腸活にもぴったりな「りんご」!いつ食べるのが効果的?
腸活にもおすすめ!あの芸能人も食べてるりんごの栄養素、健康への効果効能とは?
腸には免疫細胞の約70%が集まっています。ほんの数年前までは知られていなかった情報ですが、昨今では老若男女かかわらず腸活に関心を持つ方が多くなりました。
腸活でも有名なモデルの加治ひとみさんもりんごをよく召し上がるそうです。りんごは便秘解消や脂肪燃焼効果もあるので、ダイエット企画では芸人のタカアンドトシさんがりんごで8キロ痩せたことでも有名な話です。
40代を過ぎても見た目が変わっていない、女優の一色紗江さんや、韓国の芸能人IUは、ほぼ毎日りんごを食べるという話は腸活ブームが来る前から有名な話です。りんご好きな人は年を重ねても肌が美しい人が多いです。青森のご当地アイドルりんご娘のRINGOMUSUMEの皆さんもりんごがお好きなこともあり、お肌がきれいです。
松嶋尚美さんが1日1個3週間のりんご生活をする番組企画がありました。抗酸化物質が含まれるりんごのポリフェノールが気管支などの炎症を抑える効果があることで、肺年齢が13歳若返っていました。
このようにりんごにはお肌と腸(身体)を綺麗にしてくれる作用があります。抗酸化成分を含むりんごポリフェノールには数種類にも及ぶポリフェノールが含まれています。例を簡単にあげるとカテキン、エピカテキン、ケルセチン配合体、プロシアニジンです。りんごが含むポリフェノールには、シミやシワ改善効果を発揮する果物の美容液のような存在です。
すりおろしりんごの効果や食べ方
ことわざで、『1日1個のりんごを食べていれば医者にかからなくてすむ』または『風邪にりんご』といわれ、TVや雑誌などで病気の方へお見舞いの際に、花やりんごを渡す場面を目にしたこともあると思います。このように、りんごは民間療法の一つとして、お腹の調子が悪いときには、すりおろしたりんごを食べるなど生命力を与えるフルーツという印象があり、りんごには様々な健康への効果効能があります。
1個のりんごでも、そのまま生で食べたりコンポートにしたり、すりおろしたりとりんごには様々な食べ方やそれぞれにメリットがあります。すりおろしりんごの場合は、離乳食初期のお子さん用に冷凍保存ができ、すり下ろしている分、丸かじりするよりも消化が良いというメリットがあります。
また、すりおろしりんごは料理にも使えます。豚肉との相性も良いので、ソテーした生姜焼きにりんごのすりおろしを加えると、りんごの酵素でお肉も柔らかくなるのでとてもお勧めです。
りんごをそのまま食べると、噛む回数と満腹感が増しダイエット効果や、皮つきで丸かじりした分、ビタミンCも破壊せず栄養を逃さない効能があります。目的にあった食べ方で、りんごをすりおろしたりカットしたりしてみてはいかがでしょうか。
りんごは胃腸に効果的
りんごはその殆どが水分でありながら、胃腸に有効な水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。このペクチンは固まる性質があり、植物性ゼラチンと呼ばれています。
ペクチンは悪玉コレステロールを下げるだけでなく、体に溜まった余分な熱を冷ましたり、のどの渇きを潤たりします。さらに、有害な物質が腸壁から吸収されるのを防ぐ役割を持つため、食当りや腹痛を改善し、胃腸の調子を整える、まさに自然の整腸剤といえるでしょう。
りんごは心のバランスを整える
◉りんご100gに含まれる栄養素
カリウム110mg
ビタミンC4mg
カルシウム3mg
食物繊維1.5g
りんごにはミネラルであるカリウム、カルシウム、ビタミンCが含まれているものの、意外と含有量は多くありません。その一方で、りんごの甘酸っぱさが唾液の分泌を促し、食欲不振の改善、不安や焦りを和らげることに役立ちます。
心と体(腸)は密接に関係しており、繊細です。人間関係や仕事の不安は腸にも伝わります。アロマテラピーのような役割もあるりんごの香りは、心のバランスを整える効果も発揮する健康フルーツといえるでしょう。
いつ食べる?りんごを食べるベストタイミングを教えて!
