サウナに毎日入っても大丈夫?髪や肌への影響からメリット・デメリットを解説!

サウナに毎日入っても大丈夫?髪や肌への影響からメリット・デメリットを解説!

サウナに毎日入ると髪の毛や肌に影響があるのか気になる方も多いでしょう。また、毎日入るにはどんな入り方をしたらいいのか知りたいですよね。

入り方に注意すれば、毎日快適にサウナに入ることが可能です。この記事では、毎日サウナに入っても体に負担のかからない方法やそのメリット、デメリットまで詳しく解説します。

サウナに毎日入っても大丈夫?デメリットを知ろう

サウナに入ると血流促進や疲労回復など体に良い効果があるため、毎日入りたいと思う方も多いですよね。結論としては、サウナは毎日入っても支障はありません。

ただし、持病や体調が悪いときは症状が悪化してしまう可能性があります。健康状態を確認して、体調が万全ではない時は控えましょう。
サウナに毎日入ることで体に良い効果があるだけでなく、いくつかデメリットもあります。デメリットを回避できる対策についても解説します。

毎日サウナに入る際のデメリット

毎日サウナに入ることで起こるデメリットを紹介します。

①髪の毛が痛む
サウナ室は高温のため、髪の毛が傷んでしまうことがデメリットです。たんぱく質でできている髪の毛は熱に弱く、ダメージでパサついて髪質が落ちてしまう可能性もあります。

②肌が乾燥する
サウナに入ると体から大量の汗が放出されるため、体内の水分が減り乾燥してしまいます。乾燥を防ぐためにも、こまめな水分補給は必須です。湿度の高いミストサウナやスチームサウナを利用すると、乾燥も防げるでしょう。

③疲れが溜まる
サウナは疲労回復が期待できますが、適切に入らないとかえって体に負担がかかってしまう場合もあります。長時間や高頻度でサウナに入ると逆効果になる可能性もあるため注意しましょう。

④サウナ代がかさむ
公衆浴場やスーパー銭湯など施設によって値段が異なりますが、1回のサウナで平均1,000円〜2,000円程度の出費が必要です。毎日積み重なるとかなりの金額になるため、家計を圧迫するデメリットともいえるでしょう。

毎日サウナに入る際に気をつけたい対策

デメリットを踏まえた上で、毎日サウナに入りたい方は対策を取り入れてみましょう。

①タオルやサウナハットで髪の毛を保護する
髪の毛のダメージを防ぐために、濡れたタオルやサウナハットで保護しましょう。専用のサウナハットは断熱性の高い素材を使用しており、熱や乾燥から髪の毛を守ってくれます。

②スキンケアをしっかりする
サウナ室で発汗することにより、大量の水分が失われ乾燥しやすくなります。サウナから出たあとは化粧水や乳液などでスキンケアを行い、しっかり保湿しましょう。

③サウナに入る回数を調整する
疲労が溜まっているときに複数回サウナに入るのは逆効果になり、適切とはいえません。サウナに入りすぎて疲れが溜まらないように、その日の体調に合わせて回数を調整しましょう。

④サブスクに入る
毎月定額料金を支払えば、好きなだけ通えるサブスクのサウナがあります。毎日サウナに入りたい方は、サブスクに入ればお得に楽しめるでしょう。

毎日サウナに入るには1回を軽めに

サウナ愛好家で有名なマグ万平さんも毎日サウナに入っているとのことです。複数回入るのではなく、交換神経を優位にする程度に留めて軽くサウナに入ることで、毎日入っても負担はかからないと述べています。デメリットを確認した上で、無理なくサウナを楽しみましょう。

サウナに毎日入る時のメリットとは?

サウナに毎日入ると、さまざまなメリットがあります。

①ストレス発散ができる
サウナで汗を流すことによってストレスホルモンの分泌が抑えられます。脳内に精神安定するホルモンが分泌されることにより幸福感が味わえ、ストレスが溜まりにくくなるでしょう。

②冷え性が改善される
サウナで体が温まると血行促進により、全身に栄養が行き渡るようになるため、冷え性の改善が期待できます。毎日適度にサウナに入ることで自律神経を整えたり、体温調整をしたり、冷えの原因となる根本を解消してくれるでしょう。

③睡眠の質が良くなる
サウナで血行が促進されることにより体がリラックスした状態になると、睡眠の質が良くなることが期待できます。しかし、深い睡眠は1度きりしか効果がないといわれています。毎日サウナに入ることで質の良い睡眠ができ、すっきりした朝を迎えられるでしょう。

④美肌効果がある
サウナで汗を流すことで古い角質や毛穴の汚れを排出されるため、美肌効果も期待できます。血行促進することで血液量が増え、顔の血色も良くなるでしょう。

