毎日ご飯を作っていらっしゃる とのこと。それはすでに素晴らしいこと!です。
せっかくなので、薬膳的な視点を書かせていただきますね。バランスよく食べることが、心を体のバランスをとっていくので、これだけ食べていれば・・・というより、まずは全体的なバランスをとるように心がけるほうがよいかと思います。
以下、参考になれば・・・
近年グローバル化が進み、世界各地の食事を取り入れるようになりましたが、日本の環境と日本人の体質に合った食事は「和食」といわれています。和食をベースにしてみましょう。
私たち人間の歯は、臼歯が60%、門歯が30%、犬歯が10%だそうです。穀類が6割(できるだけいろいろな種類の雑穀がよいでしょう。) 野菜や海藻が3割、動物性のもの1割という感じで、食材選びをしてみるのも逆転の発想!です。これはひとつの目安ですが、、
最近は視覚を使うことが多いので、眼の疲れを解消する「クコの実」、体づくりに大切なタンパク質の材料の中でも「卵」は一日ひとつ食べるといいです。
要は、これだけは食べておきたい・・・と利便性で答えを求めるよりも、先人達が命をつないできた食べ方を伝承する。それをまず優先的に考えると、お買い物の時にスムーズな食材選びができそうな気がします。
*旬のもの ・・・ 季節に必要な栄養素が含まれています。旬のお野菜はできるだけ毎日食べたいですね。マンネリ化してきたら「ブロッコリースプラウト」のような機能性食品をたまに取り入れてみましょう。
*身土不二 ・・・ 地場産など、その土地のものを食べると体が整いやすいです。
*一物全体 ・・・ 食材は、できるだけ丸ごといただく (例えば、白米は土に植えても芽はでませんが、玄米は植えると芽が出ます。玄米=まるごと 食材に入りますね。命をまるごといただくと必要なエネルギーが補えます。
*発酵食品 ・・・ 伝統食の味噌、甘酒、塩麹、ぬか漬けなどの漬物 などは、消化を助けます。ちなみに、「麹」は日本の国菌です。