トマトジュースはファスティングにぴったり?回復食としての利用法も解説

トマトジュースはファスティングにぴったり?回復食としての利用法も解説

ファスティングとは

ファスティングとは

ファスティングとは、いわゆる「断食」を意味します。

ここでは、水と塩だけで過ごす修行のような断食ではなく、必要最低限のカロリーと栄養素を摂取しながら過ごすファスティングについて説明します。

ファスティングは、毎日働き続けている内臓などの胃腸機能を一旦お休みさせることで、体の調子を整えることができます。

最近、一般的となっているファスティング法に酵素ドリンクを使用する”酵素ファスティング”があります。
 
今回は、トマトジュースを取り入れた場合のファスティングについて紹介します。

トマトジュースをどのタイミングでいつ摂ればいいのか、気になるポイントを含め、ファスティング初心者の方にとっても分かりやすい内容となっています。

ファスティングの特徴

ファスティングには以下のようなよい効果があります。

  • 身体の中に蓄積された有害物質(添加物や農薬など)を排出します
  • 脂肪を燃焼することでカラダが軽く楽になります
  • 寝つきが良くなり睡眠不足が解消されます
  • 体の調子が整い、お肌の調子も良くなることが期待できます
  • 免疫機能を高めることで、病気にならない身体づくりができます

ファスティング期間について

一般的にファスティングは「準備期」「ファスティング期(絶食期)」「復食期」の3つに分けられます。
  • 「準備期」:絶食前の準備期間で、食事をお休みする前段階です。食事量は腹八分目、肉や油分の多い食品は避けて和食中心を心がけます。
  • 「ファスティング期(絶食期)」:固形物の摂取は控え、酵素ドリンクと必要に応じてアミノ酸を補うサプリメントのみで過ごします。
  • 「復食期」:重湯と具なし味噌汁から始め、徐々に食事量を元に戻していきます。食事は和食中心で過ごします。

 

酵素ドリンクについて

ファスティング中は、内臓を休ませるために酵素ドリンクのみで過ごすため、酵素ドリンク選びはとても大切です。

ファスティングで使用する「酵素ドリンク」には多くの種類がありますが、最も重要なことは、添加物が含まれていないもの、つまり無添加であることです。

添加物とは、保存剤、人工甘味料、着色料などのことをいいます。
 
市販の「酵素ドリンク」の中には、長期保存を目的とした保存剤や、味を美味しくするために香料や人口甘味料が使用されているものがあります。

これらの添加物が含まれていないものを選ぶようにしてください。
 

そして、胃腸に負担がかかりにくく吸収率の良い液体酵素が良く、旬の新鮮な野菜や果物が使用されている「酵素ドリンク」がおすすめです。

ファスティングに利用できる飲み物、その特徴とは?

酵素ドリンク以外で、ファスティング中の水分摂取は重要です。

ミネラルウォーターやカフェインの含まれていない飲料を1日1~2L程度摂るようにしましょう。

カフェインが含まれていない飲料でオススメなのがルイボスティーや蕎麦茶、麦茶などです。

また、ファスティング期間中は、身体が冷えやすいので、温かくしたものをこまめに摂るように心がけてください。
 

水分摂取が大切な理由

水分を摂取することで、体内循環が良くなり代謝を促し、デトックス効果を高めます。

トイレの回数や汗の量も増えますが、体内の毒素や老廃物が排出されている証拠です。

トマトジュースはファスティングに向いているのか?

