薬剤師の視点からお答えいたします。
天気が悪い日の頭痛は「気圧性頭痛」と言い、耳の奥の神経が過敏になってしまうことで頭痛が引き起こされます。また、湿度が高い日や雨の日などはあまり汗をかかず、身体から水分がうまく蒸発しないため脳の血管自体が浮腫んでしまい、神経を圧迫して頭痛を引き起こすことがあります。
対策としては以下のものがあります。
- 耳、首を温める
- ゆっくりと湯船につかる
- 頭痛対策アプリを利用する(『頭痛ーる』など)
また、片頭痛持ちの方は頭痛が起きる直前にすぐに飲めるよう発作予防薬を常備していただくのが良いかと思います。
漢方薬では脳の浮腫み取りとして五苓散がお勧めです。五苓散は二日酔いにも効果があると言われています。
私の個人的な対策ではありますが、梅雨時期は必要以上の水分は摂りすぎないように心がけています。気温が高く汗をかいたり、のどが渇くようなら水分はよく摂るようにしましょう。
美容家ドットコムにご質問ありがとうございます。
天気が悪い日に頭痛がするのは、冷えによる血行不良や、低気圧による自律神経の乱れが原因だと思われます。
冷え改善についてはすでにたくさんの方法をご存知と思いますので、ここでは自律神経についてご紹介します。
自律神経とは、活発にする交感神経と、リラックスする副交感神経のバランスで成り立っています。
このバランスが乱れた自律神経を整えるためには、以下のことがおすすめです。
①リラックスする時間をつくる
②30〜34度のぬるいお湯で長風呂全身浴する
③背骨を動かすorさすってあげる
④首を温める
⑤8時間を目指して睡眠を取る
取り入れられそうなことはありましたか?
全てではなくても、できることから試してみてください。
頭痛が改善することを願っています⭐︎