りんごには抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれ、アンチエイジング効果が期待ができます。美容大国の韓国のことわざで『朝のリンゴは金、夜のリンゴは毒』とあるように、肥満防止やお通じが良くなり便秘解消効果を考えると、美肌を目指す方には特に朝にりんごを食べることはおすすめします。
りんご1個(250g)は、約140キロカロリーで、糖質は約35〜40gです。つまり、りんご1個でお茶碗1杯分に匹敵する糖質を含むので、糖分をエネルギーとしてすぐに消費できる「朝〜15時」くらいがりんごを食べるベストタイミングといえるでしょう。
朝にりんごを食べるメリットは、りんごの抗酸化作用のポリフェノールが100種類以上も含まれ、体の酸化を防ぐ老化予防のアンチエイジング効果に期待ができること、そしてりんごに多く含まれる水分でお通じを促し、噛む回数を増やすことで冒頭でお話したようにダイエットへの効果が期待できるといった点です。
特に日常から間食が多い方は、小腹が空いたときに、菓子類を食べる代わりにりんごに置き換えてみてはいかがでしょうか。
さらにダイエット効果を期待するなら、朝にりんごと一緒に、栄養バランスに優れたバナナを食べるのもお勧めです。
バナナにはフラクトオリゴ糖が含まれているため、腸内菌の餌となります。
また腹持ちも良いためダイエットを意識している方にも向いていますし、むくみ解消にも効果的な南国の果物です。
バナナは低カロリーと言われ1本でご飯茶椀半分の約86キロカロリーなうえ、糖質の吸収が緩やかなので、血糖値の上昇が少ないりんごと組み合わせて食べるとよいでしょう。
ダイエットを気にする場合は、夜にりんごを食べるタイミングと量を気をつけましょう。理想的なタイミングは夕飯前の15時のおやつなどの空腹時です。りんごが消化を助けてくれ、クエン酸やリンゴ酸は疲労回復にも効果があるので多忙な人にはピッタリの果物と言えるのではないでしょうか。
睡眠中は活動量がほとんどないため、就寝前に食べてしまうとカロリーがほとんど消費されず、りんごの糖分が睡眠中に脂肪に変わってしまうリスクがあるので注意しましょう。
りんご1個(約250gの場合)は、約140キロカロリーなため、夜は半分だけ食べるようにするなどして工夫するのも良いですね。
腸活にも効果的!1回の食べる量はどれくらいにするべき?
成人の大人が摂る果物の1日の目標摂取量は200gとされていますので、1日あたりりんご1/2〜1個を摂るのが理想的です。1回の食べる量は、1日の目標摂取量から逆算して考えるとよいでしょう。
りんごを食べる組み合わせも大事
1回の食べる量と食べる組み合わせはセットで大切です。りんごを食べるタイミングと一緒に、組み合わせも意識しましょう。
りんごのリンゴ酸やクエン酸は疲労物質である乳酸の代謝を助ける働きがあり、疲労回復の効果が期待できるのですが、単体で食べるよりも複数の食材をうまく配合することで、素材の相乗効果で更にパワーアップし、また飽きずに取り入れることができます。
オススメの組み合わせ
1、りんご+①レモン
2、りんご+②塩麹
3、りんご+③オリーブオイル
4、りんご+クリームチーズ+①〜③
5、4にアボカド+トマトを加えてみる
6、りんご+ヨーグルト
7、りんご+大豆(サラダ)
8、りんご+玉ねぎ
9、りんご+わかめ(酢の物)
2011年にブームになった発酵食品の塩麹とりんごを一緒にとると、塩味の甘さが合わさって、美味しいのでとてもお勧めです。りんごはもともと消化に良い果物ですが、栄養と消化を助ける発酵食品をセットにすると腸内環境が更に整います。
