最強のスーパーフードって何?2021年最新ランキングTOP10を紹介!

最強のスーパーフードって何?2021年最新ランキングTOP10を紹介!

ミランダ・カーなど海外セレブから火がついた「スーパーフード」ですが、高い栄養素を効率的に摂ることができ、栄養不足・疲れがちな現代人の救世主のような存在です。

何となく敷居の高いイメージがあるスーパーフードですが、実は意外と身近な食品からも摂取できます。

今回はスーパーフードの特徴やメリット・デメリット、おすすめのスーパーフードとともに、2021年最新版スーパーフードランキングTOP10をご紹介します。

流行間違いなし!スーパーフードって最強なの?

スーパーフードとは、「少ないカロリーで多くの栄養を摂取できる食品」のことを指す言葉です。

スーパーフードの定義とは?

特に明確な基準は定められていないものの、一般社団法人日本スーパーフード協会では、以下のように定義されています。
 
・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
 

スーパーフードに含まれる機能性成分

スーパーフードは、ビタミン、ミネラル、タンパク質および必須アミノ酸などが豊富に含まれており、その中でも、抗酸化作用や生活習慣病予防などの効果を持つ「機能性成分」を多く含んでいるのが特徴です。
 
主な機能性成分とそれらを含む主な食品
・ポリフェノールやカロテノイド:ブルーベリーやアサイー、ダークチョコレートなど
・レスベラトロール:ワイン、ぶどう
・カテキン:緑茶
・大豆イソフラボン:大豆
・アントシアニジン:ベリー
・γ-アミノ酪酸(GABA):玄米 
 
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールが持つ抗酸化作用は、心臓病やがん、肌の老化、免疫機能低下、動脈硬化など身体にとって害となる活性酸素の働きを抑える作用のことを指します。他にも、アルツハイマー病の治療、更年期障害、血糖値改善など、健康面・美容面ともに近年重要視されています。
 

スーパーフードを取り入れるメリットとデメリット

完璧に見えるスーパーフードですが、メリットだけではなくデメリットもしっかりチェックしてから取り入れることが大切です。
 

スーパーフードのメリット

スーパーフードの一番のメリットは、やはり効果的に栄養が摂れることでしょう。
特定の栄養素を潤沢に含むスーパーフードは、量をたくさん食べなくとも良質な栄養成分をしっかり摂取できる、天然のサプリメントです。
 
またスーパーフードは、ダイエット・美肌に効果の高い栄養素を多く含んでいることもポイントです。
ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化物質や、肌や髪をすこやかに維持するミネラル分など、健康面だけではなく美容効果も期待できるのがうれしいですね。
 

スーパーフードのデメリット

スーパーフードのデメリットは、価格が高い事と購入場所が限られている事です。
スーパーフードの多くはアサイーやキヌアなど海外が原産国のものが多いため、その分、価格が高くなってしまいます。
 
日本でも輸入品を扱うスーパーやオーガニック専門店、オンラインストアなどで購入ができますが、大都市以外の地方では入手しにくく、送料が高く続けにくいところが難点として挙げられます。
 
 

スーパーフードはダイエットに最適?ダイエットのためのおすすめスーパーフードをご紹介!

スーパーフードは、ダイエットにも最適です。
ここでは、タンパク質やビタミン、食物繊維などダイエットに必要な栄養素が摂れるスーパーフードを3つ紹介します。

キウイ

実は、数あるフルーツの中でも栄養濃度が高いのが「キウイ」です。ビタミンCの含有量はオレンジやレモンよりも多く、食物繊維や葉酸、各ビタミン類、ミネラルなどがギュッと濃縮されています。
 
甘いものがほしくなるダイエット中は、キウイをおやつがわりに食べるといいでしょう。
 

チアシード

チアシード

「チアシード」は、ビタミン、ミネラル、タンパク質が一度に摂れて、腹持ちがよくダイエットにピッタリな食品です。
 
水に数時間浸しておくと、水分を吸収して周りがゼリー状になるのですが、このゼリーこそが食物繊維「グルコマンナン」と呼ばれ、便秘解消に効果的な成分を含みます。
 
シリアルやスムージーに混ぜて食べるのがおすすめです。
 

キヌア

キヌア
NASAで宇宙食としても認められる「キヌア」は、鉄分やカルシウムなど栄養がたっぷり含まれています。豊富なタンパク質には、必須アミノ酸がすべて含まれています。
 
プチプチした食感が人気のキヌアは、お米に混ぜることでごはんの量を減らすことができます。
 
 

日本食材でみる身近なスーパーフードを紹介

日本食材でみる身近なスーパーフードを紹介
海外のオシャレな食品という印象のスーパーフードですが、実は日本にもスーパーフードはたくさんあります。
私たち日本人が日常的に摂取している食品が今、海外では注目されているのです。
 

大豆食品・発酵食品

日本の食卓には欠かせない大豆食品や発酵食品。大豆イソフラボンや、腸内環境改善などの効果を持つ発酵食品は、まさに日本古来のスーパーフードです。
 

納豆

ビタミンBやビタミンK、タンパク質が豊富に含まれています。納豆菌から生まれる酵素ナットウキナーゼは、血栓を予防するパワーを持っています。
 

味噌

大豆を発酵することで、栄養密度が上昇します。ビタミン、ミネラルはもちろん必須アミノ酸9つをすべて含み、日本人の長寿の元とも言われています。
 

甘酒

疲労回復のビタミンBや美白効果のあるコウジ酸を含む発酵食品です。「飲む点滴」とも称され、便秘解消にいい食物繊維がたっぷり含まれています。
 

緑茶

日本人のお供「緑茶」もまた、海外で注目を浴びているスーパーフードのひとつです。
緑茶に含まれる抗酸化物質「カテキン」は、抗炎症作用や抗がん作用、心臓病・糖尿病の予防効果を持っています。
 

海藻類

古来より日本人が日常的に食してきたスーパーフードの「海藻類」です。わかめや海苔、昆布などが今、日本食ブームとともに海外で注目されています。
 
海藻類は、タンパク質やミネラルが豊富です。特に、妊娠中、授乳中の女性が不足しがちな「ヨウ素」を多く含み、新陳代謝活性、免疫力アップ、内臓脂肪の減少効果を持っています。
 
 

世界が注目している最強スーパーフード「モリンガ」の栄養や効果とは?

