ハンドクリームと日焼け止め、どちらを優先すべき?
そろそろ紫外線対策が気になる時期です。
手の甲は日焼け止めをついつ塗り忘れがちです。そして、手の甲にいつの間にか『シミ』ができている!!なんてことも。
手の乾燥も気になるから、ハンドクリームも塗らなきゃ!!日焼け止めでシミ予防と、手の保湿の両方が欲しい時...
あなたなら、日焼け止めとハンドクリームのどちらを先に塗りますか?
実は、どちらを先に塗るかで、両方のクリームの効果が半減したり、逆に手肌が荒れる事があるのです。これからの時期の必須アイテム!「日焼け止めクリーム」と「ハンドクリーム」の使い方をご紹介します。
日焼け止めとハンドクリームの順番
日焼け止めクリームを塗ると乾燥するので、その後に保湿でハンドクリームを塗る。という方が多いですが、実は逆です。
手の場合は、ハンドクリームを塗り、そのあとで日焼け止めクリームを塗るという順番が正解です。
日焼け止めクリームは、紫外線吸収剤が配合されていると肌への負担が特に大きくなります。なるべく紫外線吸収剤が配合されてないものを選び、こまめに塗るようにしましょう。
ハンドクリームと日焼け止めクリームを混ぜるのはOK?
日焼け止めとハンドクリームは、ハンドクリームを先に塗ったほうがメリットが多いという事がわかりましたね。
しかし、どうせどちらも手に塗るのなら、日焼け止めもハンドクリームもどちらも混ぜてしまってから手になじませるというのはどうなのでしょうか?
成分が分解されると、日焼け止めの効果が実際の効果よりも低下してしまうのです。ただ、あくまで効果が落ちるというだけで、まったく日焼け止め効果がなくなってしまうというわけではありません。
どうしても混ぜて使いたいという場合には、日焼け止めとハンドクリームを混ぜて使うよりも、日焼け止め効果が期待できるハンドクリームを使いましょう。
また、使用期間が過ぎた日焼け止めも同じように成分が分解してしいる恐れがあります。
ハンドクリームにかかわらず、日焼け止めを使うときには他の化粧品などと混ぜて使わない方がよいです。日焼け止めは、見た目はただの乳液やジェルなどですが、この中にはたくさんの成分が合わさって作られているからです。
日焼け止めクリームの乾燥が嫌!
「トイレで手を洗う度にに日焼け止めを塗っていられないから、ウォータープルーフでSPFが高い日焼け止めを塗る」という方もいます。
紫外線ブロック効果の高いクリームは、どうしても肌への負担が大きくなり、乾燥してしまいます。
パウダーに保湿成分も含まれていると尚よいです。
これは、ハンドクリームで手がベタベタするのが苦手な方にもおススメです。
どうしても日焼け止めの乾燥が気になる方は、日焼け止めクリームを使う代わりに紫外線用の手袋をするのも一つの方法です。手袋は夏の時期は暑かったりしますが、保湿対策にもなるので便利です。
日焼けたら保湿を忘れずに!
日焼け止めを塗り忘れて1日外にいたり、プールの際など、気づけば肌が真っ赤に日焼けをしている!!なんてこともあると思います。
そんな時は、美白クリームを塗るよりもまずは保湿をして、肌の火照りを沈めましょう。
化粧水をタップリつけたコットンを手の甲に乗せて、最後にハンドクリームなどで仕上げます。
日焼け止め対策は、【紫外線対策】+【保湿】が重要です。日焼け止めクリームは塗り過ぎてしまうとお肌が乾燥したりするので、ハンドクリームを先に塗るだけでなく、普段からお風呂上りの保湿もしっかりするように心がけましょう。
日頃から手の甲に日焼け止めを塗って紫外線対策を行いましょう。ハンドクリームを塗ってから、日焼け止めクリームを塗りましょう。または、ハンドクリーム感覚で使える保湿力の高い日焼け止めがおすすめです。顔や身体よりも日焼け止めが落ちやすいので、手洗いするたび、もしくは、2〜3時間おきに塗り直すと効果的です。