それでは、本題です。一般的にトマトジュースは健康に良さそうなイメージがあります。

実際にトマトジュースをファスティングに利用できるのかについて詳しく説明していきます。

トマトの効能

トマトの効能

トマトは緑黄色野菜の一つで、代表的な栄養素としてβ-カロテンが含まれています。

その中でも注目すべきは赤い色素成分である「リコピン」です。

 
リコピンは抗酸化作用がビタミンEの100倍以上と言われており、体にとって有害な活性酸素を取り除く働きやガンのリスクを減らす働きがあると言われています。

トマトにはカリウムも多く含まれています。

カリウムは、日本人が摂取しがちな食塩を体外に排出することで、高血圧やむくみの予防に欠かせないミネラルです。

その他にも、美肌作りに重要なビタミンCや、腸内環境を整える食物繊維などが含まれています。
 

トマトジュースをファスティングで使用する場合

トマトジュースは、「ファスティング期(絶食期)」の前後である「準備期」「復食期」に適しています。

ファスティングの前後は、野菜中心で和食を基本とした食事で過ごすため、トマトジュースを取り入れることはとても効果的です。

「ファスティング期(絶食期)」に用いる場合には、補食として摂取することをおすすめします。

トマトジュースの場合、外出時にも持ち運びやすいので、ビタミン、ミネラル類の補給目的として取り入れると良いでしょう。
 
飲み方としては、酵素ドリンクをトマトジュースで割って飲むのもおすすめです。

ただし、トマトジュースのみで「ファスティング期(絶食期)」を過ごす事はおすすめしません。

なぜなら、身体にとってエネルギー不足となり不調が生じてしまう可能性があるためです。

トマトの栄養素は豊富ですが、カロリーは100gあたり約20キロカロリーですので、トマトジュースだけでは1日に最低限必要とされるカロリーが不足してしまいます。
 
酵素ドリンクは、何十種類もの野菜や果物、善玉菌等がバランスよく含まれているので数日間酵素ドリンクのみで過ごす事が出来ます。
 
一方で、トマトジュースのみでは、栄養の偏りが生じてしまうのでファスティング期間中、空腹感からストレスや辛さが増してしまい期待する効果が得られない可能性があります。

ファスティングに適したトマトジュースの特徴

ファスティングに適したトマトジュースの特徴

最も重要なポイントは、酵素ドリンク選びと同じく“無添加“であるかどうかということです。

 
ファスティングの本来の目的は体内に溜まった有害物質を排出することであり、ファスティング期間中は、添加物を出来る限り避ける必要があります。

スーパーで売られている、野菜や果物が入った「野菜ジュース」のようなものは、実は添加物が多く含まれている場合がほとんどですので注意が必要です。
 
添加物が含まれているかどうかについては、パッケージや原材料名を見て確認してみてください。

また、無添加トマトジュースでも濃縮還元タイプではなく鮮度の高いストレートタイプのものが野菜本来のおいしさを感じられるのでおすすめです。

回復食としても利用できるトマトジュース

回復食としても利用できるトマトジュース

固形物を口にしない「ファスティング期(絶食期)」が終了し、最初に口にする食べ物はとても重要です。

「復食期」で摂る食事を回復食といいますが、この「復食期」の過ごし方でファスティングの効果を左右するといっても過言ではありません。

ファスティング後はカラダの中がリセットされた状態になっているため、出来るだけ体に良いものを取り入れる必要があります。
 

回復食にはどんなものを食べたらいいの?

基本的には、消化に負担がかかるお肉やお魚などの動物性たんぱく質を除いた和食中心の食事で過ごします。

和食の代表である、発酵食品は腸内環境を整える働きがありますので回復食に最適です。

味噌、納豆、醤油、甘酒などを積極的に摂ることをお勧めします。

「まごわやさしい」という言葉を耳にしたことがありますか?

これは、食品の頭文字をとった言葉になっています。

  • ま:豆類
  • ご:ごま
  • わ:わかめ(海藻類)
  • や:野菜
  • (さ:魚) ※出汁もしくは小型の魚
  • し:しいたけ(きのこ類)
  • い:いも類

迷った場合はこれらの食品を組み合わせたメニューを意識してみてください。
 

トマトジュースは回復食に最適な食べ物?

トマトはファスティング後に積極的に取り入れてもらいたい食品の一つです。

トマトは様々な料理との相性が良く、トマトジュースを料理に使う場合、調理が簡単であるというメリットも挙げられます。

トマトに含まれるリコピンは、加熱する事で吸収力が高まるので、回復食で使用する場合、そのまま飲むのも良いですがトマトスープやトマト粥など、加熱して用いると良いでしょう。
 

さいごに

今回は、トマトジュースを使ったファスティング方法を紹介しました。

トマトジュースを取り入れるタイミングや選び方を参考に、正しい方法でファスティングに取り組んでみてください。

また、ファスティング初心者の方は、いきなり長期間のファスティングではなく、半日ファスティングや1日ファスティングからチャレンジすることをおすすめします。

定期的なファスティングで、いつまでも綺麗で健康的に過ごせるカラダづくりをしていきましょう。

nana
中田 早苗
薬剤師/腸活サポート・ファスティング講師