パーソナルカラーに美人が多い勝ち組ってあるの?自己診断してみよう!

パーソナルカラーに美人が多い勝ち組ってあるの?自己診断してみよう!

近ごろパーソナルカラーという言葉をよく聞きますが、自分がどのタイプかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
どのパーソナルカラーが勝ち組なのかも気になりますよね。
そんなパーソナルカラーに関するお悩みを、簡単に解消する方法があります。
この記事ではパーソナルカラーの勝ち組についてや診断について、解説していきます。

そもそもパーソナルカラーとは?

パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌・目・髪などの色に調和し、その人の良さを引き立てる色のことです。

自分のパーソナルカラーを身につけることで肌がきれいに見えたり、明るくいきいきとした印象に見えたりします。

パーソナルカラー診断は似合う一色を見つけるものではなく、春夏秋冬の4タイプの中から一番似合うシーズンを探します。

4タイプは、色相(ブルべ・イエベ)・明度(色の明るさ)・彩度(色の鮮やかさ)・清濁(色に濁りがあるか)の4つの観点から分類されたものです。

パーソナルカラーに美人が多い勝ち組ってあるの?

パーソナルカラーは、イエベ春・ブルべ夏・イエベ秋・ブルべ冬の4タイプに分けられます。
ブルベとはブルーベース、イエベとはイエローベースのことです。
そのなかで、美人が多い勝ち組のパーソナルカラーがあるのかネット上で話題になっています。

結論から言うと、パーソナルカラーに美人が多い勝ち組は存在しません。

パーソナルカラーはその人らしさを引き立て、魅力的に見せてくれる色のことです。
特定の色が似合う人に美人が多い、ということはありません。

ではなぜ、このような疑問が生まれたのでしょうか?
一部では「ブルべ冬が勝ち組」と言われています。

その理由の一つは、シーズンごとに語られるイメージです。
各シーズンを表すイメージとして、次のように表されることがあります。

  • イエベ春:キュート
  • ブルべ夏:エレガント
  • イエベ秋:シック
  • ブルべ冬:クール

ブルべ冬ははっきりとした色が似合うクールな美人タイプ、と表現されることもあります。
可愛い系統ではなくクールな系統という意味ですが、ここから「ブルべ冬=美人」という誤解が生まれてしまったようです。

また、日本人ではブルべ冬が少ないことも勝ち組と思われている理由です。

日本ではイエベ春・ブルべ夏の人がもっとも多く、合わせて6割ほどと言われています。続いて多いのがイエベ秋で、もっとも少ないのがブルべ冬です。

「めずらしい=勝ち組」という意識から、ブルべ冬の人がSNSなどでマウントを取る光景が生まれてしまいました。
希少価値の高い人になりたい、という思いから自称ブルべ冬さんが増えてしまったようです。

ブルべ冬が勝ち組で美人、という事実はありませんので自分のパーソナルカラーを効果的に使えることが大事です。

あなたはブルベ・イエベどっち?自己診断してみよう

自分のパーソナルカラーがわからない方は、まずは自己診断をしてみましょう。

質問に答えるだけで、簡易診断ができます。

次の質問にYES/NOで答えてください。

    1. アクセサリーはシルバーよりゴールドが似合う
    2. 手首の内側の血管の色は青というより緑っぽい
    3. 肌の色はピンクというより黄みがかっている

YESが多い方はイエベ、NOが多い方はブルべでしょう。

続いて、イエベの方は、次の質問にYES/NOで答えてください。

    1. 暗い色より明るい色が似合う
    2. 周りの人からの印象は、明るく若々しい
    3. 緊張すると頬が赤くなりやすい

YESが多い方はイエベ春、NOが多い方はイエベ秋でしょう。

ブルべの方は、次の質問にYES/NOで答えてください。

    1. 暗い色より明るい色が似合う
    2. 周りの人からの印象は、かっこいいより優しそう
    3. 日焼けすると赤くなってすぐ戻る

YESが多い方はブルべ夏、NOが多い方はブルべ冬でしょう。

簡易的な診断ではありますが、参考にしてみてください。

パーソナルカラーの特徴や似合う色を徹底解説!

パーソナルカラーの特徴や似合う色を徹底解説!

ご自身のパーソナルカラーがわかったところで、4タイプそれぞれの特徴・似合う色を解説します。

イエベ春

くすみのない明るい黄みのある肌で、明るくいきいきとしたフレッシュでキュートな印象です。
肌にツヤと透明感があり、色の白い人が多く、目や髪の色も明るいブラウンをしています。

似合う色は、春に咲く花のような明るく澄んだイエローベースのカラーです。

春タイプの人は明るい色を身につけても色だけが浮いてしまうことがなく、より明るい印象になります。

メイクではコーラルピンクや明るいオレンジなどの、黄みを感じる明るめの色みが得意です。
ベーシックカラーでは透明感のあるベージュや明るいブラウン、明るめのネイビーを選びましょう。
青みの強い色や暗い色では顔色が悪く見えたり、そばかすが目立ったりしてしまいます。

