ファスティングのめまいや吐き気は好転反応?原因や対処法を紹介!

ファスティングのめまいや吐き気は好転反応?原因や対処法を紹介!

ファスティング中、好転反応として一時的にめまいや頭痛、吐き気などの症状が出る場合があります。

めまいが好転反応かどうかを自分で見分けるのは難しいですが、少しでも知識があると症状が出たときにも安心です。この記事ではファスティングでのめまいの原因や対処法を解説します。

ファスティングって何?

ファスティングとは、「断食」のことです。健康や美容の面でさまざまなメリットがあり、実践する人も増えています。ファスティングについて解説します。

ファスティングの概要

「断食」のことを英語でファスティング(Fasting)と言い、一定の期間、固形物を摂取せずに過ごします。消化器官を休め、体内に溜まった老廃物を排出(デトックス)して体の調子を整えることが主な目的です。

最近では美容や健康、ダイエットにも効果が期待できることからファスティングを実践する人が増えています。

ファスティングのやり方

ファスティングの期間は1日や3日、1週間などさまざまです。はじめから長期間に設定すると体調を崩すリスクがあるので、まずは1日のプチファスティングから始めると良いでしょう。

健康や美容目的で行うファスティングでは、固形物を摂取しない代わりに酵素ドリンクやコールドプレスジュース(熱を加えず生のまま強い圧力をかけて水分を搾り出したジュース)などを摂取します。

ファスティングは、準備期間と回復期間が必要です。準備期間にはおかゆや野菜を食べ、ファスティングを開始する前に腸内環境を整えます。準備期間で体を慣らすことで、ファスティング中に出る様々な症状の緩和とファスティングの効果アップに繋がります。特に、ダイエット目的でファスティングをする人は、準備期間なしで急に絶食をすると、体は飢餓状態だと錯覚し、脂肪を溜め込むため逆効果になります。また、回復期間は胃に負担をかけないために、おかゆや薄味のスープを食べてゆっくりと元の食事に戻していきます。

ファスティングのメリット

ファスティングには次のようなメリットがあります。

  • 内臓機能の回復
  • 腸内環境が整う
  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • 睡眠の質の向上
  • 脳がすっきりする
  • 免疫力アップ

ファスティングの注意点

ファスティング中は、水分不足になりやすいので注意が必要です。1日あたり1リットル~2リットルを目安に、こまめな水分補給を心がけてください。

ファスティング中の運動として、軽いジョギングやストレッチなどは効果がアップするのでおすすめです。激しい運動は疲労や空腹を感じやすくなるため避けましょう。

ファスティングでめまいが起こるのは好転反応の証

ファスティングでめまいが起こるのは好転反応の証
ファスティング中にめまいや頭痛などの症状がある場合は、好転反応が起こっているかもしれません。こちらでは好転反応の仕組みや症状、見分け方を解説します。

好転反応とは

好転反応とは、症状が改善へ向かうときに起きる一時的な反応のことです。体内の老廃物や細胞の毒素が一気に体の外へ排出されることで体調に表れやすくなります。

ファスティングによる好転反応の仕組み

ファスティング中は糖質が不足するため、体がエネルギーを作り出そうと脂肪やタンパク質を分解します。古くなった細胞に溜まっていた老廃物や毒素が血液中に排出されることにより好転反応が起こり、さまざまな症状があらわれます。

ファスティングによる好転反応の症状

好転反応の症状は4つの段階ごとに異なります。

①弛緩反応
好転反応の最初の段階。血液中に毒素や老廃物が排出されることにより、めまい、倦怠感、発熱、疲れ、強い眠気などの症状があらわれます。。

②過敏反応
毒素や老廃物が排出されたことにより不調があった体の機能が覚醒し、急性の症状があらわれます。過敏反応の症状にはかゆみ、痛み、炎症、下痢、発汗などがあります。。

③排泄反応
老廃物の分解、排泄機能が活発化することにより、肌荒れ、吹き出物、湿疹、尿の色やニオイの変化などの症状があらわれます。。

④回復反応
血流が促進され、新陳代謝が良くなり、正常な体へ戻っていく段階です。頭痛、発熱、腹痛、吐き気、動悸などの症状があらわれます。

症状は人によって異なり、重い症状の人もいれば全く好転反応の症状があらわれない場合もあります。好転反応が心配な場合は、短期間のファスティングを行いましょう。

好転反応の見分け方

好転反応を見分けるポイントは、症状が同時にでているかどうかです。複数の症状(頭痛と眠気など)が同時に出ていれば好転反応の可能性があります。

また、症状も軽い場合が多い(つらいほどの腹痛ではないけど下痢の症状があるなど)とされています。ひどい頭痛だけだったり、これまでに経験のないような症状が表れたりする場合は、好転反応以外の原因が考えられるので注意が必要です。

ファスティングの好転反応はいつまで続くの?

