでお休み前にも飲める、ポリフェノールが豊富なので脂肪の吸収を抑えて腸内環境を整えてくれる
デメリット:鉄分を抑制するタンニンが少量含まれる
ハイビスカスティー
ハイビスカスティーは高い利尿作用にクエン酸を含むので肉体疲労も軽減してくれます。代謝も上げることからむくみ対策にも適しています。ただ、作用や効果が多いため小学生までのお子様は一日1杯までとしています。また、妊娠中や授乳中の方も主治医への相談が必要になります。
メリット:カリウムによる利尿作用でむくみが軽減できる、クエン酸が代謝を上げてむくみ軽減に効果がある
デメリット:お子様や妊娠中は注意が必要
コンビニで買えるオススメむくみ対策茶5選
原材料にも注目しコンビニで手軽に購入することのできるペットボトルのむくみ対策茶5選を紹介します。
① 爽健美茶(コカ・コーラカスタマーマーケティング)
爽健美茶は沢山の種類の茶葉をブレンドしていることや緑茶が含まれないこと、ノンカフェインのところが魅力です。むくみ対策にお休み前にもお飲みいただけます。原材料に多くの添加物が使われていないのも人気の理由かもしれません。
② お~いお茶(伊藤園)
国産茶葉100%を使用し、鮮度にこだわった製法とシンプルな原材料がオススメのポイントです。緑茶の持つ作用がむくみ予防をサポートしてくれます。
③ 綾鷹(コカ・コーラカスタマーマーケティング)
添加物を多く使わずお茶本来の美味しさを追求している商品です。ペットボトルの底にお茶が成分が沈殿しているのも自然に近い状態だといえます。常備していたい緑茶です。
④ 烏龍茶(セブン&アイホールディング)
この烏龍茶は栄養価が記載されているので、成分への信頼性が高い商品です。原材料がシンプルな所も体への負担がなくむくみ対策に適したお茶といえます。
⑤ ジャスミンティー(伊藤園)
香料不使用なのにしっかりとした香りが感じられるのは、茶葉の良さを証明しています。リラックス効果も期待できることから休憩中に飲みたいお茶です。原材料もシンプルで体に負担がなくオススメです。
番外編!韓国で人気の”空美茶”が狙い目
日本でも美容家を中心に人気のダイエットティー【空美茶(ゴンミチャ)】をご存じでしょうか。
空美茶は、ダイエットを専門とする韓医院が、むくみ解消のために11種類の漢方成分を濃縮し作った贅沢な漢方茶です。そのままでも飲めるうえに、牛乳や豆乳で割りラテ風味でも、ヨーグルトに混ぜて食べても美味しいと話題です。味は漢方薬にとても近く甘みも感じられるそうです。ノンカフェインなのでおやすみ前にも安心して飲めます。
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