ブルべ夏

少し青白い肌で、さわやかで涼し気な印象です。
肌は薄く透明感があり、極端に色白・色黒の人はあまりいません。
目や髪の色はソフトなブラックで、柔らかい印象です。

似合う色は、さわやかで涼し気な柔らかいブルーベースのカラーです。

夏タイプの人は淡い色でも寂しい印象にならず、エレガントでフェミニンな印象になります。

メイクでは青みのあるピンクやストロベリーレッド、青みのある明るいブラウンなどの色味が得意です。
ベーシックカラーでは青みのあるやわらかいグレーやネイビーを選びましょう。
黄みの強い色や濃い色は顔に陰ができたり、クマが目立ってしまったりしてしまいます。

イエベ秋

黄みがかったベージュの肌で、シックで落ち着いた印象です。
肌は象牙のような少しマットな質感で、目や髪はダークブラウンです。

似合う色は、秋らしい深みのあるこっくりとしたイエローベースのカラーです。

秋タイプの人は落ち着いた色でも地味な印象にならず、都会的でおしゃれな印象が際立ちます。

メイクでは深みのあるブラウンやオレンジ、ベージュ、ゴールドなどが似合います。
ベーシックカラーは濃いベージュやブラウンのほか、ブラックも割と得意です。
青みの強い色や鮮やかな色は肌がくすんで見えたり、顔がぼやけてみえてしまったりするので注意しましょう。

ブルべ冬

青みがかった肌で、シャープで華やかなイメージです。
肌は色白・色黒どちらもいますが、目や髪は真っ黒です。

似合う色ははっきりとしたメリハリのあるブルーベースのカラーや、真っ白・真っ黒です。

冬タイプの人は強い色にも負けることなく、シャープな存在感が際立ちます。

メイクでもメリハリが大事なタイプなので、ブラックのアイラインで目元を強調したり、ワインレッドのリップでポイントを作ったりしましょう。
ベーシックカラーは真っ白・真っ黒のほか、コントラストのある組み合わせが得意です。
黄みの強い色や淡い色は顔色が悪く見えたり、野暮ったい印象になってしまったりします。

パーソナルカラー診断をするメリットとは?

パーソナルカラー診断をすると、自分に似合う洋服・メイク・髪の色がわかります。

似合う色はその人に調和し、元々持っている良さを引き立ててくれます。

具体的には、次のような効果が感じられます。

  • 明るく華やかな印象になる
  • 髪にツヤが出る
  • 血色がよくなる
  • 瞳がキラキラと輝いたように見える
  • クマやシミなど肌の粗が目立たなくなる

なんとなく好きな色の洋服やコスメを選ぶのでなく、似合う色を知ることで買い物の失敗を減らせます。

パーソナルカラーが自分の好きな色ではなかったらどうしよう、と思う方もいると思います。
そのような場合は、無理にすべてをパーソナルカラーにする必要はありません。

面積の多い色や顔回りの色をパーソナルカラーにしたり、ベーシックカラーをパーソナルカラーに合わせたりしましょう。

好きだけどパーソナルカラーでない色をポイントカラーとして使えば、より魅力的に好きな色を使えます。

パーソナルカラー診断をプロにお願いするには?

もっと詳しい情報が知りたい、自己診断でははっきりわからなかったという方はプロのパーソナルカラー診断を受けてみましょう。

パーソナルカラー診断ができる場所は、専門のサロンや百貨店などです。

サロンでの費用は10,000~50,000円ほどで、骨格診断や顔タイプ診断など別のイメージコンサルティングと同時に受けられる場所も多いです。
自分のパーソナルカラーに関する資料をもらえたり、コスメ選定があったり、サロンによって特色があります。
パーソナルカラーを知ってどう活かしていきたいのかを明確にすると、自分に合ったサロン選びができるでしょう。

百貨店ではイベントとして、無料~5,000円ほどで診断を受けられることが多いです。
パーソナルカラーに合わせた洋服やコスメを紹介してくれ、そのまま購入することもできます。

診断そのものを売り物にしているサロンと比べて、商品を購入する際のサービスとして提供されるため、百貨店の診断のほうが安価で簡易的なことが多いです。

残念ながらパーソナルカラー診断で、誤診されてしまうこともあります。
診断する人の腕だけではなくそのほかの影響によることもありますので、次の点に注意して診断を受けましょう。

  • スッピンで診断を受ける
  • カラーコンタクトはしない
  • 診断に影響しづらい白い服を着る
  • 自然光など光に配慮したサロンを選ぶ

せっかくの診断ですので、正しい結果を知りたいですよね。
SNSで発信をしているサロンも多いので、自分に合ったところを探してみましょう。

まとめ

パーソナルカラーを知ることで、自分の魅力をさらに引き出せることがわかりました。

どのパーソナルカラーがいいというのではなく、それぞれの強みを伸ばしていきたいですね。

自分のパーソナルカラーを知り、洋服やコスメ選びにぜひ参考にしてみてください。

nana
あさ
イメージコンサルタント