世界が注目している最強スーパーフード「モリンガ」の栄養や効果とは?
モリンガは、スーパーフードの中でも最強と言われています。インドを中心に東南アジアやアフリカを原産とする植物で、和名ではワサビノキといいます。
 
タンパク質や脂質、各ビタミン類、葉酸やミネラル分など栄養素全般を潤沢に含むことから、現地では「生命の木」と呼ばれ、何世紀にもわたって生薬として利用されてきました。
 
その栄養価はなんと、ビタミンA(βカロテン)はトマトの8.4倍、ビタミンCはイチゴの2.3倍、カルシウムは牛乳の1.7倍にも及びます。他にも、抗酸化作用のあるフラボノールや血圧を下げるγ- アミノ酪酸(GABA)を含んでいます。
 
モリンガから採れるモリンガオイルは、皮膚や髪のバリア機能修復や保湿効果も持つことから、健康・美容のどちらにも効果絶大な最強フードとも称されています。

 
 

【2021年完全版】最強スーパーフードランキングTOP10

それではここからは、2021年最新版!注目のスーパーフードランキングTOP10をご紹介します。
 

10位:ケール

食物繊維やビタミン、ミネラル豊富な緑黄色野菜です。その中でも「ケール」は、骨や肌、髪を強く健やかに保つビタミンKを多く含み、スーパーフードの代表格です。
 
苦味があるので、ハチミツやリンゴなどと混ぜてスムージーにするのがおすすめです。
 

9位:ブラジルナッツ

栄養豊富なナッツ類の中で、特に今話題なのが「ブラジルナッツ」です。
「ミネラルの宝石」とも呼ばれ、動脈硬化予防や骨・歯などの維持といった健康面での高い効果を持っています。
 
抗酸化作用による美肌効果もあり、おやつがわりに食べたいアイテムですね。
 

8位:スピルリナ

「スピルリナ」は30億年以上前に誕生した最古の植物ともいわれ、その栄養バランスの高さは「スーパーフードの王様」と呼ばれるほどです。
 
50%以上ものタンパク質を含み、さらにはβカロテン、各種ビタミン・ミネラルなど栄養素全般をカバーしています。
 

7位:ゴジベリー

「ゴジベリー」はクコの実とも呼ばれ、不老不死の生薬として中国で利用されてきました。
抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、必須アミノ酸、フラボノイドを含み、糖尿病や高血圧改善、美容効果があります。
 
ヨーグルトに混ぜたり、焼き菓子にミックスさせるのがおすすめです。
 

6位:ドラゴンフルーツ

東南アジアや沖縄を原産とする、ワイルドな見た目の「ドラゴンフルーツ」。
カリウムやマグネシウム、ポリフェノール、ベタシアニンなど抗酸化物質を多く含み、むくみ改善やアンチエイジング効果、動脈硬化予防が期待できます。
 
別名ピタヤといい、海外セレブの間ではアサイーボウルに続いてピタヤボウルが人気です。
 

5位:アセロラ

長い間愛される「アセロラ」は、レモンの34倍ものビタミンCを持つ「ビタミンCの王様」です。
アントシアニンを豊富に含み、抗酸化作用、美肌効果、免疫力アップなどの効果を持っています。
 

4位:CBDオイル

ヘンプ(麻)から採れるカンナビジオール由来の「CBDオイル」は、安全性・有用性は世界的に認められた合法の健康食品です。
 
ビタミンやミネラル分を多く含み、リラックス効果、睡眠の質向上など現代人が持つ悩みに効果があります。
 

3位:ヒハツ

ターメリックに次ぐ今注目のスパイスの「ヒハツ」です。紀元前よりギリシャでは薬剤として使われ、アーユルヴェーダでは代表的な薬草の一つです。
 
ポイントは、ヒハツに含まれるピヒペリンです。強い血行促進作用を持ち、内臓からくる冷えに効くスーパーフードです。
 

2位:ライスプラン(米ぬか)

世界が注目する日本発のスーパーフード「ライスプラン」、いわゆる米ぬかです。
 
精米時にとれる米ぬかは、ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養の宝庫です。
抗酸化作用、デトックス効果、便秘改善、美肌効果などさまざまな効果を持つ、γ-オリザノールやポリフェノール、フィチン酸などが詰まっています。
 

1位:青パパイヤ

2021年もっとも注目されているのが「青パパイヤ」です。
フルーツとして有名なパパイヤですが、タイやフィリピンでは完熟前に収穫し野菜として食されています。
 
分解酵素・パパインを多く含み、ダイエット効果が高いのが特徴で、ポリフェノールやビタミンCなどアンチエイジング効果も期待できる「奇跡の野菜」です。
 
 

まとめ

少量で栄養がたっぷり摂れるスーパーフードは、忙しい現代にあった食品です。
 
海外の変わった食品はもちろん、味噌や緑茶など日本古来のスーパーフードを食事に加えれば、身体や肌の悩みが改善できるかもしれません。
 
まずは一品、無理せず試してみてくださいね。