好転反応はファスティング開始から1~2日後に起こり、期間は個人差があります。ほとんどの場合、約4日間経過すれば症状が治るとされています。しかしたとえ好転反応が疑われる場合であっても、が、症状がつらい場合は我慢せず早めに医師に相談しましょう。

ファスティングによるめまいの対処法

ファスティング中にめまいが起きたときの対処法を解説します。症状があらわれた場合は参考にしてみてください。

水を飲む

体内に溜まった老廃物の排出を促すため、しっかり水分補給をしましょう。冷たい水を飲むと血流や代謝が悪化しやすいので避け、常温の水または白湯をこまめに飲んでください。また、頭痛がある場合は白湯を飲むと症状が緩和されやすくなります。

下痢の症状が出ている場合は、通常よりも水分が多く排泄されるので、水分不足にならないように注意しましょう。

目を閉じる

めまいがしたら、目を閉じてみてください。光が脳を刺激すると、めまいがさらに悪化しやすいと言われています。電気を消したり、カーテンを閉めたりして部屋を暗くするのも良いでしょう。

睡眠時間を多くとる

めまいが起きたときは体を休めるのが一番大切です。頭痛や倦怠感などの症状があれば睡眠時間を多く取りましょう。

睡眠中は代謝に欠かせない成長ホルモンなどが多く分泌されます。そのため、ファスティングを効果的に行ううえで睡眠は欠かせません。睡眠をしっかりとると自律神経のバランスが整いやすくなるので症状も和らぎやすくなります。

ひどい場合はファスティングをやめてみる

症状がひどい場合は、ファスティングを一旦やめてみることをおすすめします。ファスティング中に好転反応の症状に変化が見られず、症状がひどい場合は我慢せずに医師に相談しましょう。

また、生理中にファスティングを行うと貧血を起こす可能性があります。生理中を避け、約1週間経過してから開始しましょう。

ファスティングのめまいを事前に予防する方法はある?

普段糖質を多く摂取している人は、好転反応が起こりやすくなります。ファスティングを始める前に少しずつ糖質を減らすと予防につながります。

糖質以外でファスティング前に控えた方が良い食品は以下のとおりです。

  • 牛乳などの乳製品
  • お菓子類
  • お酒
  • 塩分のある食品
  • 添加物の入った食品

前でも解説しましたが、ファスティングは準備期間を設け、体を慣らしてからスタートするようにしましょう。

ファスティング中に食べられるのはナッツ

ファスティング中、どうしても空腹に耐えられない場合はナッツを食べるのがおすすめです。こちらでは、ナッツを食べるときのポイントを解説します。

どうしてもお腹がすいたらナッツを食べよう

ファスティング中は、空腹でめまいが起きる場合もあります。基本的にファスティング中に固形物を食べるのは好ましくありません。

しかし、我慢すると空腹に耐えきれず挫折してしまうなど逆効果になる場合もあるので、無理は禁物です。ファスティングに慣れてきたら水や酵素ドリンクだけなどにすると良いでしょう。

ナッツはもともとカロリーが高い食品です。少量であれば良いですが、食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまいます。食べる量はナッツの種類によって異なりますが、アーモンドであれば1日25粒程度が目安です。

食べていいのは素焼きのナッツ

ダイエットを目的としたファスティングを行う場合は、素焼きのナッツを選ぶのがおすすめです。ナッツには脂肪が多く含まれており、油で揚げたものはさらにカロリーが高くなります。

また、塩がまぶしてあるナッツは血糖値を上げる原因になるので、無塩のものを選ぶようにしましょう。

ナッツは空腹感がまぎれる&栄養豊富

ナッツは硬く、自然と噛む回数が増えるため、空腹感がまぎれやすくなります。食物繊維が豊富に含まれているので少しの量でも満腹感が得られ、便秘解消効果も期待できる食材です。ビタミンB群も豊富に含まれているので、脂肪燃焼や代謝促進などの効果も期待できます。