スキンケア(基礎化粧品)の中でお金をかけるべき順番は?

スキンケア(基礎化粧品)の中でお金をかけるべき順番は?

プチプラからデパコスまで幅広い価格帯の基礎化粧品のスキンケアアイテムがありますが、一体どこまでお金をかければいいの?と悩んでいませんか?

この記事では、スキンケア(基礎化粧品)の中でお金をかけるべき順番やおすすめのスキンケア用品、美容書籍の紹介をしています。

また、化粧品はライン使いした方がよいのか、お金をかけずにできるスキンケア方法などもお伝えしています。

スキンケア用品選びや美肌作りのためのスキンケア方法の参考にしてみてください。

スキンケア(基礎化粧品)の中でお金をかけるべき順番は?

基礎化粧品と呼ばれるスキンケア用品には、洗顔料、クレンジング、化粧水、美容液、クリームや乳液、日焼け止めなどがあります。

それぞれ下記のような役割があります。

洗顔料:外部からのホコリなどの汚れや余分な皮脂汚れを落とす
クレンジング:メイクを落とす
化粧水:肌に水分を与えて、整える
美容液:美白や目元のシワ改善など肌悩みにアプローチして集中的にケアする
乳液:肌に水分と油分をバランスよく補い、肌を和らげる
クリーム:肌の水分や油分を閉じ込めたり、外部刺激から肌を守る
日焼け止め:肌を紫外線やブルーライトから守る

基礎化粧品には、プチプラからデパコスまで価格帯が幅広く、どこにお金をかければ良いのか悩みますよね。そこで、お金をかけるべき基礎化粧品の順番をお伝えします。

1位:化粧水
2位:美容液
3位:クレンジング

ズバリ1位は化粧水です。

株式会社レビューが運営する暮らしに役立つ情報メディア「メイクアップ」が実施した「最もこだわってお金をかけている基礎化粧品」についてのアンケート調査でも、1位は化粧水という結果になっています。

化粧水は、洗顔後すぐに肌につけるスキンケア用品です。そのため、浸透しやすいという特徴があります。

肌に合わない成分が入っていると、トラブルを起こしやすいのも化粧水です。美容液も化粧水の次に浸透しやすいアイテムですので、質にこだわることをおすすめします。

また、クレンジングはメイクを落とす役割があります。メイク汚れが肌に残っていると、酸化してシミやニキビなどの肌トラブルの原因となります。

ですが、肌に必要な皮脂や潤いまで洗い流してしまうと乾燥やシワの原因になります。クレンジングは、メイク汚れをきれいに落としつつ、潤いもちゃんとキープしてくれるものを選びましょう。

反対に、お金をかけても効果が変わらないスキンケア用品は、乳液やクリームです。

乳液やクリームには油分が含まれており、肌に浸透するというよりも肌表面を覆って、潤いをキープしたりなめらかな肌質に仕上げるものです。

価格を重視するよりも、使用感や潤いをどれだけキープできるかを重視して選ぶことをおすすめします。

おすすめのスキンケア用品をご紹介!

ここからはどんなスキンケア用品を選べばいいのか、具体的におすすめの商品をご紹介します。

おすすめの化粧水

環境保全研究所「アクアーリオ」

上質の原水(天然水)をそのままボトリングしたお水です。化粧水として、顔や体全体に使うことができます。

ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんの著書で紹介されたり、V6の三宅健さんがテレビでも紹介したことがある天然水です。

敏感肌、普通肌、混合肌とあらゆる肌質におすすめです。

520ml 3,850円(税込)

おすすめの美容液

ETVOS(エトヴォス)「アルティモイストセラム」

肌の細胞間脂質を構成する成分の約50%を占めている「セラミド」に着目して、皮膚科学の専門家と研究開発をしているETVOS(エトヴォス)の美容液です。

高濃度のヒト型セラミドと保湿成分「ナイアシンアミド」を組み合わせたオリジナル成分を配合しており、1本で美容液と乳液ダブルの保湿効果が得られます。

低刺激処方なので、敏感肌はもちろん乾燥肌、混合肌、脂性肌など、あらゆる肌質にお使いいただけます。

50ml 5,280円(税込)