りんごと一緒にオリゴ糖を含む大豆や玉ねぎを一緒に組み合わせると、腸内環境がより整いやすくなり、免疫力も活性化します。またりんごと同じく水に溶ける水溶性食物繊維には、オクラ、昆布、わかめなどがあります。りんごとわかめの酢の物にオリゴ糖を含む大豆などの水溶性食物繊維セットサラダも面白い組み合わせです。小鉢に入れて一品料理として加えてみてください。
不溶性食物繊維はジャガイモやニンジンなどが挙げられますが、外食が多くなるとどちらかが不足しがちになります。そんな時こそ、コンビニでも手軽に買えるりんごは万能です。
NGなりんごの食べ方と組み合わせ
りんごと相性が良くない食べ物の組み合わせは糖質が多い食材です。イモ類などの量を控えて、糖質をとり過ぎないようにしましょう。
りんごの酵素には「アスコルビナーゼ」と呼ばれる酵素があり、他の食材のビタミンCを破壊してしまう性質があります。熱や酸を加えるとビタミンCの破壊を防げるので、お酢と組み合わせてみて下さい。
ビタミンCの多い柑橘系フルーツとりんごを生で摂取するのは避けましょう。
大根や人参には同様に「アスコルビナーゼ」が含まれています。正月料理に定番な「なます」は、酢漬けをすることで大根や人参のアスコルビナーゼがビタミンCを破壊しないよう制御する働きがあります。
おすすめのりんごの食べ方、おすすめレシピを紹介
りんごを食べることに限らず、何事も続ける事が大切です。
毎日りんごを食事に取り入れるなら、是非、りんごは皮を剥かずに召し上がってください。なぜなら、りんごに含まれるペクチンは皮と実の間に多く含まれているからです。
しかし、皮は噛みづらく苦手な方も多いと思います。なので皮付きでも食べやすいりんごのカット方法と調理レシピをいくつかご紹介します。
おすすめのりんごの切り方 スターカット
りんごを横向きにして輪切りにすると、りんごの芯が星の形に見えることからスタートカットと呼ばれています。
青森県では一般的な食べ方で、甘みの詰まった芯までしっかり食べることができるます。また、ゴミの量が少なくなるため地球にも優しく、皮が苦手な方でも抵抗なく食べることができる切り方です。
りんごは生で食べても美味しいですが、スターカットにしたりんごをフライパンで焼くのもおすすめです。輪切りなので忙しい朝でも時短になります。焼いたりんごには、シナモンパウダーをかけてデザートにしても風味が合わさりとても美味しいです。
おすすめのりんごの切り方 角切り
スターカットにしたりんごを角切りにして、ヨーグルトや蒸しパン、パウンドケーキに入れると食感が楽しく飽きません。りんごは体を冷やすフルーツなので、冷え性な方はりんごを温めて食べるのもおすすめです。
おすすめのりんごレシピ 万能焼肉のタレ
りんごの皮と身をそのまま擦って万能焼肉のタレを作ることができます。
焼肉のタレにりんごを加えると、りんごの発酵パワーが発揮されてタレの深みが増します。
材料
・醤油麹、なければ醤油 120ml〜150ml
・甘糀、なければ砂糖 大さじ2
・にんにく(擦りおろす)小さじ1
・しょうが(擦りおろす)小さじ1
・りんご(擦りおろす) 1/4
・玉葱(擦りおろす) 1/2
・みりん(煮切る)、なければ蜂蜜 大さじ2
・胡麻
・米油またはごま油 小さじ1
上記の材料を全部混ぜるだけの簡単調味料は約10日ほど保存可能です。豚肉との相性が良いりんごはソースとしてもぴったりです。また便秘を改善するりんごと白菜、クルミなどの油分のある食材と合わせたサラダは、お腹のハリが気になる方に向いています。
腸を育てる(腸活)というのは胃腸の働きを正常にさせる活動のひとつです。
りんごは食欲不振の改善と心の働きを助け、不安感や焦りを和らげるスーパーフルーツです。
胃腸が整うことは自律神経を整えることにも繋がります。
心身ともに美しく生きる未来の自分のために、りんごを無理なく楽しみながら食生活に取り入れていきましょう。
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