【タイのお米ライスベリー】美容の効果や栄養満点の理由、どこで売ってるかなど丸わかり!

【タイのお米ライスベリー】美容の効果や栄養満点の理由、どこで売ってるかなど丸わかり!

お米は日本人にとって欠かせない主食です。毎日食べるお米の栄養価が高まれば、健康管理に役立つと思いませんか?そこでおすすめしたいのが、タイで開発された新品種のお米「ライスベリー」です。

ライスベリーは栄養素を豊富に含んでいるため、健康や美容に対して有益であると美容に敏感な一部では話題になっています。本記事では、ライスベリーの特徴や栄養、食べ方についてご紹介します。食事による健康作りに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ライスベリーとは何か?特徴や黒紫色のワケ、黒米との違いも解説

ライスベリーとは、2003年にタイの国立大学で開発されたお米の新品種です。細長い形とほのかな甘い香りが特徴の「ジャスミン米」と、古代米の一種である「紫もち米」を掛け合わせて誕生しました。

ライスベリーは、鮮やかな紫色が特徴です。この色は、ライスベリーの親品種である紫もち米に由来しています。色がついたお米といえば、黒米を思い浮かべるかもしれません。紫もち米は黒米の一種であり、ライスベリーと黒米は同じ色素成分を持っています。

ただし、ライスベリーはジャスミン米から受け継いだ特有の香りを持っており、この点で黒米とは異なります。

健康・美容効果抜群のライスベリー  その栄養素とは?

ライスベリーが紫色をしているのは、色素成分「アントシアニン」を含んでいるためです。アントシアニンはポリフェノールの一種であり、活性酸素のはたらきを抑制して除去する抗酸化作用を持つことで知られています。

活性酸素とは、紫外線やたばこ、ストレスなどの影響を受けて体内で合成される物質です。活性酸素が増えすぎると、老化が進み、肌にシミやしわができてしまいます。

ライスベリーにはアントシアニンが豊富に含まれているため、老化の進行を抑えるアンチエイジング効果が期待できるでしょう。

他にもアントシアニンは、目の機能を改善する作用を持ちあわせています。そのためライスベリーには、スマートフォンやパソコンで酷使した目の疲れをやわらげる効果も見込めます。現代人にはもってこいの効果です。

玄米であるライスベリーは、腸内環境を改善する食物繊維が豊富です。また日常生活で不足しがちなビタミンやミネラルの補給にも、ライスベリーは役立つでしょう。

ライスベリーはどこで売ってるの?

タイではスーパーマーケットで気軽に購入できるライスベリーですが、日本国内で取り扱っている店はまだごくわずかです。

日本だと、タイの食材を扱う専門店やオンラインの通販サイトで購入できます。輸入食材で知られるカルディや成城石井、ジャスミンライスを販売している業務スーパーやコストコでは、まだ取り扱っていないようです。

日本ではまだまだ浸透していないため、タイのように、スーパーマーケットやコンビニで簡単に買えるようになるのは、まだ当分先でしょう。

Amazonや楽天などの通販サイトでは、まだ数は少ないですが、販売されています。

ライスベリー 紫のごはん 紫米 1kg 2,780円(税込)

ライスベリー 紫のごはん 紫米 1kg 2,780円(税込)

ゴールデンフェニックス ライスベリー 1kg 1,680円(税込)

ライスベリーの炊き方とおすすめのレシピをご紹介

ライスベリーが購入できたら、家庭で炊飯してみましょう。ここでは、ライスベリーの炊飯方法とおすすめのレシピを紹介します。

意外と簡単!ライスベリーの炊き方

ライスベリーは、家庭の炊飯器を使えば簡単に炊けます。

白米は、炊飯前に水を変えながら何度か洗いますが、ライスベリーは洗う必要がありません。ライスベリーのアントシアニンは水溶性であるため、洗いすぎると流失してしまいます。せっかくの栄養素を失わないために、洗わない方が良いでしょう。汚れが気になる場合でも、1回軽く濯ぐ程度にしておきましょう。
ライスベリーの炊飯時に加える水の量や炊飯時間は、白米と同じです。吸水させる必要はないため、ライスベリーに水を加えたらすぐに炊飯できます。

ライスベリーはパサパサしがちなジャスミン米よりもっちりしていて、食べやすいお米です。それでも白米と比べるともっちりさには欠けます。口当たりが気になる方は、白米と混ぜて炊くとよいでしょう。ライスベリーと白米の割合は、1:1がおすすめです。

ライスベリーとジャスミンライスを混ぜて炊くと、薄紫に色づき、香り高いご飯になります。この場合も、ライスベリーとジャスミンライスの割合は1:1がよいでしょう。

ライスベリーにオススメの料理とは?レシピをご紹介!