おすすめのクレンジング

ファンケル「マイルドクレンジングオイル」

オイル系のクレンジングは、洗浄力が強く肌に必要な皮脂も流してしまうと言われますが、ファンケルのマイルドクレンジングオイルは、乾燥による小ジワを目立たなくする「効能評価試験済み」です。

肌本来のバリアを守りながらメイクはもちろん、角栓もオフしてくれます。

無添加化粧品なので、敏感肌の方にもおすすめです。

120ml 1,870円(税込)

スキンケア(基礎化粧品)はライン使いするべき?

基礎化粧品はラインで使った方がいいのか悩んでいませんか?ここでは、基礎化粧品をライン使いするメリット、デメリットをお伝えします。

スキンケア(基礎化粧品)ライン使いのメリット

クレンジングからクリームまでラインで商品展開をしている化粧品は、次に使うアイテムの働きをサポートできるよう開発されています。

そのため、それぞれのスキンケアアイテムの効果を最大限に引き出せることに期待できます。

スキンケア(基礎化粧品)ライン使いのデメリット

スキンケアのライン使いをすることのデメリットとしては、やはり金額が高くなることです。

ラインで商品を揃えると数万円から高いものだと10万円前後するものもあり、基礎化粧品代のコストが上がります。

また、ライン使いをすると成分が偏ってしまうことがあります。例えば、シミが気になるので美白化粧品を使いたいという人の場合、同じブランドだと化粧水も美容液も同じ美白有効成分を使っているため被ることがあります。

美白有効成分であるトラネキサム酸を配合した化粧水と、ビタミンC誘導体を配合した乳液、というように異なる成分が配合されたブランドを使うことで、ダブルで美白ケアをすることができます。

お金をかけるべきコスメ用品は?

お金をかけるべきコスメ用品は?

コスメ用品には「ファンデーション」「アイシャドウ」「リップ」など他にも様々な商品がありますが、基礎化粧品とコスメ用品、どちらにお金をかけるべきなのでしょうか。おすすめは、肌に直接触れたり浸透する基礎化粧品にお金をかけて素肌美を作ることです。

では、コスメ用品の中ではどのアイテムにお金をかけるべきか?

それは「ファンデーション」です。

ファンデーションは、肌をきれいに見せるアイテムであるとともに、外部刺激(紫外線やホコリ、大気汚染、花粉など)や乾燥から肌を守ってくれる役割もあります。

朝から晩まで1日中、肌につけているものなので、お金をかけてでも自分の肌に合うファンデーションを見つけましょう。

シミや毛穴などの肌悩みをカバーする目的で使う方が多いと思いますが、できれば素肌を美しくし、ファンデーションは薄づきでツヤ感や透明感を演出できるものがおすすめです。