⑤集中力がアップする
サウナに入ると集中力や注意力につながる2つのホルモンが増え、脳が集中しやすい状態になります。余計な情報が入ってくることなく、サウナのことだけに集中できるため、自分との時間を確保できるでしょう。
 

自宅の導入を検討しよう

毎日サウナに入りたい方は、家庭用サウナの導入もおすすめです。自分好みの温度に設定でき、一度設置すれば自宅で好きな時間にいつでもサウナに入れます。入館料もかからないため節約にもなり、その日の体調に合わせて無理なくサウナの時間が楽しめるのがメリットです。初期費用はかかりますが、長期的に見ると毎日施設に行くよりもコストを下げられるでしょう。

ただし、いつでも入れるからといって回数を増やしたり、極端に温度を上げすぎたりするのは禁物です。体調を見ながら適切な入り方で楽しみましょう。

おすすめの自宅サウナ

気軽に毎日楽しめる自宅サウナを紹介します。

①クリマサウナ
サウナ設備や薪ストーブなどを販売しているMETOSのプライベートサウナです。1人用から4〜5人収容できるサイズまで展開されており、埋め込みか据え置きタイプから選択できます。サウナストーンに水やアロマ水をかけてロウリュもでき、自分だけの空間でサウナ時間が楽しめるでしょう。

②SAUNAGE
サウナ室がベンチタイプになっており、足を伸ばして入れるのが特徴のプライベートサウナです。40〜110℃に温度調整ができるため、その日の体調に合わせた温度で入りましょう。その他にもボタン1つでロウリュができたり、自宅に合わせてレイアウトができるのも魅力です。

毎日サウナに入りたい!おすすめの入り方

毎日サウナに入りたい!おすすめの入り方
毎日サウナに入ることでいくつかデメリットもありますが、それでもサウナを楽しみたい方も多いですよね。毎日サウナに入っても安心な入り方を解説します。

①短時間で済ませる
サウナに入る時間やセット数を減らすことで、体への負担も軽減できます。普段10分以上サウナに入るならば5分程度に短縮したり、3セットを2セットに減らすことで、疲れることなくサウナを楽しめるでしょう。

②こまめに水分補給をする
サウナは自分が思っている以上に発汗し、体内の水分が失われます。しっかりと水分を取らないと脱水症状を起こしたり、肌が乾燥したりする原因になります。毎日サウナに入りたい場合は、サウナの前後にミネラルウォーターやスポーツドリンクなどで水分補給をしましょう。

③しっかり睡眠を取る
サウナで疲労を残さないためには、しっかりと睡眠を取ることが大切です。寝不足の状態でサウナに入ると、体が不調になる可能性もあります。睡眠不足の場合には、しっかりと休息してからサウナに入るようにしましょう。

目的別にベストなサウナの頻度とは?

目的によっては毎日サウナに行く必要がない場合もあります。目的に合わせたサウナに入る頻度を解説します。

①美容やダイエット
美容やダイエット効果を目的にしている方は、週1〜2回程度サウナに入りましょう。血行促進し、大量の汗が流れるため、肌の洗浄やくすみなどが改善できる期待もできます。
サウナで発汗することで、体の余分な水分を放出し、むくみも取れやすくなります。そのため、一時的な体重の減量はできるでしょう。日常的な運動や食事に気を付けることで、ダイエットにつながりやすくなります。

②健康維持
健康維持を目的としている方は、週4回以上サウナに入りましょう。2018年に発表されたアメリカにあるメイヨークリニックのレポートによると、サウナに入る日が多いほど心筋梗塞やアルツハイマー病、認知症、うつ病、風邪などのリスクが下がる効果が得られたと言われています。

③気分転換
気分転換を目的としている方は、入りたいと思ったときにその都度利用しましょう。サウナに入ると脳が刺激され、まるでマッサージをされているような爽快感を味わえます。サウナに集中することで日頃の疲れも忘れ、リフレッシュできるでしょう。

サウナーはどのくらいの頻度で入っている?

BUBing!が行った「サウナー250人に聞いた!サウナに行く頻度」の調査によると、週1が91.2%、週2〜3が6.8%、週8以上が1.2%という結果が報告されています。ほとんどのサウナーが週1で行くことが多いと回答しており、毎日サウナに行く方は少数派のようです。

出典:https://bub-resort.com/column/2214/

まとめ

サウナは健康維持や美容効果など、さまざまなメリットがあります。毎日サウナに入ることは問題ありませんが、無理をすると体に負担がかかってしまいます。この記事を参考に入る時間や水分補給などに注意しながらサウナを楽しんでくださいね。