今回は、ライスベリーとよく合う料理レシピをふたつご紹介します。ライスベリーをそのまま食べる
のも良いですが、アレンジして料理すればよりお好きな味に仕上がるかもしれません。

グリーンカレー

グリーンカレー
【材料】(4人分)
鶏もも肉:1枚(250g)
赤パプリカ:1/2個
しめじ:1/2株
なす:1本
グリーンカレーペースト:50g
ココナッツミルク:400ml
水:200ml
ナンプラー:大さじ1
鶏がらスープの素:小さじ1
砂糖:小さじ1
サラダ油:大さじ1
ライスベリー(炊いたもの):4膳分
卵(トッピング):4個

作り方

  1. 鶏もも肉は一口大に切る。赤パプリカはへたと種を取り除いて細切り、なすはへたを切り落として乱切りにする。しめじは石突を切り落として小房にわける。
  2. 鍋にサラダ油を引いて加熱し、鶏肉を加えて中火で炒める。鶏肉の色が変わったら、なすとしめじを加えて炒める。
  3. グリーンカレーペーストを加えて炒める。香りが立ってきたら、水と鶏がらスープの素を加えて5分ほど煮込む。
  4. ココナッツミルク、ナンプラー、砂糖を加えて5分ほど煮込んだら火を止める。ライスベリーを器に盛りつけ、グリーンカレーを添える。トッピングに目玉焼きを乗せると彩りがきれいになります。

カオパット(タイ風チャーハン)

【材料】(2人分)
豚もも肉:100g
玉ねぎ:1/4個
赤パプリカ:1/3個
にんにく:1片
パクチー:2株
卵(溶いておく):2個
ライスベリー(炊いたもの):2膳分
ナンプラー:大さじ1
サラダ油:大さじ1
塩、こしょう:少々
レモン:1/4個

作り方

  1. 豚もも肉は一口大に切る。玉ねぎと赤パプリカは粗みじん切り、にんにくとパクチーはみじん切り、レモンはくし切りにする。
  2. フライパンにサラダ油とにんにくを入れて、弱火で加熱する。にんにくの香りが立ってきたら、豚肉を加えて中火で炒める。豚肉の色が変わったら、玉ねぎと赤パプリカを加えて炒める。
  3. 玉ねぎに火が通ったら、溶いた卵とライスベリーを加える。卵とライスベリーを混ぜ合わせるように炒める。
  4. ナンプラーとパクチーを加えて炒め合わせる。塩とこしょうで味を整えて器に盛りつけ、レモンを添える。

白米が好きな方・自分で炊くのが面倒くさい方へ ライスベリーパウダーを試してみては?

ライスベリーに興味があるけれども食べるのは気が引ける方、白ご飯が好きな方は、ライスベリーパウダーを試してはいかがでしょうか。ここでは、ライスベリーパウダーの特徴と、通販サイトで購入できる商品をご紹介します。

手軽さが魅力!ライスベリーパウダーの特徴

ライスベリーパウダーは、超高圧加水分解の特殊加工を用いてライスベリーを粉末状にしたものです。ライスベリーパウダーを活用すれば、豊富な栄養を手軽に摂取できます。

お米のライスベリーは、炊飯するしか食べる方法がありません。しかしライスベリーパウダーは、ヨーグルトにかけたりお湯に溶かしたりと、さまざまな方法で摂取できることが魅力です。

通販サイトで買える!オススメのライスベリーパウダー!

通販サイトで購入する場合、以下のライスベリーパウダーがおすすめです。

命のライスベリー
価格:12,960円(5g×60包)(税込)

ライスベリーパウダーが、5gずつの分包になっています。ライスベリーだけではなく、ハナビラタケというきのこの粉末も配合されています。ハナビラタケに豊富なβグルカンは、免疫力の向上やコレステロール値の低下に効果が期待される成分です。

この商品は、お湯に溶かして飲むだけではなく、料理にも加えることができます。使いやすい分包タイプであるため、ライスベリーパウダーを毎日の健康習慣にしたい方におすすめです。


玄米・もち麦も美容・健康にはおすすめ!

玄米・もち麦も美容・健康にはおすすめ!
ライスベリーは栄養豊富で、健康や美容への効果が期待できるお米ですが、日本では手に入れにくいことが難点です。しかしライスベリー以外にも、栄養価が高い穀類は存在します。

玄米は、もみ殻だけを取り除いたお米です。白米では削り取られるぬかや胚芽が残っているため、食物繊維やビタミン、ミネラルが白米よりも多く含まれています。食事で不足しがちな栄養素を補いたい方には、玄米がおすすめです。

食物繊維に注目するなら、もち麦もよいでしょう。もち麦は大麦の一種で、もち米のように強い粘りと弾力があることが特徴です。もち麦には玄米の3〜4倍の食物繊維が含まれているため、お腹の調子を整えたい方や、血糖値やコレステロール値が気になる方におすすめします。

まとめ

ライスベリーは、品種改良によりタイで誕生した新しいお米です。ジャスミンライスのような香りと、鮮やかな紫色が特徴です。

ライスベリーは栄養価が高く、アンチエイジング効果や目の機能を回復させる効果、腸内環境を整える効果が期待できます。家庭の炊飯器で手軽に炊けることも、うれしいポイントです。

国内ではまだ手に入れにくいお米ですが、ライスベリーの健康・美容効果には注目が集まっています。タイ食材専門店や通販サイトでは購入できるため、ライスベリーが気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。