お金をかけずに肌をきれいに保つスキンケアのコツ

できれば、お金をかけずに肌をきれいに保ちたいですよね。

お手持ちの基礎化粧品を使った今日から使えるスキンケアのコツを紹介いたします。

洗顔の仕方

洗顔は洗顔料をよく泡立てて、泡で汚れを落とします。

よく泡立てた泡を肌の上に乗せたら、指が直接肌に当たらないよう、泡の上を指でなぞるように洗顔します。

泡を乗せるときは、皮脂分泌量が多いTゾーン(額・鼻)から乗せ、乾燥しやすい目元口元は最後の方に乗せてください。

全顔1分以内で終わらせるのが理想的です。

洗い流すときは、人肌程度のぬるま湯または常温の水で、洗顔料が残らないよう十分に洗い流します。

洗顔後も肌に摩擦を与えないよう、タオルは押さえるようにして水分を拭き取りましょう。

化粧水の付け方

化粧水は、手で付けるかコットンを使うかに分かれますが、基本的にはメーカーが推奨している方法で付けましょう。

私個人の意見としては、手で付けることをおすすめします。手で付けるメリットは、その日の肌状態を知れることです。

お肌の水分量は、天気や季節によっても変化するため、付ける量も肌に触れながら調節しましょう。

顔全体に化粧水を乗せたら、ハンドプレスで押し込むように軽く圧をかけます。

両頬は両掌を包み込むようにし、斜め上に押し上げるようにプレスすると、肌がキュッと引き締まります。

おすすめの美容書籍

「大人のキレイの新ルール 捨てる美容」小田切ヒロ著

大人気のメイクアップアーティストである小田切ヒロ氏が書き下ろした美容メソッドです。
与えるだけでなく、肌の自活力を高めて美肌になれるスキンケア方法、基礎化粧品選びが解ります。

「化粧水をやめたら美肌菌がふえた!」出来尾格著

美肌作りのポイントの一つ「美肌菌」がどういうものか?また、美肌菌を増やして美肌になるスキンケアがわかります。

「すっぴんも、メイク後もキレイな人の習慣 効果が9割変わる「化粧品」の使い方」小西さやか著

化粧品開発者であり、一般社団法人日本化粧品検定協会代表理事、コスメコンシェルジュとしても活躍している小西さやかさんの著書です。

せっかくいい基礎化粧品を使っていても、化粧ノリが悪かったり、乾燥しやすいなど効果が実感できないのは化粧品の使い方に問題があるかもしれません。今持っている化粧品の使い方を変えるだけで、美肌を手に入れられる1冊です。

内側からのスキンケアが一番の美容?食事・睡眠・運動

基礎化粧品選びも重要ですが、やはり体の内側からのスキンケアが一番の美容です。日常的に、どんなことに気をつければいいのか、ご紹介してます。

食品添加物を避ける

食事の栄養バランスも大事ですが、まずは添加物を取らないことを意識してみましょう。

コンビニ弁当、ソーセージなどの加工品には、防腐剤や着色料、香料などの食品添加物がたくさん含まれています。

食品添加物は、体内で炎症を起こし活性酸素を増加させて肌老化も早めます。また、腸内環境も悪化させるため、おすすめできません。

食品を選ぶときは、原材料名を見る習慣をつけて、何か分からないカタカナがたくさん並んでいる食品を避けるようにしましょう。

質のよい睡眠

日中ダメージを受けた細胞は、夜寝ている間に分泌する成長ホルモンによって修復されます。

睡眠が十分取れていないと、乾燥したりニキビができたりするなど、肌トラブルが多くなります。

昔はお肌のゴールデンタイムとして、夜22時〜深夜2時の間に睡眠をとりましょうと言われていましたが、現在は、入眠してから3〜4時間の間に成長ホルモンが分泌されやすいという説が有力になっています。

入眠直後は熟睡しやすいので、寝る前には入浴で体を温めておいたり、入眠効果のあるアロマを焚いたりするなどして質のよい睡眠をとるようにしましょう。

適度な運動

肌にはターンオーバーという機能があり、新しい皮膚を再生し、古くなった細胞は角質となって剥がれ落ちます。このターンオーバーの周期は、通常28日ですが、年齢を重ねるとともに「年齢×1.5倍」の日数がかかると言われています。

30歳であれば、ターンオーバーの周期は45日ということになります。

ターンオーバーの周期を少しでも早めて、老化肌を予防するには、新陳代謝を高める必要があります。

そのために、適度な運動で筋肉を動かすことは効果的です。

また、汗も皮膚の保湿剤となるため、じんわりと汗をかく程度でいいので、軽い運動を取り入れるようにしましょう。

まとめ

今回は、基礎化粧品(スキンケア)で一番お金をかけるべきアイテムについてお伝えしました。

幅広い価格帯の基礎化粧品があり、メーカーもたくさんある中、何を選べばいいのか分からないという方も多いと思います。

この記事で少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

nana
尾﨑 まり江
美容&ライフコーチ